藤本かずのりサポーターズ はじめました

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Pretty Good

  Mongol 800の2016年にリリースされた現時点で最新のアルバム「Pretty Good」を聴いています。 

 「Rainbow」が気に入りました。

 「泣き止まない夜に あなたは歌ってくれた 先が見えない夜に あなたは歌ってくれた 心が折れそうな時 何度も歌ってくれた 心が折れそうな時 何度も救ってくれた 泣いた後は笑うんだ 止まない雨はないと あなたは教えてくれた」

 玉城デニー知事は、沖縄全戦没者追悼式の挨拶の最後に、英語、沖縄の方言、日本語で次の事を語りました。

 「沖縄は、かつてアジアの国々との友好的な交流や交易をうたう「万国津梁」の精神に基づき、洗練された文化を築いた琉球王国時代の歴史を有しています。平和を愛する「守禮の邦」として、独特の文化とアイデンティティーを連綿と育んできました。

 私たちは、先人たちから脈々と受け継いだ、人を大切にする琉球文化を礎に、平和を希求する沖縄のチムグクルを世界に発信するとともに、平和の大切さを正しく次世代に伝えていくことで、一層、国際社会とともに恒久平和の実現に貢献する役割を果たしてまいります。」

 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長が3回目の米朝首脳会談を行うことで合意しました。 

 一方で、明日、イージス・アショア配備問題で、岩屋防衛大臣が山口県庁を訪ねます。

 今こそ、「恒久平和の実現に貢献する外交」が日本政府に求められていると思います。 

 私は、「止まない雨はない」と沖縄の人々が教えてくれていると今、感じます。

 私は、沖縄の方から勇気をいただいています。

 Mongol800を聴きながら、明日は、岩屋大臣訪問に抗議する集会に参加したいと思います。

 

ノーサイド・ゲーム

 議会が終わり、参議院選挙目前ですが、数日前から池井戸潤さんの「ノーサイド・ゲーム」を読んでいます

 7月7日からこの小説が原作となり、TBS系日曜劇場として放映されます。 

 池井戸潤原作で日曜劇場と言えば、「半沢直樹」「下町ロケット」どちらもシリーズ化され、高視聴率でした。

 そして、スポーツ&池井戸潤&日曜劇場では、「ルーズベルト・ゲーム」「陸王」。こちらも大好評でした。

 今度は、ラグビーを扱った企業小説「ノーサイド・ゲーム」です。

 ドラマ「ノーサイド・ゲーム」の主演は、大泉洋さんです。

 トキワ自動車の君嶋隼人は、本部経営戦略室から、横浜工場総務部長に左遷されます。

 トキワ自動車横浜工場は、トキワ自動車ラグビー部・アストロズの本拠地です。

 横浜工場総務部長は、代々アストロズのゼネラルマネージャーを兼任することになっています

 君嶋が、アストロズのゼネラルマネージャーになって分かったことは、財政が大変な赤字であることと、監督が不在中だということ。

 この困難に君嶋マネージャーがどう立ち向かうのか。

 私が、これまでに読んだのはここまでです。

 ドラマのベースを理解したところで、さあ、ドラマと原作の世界にどっぷり浸かりたいと思います。

 私は、高校時代サッカー部でしたが、ラグビーは全くの門外漢です。

 ワールドカップも控えているので、ラグビー入門ドラマとしても楽しみにしています。

 小説の最初に、ラグビーは「One for all all for one」だとありました。

 「一人はみんなのために みんなは一人のために」私の大好きな言葉です。

 そして、「ノーサイド」。チームの枠を超えて共感する。この言葉もいい言葉ですね。

 これらの言葉に触れられただけでも、この小説に出会えてよかったです。

 この夏は、参議院選挙をたたかいながら、「ノーサイド・ゲーム」を楽しみたいと思います。

 

記者たち 衝撃と畏怖の真実

 昨日、ロブ・ライナー監督の映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」を観ました。

 この連休に、ジョージ・W・ブッシュ政権の副大統領だったチェイニーの人生を描いた「バイス」を観ました。

 「バイス」同様、この映画は、同時多発テロ後、アメリカ政府が、イラク戦争を決断した経緯が見事に描かれた映画です。

 ベトナム戦争当時の機密に迫るワシントンポストの奮闘劇を描いた「ペンタゴン・ペーパーズ」を観ましたが、この映画も、ジャーナリズムとは何かを問う作品でした。

 映画の中で、イラク戦争の開戦を認めるかどうかの国会での審議の様子が映し出されます。

 民主党のベテラン議員が、反対を表明します。

 彼は、ベトナム戦争開戦の契機となった「トンキン湾事件」の真実を語り、イラク戦争の開戦に反対を表明します。

 北ベトナムのトンキン湾で米駆逐艦が北ベトナムの魚雷艇から攻撃を受けたとされる事件が「トンキン湾事件」ですが、この事件はねつ造だったことを暴露したのが「ペンタゴン・ペーパーズ」であり、この機密文書の公表を巡る攻防を描いたのが「ペンタゴン・ペーパーズ」でした。 

 イラク戦争は、イラクに大量破壊兵器があることが開戦の口実でした。

 この事実はなかったことを開戦当時から報じていたのが「ナイト・リッダー」でした。

 映画のパンフレットに、この映画のモデルとなった人びとが当時を語っています。

 ギャロウェイは、ベトナム戦争の従軍記者であり、この当時、ナイト・リッダーに招聘されています。

 「我々はアメリカ国民に向けて、必死に伝えようとした。この国はまったく必要のない、物凄く費用のかかる戦争を始めようとしていると。しかし、信じようとする人はいなかった。政府が嘘をついている証拠をつかんでいて、それを記事として発表しているのに、聞く耳を持ってもらえないことは本当にもどかしかった。」

 ストロベルは、ナイト・リッダーの当時の記者です。

 「この作品は本当にジャーナリズムについて、新聞が本来の機能を果たさなくなったときに社会が何を失うのかということについて、観た人に強く語りかけている。事実を伝えることは、とても大切だ。というのも今、メディアの報道に対する信頼はこれまでにないくらい低いからね。僕のようにこの業界で30~35年やってきた人間にとっては、とても残念な状況だ」

 ウォルコットは、ナイト・リッダーの当時のワシントン支局長です。 

 「政府が何か言ったら、記者として必ずこう問え。『それは本当か』と。それは今でもまだ十分ではないと思っている。この作品は多くの人に観てもらいたい。観た後に、こういうジャーナリズムこそ今のアメリカに必要だと感じてもらえると嬉しいね」

 監督のロブ・ライナーさんはこう語っています。

 「民主主義は皆に平等に与えられるものだ。宗教や人種、性別、性的指向を理由に、あらゆる人々を締め出そうとするが、それは民主主義ではない。すべての国民が権利を与えられて初めて成立するものなんだ」

 ねつ造された事実を基に戦争が始まる。その事が繰り返されていることに怒りが湧いてきました。

 この歴史を繰り返さないためには、今の民主主義を徹底させる努力を惜しまずに続けていくことだと感じました。

 参議院選挙目前です。

 自民党は、「改憲」が大きな争点だとしています。

 改憲の焦点が憲法9条ならば、これを変えることを国民が望んでいないことをはっきり示す時だと思います。

 安倍政権にノーをつきつけると同時に、憲法9条こそ、イエスなのだというメッセージを参議院選挙で示す時だと思います。

 来週、時間をみつけて「新聞記者」を観たいと思っています。

 「記者たち」すばらしい映画でした。ライナー監督、すばらしい映画をありがとうございました。

病院拠点型の性暴力被害者支援センターへ

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙に性暴力被害者ワンストップ支援センターのことが大きく取り上げられていました。

 私は、昨日閉会した6月県議会環境福祉委員会でこの問題を取り上げましたので、山口県の状況も含めて報告します。

 しんぶん赤旗はこう書いています。

 「ワンストップ支援センターの設置形態は、拠点となる病院がある「病院拠点型」と、拠点となる病院がない『連携型』と大きく分かれます。その他の形態もあります。日本弁護士連合会のアンケート調査(18年、54か所のセンター)では、設置形態を『病院拠点型』と答えたのは、12カ所でした。『病院拠点型』を選択した理由について、産婦人科医療や証拠採取、感染症検査のほか、被害者や支援者にとって「夜間を含め、安全安心な環境である』と回答しています。現在、病院拠点型ではないセンターのうち、設立当初、病院拠点型の創設を検討していたと回答したのは19カ所。しかし、将来的に病院拠点型への移行を検討しているのは2か所にとどまりました。アンケートについて報告した日弁連犯罪被害者支援委員会事務局委員の吉澤尚美さん(弁護士)は、病院拠点型への移行について、「一つの自治体がやるには限界があります。国からの財政的支援、国がセンターのある病院を高く評価する施策が必要』と述べました。『病院拠点型が増えていくと、性犯罪・性暴力被害に対する重大性への社会の認知が深まります。国が主体的にとりくむことが非常に重要だと思います』性暴力被害者にとって『病院拠点型』が望ましいいことは、内閣府も認めています。今年度『性犯罪・性暴力被害者支援交付金』の要綱によると、拠点となる病院の整備に使える交付金は、多くても1か所30万円にすぎません。産婦人科医療を担う医師、看護師の人件費も盛り込まれていません。全国研修会で報告した加藤さんは、大阪SACHICOでの診療や実態にふれ、被害者支援のための根拠法が必要だとして『性暴力被害者支援法制定』を訴えました。」

 2010年国連の「女性に対する暴力に関する立法ハンドブック」などの提言を参考に、2013年日弁連は「性犯罪・性暴力のためのワンストップ支援センター設置に関する意見書」を出しました。

 日弁連の提言は①総合病院内に拠点を有するワンストップ支援センターを都道府県に最低1か所②女性20万人につき1か所の「相談センター」の設置です。

 しんぶん赤旗にも紹介されていた日弁連の2018年の調査結果によると、センターが複数あるのが、7自治体です。島根や沖縄も複数です。

 沖縄県では、15年2月に開設した「沖縄県性暴力被害者ワンストップ支援センター」を病院拠点型に移行するための施設整備を行う事業が6月県議会に提出されたとしんぶん赤旗は報じています。

 山口県には、「連携型」の性暴力被害者支援センターが設置されています。

 私は、6月県議会環境福祉委員会で「山口県で二カ所目のセンターを病院を拠点に整備すべき」との質問を行いました。

 平川男女共同参画課長は「現在、8か所の病院と連携してセンターを運営している。今後とも病院との連携を深めセンターを運営していきたい」と述べました。

 私は、引き続き、山口県に病院拠点型のセンターが設置されるよう発言を行ってまいります。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

陸上イージス山口の資料にも誤り

 21日付でしんぶん赤旗「日刊紙」は「イージス・アショア」問題について次のように報じました。

 「配備型ミサイル迎撃システム『イージス・アショア』の配備先をめぐり、防衛省が陸上自衛隊むつみ演習場を『適地』として5月に同県に示した説明資料に記載された高台の標高が、同省が昨年、地元へ説明していた数値と5メートルも異なっていたことが20日、明らかになりました。日本共産党の穀田恵二衆議院議員の調べによるものです。イージス・アショア配備をめぐっては、秋田市の陸自新屋演習場を『適地』とした説明資料でデータの誤りが明らかになっており、防衛省の『配備ありき』のずさんな対応への批判はさらに高まるとみられます。防衛省は今年5月の資料で、イージス・アショアのレーダーの電波が地表に当たることはないとする説明に関し、むつみ演習場内からレーダーを照射する方向にある山口県阿武町の『西台』という高台の最高標高を576㍍と記していました。一方、同省が2018年8月に示した県と萩市の照会に対する回答資料や住民説明会の資料は『西台』の最高標高を約571㍍と記載。『これより標高の低い地域にイージス・アショアから発せられる電波が直接照射されることはない』などと説明していました。『西台』の標高については、国土地理院の数値では574㍍で、同省の5月の資料と2㍍の違いがあることも判明しています。この点について、同省は資料作成に衛星地図ソフト『グーグル・アース』を用いていたためとし、『誤差の範囲で配備の可否に影響はない』と説明しています。山口県の村岡嗣政知事は20日、山口市内で記者団に、このままでは不信が高まるとして『丁寧な説明を心がけてほしい』と語りました。」

 岩屋防衛大臣がこの問題を含め来月2日・3日の日程で来県するとの報道があります。

 防衛省は、「秋田・萩」ありきの姿勢を改め、配備計画を白紙撤回すべきです。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

かえる通信No51(2019年7月1日)

 県立高入学願書性別欄廃止検討中

 

 イージス検証は専門家の意見も聞き対応

 

 6月18日、6月県議会一般質問で、藤本県議が登壇しました。  第一は、イージス・アショアについてです。

 防衛省は、レーダーの仰角は5度以上とすることを前提に、『メインビームが地表に当たることはありません』と説明しています。この説明に対し、増山山口大学名誉教授は、「仰角5度のメインビームは4~6度の範囲で広がりをもつので、強い電波が西台周辺にまき散らされる」と指摘しています。
 藤本県議は、県の検証作業の中で、増山名誉教授など専門家の意見を聞くべきだと質しました。平屋総務部長は「知見を持っている方のご意見も聞きながら対応していきたい」と答えました。
 第二は、自衛隊の名簿提出問題です。
 県教委は1981年6月5日付で自衛隊山口地方連絡部長宛に「(自衛隊員の)募集にあたっては、学校を通さない募集活動(家庭訪問、電話、街頭での募集活動)は厳に謹んでいただきたい」などとする通知文を提出しました。藤本県議は、「この文書は、今後も堅持するのか」と質しました。
 繁吉副教育長は、「これまでと同様に対応する」と答えました。
 第三は、県立高校でのLGBTに配慮した対応についてです。
 2019年度から大阪府と福岡県が公立高校の入学願書の性別欄を廃止し、来年度以降14道府県が廃止を検討しているとの報道があります。
 私は、山口県でも入学願書の性別欄を廃止すべきだと質しました。
 繁吉副教育長は、「現在検討している」と答えました。

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 4年ぶりに一般質問で登壇する私

 

福祉医療制度検討協議会再開を要望

 

 6月県議会環境福祉委員会で、藤本県議は、医療費助成制度について、1999年4月に制定された「山口県福祉医療制度検討協議会」について質問しました。
 本検討協議会は、「福祉医療制度助成制度について、将来に向けた制度の在り方等を検討する」ことを目的に設置され、県内の市町の担当課長と、山口県健康福祉部の部次長と厚政課長が会員となっています。
 開催状況について、松永厚政課長は「本協議会は、福祉医療制度に一部負担金を導入した2009年以降開催していない」と答えました。
 藤本県議は、「協議会は、要綱5条にある解散なのか、開催されていないだけなのか」と質しました。
 松永課長は「確認できていない」と答えました。

 藤本県議は、「9月県議会の本委員会で、協議会の現状を報告してほしい」と求め、松永課長は「9月議会の委員会で説明する」と答えました。

 藤本県議は、山口県市長会から「県民が安心して子育てできる環境を創出するための最優先の施策」として福祉医療制度の拡充が県知事に今年も要望されたことを指摘し、「協議会を開催し、福祉医療制度について市町の意見を聞くべきだ」と要望しました。

 

法面が改修される県道

 

 藤本県議は、県道小野田美東線の万倉国近の道路法面地の改修を県宇部土木建築事務所に伝えていました。
 県宇部土木建築事務所維持管理課の担当者から藤本県議に「近く改修工事を行いたい」との連絡が入りました。
 現場は、昨年の大雨で崩壊していた箇所です。
 藤本県議は、「 当該箇所は、付近の道路法面についても改修の要望が出ており、引き続き、その箇所の改修を県宇部土木建築事務所に求めていきたいと思います。」と語っています。

県道小野田美東国近

 県道小野田美東線の法面が改修されます

 

一気

 

宇部興産、大阪ガス、電源開発の3社で(仮)西沖の山石炭火力発電所の計画が進められ環境影響評価準備書の審査が行われてきました。山口県知事は4月経済産業大臣に知事意見を提出しました。その直後に、本事業から大阪ガスが撤退することが明らかになり、宇部興産などは、ホームページで「環境影響評価準備書手続きの休止」を明らかにしました▼6月県議会環境福祉委員会で、私は、(仮)西沖の山石炭火力発電所の環境影響評価準備書の取扱いについて質しました。小田環境政策課長は「5月21日、当該事業者が正式に環境影響評価書を取り下げることを表明した」と答えました▼石炭火力発電所の環境影響評価に対し、環境大臣は今後、「是認できない」とする方針で臨む姿勢です。SDGs未来都市の宇部市に石炭火力発電所は相応しくありません。宇部興産など事業者は、石炭火力発電所の計画を撤回すべきです。