議員日誌

万倉の県道に側溝新設

 宇部市東万倉国近の県道小野田美東線に側溝を新設してほしいという要望が地元住民から出され、県宇部土木建築事務所に伝えていました。

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側溝が新設されることになった県道小野田美東線

 先日、「来年3月末までに工事を行いたい」との回答が県土木事務所から私に寄せられました。

 側溝新設で、周辺の排水の流れが良くなると地元の方々は喜んでおられます。

 引き続き皆さんの身近な要望を藤本までお寄せ下さい。

 

20万キロ走った愛車とお別れです

 総選挙が終わり、議会が終わった直後に、いよいよ愛車の調子が悪くなりました。

 この愛車とは、7年3か月の付き合いでした。

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  7年以上、私の相棒を務めてくれた愛車

 県議、3期目の当選後から現在の後半までとなります。

 走行距離は実に20万9千キロです。

 車屋さんもびっくりされます。

 この車で、岩国に、上関に、災害のあった萩や山口に、そして各種選挙の応援に行きました。

 この車に、「無事帰る」のステッカーを貼っているので、誰からも私の車と分かりました。

 今日、新しい車の契約を済ませ、1月中旬頃から新しい車になります。

 これまでの車は名残惜しいですが、新しい車でまた、バリバリがんばろうと思います。

 「無事帰る」ステッカーは新しい車にも引き継ぎますので、新しい車にも応援よろしくお願いいたします。

年賀状づくりを始めました。

 総選挙、議会を経て、ようやく昨日から年賀状づくりに取り掛かりました。

 何とか明日には投函できそうです。

 毎年、子ども達と一緒に写真を撮って、年賀状に貼り付けていたのですが、年頃の子どもたちは乗ってきません。

 今年からは、干支の動物を撮影することにします。

 来年は、未年。子どもたちが卒業した「こぐま保育園」山の園舎に羊がいます。

 昨日、撮影に行きました。

 名前は、スモモとクルミ。親子です。

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  手前がスモモで奥がクルミだったと思います。

 年長さんは、羊を囲いから出し、リードで羊を引っ張り、野原を駆けまわっていました。

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年長さんが、羊にリードを付けて駆け昇っています。

 こぐま保育園の子どもたちの元気を久しぶりに見て、圧倒されました。

 慌ただしい年末ですが、落ち着いて過ごしたいと思います。

 皆さんはどんな年末をお過ごしですか。

11月県議会終わる

 昨日、11月県議会が終わりました。
 本議会に提案された議案の内、日本共産党県議団は、給与改定の議案に反対しました。
 給与改定のうち、全給与表の引き上げ改定、諸手当の改定、経過措置の廃止については異存ありませんが、問題は、来年度からの給与制度の総合的見直しです。
 総合的見直しは、給与表を若年層を除き、平均2%引き下げる中で、50歳台後半層については最大で4%程度引き下げるものです。総務省の試算では、全国の地方公務員給与が改定された場合、年間約2100億円の減額となります。
 この見直しは、国家公務員給与制度の改定に追随し、県職員の50歳台の給与を大幅に引き下げるものとして反対しました。
 請願「子どもたちに行き届いた教育(30人学級の実現、私学助成の大幅増額、教育費の父母負担軽減、障害児教育の充実等)を求めることについて」を不採択としました。
 私たちは、子どもたちに行き届いた教育を保障するとともに、教職員の多忙化を解消するためにも一刻も早く30人以下学級にすべきだと考えます。
 また、私立学校の学費実質無償化を早期に実現することも県民の願いです。
 よって日本共産党県議団は、本請願を不採択とする委員長報告に反対しました。
 11月県議会が終わりました。
 さあ、県議選挙へダッシュです。

地の底のヤマ

 西村健著「地の底のヤマ」を読んでいます。

 西村さんは、この作品で、日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞を受賞しました。

 前からタイトルを含めて気になっていた本でしたが、文庫化を機会に購入しました。

 文庫の上だけで700ページを超える大作です。

 しかし、地に足を付けてじっくり読める作品です。

 数年前に読んだ増田俊也著「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読んでいる時のワクワクする気持ちを思い起こしました。

 年末年始、この作品をじっくり読んでいこうと思います。

 部隊は、三池炭鉱があった福岡県大牟田市。

 西村さんは、少年時代を大牟田で過ごした経験があるそうです。

 方言も自然で読みやすいです。

 宇部市も炭鉱の町だったので、ヤマの男の描写は、宇部市の当時の隆盛に通じるものを感じて親しみが持てます。

 西村健作品は、これが初めてですが、じっくり読み進めていきたいと思います。

映画「バンクーバーの朝日」

 石井裕也監督の映画「バンクーバーの朝日」を観ました。

 今年最後に観る映画になると思いますが、今年観た映画の中でも5本の指に入る秀作でした。

 物語は、カナダに移民した日本人が作った野球チームの活躍を描いたものです。

 第一は、脚本の良さを感じました。

 移民1世の想い、2世の想いをあまり喋りすぎずに、リアルに感情を描ている所の凄さを感じました。

 中盤の野球シーンで喜びと涙が爆発する映画でした。

 第二は、時代背景をきっちり描いたいい作品だと感じました。

 真珠湾攻撃以降、移民した日本人たちは、バンクーバーの移民街からの退去を強制されます。

 もちろん野球チームも解散です。

 移民日本人たちは、強制収容所へ。

 戦争の無慈悲さが見事に描かれた作品でした。

 2003年日系人野球チーム「バンクーバー朝日軍」がカナダの野球殿堂に入ります。

 その背景には、カナダにとどまった日本人移民2世たちの戦争中の差別的政策に対する抗議運動「リドレス運動」があったと映画のパンフレットにありました。

 戦争による負の遺産に対し、カナダ政府と国民が誠実に対応した一つの成果だと思います。

 映画の最後には、このような史実もしっかり描かれています。

 石井裕也監督は、まだ30歳。

 日本映画界を背負う逸材だとこの映画を観て実感しました。

 早くも次回作に期待する私です。

 石井監督、今日はありがとうございました。

 映画は人生を豊かにしてくれます。