6月25日からの大雨による厚東川水系の浸水被害の状況の調査結果がまとまりました。
これは、私が県土木建築部に調査を依頼していたものです。
7月2日現在で、床下浸水被害が6戸ありました。全て宇部市内です。
内訳は、厚東川(東吉部1戸、沖の旦1戸)大田川(小野地域で4戸)でした。
厚東川の制限水位は、6月15日~7月15日までは、37mで、7月16日から38mという規定になっていました。
昨年、7月21日の豪雨の時に、制限水位が38mだったことを私は、昨年9月県議会で指摘しました。
私は、「制限水位を38mに上げる時期を7月16日と定めず、梅雨明けとすべきではないか」と質しました。
これに、柳橋土木建築部長は「現行の期間に応じた制限水位について、今後、関係市、関係機関と協議をしてまいりたい」と答えました。
この答弁に基づき、今年度の制限水位37mの期間は、7月16日以降梅雨明けまでの期間とする方向で、現在、利水関係者と調整中であると、県土木建築部から説明を受けました。
6月25日の出水前の水位はどうだったのかとの問い合わせを県民の方から受けましたが、制限水位37mの期間であり、その水位をやや下回る水位だったと同部から説明を受けました。
この事に関し、ご不明な点がありましたら私にお問い合わせください。
今日、宇部市吉部大棚、厚東川の支流である、藤ヶ瀬川の災害現場を視察しました。
6月25日からの大雨の際、川の水が溢れ、田を越え、民家まで流れてきたそうです。
被害を受けたMさんは、堤防をかさ上げと、川の浚渫を要望されました。
私はその要望を宇部市役所に伝え、夕方、市役所の方と現場を視察しました。
その結果、堤防のかさ上げとして、土嚢を積んでいただけることになりました。
川の浚渫が出来るかどうかについては後日回答をいただくことになりました。
梅雨シーズンとなりました。皆さんの要望を藤本にお伝えください。
宇部市役所の職員の方と現場を視察しました。
西宇部小学校第1回学校保健委員会が行われ、出席しました。
定期健康診断や体力テストの結果などが報告された後、小学校5年生を対象に行われた食生活アンケートの結果が報告されました。
朝食を食べていますかの問いに、92%の子どもが食べていると答えました。山口県の平均が87%ですので、西宇部小学校の朝食摂取率は高い方だと思われます。
しかし、食べていない子どもが残されていることは気にかかります。朝食を食べていない子に朝食を食べない理由を問いました。
66%の子どもは、食欲がない、33%の子どもが時間がないと答えました。
朝から食欲のない子は、前日の活動に問題があるのではないでしょうか。
テレビやゲームなどをし過ぎて寝不足ということはないでしょうか。メディアコントロールが必要です。
保健室に4月8日から6月16日まで内科的来室が225件あったとの報告がありましたが、食欲のないまま学校に行った子は、勉強に集中できるでしょうか。
最近、「早寝、早起き、朝ごはん」とよく言われますが、この事が子どもの生活にとっていかに大切かが今日はよく分かりました。
我が家も早寝、早起きに苦労していますが、常日頃から、この点を心掛けていきたいと思います。
PTA活動は親育ての場になると自ら感じます。
今日、話されたことがPTA全体のものとなるよう広報などにも努めていきたいと思っています。
皆さんのご家庭でも御苦労が多いかと思います。いろいろお聞かせ下さい。
股関節が堅いことが、コンプレックスの私は、「股関節」という言葉の付いた本に弱いのです。
約1週間前に書店で、南雅子著「股関節1分ダイエット」を見つけ購入しました。
まず、目を閉じて50歩その場で歩き股関節の歪みをチェックします。
前に出ていたら、その人は猫背。左右の歪みも分かります。
私は、左右の歪みはあまりありませんでしたが、相当前に出ました。
子どもの頃から私の猫背は有名でした。今でも、街頭宣伝中の写真などを見るとかなり猫背なのが分かります。
空手を始めてから少しは直ってきたのですが、やはり猫背です。
この本は、股関節を和らげ、体の歪みを正すことが主眼となっています。
「コロンコロン体操」「お尻歩き」「「ひざ裏たたき」「お尻たたき」「寝てひざ倒し」「恥骨まわし」「肘まわし」などの体操があります。
それぞれ1分程度やればよいというものです。この1週間、寝る前に色々試しています。
どれも簡単で覚えやすいものばかりです。たとえば、寝たままで足の踵でお尻をたたく体操があるのですが、踵がお尻に上手く当たらないなど、自分の体の硬さを実感します。
しかし、体操を1週間続けてみて、寝付きがいいのと、少しだけお腹が凹んできたような気がします。
今度こそ続けてみようと思う今日この頃です。
「股関節1分ダイエット」は、10万部以上の売り上げがあるそうです。
実践されている皆さん、いかがですか感想をお聞かせください。私を励ましていただけないでしょうか。今度こそ。
山口県小学校教育研究会国語部会が編集した「山口のむかし話」という本があります。
本の最後に、父の字で、「昭和48年11月28日購入す」と書かれてありました。
昭和48年と言えば、私が9歳。小学校3年生の時です。小学校の教師をしていた父は、万倉小学校に勤務していた頃だったと思います。
「山口のむかし話」の中に「えんこう岩」という話しがあります。この話しは、我が家に代々残っていた話しだと父がこの本を手にしながら当時、私に話してくれました。
えんこうとは河童の事です。いたずら好きの河童にいたずらをやめさせるために、石に手形を掘らせたという話しです。その岩を「えんこう岩」と呼んで、村の人が石の碑を建てたと、話しは結ばれます。
私が子どもの頃には、我が家の前の小川の袂に、実際に「えんこう岩」と言われる石が残っていました。
その後の河川改修や相次ぐ水害で、えんこう岩はどこかに流れ行ってしまいました。
先日、田植えで実家に帰った際、前から気になっていたえんこう岩を探してみようと思い立ちました。
小川は10m程度で厚東川に流れこんでいます。その合流点付近まで、似たような石を探しましたが、見当たりませんでした。
父が元気で、えんこう岩の存在が明らかな内に、水害の被害のない、実家の近くに移設しておけばよかったと今更ながら後悔しています。
しかたがないので、小川で拾った石を仮のえんこう岩として、実家の庭の一画に据えました。
この本を編集するにあたっての協力者の中に、宮本常一さんの名前がありました。
文章は、小学校の当時の国語の先生方が書かれたものでしょう。「えんこう岩」を書かれた鶴田綾子先生は、父の知人であったと思われます。
父が鶴田先生にあらすじを伝え、この文章が出来たのかどうか詳細は今となってはよく分かりません。
このような地域の民話は、どんどん風化していくことでしょう。こうして文章化され本として残れば、私たちの家族だけではなく、県の一つの財産として残ります。
地域の民話を残すことは大切なことですね。この本を編集された方々に感謝いたします。
仮のえんこう岩として私が実家の庭に据えた石
見ようによってはえんこうの手形があるようにも見えます
藤本県議が6月17日に一般質問で登壇
地デジ対策に県が支援
9月県議会に上程出来るようにと部長
六月一七日、藤本県議は、一般質問で登壇しました。今号から順次報告します。
藤本県議は、来年七月に完全移行の地上デジタル放送について、「県内一五三地区二千百三十一世帯の難視地区のうち、八十四%が対策未定。共聴施設の新設・改修への補助率アップを国に求めるとともに、全国十四府県で行っている独自の支援制度をつくるべきだ」と要求しました。
この問題は他党議員も取り上げ、二井知事は国が基本的に対応すべきだが、テレビは県民生活に不可欠なメディアであり、市町と連携して共聴施設の新設に支援制度をつくると答弁。山部哲郎地域振興部長は、「九月県議会に上程できるようにする。デジタル化の経費は一般家庭で平均三万五千円くらいといわれており、これを一つの自己負担の基準としたい」とのべました。
6月県議会で一般質問を行う藤本県議
安保改定50年宇部集会行う
六月二十三日日、安保条約廃棄宇部地区実行委員会主催で「安保改定50年・沖縄戦終結65年 宇部6・23集会」が宇部市役所前で行われ約30名の市民が集いました。
浅野会長のあいさつに続いて各団体の代表がマイクを握り、リレートークを行いました。
藤本県議は、新滑走路の運用が始まった岩国基地の実状を報告しました。
安保改定50周年6・23宇部集会の参加者
藤本県議が総務政策委員会で質疑
肝機能障がい者の自動車税減免検討
県議会総務政策委員会で藤本県議は、様々な問題で質疑を行いました。
まず、自動車税の障害者減免の問題です。他県で実施が進んでいる肝機能障がい者への自動車税減免について、担当課長は「、山口県でも減免できるように検討していく」との姿勢を示しました。
第二は、行政委員会委員の報酬問題です。四月、大阪高裁で、滋賀県の行政委員会委員の月額報酬支給の差し止めを求めた裁判で、「選挙管理委員会の委員長の月額報酬の支給は認めたものの、その他の委員への月額報酬の支給は違法として支出差し止め」との判決が下りました。藤本県議は、私は、この判決を受けて山口県でも行政委員会委員の報酬を日額報酬にする方向で見直しを検討すべきだと質しました。 守田人事課長は「日額化を含め県の行政委員会委員の報酬について見直しを検討したい」と答えました。
一気
W杯サッカーで日本チームが決勝リーグに進出しました▼私は高校時代サッカー部に所属していましたので、日本チームの技術力の向上に驚いています。まず、パスを受け取るボールをトラップする力が格段に飛躍しています。選手は、ボールを足に吸いつけ、次の流れを作っています。簡単に見えますが、並々ならぬ努力の結晶だろうと思います。また、パスの力と正確さも飛躍しています。また、相手選手を突破する力も飛躍しているようです▼予選リーグの日本―オランダ戦が行われたのは、「モーゼス・マビダ」スタジアムです。 モーゼスさんは、南アフリカの民主化や反アパルトヘイト運動に生涯をささげた方です。モーゼスさんは、南アフリカ共産党の元委員長を務めていた方でもあります▼国民の苦難軽減のために、日本共産党が力を尽くす時だと決意を新にしました。
池井戸潤著「鉄の骨」を読んでいます。この小説は、ドラマ化され、NHKで7月3日(土)からスタートします。
ドラマ化を知って、数日前からこの本を読んでいます。この小説は、直木賞候補にもなりましたし、吉川英治文学新人賞を受賞しました。
池井戸潤さんの名前は書店で最近よく見かけるようになりましたが、実際に読んだのは「鉄の骨」が最初です。
池井戸さんは、私より一つお兄さん。同世代の作家としてこれからも注目していきたいと思います。
この本のテーマは、建設業界の「談合」問題です。
私は、取り分け県議になってから、様々な入札問題を議会で取り上げてきました。
社会保障問題にも力を入れてきましたが、もう一つ力を入れてきたのが、入札問題です。
小説の中に、区役所の駐車場整理が同一業者が落札していることに対して、このような下りがありました。
「それはな、裏に談合がある証拠なんだよ。もし、公正な競争入札が行われたとすれば、駐車場管理の会社は年度毎に代わり、顔ぶれも代わるはずだ。ところが実際には、毎年同じ業者が落札し、結果として同じ人間たちが同じ仕事に従事している。理由は簡単、談合では既存業者が優先されるからだ」
私は、長年、行政の入札を見てきて、同一業者の連続受注という実態を見てきただけに、この下りは、小説であってもリアリティーを感じました。
私が県議になった早々に、県発注の清掃に関する入札に関わって、公正取引委員会が勧告を行うという事態がありましたが、このようなケースは稀と言っていいと思います。
小説はまだ読み始めたばかりですが、ドラマの進行に合せて読み進めていこうと思っています。
ドラマは、主人公の平太役を小池徹平さんが演じます。笹野高史さんなどのベテラン俳優が多数出演します。キャストもよし。今から楽しみです。
池井戸ファンの皆さん、ご指導よろしくお願いします。
また「談合」についての皆さんのご意見をお寄せください。