早見和真さんの小説「ひゃくはち」を読んでいます。
主人公の青野雅人は、甲子園の常連・京浜高校の補欠野球部員です。
彼は、野球部の寮で生活しています。
そんな彼に父から手紙が届きます。
「君は中学時代、野球の上手くない子の気持ちを考えてあげられましたか?試合に出られない子の側に立ってあげられましたか?今、君は人間として大きく成長させてもらえる環境にいる事を絶対に忘れないでください。誰かの身になってあげられる人間の方が、野球だけの人間よりよほど価値があるのです。君はその両方の立場を知る貴重な経験をさせてもらっています。その事を忘れないでください。」
子どもたちの置かれている状況は、常に順風満帆ではありません。
子どもたちがどんな状況であっても、励まし応援できる父親でありたいとこの下りを読みながら感じました。
この手紙のような気持ちで我が家の子どもたちに接することができたらと思います。
昨日も書きましたが、早見さんは、神奈川県の甲子園常連高校の硬式野球部出身です。
早見さん自身、お父さんからこのような励ましの手紙を受けたのかも知れません。
「ひゃくはち」は早見さんのデビュー作です。じっくり読み進めていこうと思います。
さて、今日から9月県議会がスタートしました。
私は、10月1日午前10時から登壇する予定です。
今週末に、発言通告を提出するために、今原稿書きの真っ最中です。
今、3分の1辺りを書き終えた所です。しっかり準備をして一般質問に臨みたいと思います。
引き続き、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
9月議会の原稿を書き始めました。
原稿書きの気分転換にレンタルビデオ店で借りたで森義隆監督の映画「ひゃくはち」を観ました。
甲子園に出場するチームの補欠選手が主役の異色の野球物語です。
自宅で鑑賞した映画の中では、5本の指に入るくらいに、よく笑い、よく泣いた映画でした。
観終わった後に元気が出る、すばらしい映画でした。
私も中高生時代は、スポーツ漬けだったので、主人公の気持ちが良くわかります。
自分も高校生に戻ったような気持ちになりました。
主題歌は湘南の風の「晴伝説」。この映画のラストにぴったりの楽曲でした。
やっぱり、湘南の風はいいですね。
一緒に観ていた小学校4年生の娘も楽しんでいました。
森義隆さんの作品は、「宇宙兄弟」は映画館で観ました。次回作に大いに期待しています。
「ひゃくはち」の原作を書いたのは、早見和真さん。
自身が、横浜市内の名門硬式野球部に所属した経験があり、野球部の寮の内実などとてもリアルです。
今、原作を読み始めたことろです。
早見さん原作の「ぼくたちの家族」が石井裕也監督によって、今年5月に公開されました。
映画館で観ることができませんでしたので、レンタル化されたら鑑賞したいと思っています。
最新刊は「イノセント・デイズ」。先日、NHKラジオ「著者に聞いたい本のつぼ」に早見さんが出演し、自らの本の内容を語っていました。
女性死刑囚が主人公の硬質な作品のようです。この作品も楽しみです。
監督の森さんも、作家の早見さんも、私より一回り若い30代後半です。
二人の若い才能に今後、大いに注目したいと思います。
天気は、午後から曇りがちですが、映画「ひゃくはち」を観た私の心は晴れ晴れしています。
この勢いで、9月議会を乗り切りたいと思います。
森、早見ファンの皆さん、作品の感想をお聞かせ下さい。
また、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
私は、平成24年2月県議会と9月県議会で美祢・長門地域への総合支援学校の新設について一般質問を行いました。
田辺教育長(当時)は、平成24年9月県議会での私の質問に対し、「現在、特別支援教育ビジョン第二次実行計画の見直しを行っている」「実行計画の見直しは、児童生徒の実態や学校の実情等を踏まえた総合支援学校のあり方について、現在、有識者や保護者代表、関係機関で構成する特別支援教育ビジョン実行計画推進委員会のご提言をいただきながら進めているところであり、具体的な学校の新設につきましては、見直した実行計画に沿って検討する」と答えました。
今年、3月、「山口県特別支援教育ビジョン実行計画(第二期)」が見直され、「近辺に総合支援学校が設置されておらず、一定数の学習集団の継続的な確保が見込まれる地域について、障害の状態や生活年齢等に応じた専門的な教育を、身近な地域で受けることができる仕組みなど、教育環境を検討する」と明記されました。
そして、県教育委員会は、①居住地から総合支援学校への通学に1時間以上を要する地域②法に定める学級人数6人が継続的に見込まれる地域などに該当する地域として、美祢地域と長門地域が該当することを明らかにしました。
県教育委員会は、具体策として、総合支援学校に在籍する地域の児童生徒数、通学の利便性、交流及び共同学習の視点から、美祢市・長門市に総合支援学校の小・中学部分教室を設置することを今日開かれた県教育委員会議で明らかにしました。
美祢・長門地域に、特別支援教育の分教室が設置される運びとなったことを一般質問を行った議員として大変、嬉しく思っています。
分教室の設置によって、美祢・長門地域の子どもたちの発達が保障されることを念願しています。
特別支援教育に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
今日は、私がPTA会長を務める西宇部小学校の運動会が行われました。
晴天に恵まれて、無事、運動会を終えることができました。
小四の娘は、障害物競争で1位を獲得したり、楽しそうに踊りを披露したりしていました。
最後の高学年リレーで紅組が勝ち、僅差で紅組が優勝しました。
紅組の応援合戦の様子です。赤組優勝でした。
娘は紅組だったのでとても喜んでいました。
どの子もはりきって運動会に取り組んでいました。
私は、朝、6時に学校に出向き、場所取りの解禁と6時半の煙火打ち上げに立会いました。
9時から午後2時までの運動会に参加し、午後3時半の反省会を終えることが出来ました。
今年も思い出多い運動会となりました。
ご参加いただいた方々やご協力いただいた役員や会員の皆さんと先生方と子どもたちに感謝する一日です。
さあ、いよいよ9月議会が始まります。スイッチを切り替えて、議会準備に入りたいと思います。
県政全般に関する皆さんの要望をお聞かせ下さい。
私がPTA会長を務めている宇部市立西宇部小学校は明日が運動会です。
今日、午後2時から準備作業を子どもたちと先生方と保護者で行いました。
ほぼ1時間で、ほとんどの準備が終了しました。
午後2時から準備を始め午後3時頃ほぼ完了
薄曇りの作業しやすい天気でしたが、夕方になるにしたがって天気が良くなってきました。
明日は、少し暑くなるかも知れません。
台風の襲来が少し気になりますが、明日は、良い天気の中での運動会になりそうです。
明日は、朝6時から学校に行って、まず、場所取りの解禁に立会い、6:30の煙火を見届けたいと思います。
我が家の小学校4年生の娘の活躍も応援したいと思います。
少しガツンとした小説を読みたくなって、数日前から上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」を読み始めました。
妻と子どもたちは、最初の部分は読んだことがあるようでしたが、私は、読む機会がなくて、今回、初挑戦です。
読み始めて冒頭で、短槍遣いのバルサに一目ぼれしてしまい、どんどん読み進めています。
皇子チャグムがこれからどのような道を歩むのかとても楽しみです。
新潮文庫版の解説で、作家の恩田陸さんが、「新ヨゴ皇国の建国の歴史。星読みが伝える神話。それは、勝者の残す歴史の常で、巧妙に影の部分が隠蔽されている。本来学者であったはずの星読が、国を束ね、存続させていく過程で徐々に口出しし、権力闘争に巻き込まれていくところなど『私たちの世界』そのものではないか。」と書いていますが、この辺りを、この小説で学びたいと思っています。
翻訳家の神宮輝夫さんは、「『物語』といわれる作品は、小説とちょっとちがって、個人の問題よりは、積み重ねられた人類の智恵を語ると言われています。そして、そのために人物よりは出来事を、場所よりは時間の流れを追うとも言われています。この作品は、小説と物語の特徴をバランスよくじょうずに使って、冒険と、不思議な世界と、主な登場人物たちの心豊かな暮らしと、そしてたしかに人類の知恵を感じさせる大きな主題を、みごとに一つにまとめています。」と書いていますが、この辺りも、この小説で学びたいと思っています。
「精霊の守り人」は、アニメ化されてNHKで放映されました。今、アニメを見ながら、読書に励んでいます。
来年は、これもNHKで、綾瀬はるかさんがバルサ役で、実写版の放送が始まるようです。
全10巻。実写版放映スタートの来年の春までには読破したいと願っています。
上橋さんは、今年度、「児童文学のノーベル賞」と称される国際アンデルセン賞を日本人として、まど・みちおさんに続く二人目として受賞しました。
上橋さんの世界観を少しづつ学んでいきたいと思っています。
「守り人・旅人」シリーズをはじめとする上橋作品について、皆さんの感想をお聞かせ下さい。