日本共産党国会議員団中国ブロック事務所と同島根・山口県委員会は、4月2日、昨年7月豪雨災害の復旧、復興に関わる要望書を各省庁に提出しました。
国交省に要望書を提出した際の交渉で、「山口県、市、関係機関で仮称『工事連絡協議会』を設置し、河川と農地・農業用施設が複合的に被災した箇所については、農林サイドとの連携を強め、耕作が可能となるよう早急な復旧が図られるよう対応していく」旨の答弁が行われました。
昨日、日本共産党県議団として、県担当者から会議の目的や開催状況について説明を受けました。
4月14日、昨年7月の豪雨災害の復旧工事に係る農林部局と土木部局の連絡調整会議が行われました。
会議には、土木部局として、県から、砂防課、河川課、防府土木建築事務所、萩土木建築事務所が、市から、山口市河川道路建設課、萩市災害復興局都市基盤復興事業部が参加しました。
農林部局として、県から、農村整備課、山口農林事務所、萩農林事務所が、市から、山口市農林整備課、萩市災害復興局産業再生事業部が参加しました。
会議は、「公共土木施設及び農地・農業用施設の災害復旧工事について、個別に調整を行いながら、早期発注・早期復旧に努めているところであるが、被災した農地の来年の作付に向けて、より一層連携調整を密にし、復旧工事の円滑な執行を図るために」開催されました。
4月24日には、山口市関係の部局が集まり、現地調査を行いました。
連休明けに、萩市関係の部局が集まり、現地調査を行う予定です。
今後は、必要に応じて会議を開催するとのことでした。
現在、被災農地の約4割が今年の作付けが出来ない状況ですが、担当者は、「会議の開催を契機とし、河川災と農地災の復旧工事を効率的に行い、来年作付出来ない田がゼロになるよう取組を進めたい」と話しました。
来年作付できない田をゼロにする目標は、被災者の願いです。
会議を契機に、早期復旧が加速されることを私としても願っています。
豪雨災害の復旧・復興に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
昨日、宇部地域メーデーが終わって宇部井筒屋で行われている展覧会に行ってきました。
まず、「えんぴつ・ペン画 スケッチノート原画展」です。
岡本正和さんのえんぴつ画展の様子です。
お絵描き屋・岡本正和さんのえんぴつ画展覧会です。
岡本さんは、元小学校の先生。1年前に退職されました。
私は県議になる直前から活動ニュース「厚東川通信」を月2回発行してきました。
これまでに、372号まで発行してきましたが、岡本先生には、最初から「岡本先生のスケッチ旅行」として、えんぴつ画を提供していただきました。
宇部井筒屋で、5月6日までえんぴつ画展が行われています。
時間は、午前10時から午後6時30分まで(最終日は、午後3時まで)です。
繊細で精密な岡本先生のえんぴつ画の世界を堪能してみてください。
次は、キルトサークルちさきのパッチワークキルト展です。
タペストリーや人形などの作品が楽しめます
タペストリーや春らしい作品が数多く展示されています。
5月5日までパッチワークキルト展が行われています。
時間は、午前10時から午後6時30分まで(最終日は、午後4時まで)です。
是非、パッチワークの楽しい世界を堪能して下さい。
私は、職業柄、だるまの飾り物を購入しました。
私が購入しただるまです。今、我が家の玄関に
写真は、車のダッシュボードの上に載せたものですが、今は、家の玄関に飾っています。
楽しい連休のスタートとなりました。
皆さんも二つの展覧会に足を運んでみて下さい。
本日、宇部地域労連主催による宇部地域メーデーが宇部市琴芝街区公園で行われました。
第85回宇部地域メーデーであいさつをする私
私が行った挨拶の要旨は以下の通りです。
・・・
只今ご紹介を受けました県議会議員の藤本です。日本共産党を代表して連帯のご挨拶を申し上げます。
安倍政権の暴走は、枚挙の暇がありません。消費税大増税の強行、医療・社会保障改悪、労働法制改悪、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加、原発推進、「秘密保護法」強行、集団的自衛権の行使容認策動、沖縄の新基地建設などなど暴走はとどまることを知りません。
宇部地域メーデーを、安倍政権の暴走を食い止める契機にしましょう。
安倍政権は、「企業が世界一活躍しやすい国」をかかげ、雇用と労働の一段の規制緩和に乗り出す暴走を行っています。今日は、そのことに触れたいと思います。
まず、安倍政権は、派遣労働の大前提である「常用雇用の代替禁止」「臨時的・一時的業務に限定」の原則を投げ捨て、「生涯ハケン」「正社員ゼロ」社会への道を開く派遣法の大改悪案を提出しました。
更に、22日行われた安倍首相が議長をつとめる政府の経済財政諮問会議と産業協力会議の合同会議で、財界は、労働時間の上限を撤廃し、残業代をゼロにするよう提案しました。
宇部地域メーデーを、安倍政権がたくらむ、「生涯ハケン」「残業代ゼロ」の動きを食い止める契機としましょう。
昨年12月、日弁連が主催する「市民大集会」には、全労連、連合、全労協、中立系が勢ぞろいするという画期的出来事が起こりました。
生活と権利、平和と民主主義を脅かす、安倍政権による悪政の連続を打ち破るために、政治的立場や団体の枠を超えた「一点共闘」を広げていくことが重要です。
山口県では「上関原発を建てさせない」の一点での共闘が広がり、3月8日には、山口市に7千人が結集する集会が大きく成功しました。
宇部地域でもルネサスの大リストラや宇部市の学校給食民営化な様々な課題がありますが、市民との「一点共闘」を広げこれらの問題を解決していきましょう。
メーデーは労働者と市民が連帯する日です。宇部地域で労働者と市民の連帯が広がり、諸課題が解決に向かうことを祈念して挨拶といたします。
・・・
集会後、参加者一同で市内をデモ行進しました。
集会後、市内をデモ行進しました。先頭左が私
労働者の権利に関わる皆さんの要望をお聞かせ下さい。
先日、岡本宇部市議と海苔養殖業を行う漁協組合員宅を訪ねた際「今年の海苔は不作だった。電気代、上下水道代、乾燥機の油代で赤字だ。」との声をお聞きしました。
今日、山口県漁業協同組合宇部岬支店の生田支店長、河野運営委員長から、海苔養殖の現状をお聞きしました。
少し前の数字ですが、平成元年の宇部地域の海苔養殖は、2億5826万枚の生産量がありましたが、平成19年は、5755万枚と大きく減少しています。
今年の生産量は、前年より1200万枚、金額で、1億2000万円減少したとのことでした。
海苔養殖を行う業者数も今年8戸減少し、現在30戸となっているとのことでした。
海苔を製造する作業は、例年4月まで続きますが、今年は、不作で、1月時点で、7割から8割が製造を中止している現状が語られました。
海苔の質が悪かったため、余計に水や乾燥の費用が嵩んだとのことでした。
最近の石油の高騰のため、海苔1枚3円だったものが、5円程度になる状況のようです。
今年、生産量が大幅に減った原因を宇部岬支店の役員の方は、「海苔の質が悪く、値段が低い中、電気代、水道代、油代を払えば、赤字になる状況があった。」と話されました。
また、海苔の質が悪い原因は、「海苔に栄養が行き渡らない水質になっている」と話されました。
現在、宇部市が、150万円の予算で、液肥を散布する取組を行っていますが、不作が続く中、県としても支援を行う必要性を感じました。
宇部地域の海苔養殖は県内で9割を超えるシェアがあります。
山口県の海苔養殖を進行していくために、県としての取り組みの強化が求められていると感じました。
更に、組合の幹部の方から組合支所前に今年度から水産物の直売所を建設する取組が行われているとのお話をお聞きしました。
この取組にも県としての援助が必要だとも感じました。
また、佐賀・熊本県など海苔養殖が盛んな近県で、県が海苔養殖にどのような支援を行っているのかの調査が必要だと感じました。
私は、本日、お聞きした話を元に、後日、県の担当部局に、山口県の海苔養殖と宇部岬支店前の直売所建設に向けての支援の現状を聞くことにしています。
組合幹部の方は最後に「厳しい状況だが、新規就業者が増え、若い組合員も定着している。彼らが漁業を続けていける環境を維持していきたい」と話されました。
漁業者の方が漁業を続けていくことができる県の支援の拡充のために調査を重ねながら、必要な発言を行っていきたいと思います。
海苔養殖業を始め、漁業振興に対する皆さんの声をお聞かせ下さい。
先日のNHKラジオにプロ・ゲーマーの梅原大吾さんが出演していました。
33歳でありながら、冷静で道理を得た梅原さんの発言に興味を抱き、彼の著書「勝ち続ける意志力」を読んでいます。
17歳でゲームの世界一になった梅原さん。2010年には、「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」として、ギネスに登録されました。
梅原さんは、「ゲームしかない自分に嫌気がさし、こんな自分でいいのかと自問自答する辛い毎日」だったと10代の自分を振り返っています。
お父さんからは、「もしお前が本気でやりたいことがあるんだったら、いくらでもサポートしてやるから何かみつけて徹底的にやれよ!」と言われ続けたとあります。
私は、この本で、父親として子どもを見る眼を考え直しました。
自分は両親と対立し、好きな道を選んだにも拘わらず、子どもたちを、枠にはめる発言をしている自分に気づかされました。
子どもを信じて、しっかり受け止める親としての度量が必要だと感じました。
そして、梅原さんの「勝ち続ける意志力」は、浮足立ったものではなく、地に足がしっかりついた言葉で語られています。
いくつか紹介します。
「相性がいい、得意だからと言って努力を怠るような人は勝ち続けられない。過去の実績に頼る人と言い換えてもいいだろう。」
「勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことでバランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。」
私は、26歳から4年ごとに合計6回の選挙を戦ってきました。
梅原さんの言葉が心に響きます。
梅原さんにとっては、ゲームの一試合一試合が勝負なのでしょうが、私にとっては、一演説、一議会、一選挙が勝負だったと思います。
それぞれが、上手くいくときばかりではありませんが、一演説、一議会、一選挙、努力を怠らず、真摯に準備をして臨むことの大切さを梅原さんの本から学びました。
来年の一斉地方選挙を戦う意志を再確認できたという点でも貴重な内容でした。
まだ若い、全く分野の違う梅原さんの発言ですが、これからも注目していきたいと思います。
仕事にも子育てにも大いに役立つ内容でした。
梅原ファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。
県議会「人口減少・地域活力維持対策特別委員会」で藤本県議が発言
若者就職支援施設増やそう
審議がインターネット中継される
県議会「人口減少・地域活力維持対策特別委員会」が、四月一八日、「生産年齢人口の流出防止対策」をテーマに行われました。藤本県議が取り上げた問題を紹介します。
第一は、若者就職支援センターについてです。藤本県議は、中国五県で若者就職支援施設が、一ケ所しかないのは山口県だけだと指摘をし「周南・宇部・下関地域に、県独自の若者就職支援施設を設置すべき」と求めました。
藤田労働政策課長は「ハローワークと連携して若者就職支援に取り組む」と答えました。
第二は、看護師確保対策についてです。平成二十四年度、県内で千五百十七人の看護師が退職しています。その内、五年未満が約六割、三〇代以下が約六割となっています。藤本県議は「若い看護師が働ける職場にするため、労働部局との連携を強化すべき」と質しました。
大嶋医務保険課長は「労働関係部局と連携し、看護師の職場定着に取り組む」と答えました。
特別委員会の審議の様子が初めてインターネット中継されました。
特別委員会で発言する藤本議員
ミラノ国際博覧会に県が参加の計画
財政を県民に示し参加を議論すべき
村岡知事は、四月二十四日の定例記者会見で、来年、イタリアのミラノで食と文化をテーマに開かれる「ミラノ国際博覧会」に参加する計画を国に提出したことを明らかにしました。
ミラノ国際博覧会は、来年五月から一〇月末にかけてイタリアのミラノで行われます。参加自治体は、国が現在選定を行っており五月上旬にも決定するとのことです。
村岡知事は、定例記者会見で「博覧会への参加は有望だという感触を得ている。県内の魅力ある農林水産物や加工品、それにたくみの技や観光を発信する機会にしたい」「県が参加が決まれば、庁内にプロジェクトチームを作り、具体的な内容の検討を進めていく」と語りました。
県内の農産物やたくみの技を海外で発信する機会を持つことに意義はあります。藤本県議は、「県財政がどの程度つぎ込まれるのか、県民に示して、参加の是非を決めていくことが必要なのではないか」と話しています。
萩市・山口市議選で日本共産党躍進する
四月二十七日投票で行われた萩市・山口市議選で日本共産党は躍進しました。萩市議会議員選挙では、、一議席から二議席に躍進しました。。現職の宮内欣二議員と新人の五十嵐仁美さんが当選しました。
山口市議会議員選挙では、二議席から三議席に躍進しました。元職の西村芳和さんと尾上頼子さん、新人の大田たけるさんが当選しました。
一気
スロージョギングを始めて四〇〇日を突破しました。もはや生活の一部になっています。先日の日帰り人間ドックの結果が良好だったのは、ジョギングを続けてきたからだと思います▼スロージョギングに加えて、数日前から続けているのが、イシハラ式カラダほぐし体操です。イシハラ式とは石原結實先生の事であり、この体操は、「『カラダの硬さ』が病気の原因だった!」という本の中に出てくるものです。一〇分程度でカラダをほぐす体操です。続けていきたいと思います。石原先生の本を読んで、一〇年以上、「ニンジンジュース」を続けています。ジュースを飲むことで、この一〇数年体重増加は回避できています▼五〇歳を目前にして、健康の有難さを感じる毎日です。来年の県議選挙まで一年をきりました。健康を維持しながら、選挙戦に臨んでいきたいと思います。