議員日誌

2月議会が閉会しました。

 昨日の議会閉会日、我が党を代表して岩国市選出の久米議員が討論に立ちました。久米議員は、討論の中で、「知事は、福田岩国市長とともに上京されました。再編交付金と市庁舎補助金の支出に道が開かれたということであります。お二人で、事実上、米軍再編を容認することを告げにいかれた。そう考えるしかないではありませんか。知事は本二月定例会の答弁でも「容認はしていない」とおっしゃいましたが。これは虚偽答弁ではありませんか。」と発言しました。

 特にこのくだりに、野次はなく議場は、水を打ったようでした。

 「住民投票を力にする会」の皆さんが、「愛宕山への米軍住宅に反対する署名」を6944筆集められました。議会閉会後は、署名提出に同席させていただきました。

 市民の方から、「愛宕山の転用策について、市民の意見をしっかり聴いてほしい」という要望が出されました。

 愛宕山問題では、これから都市計画決定を変更するに当たっての公聴会の開催が焦点になります。いつ開催するのか、どのような内容と規模での公聴会になるのかが注目されます。

 公有水面埋立て事業の一部を変更する審査で、県は、「用途の変更」ではないとして、住民への縦覧や利害関係人への意見聴取などは行いませんでした。法律の規定がないことを理由にこれらを県は行いませんでしたが、今度の愛宕山の都市計画決定の変更には、法律で、公聴会の実施が明記されています。山口県は、明確な態度で、厳密な公聴会を開催すべきです。

 先の岩国市長選挙でのある報道機関の出口調査は、空母艦載機部隊の移転反対が、65%となりました。この世論を尊重することが、県政の重要な課題の一つです。

 

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