今乗っている私の車は、来月が、車検です。今の車を購入して、丸9年となります。走行距離は、約23万キロ。家族会議の結果、車を買い替えることにしました。
今日、契約した車の車種は、ダイハツ・テリオスキッド。今乗っている車と一緒です。
なぜ、この車がいいのでしょうか。一つ目は、小回りがきくこと。赤旗新聞の配達が定期的にあり、細い路地に入り易い軽四でないといけません。二つ目は、丈夫だということ。長距離走りますので、丈夫な4WDのボディーは魅力です。三つ目は、家族が多いので、4ドアでないと困ります。この3つの条件を満たす車は、現在、この車しかありません。
ミッションにして、一番安いクラスにして、メーカー希望価格が約120万円。色は、家族会議の結果、ブルー系にしました。支払いは、ボーナス入れて、30回払い。走行距離約23万キロなので、下取り価格は、さすがにゼロでした。
改めて今晩、注文書を見ると、付属品に5万円とあります。はて、心当たりがありません。メーカーのパンフレットを見ると、標準装備ではない、アルミホイールの価格が入っているようです。家族会議の結果、標準装備のホイールでいいのではないかという話しになり、明日、訂正を車屋さんに言わなければなりません。間に合うでしょうか。
新しい車が来るのは、嬉しいことだけど、支払いのことを考えると大変ですね。
新しい車にも、西宇部校区「子ども見守りパトロール」のマグネットシールを貼りましょう。「無事にかえる」と書かれ、かわいい「かえる」がトレードマークです。このシールを貼った頃、「私の車を見る人がいやに多いな」と気づきました。そうです。「かえる」を見る人が多いのです。車の後ろには、最近出来たばかりの空手道場のシールを貼りましょう。
小林信也著「宇城憲治師に学ぶ心技体の鍛え方」を読みました。宇城さんの本は、数冊読んでいます。空手道界のカリスマの一人です。彼の理論をスポーツライターの小林氏が著したものです。
宇城さんの師である座波・心道流宗家が、「武術空手の知と実践」という本の中で、語った言葉が引用されています。
「常に平和な心を持つ。それが、空手の心。戦って勝つのは誰でもできる。しかし戦わずに勝つというのは心の勝負であって、力の勝負ではない。日常の行動、人に憎まれんような行動で生活しなくてはいけない。そうしたら自然にあとの人が尊敬してくれたら敵がない。それが戦わずに勝つということ。戦わずに勝つという心掛けが本当の空手。」
以前、読んだ武道の書に、中国の古典に「弋(ほこ)を止むるを武と為す」と文章があるとありました。武とは争いを防ぐという意味があるのです。
宇城憲治さんの「武道の心で日常を生きる」には、こう書かれています。「沖縄はいまから約600年前、三山(北山、中山、南山)に分かれて対立していました。その時代に、当時の尚氏王朝、尚真王が国を統一するため、武器撤廃の宣言をし、平和の道を選んで今日に至りました。この歴史の中から武器を持たない手(ティー)、現在の空手のが生まれました。これが空手のルーツです。人を大切にする、争わない『手』の歴史こそが、沖縄の心です。」
私も空手をはじめて、4年目になりますが、我が心に、「平和な心」が育てばと願っています。
南京大虐殺から70年です。これから、サンきわ後援会で、南京事件について報告します。
当時8歳だった夏淑琴さんは、アメリカのマギー牧師に、証言します。牧師が証言をもとに記録を残しています。「この少女は、背中とわき腹を刺されたが、殺されずにすんだ。殺害された人には、76歳の祖父と74歳の祖母、母親と16歳と14歳の姉と1歳の赤ん坊がいた。二人姉ともそれぞれに三人ぐらいの日本兵に輪姦され、それからもっとも残酷な殺されかたをした。下の姉は、銃剣で刺し殺されたが、上の姉と母のほうはとても口にはできないやり方で殺害された。」
夏さんは自らの証言をニセと決め付けた、東中野修道・亜細亜大学教授を相手に名誉棄損裁判を中国と日本で起こしました。中国の裁判で同教授は出廷を3度拒否しましたが、昨年夏さんが勝訴。日本では11月に東京地裁の判決がでます。
南京で、捕虜と住民の大量虐殺があったのは、関係者の多くの証言が実証しているとおりです。自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」は、南京問題小委員会を設置し、「南京攻略戦が通常の戦場以上でも以下でもない」として、大虐殺を否定する「検証結果」をまとめました。しかし、「通常の戦場以上でも以下でもない」からと言って、「日中戦争で南京を占領したとき、多数の中国人民衆を殺害した」という東京裁判の「認定」そのものを否定することは出来ません。大量虐殺はなかったとする事実をあげてもらわなかったら議論になりません。
歴史を曲げるものは、歴史を繰り返します。自民党は、史実に真摯になるべきです。
29日、奈良県で、妊婦が救急車内で死産するという事故が起こりました。搬送拒否で、妊婦死亡事故から1年。また、奈良県での痛ましい事故です。
奈良県には、周産期母子医療センターがありませんでした。山口県は、県立総合医療センターに、周産期母子医療センターが設置されています。毎日新聞の妊婦の死亡率の調査にようと、出生数10万あたりの妊婦の死亡割合が、一番低いのが広島県、1.84です。山口県は、5.42。全国平均は、6.39で、山口県は、それよりは低いですが、中国地方では、一番高いのが山口県です。山口県では、奈良県のような事故が起きないと誰が言えるでしょうか。
やはり、このような事故が起きる背景には、産婦人科医不足があります。山口県ではどうでしょう。病院一施設あたりの医師数は、産婦人科医が、全国平均3.7人に対して、山口県は、2.6人と深刻です。
政府は、「医師が増えると医療費が膨張する」といって医師の養成数を減らし続けてきました。これが、医師不足の最大の原因です。
厚生労働省、文部科学省、総務省などでつくる「地域医療に関する関係省庁連絡会議」が30日に、開かれ、全都道府県を対象に「緊急臨時的」な医学部定員増を認める方針を確認したようです。
この方針は、1997年に、閣議決定された、「医学部定員削減」の一部見直しです。この背景には、今回の妊婦事故など医師不足故の相次ぐ痛ましい事故への対応の必要性からでしょう。また、日医連推薦・武見敬三氏落選という参議院選挙での医療界・大激震を受けての対応だといえます。
次男が、読書感想文に取り組んでいます。選んだ本は、課題図書の西本鶏介/作・長谷川義史/絵「おじいちゃんのごくらくごくらく」です。次男が書いた感想文は、あらすじばかりで、「感想」がありません。自分の想いを書いたらといいますと、次男は、「ジー」と考えたままです。私が、「自分のじいちゃんも、去年亡くなったから、おじいちゃんの思い出を書いたら。」と促しても、次男は、「ジー」と考えたままです。それでは、「学童に行っている間に考えよう」ということにしました。
夕方、帰ってこた次男の学童で考えた感想はこうでした。「ゆうたくんのおじいちゃんは、おかあさんみたいだといわれるところがおもしろかったです。」
作品の中で、ゆうた君を保育園に送っていくのは、いつも、おじいちゃんで、おじいちゃんは、ゆうた君のお母さんみたいだというくだりがあります。ここに次男は感動したのです。
あらすじを理解するだけでも、たいしたものです。自分の感想を書けという課題に、挑戦すること自体がたいしたものです。
次男は、この夏、この本を何度も読んで、「感想」を絞り出しました。次男に取って、本との本格的な出会いとになった夏かも知れません。
次男よ、いっぱい本を読んで、自らの人生を切り開い行って下さい。
「ジー」と考えたままの時間をなかなか待てない私ですが、夕方、空手教室に一緒に行って、上段回し蹴りの彼の脚の動きと、「感想」が上手く書けたことを褒めてやりました。
私は、今、はじめて、この絵本を読んで、父を想い出して、目頭が熱くなりました。
新日本婦人の会宇部支部が、いじめ問題学習会を開催
いじめる子も受け止めよう
いじめで子どもを失った森さんが講演
新日本婦人の会宇部支部(牧野佳子支部長)が主催した、いじめ問題学習会が、十八日、宇部市野球場会議室で行われ、教師や父母など約六十名が参加しました。講師は、昨年十月、いじめを苦に自殺した中学二年生の母親、森美加(福岡県筑前町)さんが務め、「いじめから考える―今を生きる子どもたちへ」という演題で講演を行いました。
森さんは、いじめ問題の解決には、「子どもがどうしたいのかを考えることが一番重要」と話されました。いじめ問題の解決のためには、「親と子どもと教師がつなぎあうことが大切だ」と語られました。
また、森さんは、「いじめを行う子どもの心を受け止める対応が必要」と話されました。いじめた子どもを学校に登校させないなどの厳罰化では、いじめは解決しない。いじめを行う子どもたちのストレスを取り除くケアをしないといじめはなくならないと語られました。
6月議会報告シリーズ④
教職員の懲戒処分について
藤本県議は、宇部工業高校のソフトテニス部指導者が体罰を行い、懲戒処分を受けた事案を通じて①体罰は、絶対に行ってはならない行為だが、基本認識は。②部活での体罰が再び起こったことをどう受け止めているか。③教職員に対し人権尊重を徹底すべきではないか。④職員のストレスを少なくする取り組みも重要だ。以上の4点について質問しました。
これに、藤井教育長は、①体罰は、絶対に許されないものと認識している。②公立学校に対して、教職員への指導の徹底を指示したところである。③教育研究所における教員研修において、教職員一人ひとりの人権意識のより一層の高揚に努めていく。④検討会において業務改善等の方策を報告書にまとめた。報告書をもとに、業務改善の取り組みを進めたい。また、県教委が実施する会議や調査などの精選や簡略化等に取り組んでいる。
真締川の堤防嵩上げ残り工事着工へ
藤本県議と大野市議・時田市議が、住民要望を県宇部土木事務所に伝え、工事が着工された真締川の嵩上げ工事について、残りの部分もこの程工事が行われる運びであることが明らかになりました。嵩上げ工事が行われているのは、石田橋から土田橋までの約一五〇メートルで、これまで約一一〇メートル部分の工事が完了していました。この程、残りの約四〇メートルが年度内に着工される運びとなりました。
一気
中学二年の子どもさんをいじめ自殺で失った森美加さんのお話は、胸に迫りました▼ 森さんは、葬儀の際に、子どもを抱かせてほしいと葬儀屋の方にお願いされたそうです。成長した息子を肌で感じたとおっしゃいました。息子のやわらかいほほが好きだったので、最後にほおずりをしたそうです。そして、心から「私たちの所に生まれてきてくれてありがとう。」と息子さんとお別れされたそうです▼今、事件を思い起こして、いじめられた行為に対して「やり返さなかったあなたが正しい。よくがんばったね。」と息子さんに言いたいともおっしゃいました。息子がやさしい子に育ったことが親としての唯一の誇りだと話されました▼親として、議員として「いじめ」問題に対して、私たちは、何ができるのかを考えるきっかけとなった貴重なお話しでした。