先週の金曜日、人権教育の講演会が西宇部小学校で行われ、元南陽工業の校長先生だった坂本さんのお話をお聞きしました。数日たった今でも、実にすがすがしい想いで、蘇ってきます。
主には、津田恒美投手との出合いから別れまでの話しでした。津田投手は、実に謙虚な選手だったそうです。甲子園でNO1投手になり、彼が、高校を卒業する時には、様々な球団からオファーが来たそうです。しかし、彼は、入団を断ります。理由は、実家で農業を手伝いたいということです。そして、彼は、就職する訳ですが、実家から一番近い所を希望します。理由は、家の手伝いのためです。その理由から彼は、協和発酵防府に入社します。そこでも活躍し、津田選手は、プロ野球に進みますが、その時でも、実家から一番近い「広島カープ」しか行かないと表明し、広島に入団します。そして、プロ野球でも活躍しますが、彼は、脳に出来たガンがにより、32歳の若さで他界します。
坂本先生は、津田投手から謙虚さの大切さを学んだと言われ、タイトルに書いた言葉で講演を締めくくられました。
得意淡然 失意泰然
得意になっている時こそ、冷静に自分をみつめ、失意の時こそ、おおらかに構える
大変いい言葉です。私は名前が「いっき」だからか、一喜一憂をよくします。
今週から本格的に議会準備に入ります。今日もこうやって早起きしています。この言葉を座右に置いて、謙虚に、今議会も乗り切っていこうと思っています。
桑田佳祐の五年ぶりのソロシングル「明日晴れるかな」を、移動の車の中で聴いています。
「在りし日の己を愛するために想い出は美しくあるのさ 遠い過去よりまだ見ぬ人生は 夢ひとつ叶えるためにある」
「奇跡のドアを開けるのは誰?微笑みよ もう一度だけ 君は気付くでしょうか?その鍵はもう 君の手のひらの上に」
歌とは未来を歌うものなのでしょうか。この詩は、少し、哲学的ではありますが、未来を歌う、歌おうとするものです。
このCD以来、少し、クワタを聴いています。私は、サザンオールスターズよりも、桑田佳祐としてのソロアルバムの中のクワタが好きです。「孤独の太陽」の「僕のお父さん」や「ROCK AND ROLL HERO」の「どん底ブルース」などのアコースティックな詩と曲が特に好きです。
また、「孤独の太陽」の「月」のクワタに叩かれ、「ROCK AND ROLL HERO」の「ROCK AND ROLL HERO」のクワタの詩とメロディーに心酔します。
クワタの戦争と貧困を憂う詩とメロディーに共感するところ大です。
そして、「紙プロレス」ならぬ「紙クワタ」本が出ました。集英社新書 中山康樹著「クワタを聴け!」です。デビューから今年の一月までクワタが発表した350曲を1ページづつ山中氏が忌憚なく論評しています。私は、中山氏の論評に、納得したり、がっかりしたりしながら読んでいます。クワタが二度楽しめて面白い本です。
サザンオールスターズは、1978年にデビューしています。来年で、30周年になります。私が、中学生のころデビューしたことになります。私は、「ザ・ベストテン」で初めてサザンの「勝手にシンドバット」を聴いて度肝を抜かれました。私が、高校生から大学生の頃「ふぞろいの林檎たち」というドラマシリーズが大ヒットしました。ドラマは、若者が手に持った林檎を上に投げる映像で始まります。そのバックに流れていた「いとしのエリー」は忘れることができません。このドラマシリーズでは、クワタの曲が随所に流れていました。シリーズ後半で、前述した「月」が、まさにドラマッチックな場面のバックで流れていたのが印象的でした。
サザンは、私の青春の伴走者です。青春とはいえない年になった今も、サザンは、私の伴走者でした。これって凄いことですよね。その事に気付き、今年は、クワタを少し深めてみようと思っています。
下の子二人が通う「こぐま保育園」に羊の「くるみちゃん」がやって来ました。それに向けて、二日も三日も、お父さん方は、日曜日を返上して、小屋や柵つくり。(残念ながら私は、参加できませんでした。)その結果、私も住みたいようなすばらしい小屋が完成しました。
昨日、子どもを保育園に送っていくと、「メー。メー。」と大きな鳴き声。この声でくるみの到着を知りました。3歳のくるみは、思ったより大きな体でした。よく鳴くのは、今まで母親と一緒に暮らしていたが、保育園に来て、一人っきりになった寂しさからではないかということです。もはや毛は長く、近く刈ってもらうのでしょう。
めまぐるしい毎日ですが、子どもたちには癒されます。今日、午後は、小学校の参観日。午前中に定例の街頭宣伝を行ってから参加しようと思います。今日は、学習会も行われます。講師は、元南陽工業高校の校長であった坂本先生です。
羊のくるみちゃん。後ろは、お父さん方が作った小屋
昨日、議会運営委員会が行われ、いよいよ来週から議会が始まります。新しい情報なども寄せられて最終的な、質問項目は確定していませんが、しっかり準備して臨みたいと思います。
昨日は、コムスンの山口県内の影響について担当者からの説明を受けました。コムスンの県内での影響は大きいものがあります。全国のコムスン事業所で不正が発覚しました。介護保険法の改正で連座制が導入されました。その結果、県内事業所のいくつかも、来年から事業が更新出来ない所が生まれます。コムスンは、そのような事業所が全国に広がる中、介護事業の譲渡を具体化させています。コムスンの後を新しい事業所が引き受けた場合は、事業は継続されることになりますが、企業の身勝手で、県民を翻弄させてはいけません。また、介護報酬が低すぎるという問題も、今回の出来事を通じて明らかになりました。この問題への対応も重大です。
山口県は、現在、コムスンを含めて、複数の都道府県で事業を展開している大手事業所に対して立入り調査を行っています。その結果も見ながら、県民の介護が今後もしっかり確保されるよう、6月議会を通じてしっかり監視したいと思います。
最近、子どもと朝、体操をしています。6時半に子どもを起こして、柔軟体操をして、腕立て伏せ、腹筋、ジャンピングスクワットそれぞれ10回します。5分程度の体操ですが、体がシャッキとします。
心技体で6月議会を乗り切ろうと思います。今日は、県庁で、議員団主催の議会に向けての学習会に参加します。
夕方は、空手教室に子どもと行くことにしています。
日本共産党政談演説会に、900名の市民が参加
小池政策委員長が大いに語
春名参議院比例区候補も訴える
十日、山口市市民会館で、テレビでお馴染みの小池晃政策委員長を招いての日本共産党演説会が行われました。県下各地から九〇〇の参加者が会場を埋め尽くしました。
演説会では、最初に、吉田貞好山口県選挙区候補が、「参議院選挙は、県民の命のかかった選挙。全力で頑張る。」と決意を表明しました。次に、春名なおあき参議院比例代表候補が、「憲法を守りぬく、日本共産党に大きなご支援を」と訴えました。その後、藤本
県議も参加者に訴えを行った後、小池政策委員長が訴えました。小池参議院議員は、「国保料一人一万円減額、介護保険料・利用料減免、六歳までの子どもの医療費無料化は、九千億円でできる。米軍再編に三兆円、大企業に今年だけで一・兆七千億円も減額している。この一部を使えば、党の政策は実現できる。」と訴えました
会場一杯の参加者があった演説会
靖国DVDを教育で使うな
日本共産党県議団は、六日は、県教育委員会に「侵略戦争と植民地支配を正当化するアニメ(DVD)『誇り』を教育に持ち込ませないことについての申し入れ」を行いました。
申し入れをしたDVD「誇り」は、日本青年会議所が作成したアニメです。このアニメの内容は、侵略戦争をまっこうから否定する中身で、当然、村山談話や河野官房長官談話を否定するものです。
対応した県義務教育課長は、「県内で使用したところはないと聞いている。」「政府見解から逸脱しているものであれば問題。」と答えました。
藤本県議は、「県立中等学校など県教委自らが教材としての適否を判断する場面もあるので、早急に教材としてふさわしいかどうか検討すべき。」と迫りました。これに県は、「申し込まれた時点で検討する」と答えました。
「消えた年金の解消を」年金者組合訴える
十二日、全日本年金者組合宇部地域支部(倉本喬支部長)は、柳沢厚生労働大臣と村瀬社会保険庁長官に対して、「消えた年金」の早急な解決を求める要望書を提出しました。要望書提出に藤本県議が同席しました。
対応したのは、山本宇部社会保険事務所長でした。山本所長は、「申し入れの主旨は、上に伝える」の答弁に終始しました。
申し入れを行う組合の方々
一気
松岡農水大臣が自ら命をたちました。安倍首相は、松岡氏への疑惑を解明しようとしません。同時にこの二つの問題での民主党の責任は重大です。家賃がいらない議員会館に一〇〇〇万円以上の事務所費を計上していた議員は、十八人いましたが、その中に民主党議員もいました▼「緑資源機構」の官製談合事件で、逮捕者が出ました。この機構から工事を受注する業者らがつくった政治団体が、故松岡大臣をはじめ、二十一人の国会議員に政治献金を行っていました。その中には、民主党議員が三名含まれています。どちらの問題も国民の税金を食い物にしたものであり、自民も民主も真相を国民の目の前で明らかにすべきです。「自民か民主か」では政治は変わりません。「カネの力で政治をゆがめる」状況を改革するため、日本共産党を躍進させてください。
昨日、全日本年金者組合宇部地域支部(倉本喬支部長)が、柳沢厚生労働大臣と村瀬社会保険庁長官に対して、「消えた年金」の早急な解決を求める要望書を提出しました。私のその提出に同席しました。
対応したのは、山本宇部社会保険事務所長でした。山本所長は、「申し入れの主旨は、上に伝える」の答弁に終始しました。参加者から「消えた5000万件は、宇部管内でどの程度あるのか?」「未入力が1000万件以上あるといわれているが、宇部管内ではどうか?」「証拠が不十分なものを第三者機関で審査するとなっているが、今後どうなるのか?」などの質問が出されましたが、山本所長は、「よくわからない。」と答えました。
「交通弱者への対応については?」という質問に関しては、「電話で対応した上で、必要な場合は、相手方を訪問し、詳しい事情をお聞きすることも考えている。」と答えました。
情報をなくしたのは、国です。国の責任で、払った形跡のある方にはきちんと年金が支払われるように、しなければなりません。
宇部社会保険事務所で申し入れをする組合の方々