おはようございます。
私は、今から1988年卒ヤジエ同窓会で東京に行ってきます。
日本福祉大学ヤジエセツルメントの同期会です。
大いに交友を深めてきたいと思います。
浅草に泊まり、東京の下町を散策してきます。
英気を養って、3月議会に臨みたいと思います。
今日の午後は、多くの国民が女子フィギィアに注目したことでしょう。
私も移動中の車のラジオに釘付けになりました。
ラジオでしたから詳細は分からなかったのですが、金メダルを取ったキム・ヨナ選手の演技は完ぺきだったようですね。
19才ですから、これから一時期の世界のフィギィアを担っていくのが、キム・ヨナ選手でしょう。
浅田選手の銀メダルもすばらしかったと思います。昨年の不振を乗り越えてのメダル獲得はたいしたものです。
キム・ヨナ選手のライバルとして今後とも浅田選手は活躍することでしょう。
鈴木選手もよかったですね。数年前にラジオのインタビュー番組で彼女を知ってひそかに応援していました。
彼女の摂食障害を乗り越えてスケートに励む姿に胸を熱くしました。その当時は、彼女がオリンピックに出る選手になるとは思いもしませんでしたが、確実に、力を付けてオリンピック出場を果たしました。
そして、世界8位、入賞したというのはすばらしいことです。彼女と同じ苦しみとたたかっている人たちへの大きな励みとなったと思います。
スポーツに取り組む真摯な姿は人々を感動させるものですね。浅田選手、安藤選手、鈴木選手、御苦労さまでした。感動をありがとう。
10才になった次男たち4年生が、今日、2分の1成人式を行いました。
残念ながら行くことが出来ず、次男から様子を聞きました。
まず、10才のスピーチを各々が行ったようです。将来の夢を語ったようですが、次男は、「プロ野球選手になって、WBCに出たい」とスピーチしたようです。
私も小学校卒業の頃は、プロ野球選手か農業をしたいと書いていました。夢は大きい方がいいものです。
次に、「2分の1成人証書」の授与をうけました。
「あなたはこの10年間、周りの人に支えられながら立派に成長することができました。
ここにその成長を証します。またこれから10年後の自分に向かって一歩一歩胸を張って歩んでいってくれることを心から祈っています」
親もまったく同感です。「胸を張って」というところが大切だと思います。
そして、「おうちの人への感謝状」も書いてくれました。
「いつまでもお元気で
骨折した時に病院にお見舞いに来てくれてありがとうございます。あと退院したらお祝いに食べに連れて行ってくれてありがとうございます。
いつも朝昼夜ごはんを作ってくれてありがとうございます。これらもごはんを作って下さい。
いつまでも元気でこれからもよろしくお願いします。」
胸が熱くなる感謝状です。
次男は、生まれた時から喘息でした。1歳の正月を病院で迎えました。
保育園の時も小学校に入ってからも病院によく行く子どもです。
親の言葉に対して、納得するまでとことん理由を聞く子どもです。
兄弟の中では手のかかる方の子どもですが、その分、とても愛おしく感じているのが次男です。
これからも衝突することもあるでしょうが、じっくり話し合いながら乗り切っていきたいと思います。
次男にはいつも親として試されます。そんな次男に今日は感謝したいと思います。ありがとう。
あなたの感謝状も私たちの宝として大切にします。
23日に行われた「県政集中改革本部会議」の資料が送られてきました。
その中の公社改革として「土地開発公社、道路公社、住宅供給公社の3公社を平成23年度末をもって廃止する」との方針が示されました。
平成21年3月に示された「新・県政集中改革プラン」の中では、土地開発公社、住宅供給公社、道路公社は、「平成24年度末までに廃止の目途をつける」としていました。
今回の「県政集中改革本部会議」で公社の廃止を前倒しで実施しようとする方針が示されました。
「新・県政集中改革プラン」の中にも示されていますが、公社廃止には様々な問題があります。
まず、土地開発公社です。20年度末で、阿知須干拓地・きらら浜には、178ha、産業団地では73haの保有資産があります。
H19年度末のきらら浜で簿価211億円の未処分地が、産業団地で簿価83億円の未処分地があります。合計約300億円もの未処分地をどうするかが最大の課題です。
次に、道路公社です。山口宇部有料道路には、H19年度末で約100億円もの債務が残されています。この負債をどう処理するかが最大の課題です。
最後に、住宅供給公社です。まず、宅地分譲地では、H19年度末で簿価36億円の未処分地が残されています。これをどうするのか。
愛宕山開発事業用地の処分もこれからです。また、公社保有の賃貸住宅が220戸あります。これらをどうするのか。
また、住宅供給公社は、1万戸を越える県営住宅管理受託業務を行っています。これをどうするかも課題です。
これらが住宅供給公社の課題です。
これら課題が数年前から指摘をされながら、根本的な解決が図れないまま推移している状況なのに、公社の廃止を前倒しして目途は立つのでしょうか。
「県政集中改革本部会議」の資料には、「残資産を県が取得する場合は、国において平成21年度に創設された第三セクター等改革推進債の活用も視野に入れながら、所用財産の確保について幅広く検討していく」とされています。
数百万に及ぶ公社の残資産を県が取得することになれば、いくら特別債があっても、県の借金を大幅に増やす要因になることは明白です。
県は、事業の見通しのなさで、多大な残余資産を作ってしまった事を県民に、まず、謝罪すべきです。その上で、安易な県の買い取りにより県の借金を増大させることがないように、残余資産の処分に向けての方針を県民にきちんと示すべきです。
更に、三公社に共通するもう一つの大きな課題は、公社採用職員の処遇問題です。不況の中、大幅退職という事態を決して起こさないための明確な方針提示が必要です。
3公社廃止方針に対する、公社職員の皆さんをはじめ県民の皆さんのご意見をお聞かせください。
本日、新年度予算案の概要が発表されました。
いくつかの特徴を私なりに綴ってみたいと思います。
まず、県債残高を大幅に伸ばした新年度予算になったという点です。
新年度の税収の落ち込みは尋常ではありません。全体で、対前年度比マイナス17.1%。特に法人二税は、マイナス43%という大幅な落ち込みです。
それを補うのが、地方交付税であるはずなのに、地方交付税の伸びは、わずか1.3%です。
税収減を補うために結局は大幅な県債が発行されました。一般財源に充当する地方債は、対前年度比マイナス6.6%。一方で、地方交付税の振替又は補てん措置として発行された地方債は、35%と大幅に伸びています。新年度、地方交付税の振替として発行する臨時財政対策債が659億円となり、前年度より171億円増加しています。
その結果、県債残高は、新年度は、1兆25530億円となりました。二井知事が就任したH8年には、県債残高は、6616億円でした。二井知事の15年で、県債残高が倍になったことが新年度予算の大きな特徴ではないでしょうか。
雇用対策では、「緊急雇用創出事業臨時特例基金」を使って3168人の新規雇用が創出される予算となっています。県の直接雇用も287人となっています。
また、高校未就職卒業者優先枠100人が設定されていることなどは評価できます。その上で、危機的な県内雇用の実態に応える県独自の更なる取り組みが求められます。
福祉医療費助成制度では、一部負担金の廃止も制度の拡充も行われませんでした。とても残念です。
私学助成の対応は深刻です。私立学校運営費補助が、高等学校一人当たり2500円削減されました。昨年に続く削減で許せません。
国の事業として「私立高等学校等就学支援事業」が創設され、授業料軽減措置が行われますが、県独自の「特別就学補助金」は大幅に削減されました。
昨年度3億を越えていた予算が7千万円代に大幅に後退しました。広島県などのように、特別就学補助金をしっかり確保し、授業料だけではなく諸経費も無料にする措置を県は取るよう再検討すべきです。
財源対策として、歳入確保対策として「受益者負担の増」が行われました。職業能力開発校授業料や農業大学校、介護支援専門員実務研修受講試験手数料などの新設や値上げが行われたことは問題です。
歳出削減としては、県単独補助金が2億3300万円カットされています。詳細は明日以降、県から説明を求めますが、県民の暮らしへの影響が心配です。
大型プロジェクトの適切な進行措置として、国体の更なる簡素・効率化が行われます。大会運営経費は、昨年度47億円と見積もっていたものを更に3億円削減するとしています。
また、施設整備関連費を県有施設で2億、市町有施設で2億カットするとしています。県民はお粥の暮らしです。更なる国体の簡素・効率化はぜひとも必要と考えます。
更なる大型プロジェクトの見直しなどで、苦難に直面している県民を応援する予算へ転換させる必要があることを痛感する予算発表でした。
県税収入が落ち込んでいます。これを解消するためにも、県民の暮らしを応援する予算の確保が求められていることも痛感しました。
新年度予算の概要は、県のホームページで閲覧することが出来ます。皆さんの感想をお教えください。
最近は、伊坂幸太郎ばかり読んでいます。「ゴールデンスレンバー」に続いて、「魔王」「モダンタイムズ」「あるキング」を読んで、今、「終末のフール」を読んでいます。
今まで読んだ伊坂作品の中で、今読んでいる「終末のフール」が一番面白いかも知れません。懲りすぎてなく、シンプルでいい話です。
舞台は、「8年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから5年が過ぎた頃」の仙台北部の団地です。
余命3年という時間の中に人生が凝縮されていきます。8つの短編が集まった本です。ようやく子どもが宿った夫婦が子どもを産むかどうかの選択で悩む「太陽のシール」。
親子関係で悩む「終末のフール」。妹が無くなった原因と思われる人物の所を訪ねての物語の「籠城のビール」。どれも考えさせられるし泣ける話です。
今まで読んだ中では、「籠城のビール」が一番面白かったです。
奇想天外なシュチュエーションですが、その中で、人々は、真っ当に悩み、正しい選択をしているような気がします。
あと3年と言われてしまうと、人生の彩りは濃くなってきます。ですから物語も鮮やかになってくるような作品です。
今から、「終末のフール」の続きを読みます。至極の時です。