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金持ち減税をすすめる議案に反対しました

 今日で、臨時議会が閉幕しました。日本共産党は、山口県賦課徴収条例の一部を改正する条例に関する専決処分に反対しました。反対の理由は、久米県議が、本会議で述べたとおりですが、一部紹介します。

 この議案は、自民・公明の与党が地方税法の一部を改悪したことによるものです。「改正」の主な目的は、金持ち減税だといわざるを得ません。株式の譲渡利益などへの課税を20%から10%にすることが大きな柱です。国税庁の2005年分の調査によると100億円を超える所得を申告した7人の株式などの譲渡利益の合計が2000億円ありました。つまり、20%の税率であれば、400億円納税しなければならなかったものが、10%になったので、200億円の納税ですむことになったのです。7人だけで200億円の減税を政府は行ったのです。
 金持ち減税は1年で、1兆円と言われています。その一方、定率減税の全廃などでの庶民増税は、1兆7千億円です。

 日本共産党は、参議院選挙で躍進し、この逆立ち税制を正していきたいと思います。

 今日は、今から地域労連の新事務所びらきに行ってきます。

厚生委員会委員になりました。

 本日、改選後最初の、常任委員会が開かれました。私は、厚生委員に任命されました。常任委員は、2年で改選です。県議2期目の後半に続き、二度目の厚生委員です。

 格差拡大が叫ばれる一方で、社会保障の大改悪が強行され続けています。このような中、山口県の厚生行政がどうあるかは、県民の命に直結する重大問題です。引き続き県民にとって大切な委員会に所属させていただいて感謝すると同時に、大いに奮闘したいとも思っています。

 県民の皆さんの様々な情報提供をお願いいたします。

 さて、厚生委員に任命されて最初の仕事が飛び込んできました。本日、午後の本会議終了後、山口県医療労働組合連合会が二井知事に行った「医療・看護の充実・改善を求める要望書」提出に同席させていただきました。後の予定もあり中座しましたが、要望に対する県の回答までは同席できました。

 一つ目は、「患者さんへ安全でゆきとどいた医療・看護・介護を提供するため」の要望事項です。県は、回答の中で、山口県内の潜在看護師は、約1万数千人ではないかと述べました。この方々の再就職を促進すると同時に、このような方を生まないような対策の強化が必要だと感じました。院内保育所への運営費補助の要件が緩和されたことなども紹介されましたが、抜本的に、看護師さんが働きつづけることができる環境づくりを山口県で進めることが必要だと感じました。

 二つ目は、医師確保対策です。この問題の第一は、過酷な医師の労働実態を改善していくこと。二つ目は、医学部の定員を増やすことです。第一に関して県は、勤務医の労働条件の問題に関して、県に指導監督の権限はないとしながら、県が行う研修会で「過重労働が、医療事故につながるおそれがある」ことを周知していると回答しました。また、医学部の定員増については国に増員を要望していると答えました。日本共産党は、この問題で提言を出しましたが、解決のためには、県の更なる努力と同時に、国の積極的な対応が急がれます。

 一つ一つ勉強しながら、今後の厚生委員会で大いに発言したと思います。

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  要望書を提出する県医労連の萩原執行委員長

 

議長選について

 昨日は、議長、副議長選がありました。私は、副議長候補で、3票という結果でした。副議長選は、私以外にも票が入った候補は多かったのですが、議長選は、どうでしょう。自民党の島田さん46票以外は、日本共産党の水野さんに3票だけでした。これぞ、オール与党県議会と県民から批判されてもしかたない結果ではなかったでしょうか。自民党以外の会派の方々がなぜ、自民党候補に投票したのか、県民へきっちり説明すべきだと思います。

 日本共産党議員団は、なれあい議会に組みせず、県民の立場で、今後とも是々非々で対応していきます。

 さて、今日は、少し時間があったので、退職・転職された方々へ返礼を書きました。私は、もう10年位前から絵手紙で返礼しています。子どもの頃から絵は好きでした。小学校高学年の時、旧楠町万倉に今富ダムの竣工記念イラストコンクールで入選して、当時賞金5000円をもらいました。高校の時は、交通安全ポスターコンクールで山口県で1位になり中国大会で入選しました。一時期は、真剣に美術系の大学への進学も考えたほどでした。こう話せば、凄い絵を描くのかと期待されても困ります。今は、「下手でいい、下手がいい。」の絵手紙精神で、時々、思い出したように、ぼちほち続けています。

 道具は、試行錯誤の末、今は、パイロットのゲルマーカーというので描いています。筆で書くのは準備と片付けが大変。色鉛筆は繊細すぎるので、これも完成させるまでに時間がかかって大変。ゲルマーカーは、クレヨンを滑らかにしたような書き味で、気持ちいいです。太いタッチなので、すぐに完成できます。絵の対象は、今日は、アザミ、玉ねぎ、人参でした。いつもこんな感じです。ためしに、私の絵手紙を見てみたい人は、私に手紙を下さい。自らの選挙が終わり今は平常に戻っているので、少しの期間をいただければ、ご返事ができると思います。

 アザミ探しに今日は少し苦労しました。私の近所からアザミが消えてしまっていたからです。少し郊外に行ってようやく見つけましたが、小振りのようです。私の気のせいでしょうか。これも温暖化の影響でしょうか。

 そう言えば、富山でも父の親戚が、いつもは、3メートルも降る雪が、70センチ程度だった。こんなことは過去一度もなかったと言っていました。

 今日宇部は、30度近い気温でした。暖冬やアザミの生息の変化が温暖化の影響なら、日本の温暖化は、深刻な状況まできているのでしょうか。

話は前後しますが。

 新生県議団は、連休前から、県民要求の実現のために行動を開始しました。それは、 岩国市の愛宕山開発問題で、2日、知事に申し入れを行ったことです。

 この間、副知事が変わって、改めて岩国市長と面談しました。その中で、西村副知事は、「清算も視野に入れて岩国市と協議したい」と述べました。そのこころは、岩国市との交渉が決裂した場合、山口県と岩国市の責任分担(2:1)の内、県の2の部分は、自らの判断で処分することもあり得る。その処分の方法としては、米軍住宅への提供もあり得る。私は、副知事発言は、このことを示唆したものであると理解しました。

 そんな身勝手のことがあるかということで申し入れをしました。奈原理事が対応しましたが、「6月議会までには結論を出したい」と、かなりあせっていることを感じました。

 国いいなりの県の姿勢を厳しく批判し、住民投票の結果である、「空母艦載機部隊移転反対」の県民の意思が発揮される県になるように県議団は、大いに論戦を行っていきます。

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  左が私、中央が水野団長、右が久米県議

明日は、臨時議会です。

 今、荒川市議地域の後援会の懇親会に参加して帰りました。木曜日は、真鍋地域。来週は、岡本地域と続きます。いろいろな方と対話できて楽しいひと時です。

 義父のルーツを探る富山への旅は、思い出深く、今日も少し感想を書きます。父の実父は、戦死しました。そして養父は、実父の兄でした。その事実を私は、富山に行って初めて知りました。当時は、よくある話だと聞き流せない、戦争の悲惨さを実感しました。

 富山と関西は、関係が深かったようです。戦前から農家の次男以降は、働きに、長男も出稼ぎに関西に出ていたようです。富山の山間部は、米はほとんど取れず、粟程度だったようです。江戸時代から養蚕と塩硝の生産が盛んだったようです。しかし、それでは、生活できないので、戦後も含めて出稼ぎに行かなければならなかったようです。

 山口県に生まれ育った私には、出稼ぎの実感がわかないのですが、富山に行ってみると少しは分かる気がしました。

 06年の人口移動状況の調査結果が出ました。豊かなはずの山口県は、4508名の転出超過となりました。前年度より783人増です。人口規模が違うでしょうが、富山県は、転出超過が1309名。ですから今は、富山県の方が山口県より豊かなのかも知れません。

 私はこのことから二つの事を感じました。一つは、山口県は、県民にとって住みよい地域を作る必要があるということです。二つ目は、国は、どこに住んでいても同じような行政サービス(ユニバーサルサービス)を受けることの出来る国を作る必要があるということです。

 戦争が終わり、60年以上経ちました。豊かさが実感できるような山口県をつくる必要性を、富山への旅を通じて痛感しました。

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 富山県・井波神社のよいやさ祭りの獅子舞の風景

富山から帰ってきました。

 私の家族と、妻の両親とで、妻の父の両親の古里をめぐってきました。父のルーツは、世界遺産になっている富山県五箇山相倉の合掌つくりの周辺です。相倉の合掌つくりの民宿で一泊し、父の父の親戚や母の親戚を回りました。

 この地域には、こきりこ節などの歌が残っており、各地で、「ささら」などの楽器の演奏を聞くことができました。途中立ち寄った、井波では、偶然「よいやさ祭り」の当日でした。神輿や獅子踊りなどの伝統を地域で守っている姿が印象的でした。

 子どもたちも、五箇山で和紙によるうちわづくり体験を、井波では、木彫づくり体験をすることができて、とても満足そうでした。

 私も久しぶりに家族一緒の旅行がゆっくり出来て満足しています。また、地域づくりの原点に触れた旅になったことにも満足しています。

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 世界遺産に登録された五箇山・相倉の合掌づくり