テレビで放映された映画「ネバーエンディングストーリー」を観ました。
1984年の作品で、約30年前ですね。私が大学生の頃です。
リアルタイムでは見ていませんでしたが、主題歌がよく流れていたことを思い出します。
この作品の原作は、ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」。
原作と映画がかけ離れ、映画には原作者の名前が出てないと言うことです。
今でも毎年のようにファンタジー大作映画が輩出されていますが、まさに、この映画は、その走りのような作品だと思います。
いじめられっこの本好きな少年が物語に浸るシーンは共感できました。
映画では、最後にいじめっこもやっつけてしまうのですが、原作ではそうなっていないようです。原作を読みなおそうと思います。
ミヒャエル・エンデの作品では、大学時代に「モモ」を読んだことを懐かしく思い出します。
ファンタジー作品なのですが、テーマが現代社会に通じるもので分かりやすく面白く読みました。
明日から時間に追われる日々になりそうですので、「モモ」を読み直したいと思います。
ウィキペディアによると、エンデのお父さんは、ナチスによって「退廃芸術家」の烙印を押され、エンデ本人も徴兵を拒否した人物のようです。
作品の中に、社会への痛烈な諷刺が含まれていることがうなずけます。
今年は、時間をみつけて、エンデの作品を読み直してみたいと思います。
今日から妻と子どもたちは、妻の実家のある大阪府箕面市へ。
私は、映画「レ・ミゼラブル」を観に行きました。
妻が、ミュージカル舞台の「レ・ミゼラブル」に感動したと繰り返していたので、映画を心待ちにしていました。
映画は、私の想像以上でした。10年に一度と言っていい深い感動を私に与えてくれました。
主な舞台は、フランス革命が起こった前後のパリ。コゼットを守り抜くジャン・バルジャンの姿はあまりにも有名ですが、映画でも圧倒されるばかりです。
ファンテーヌ役のアン・ハサウェイの演技に心奪われました。
1789年のフランス革命後、議会で「人権宣言」が採択されました。
自由、平等、私有財産の不可侵、国民主権など謳われた「人権宣言」は、日本国憲法をはじめ、その後の多くの国々の憲法の基本理念となりました。
物語は、19世紀に入ってからのものですが、アンジョルラスなど変革を求める民衆の姿に勇気を与えられました。
ユゴーがこの作品を発表して150年経ていますが、彼のメッセージは不滅です。
稲垣尚樹京都大学大学院教授が、映画のパンフレットでのコメントの最後に「社会は常に変革されなければならない。そう感じ、考える人がいる限り、『レ・ミゼラブル』の神話は繰り返され、複製され、そして、歌われ続けることになるのである」と述べています。
私は、社会の変革を考える一人として、「レ・ミゼラブル」に魅了されました。
自分が歩んできた道は間違っていなかった。これからも、この道を歩んでいこうと新鮮な気持ちになりました。
2013年も様々な困難が国民を苦しめるでしょう。困難に負けず、進んでいこうと思いました。
映画鑑賞の中で、「この映画で、残りの人生、10年は頑張れる」と想う作品に出会うことがあります。
私にとって「レ・ミゼラブル」そう想わせる作品でした。
映画の最後は「民衆の歌」を群衆が熱唱するシーンです。
「明日は来る」という言葉でこの歌は締めくくられていました。
今年、ミュージカル「レ・ミゼラブル」が国内4都市で上演されるそうです。
8月には福岡市でも上演されるようです。是非、観に行きたいと思います。
そして、ユゴーの原作に今年は挑戦したいと思います。
人生を変える映画はあるのですね。
皆さんも是非、ご覧下さい。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今朝は、家族で、宇部市吉部の実家で迎えました。
天気がよければ、荒滝山に昇って初日の出を拝もうと言っていたのですが、
早朝様子を見に外に出てみると今年1番の大雪でした。
我が実家のシンボルいぶきにも雪が積もりました
登山を断念して、8時過ぎに、子どもたちと、荒滝自治会の皆さんが、登山者の方々のために、猪汁と猪の焼肉を振る舞っておられるので、そこにおじゃましました。
寒い体を猪汁があたためてくれました。
荒滝自治会の正月名物になった猪汁です
子どもたちは、猪の焼肉が大好物で、今年も大いに満足した様子でした。
今年も地域の皆さんと新年を迎えることができて嬉しい限りです。
今年は、厚狭高同窓会の当番幹事だったので、同級生に会う機会の多い1年でした。
先日も忘年会で和やかな一時を過ごしました。
同級生に会うと高校時代の様々な事を思い出します。
例えば、高校駅伝の選手として出場した事。(以前もブログで書いたかもしれませんが)
陸上部の部員が少なかったので、サッカー部だった私も選手として出場しました。
私は、一番距離の長い2区。宇部中央病院前から、阿知須の野口の交差点までの往復でした。
途中で靴のひもがとけて、いつ結ぼうかと悩みながら走っていたことを昨日のように思い出します。
結果は、25チーム中20位ぐらいだったと思いますが、忘れられない思い出です。
中学校の時は野球部だったのですが、冬は駅伝部に変わり、厚狭郡駅伝大会に参加したことを思い出します。
我が吉部中は、厚狭郡の中でも一番生徒数が少ない中学校でしたが、何と私たちが3年生の時に、最大規模校厚狭中に続いて2位になったのです。
その様子を私は、厚狭郡弁論大会で発言しました。
その記録が残っています。(これも以前、ブログで触れたこともありますが)
「みんな、真剣に取り組めば何事もできる。団結に不可能はない。このことを郡の駅伝大会で自ら学び得たのです。ちっぽけな、弱い人間であっても、多ぜいの力は、偉大なのです。」
と中学3年生だった私が書いています。
48歳になった年末に改めてこの文章を読んでみると、中学校の駅伝での体験が、その後の人生の原型を作ってくれたのではないかと思います。
今年1年、皆さんには大変お世話になりました。
まだまだ至らない私ですが、皆さんのご協力で1年間を過ごすことができました。
これからも仲間を信じて、一歩一歩精進していきたいと思います。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。
私が生まれ育った宇部市旧楠町の地域で毎年くすのきカントリーマラソンが行われています。
来年は、第9回大会が3月17日に行われます。
今日、妻と一緒に、クォーターマラソン(10.548キロ)のコースを申し込みました。
今年は、萩往還に挑戦し、つのしま夕やけマラソンでは体調を崩し不出場となりました。
新年から清々しい気持ちで過ごすことができるようにと、くすのきカントリーマラソンにエントリーしました。
つのしまマラソンでは、久しぶりに夫婦での申し込みでしたが、揃っての出場が叶いませんでした。
3月議会の直後の大会になりそうですが、体調管理と練習に努め、夫婦での大会参加を実現したいと思います。
いずれは、我が実家の前がコースになっているフルマラソンに出場したいのですが、練習量に応じた大会に心がけクォーターマラソンにしました。
新年から、大会参加を日々のジョギングの励みにしていきたいと思います。
年末年始の自由な時間は、ジョギングと読書にあてることにします。
首藤瓜於さんの「脳男」を読んでいます。
この作品は、第46回江戸川乱歩賞受賞作です。
主人公の鈴木一郎は、ある事件の共犯として逮捕されますが、精神鑑定を受けることに。
鈴木一郎の精神鑑定を委嘱された鷲谷真梨子が、彼の謎、彼の脳の謎を解き明かしていきます。
今、文庫本で、半分まで読んだところですが、久々に読み応えのある作品にワクワクしながら読み進めています。
脳男には、「指し手の顔 脳男2」という続編もあり、少し時間の取れる年末年始は、「脳男」にはまりたいと思います。
そうです。「脳男」は映画化されるのです。
2月9日公開予定です。
鈴木一郎に生田斗真。鷲谷真梨子に松雪泰子。茶屋刑事に江口洋介が扮します。
市内の映画館でも上映される予定ですので、今から楽しみです。
首藤作品は初めて読みましたが、ディテールの大きな作品に感服しています。
首藤ファン、脳男ファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。