議員日誌

川柳作品を大募集中です。

 ようやく、山口民報川柳欄の3月号をまとめました。句が中々集まらず、苦労しています。今月からテーマを決めました。4月号のテーマは、「春」「値上げ」です。今春の「値上げ」は大きいのは何でしょう。逆にガソリン税の「値下げ」がありそうな国会の状況です。そんなリアルの今を自由に5・7・5で書いてください。

 さて、議会が今日閉幕します。昨日は、少し時間が取れたので、映画「明日への遺言」を観に行きました。原作は、大岡昇平さんの「ながい坂」です。主人公は、旧軍の東海軍管区司令官だった岡田資です。第二次世界大戦中に、空爆を行った米軍搭乗員の処刑を命令した容疑で、B級戦犯として起訴された人物です。岡田は、軍法会議で、米軍の残虐な無差別爆撃を立証しようとします。

 私は、映画のパンフレットにある共同脚本の「ロジャー・パルバース」の意見に共感しました。

「3年前だったら、この映画はアメリカでは公開されなかったでしょう。9・11以降の、イラクへの攻撃を人々は支持していたからです。しかし、アメリカが無差別爆撃という犯罪を犯したことより、アメリカ人でさえ、アメリカが正しくないという気分に襲われました。世論は、大き変わったのです。岡田中将の主張は、日本が正しかったという主張ではありません。一人ひとりの責任感を問うているのだと思います。搭乗員を処刑したことは、決して正しいとはいえませんが、死してその責任をとったこと、岡田中将の生き方から学ぶことは多く、アメリカ人の共感を得ると確信しています。」

 弁護側証人水谷を演じた女優の田中好子さんは、こう言っています。

 「戦争は、一番弱い何も知らない女、子どもが一番の犠牲者。戦争は、二度と繰り返されてはいけない、二度と繰り返してはいけないものです。」

 私は、映画のパンフレットからこの二人の意見に頷きました。

 実は、今日は、妻が残業で不在ということもあり、子どもたちと夕方「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」を観に行くことにしています。もうすぐ4才の末娘が映画デビューですが、暗い中、母がいない中、2時間持つでしょうか。持たなかったら私と末娘は外で待機となります。結果は、明日以降のブログで報告します。

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