議員日誌

美祢市と長門市に総合支援学校の小・中学部分教室設置へ

 私は、平成24年2月県議会と9月県議会で美祢・長門地域への総合支援学校の新設について一般質問を行いました。
 田辺教育長(当時)は、平成24年9月県議会での私の質問に対し、「現在、特別支援教育ビジョン第二次実行計画の見直しを行っている」「実行計画の見直しは、児童生徒の実態や学校の実情等を踏まえた総合支援学校のあり方について、現在、有識者や保護者代表、関係機関で構成する特別支援教育ビジョン実行計画推進委員会のご提言をいただきながら進めているところであり、具体的な学校の新設につきましては、見直した実行計画に沿って検討する」と答えました。
 今年、3月、「山口県特別支援教育ビジョン実行計画(第二期)」が見直され、「近辺に総合支援学校が設置されておらず、一定数の学習集団の継続的な確保が見込まれる地域について、障害の状態や生活年齢等に応じた専門的な教育を、身近な地域で受けることができる仕組みなど、教育環境を検討する」と明記されました。
 そして、県教育委員会は、①居住地から総合支援学校への通学に1時間以上を要する地域②法に定める学級人数6人が継続的に見込まれる地域などに該当する地域として、美祢地域と長門地域が該当することを明らかにしました。
 県教育委員会は、具体策として、総合支援学校に在籍する地域の児童生徒数、通学の利便性、交流及び共同学習の視点から、美祢市・長門市に総合支援学校の小・中学部分教室を設置することを今日開かれた県教育委員会議で明らかにしました。
 美祢・長門地域に、特別支援教育の分教室が設置される運びとなったことを一般質問を行った議員として大変、嬉しく思っています。
 分教室の設置によって、美祢・長門地域の子どもたちの発達が保障されることを念願しています。
 特別支援教育に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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