月別アーカイブ:2018年10月

「隠れ共産党宣言」読書ノート③

 引き続き、小松泰信さんの「隠れ共産党宣言」を呼んでいます。

 「痛々しささえ感じる進次郎『農政改革』」は読んでいて痛快でした。

 小松さんは、自民党農林部会長に小泉氏の登場を次のように書いています。

 「昨15年(当時)10月27日に開かれた自民党農林水産戦略調査会長・農林部会合同会議において新農林部会長の小泉進次郎氏は、(中略)『農業の可能性は大きい。・・・1次産業の発展亡くして日本全体の活性化なし・・・復興のためにも地方創生のためにも、日本の将来のためにも農林部会長として全力で汗をかきたい』と決意を示した(『JAcom・農業協同組合新聞』同10月27日付)。」

 小松さんは、小泉農林部会長の「週刊ダイヤモンド」での発言についてこう書いています。

 「要約すれば、『農業は弱い立場であるから守らなければならない。そのために補助金が必要だ』という発想に立った補助金まみれの農政が農業の競争力を弱めた。だから補助金漬け農政とは決別する、となる。」

 その上で小松さんは、小泉発言をこう批判しています。

 「農業をはじめとする第一次産業は、国の経済が発展するに従ってその生産要素(土地、労働力、資本)を他産業に提供し続けることが運命づけられている。しかし疑いもないよう重要な産業であることから、生産要素の自由な移動を制限するために農地法などの岩盤貴志江が敷かれる。さらに残された生産要素をより効率的に活用することを目指し農地の整備などが求められる。しかしろれらは私有財産であることと多額の整備コストがかかるために、政策誘導手段として補助金の投入が不可欠となる。この流れを補助金に『漬け』や『まみれ』という言葉をつけて、ネガティブキャンペーンを張るのは、農林行政を持つものの発言とは思えない。もし、『莫大』な補助金と感じるとすれば、それは、『莫大』な生産要素が農業から他産業に移転していることの証左と思うべきである。」

 私は、小泉氏の「農業の可能性は大きい」と言いながら、農業に対する補助金を削減しようとするやり方が、今日の沖縄問題に共通していると思いました。

 玉城知事誕生後にも安倍首相は「沖縄の皆さんの心に寄り添う」と言いました。

 しかし、昨日、沖縄県の辺野古埋め立て承認の撤回に対し、防衛省が、効力の停止を求めていることに対して、国交省は、沖縄県に執行停止を決定しました。

 昨日の代表質問で日本共産党の志位和夫委員長は、防衛省の申し立てを国交大臣が審査するというのは「自作自演」だと批判しました。

 その上で、志位委員長は、沖縄に新しい基地を押しつけるのではなく、アメリカに対して普天間基地の無条件撤去こそ求めるべきだと安倍首相に求めました。

 小松さんは、本の中でこう書いています。

 「『違憲』の安保法制の成立以降は、『とにかく安倍さんのすすめることは全否定すべきです。日本のこともも日本国民のことも、もちろん農業・農家・農村、まして農協のことなんか歯牙にもかけていない、米国政府やグローバル企業の走狗による痴言ですから』ということも付け加えている。」

 安倍政権が、農家の民意も沖縄の民意も歯牙にもかけず、米国政府やグローバル企業の走狗になっているのなら、大問題です。

 引き続き、小松さんの「隠れ共産党宣言」から大いに学びたいと思います。

「隠れ共産党宣言」読書ノート②

 引き続き、小松泰信著「隠れ共産党宣言」を読んでいます。

 小松教授の「生命の連鎖性」という視点は、農業を考える重要な視点だと感じました。

 「私は、生命の連鎖性という考えを重視しています。それは、農業が人間の命にかかわる生命産業だからです。しかも、生命とは自分たちが思っているようりももっと奥深いものです。たとえば、牛を屠殺して食べさせてもらっています。その牛は死んでいるけれども、明日も、十語にも食べたい、孫にも食べさせたいと思えば、種としての牛には残り続けてもらい、その一部を屠殺して食べさせてもらわねばなりません。お米もそうです。できあがった稲を収穫して米を食べるけれども、種子が残されることで連続して食べることができる。つまり人間の命が連続するために、食べられる牛や豚や野菜や穀物も連続しなければならないわけです。さらにいうt、そこには、ほかの生物や微生物が存在して、邪魔をしたり、捕食したり、助け合ったりするなど、それぞれが関係性を持ちながら、時間が連続していくという広くて深い構造があります。漁業や林業をふくめて第一次産業の世界は、さまざまな形でつながっているわけですから、この連鎖性をカットしたり、リセットすることに対して、条件反射的にもノーと言わなければならないわけです。それが、農学に身を置く人間の一つの使命であると思います。その連鎖性を切らないということを最低限のこととし、維持し発展させ、さらにより良きものにするために、農学に関わる人間は努力してきたはずです。私は自らの立ち位置をそこに見出しました。」

 「連鎖性をカットしたり、リセットすることに対して、条件反射的にもノーといわなければ」ならない」という点で、小松教授は、農業競争力強化支援法の問題点を指摘しています。

 「良質で低廉な農業資材の供給」や「農業物流等の合理化」を旗印に、自公政権や財界のねらいが二つ組み込まれていると小松教授は指摘します。

 一つは、卸売市場です。

 「『農産物の卸売又は小売りの事業について、適正な競争の下で効率的な農産物の流通が行われることとなるよう、事業再編又は事業参入を促進すること』(12条の1)として、卸売市場も自由化し競争させようとしています。そこには、青果物や魚、花卉などの集荷分荷として現れる機能や価格決定の機能など、ほかではとって代わることのできない重要な機能を担う卸売市場の役割は眼中にはありません。大企業が卸売市場も支配して、もうけを独占していこうという考えだけです。」

 二つ目は、種苗です。

 「主要農作物種子法が2018年3月で廃止されることになりました。種子法については、私もふくめてそのようなことが準備されているとの十分な認識がなく、虚をつかれて、ここまであるのか、と率直に思いました。どういうものかというと、支援法では、『種子その他の種苗について、民間事業者が行う技術開発及び新品種の育成その他の種苗の生産及び供給を促進するとともに、独立行政法人の試験期間及び都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間業者への提供を促進すること』(8条の4)と、みんかんの種苗事業者の事業展開を推し進めるだけでなく、公的機関が蓄積している知識を大手民間企業に提供しろとまで書き込まれているのです。種苗は『支援法』以前は、これまで各地の自然条件に合わせたものを開発し、農家に安定的かつ安価に提供してきました。たとえば、いま米で一番おいしいのは北海道といわれていますが、かつて米の北限は青森で北海道では作れないといわれたものです。ところが、北海道農業試験場などの技術指導や品種の改良や開発という長年の努力があって実現してきたのです。それを無償あるいは二束三文で民間事業者に渡せという。しかも、民間事業者とは国内の事業者には限らないと答弁していますから、遺伝子組み換え作物の世界シェア90%といわれるモンサントなどアメリカのグローバル企業は濡れ手で粟です。」

 小松教授は、農業競争力強化支援法は、「農業・農協解体切り売り法案であり、廃止しなければなりません。」と述べています。

 生命の連鎖性を担う農業を「岩盤」と規定し、強引に穴をあけようとすれば、「連鎖性をカットしたり、リセット」してしまうことになりかねません。

 安倍政権がその事を十分考慮せずに、穴をあけることを推進することは、とても危険なことだと、小松教授のこの本を読みながら痛感しました。

 皆さんは、生命の連鎖性における農業の在り方をどうお考えですか。

 ご意見をお聞かせ下さい。

 小松教授は、こう指摘します。

 「

第42回山口県赤旗まつり

 昨日、第42回山口県赤旗まつりが、山口市亀山公園で行われました。

 県下各地から約1000人が参加しました。

 最初に、大平よしのぶ前衆議院議員が議席奪還への決意を表明しました。

 次に、来年の統一地方選までの地方選挙をたたかう候補者が紹介されました。

 私は、議席倍加の4議席を目指す来春の県議選挙の候補者の一人として私は、檀上で参加者に手を振りました。

 来春の宇部市議選の候補者として荒川市議・時田市議・藤井市議に加えて40歳の新人・浅田とおる候補が紹介されました。

宇部統一候補者

左から浅田・藤井・藤本・荒川・時田各候補者

 浅田とおる(徹)さんは、1978年、山口県生まれの40歳。県立小野田高校と北九州市立大学法学部をそれぞれ卒業しました。真鍋市議の後継として、厚南地域を担当地域にして初議席を目指します。

 記念講演を行ったのは宮本岳志衆議院議員。

 宮本議員は、沖縄県知事選挙や森友問題、教育勅語をめぐる国会追求、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画などから安倍政治の破綻を明らかにした上で「ボロボロでも自ら辞めない安倍首相を、国民の力で一刻も早く辞めさせよう。参議院選1人区で市民と野党の共闘を実現するとともに日本共産党の議席を増やし、安倍自公政権を過半数割れさせ、総選挙へと追い込めば新しい政治を切り開ける」と訴え、大きな拍手が沸きました。

 来年の統一地方選・参議院選勝利と安倍政権退陣への決意を固め、参加者の交流を深めた山口県赤旗まつりとなりました。

 赤旗まつりにご参加いただいた皆さんに主催者の一人として心から感謝申し上げます。

ぬけまいる

 昨日からNHKテレビの土曜ドラマ「ぬけまいる~女三人伊勢参り」が始まりました。

 知人の長男の方がこのドラマの助監督を務めていることを知り、楽しみに待っていました。

 しんぶん赤旗のこのドラマの紹介欄を引用しましょう。

 「三十路をすぎた以乃(ともさかりえ)、志花(佐藤江梨子)、蝶(田中麗奈)の3人組が、突如、仕事も家庭も放り出して、江戸から伊勢へ抜け参りに繰り出すという物語。直木賞作家・朝井まかての原作をドラマ化しました。全8回。」

 原作の文庫本の解説で、文芸評論家の末國善己さんは、次のように書いています。

 「猪鹿蝶の三人は、お伊勢参りを通して、旅行一つ取っても、男には簡単に通行手形が出るのに、女は審査に時間がかかる、どれだけ能力があっても男より一段低く見られ、仕事で成功するより、良き妻、良き母である方が評価が高いなど、男に都合よく作られた封建社会の矛盾を次々と暴いていく。しかも三人が直面する問題は、形を変えながら現在にも残っているものばかりなのだ。三人が、男尊女卑の風潮を説きに力まかせに、時にユーモアを交えて皮肉りながら吹き飛ばしていくところは、特に女性読者には痛快に思えるはずだ(逆に男性読者は、耳が痛いかもしれない)。

 志位委員長は、第5回中央委員会総会での幹部会報告で、安倍政権の女性差別に関してこう述べました。

 「女性差別の言動も枚挙にいとまがありません。財務省事務次官のセクハラ事件と、その後の政府・財務省の対応は、麻生財務大臣の『被害者は名乗り出ろ』『福田の人権はないしか』などの発言をはじめ、セクハラ被害を受けている女性をおとしめる姿勢に終始しました。二階自民党幹事長が『子どもを産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考える人がいる』と語るなど、子どもを産まない女性を否定する発言も相次いでいます。『女性の活躍』をあれだけ強調しながら女性閣僚の登用はたったの一人。この政権ほど女性蔑視がはなはだしい政権はないのえはないでしょうか。」

 志位委員長、さらに続けます。

 「これらの人権侵害、女性差別の言動の根本に、安倍政権が、『日本会議』『神道政治連盟』など、過去の侵略戦争を肯定・美化し、歴史を偽造する極右勢力によって構成され、支えられているという大問題があります。男尊女卑、個人の尊厳の否定、個人の国家への従属は、どれもみなこの勢力が共有している時代逆行の思想にほかなりません。」

 憲法で保障された個人の尊厳が尊重される社会の実現のために、「ぬけまいる」からしっかり学んでいきたいと思います。

 朝井まかてさんの原作を読みながら、年末までこのドラマを楽しみたいと思います。

 「ぬけまいる」の感想をお聞かせ下さい。

西宇部自治会館で藤本囲む集い

 本日、西宇部自治会館で私を囲む集いを行いました。

西宇部集い

 西宇部自治会館での集いでお話する私

 集まっていただいた方々に感謝いたします。

 私が、お話した趣旨は以下の通りです。

・・・

 西ケ丘の藤本かずのりです。西宇部校区では、人権教育推進委員協議会会長と西宇部小学校学校運営協議会委員を務めています。PTAでは、宇部市PTA連合会顧問と厚南中学校PTA副会長を務めています。議員としては、26歳で宇部市議会議員となり、市議2期、県議4期務めてきました。前回の選挙で残念ながら次点に終わりましたが、来年4月の選挙では必ず議席を確保する決意です。

 お配りしています「かえる通信」を参照下さい。今年度から7億円の予算で、宇部駅にエレベーター付の新しい跨線橋を設置する工事が始まりました。来年度までに新しい跨線橋を完成させ、再来年度に今の跨線橋を撤去する工事が行われます。私が県議時代、まなべ市議と一緒に、JR西日本にエレベーターの設置を要望しました。
 引き続きの課題としては、宇部駅から厚東方面に向かう、県道宇部駅停車場線の高架の歩道拡幅です。西宇部小のPTA会長当時から要望していますが、工事が行われていません。歩道拡幅を実現したいと思います。
 今日は、皆さんのご要望もしっかりお聞かせいただきたいと思います。
 まず、沖縄県の状況です。9月30日の県知事選挙では、玉城デニーさんが勝利しました。10月14日の豊見城市長選では、山川仁さんが勝利しました。10月21日の那覇市長選では、城間幹子さんが勝利しました。辺野古新基地建設反対「オール沖縄」候補の3連勝です。
 資料1を見て下さい。10月10日付の毎日新聞社説です。「憲法は地方自治を定める。どこに基地を置くかまで地域の理解を得ずに政府が勝手に決めていいことにはならない。そのような押し付けは国と地方を対等な関係とうたう地方自治法の精神にも反する。」憲法92条に「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める。」とあります。
 憲法で言う「地方自治の本旨」とは、「住民自治」と「団体自治」です。
「住民自治」とは、地方の政治は地域の住民で決めるということです。「団体自治」とは、自治体の事務は、地方自治体の責任で行うということです。私は、沖縄での勝利は、安倍政権による民意を押しつぶす政治は通用しないことを国民に示した結果です。県議選に繋げたいと思います。
 臨時国会が24日に始まりました。安倍首相は、所信表明演説で、憲法改正について憲法審査会に「政党が具体的な改正案を示すことで、国民の皆さまの理解を深める努力を重ねていく」と述べ、今国会中の自民党改憲案の提示に意欲を示しました。安倍首相は「9条に自衛隊を明記する」だけであり「自衛隊の権限・任務は変わらない」といいます。しかし、ひとたび憲法に自衛隊を明記すれば、戦力保持を禁止した9条2項の空文化に道を開き、海外での武力行使が無制限になってしまいます。
 資料2を見て下さい。自民党改憲案の臨時国会提出について、共同通信の世論調査で反対が48.7%です。安倍内閣が取り組むべき課題として国民があげているのは、41.4%が年金、医療介護、39.9%が景気、雇用、経済政策、憲法改正は7.2%にとどまっています。
 国民が望んでいないのに、権力を握る政権が、改憲議論を強引に推し進めることは、それ自体が立憲主義の乱暴な否定です。11月23日に、楾弁護士を講師に憲法学習会を行います。ぜひご参加下さい。
 安倍首相は、15日の臨時閣議で、来年10月から予定通り消費税率を8%から10%に引き上げると表明しました。
 資料3を見て下さい。2014年4月に消費税が5%から8%に引き上げられました。世帯における消費支出は、消費税5%だった2012年には、年間平均360万円でしたが、8%である現在は、339万円となり、世帯あたり21万円減っています。消費税が10%に上がれば、更に個人消費が減少することは明らかです。経済の6割を占める個人消費が減ると景気が悪化することは明らかです。安倍政権は、ポイント還元など言い出しましたが、消費税増税が景気悪化になることを認めたものです。
 安倍政権は、消費税を10%にしながらも8%の商品を残すとしています。政府は、「複数税率」に後に、税率ごとに消費税を請求する「インボイス」を導入するとしています。「インボイス」を発行できるのは、課税業者だけです。500万を超える免税業者は、税率ごとの請求書が発行できず、取引から除外される可能性があります。宇部商工会議所の上部組織である日本商工会議所は、インボイス制度は「廃止を含め、慎重に検討すべき」としています。憲法改悪と消費税増税をストップさせましょう。
 山口県政に対する当面の課題の第一は、萩市にミサイル基地つくる問題があります。候補地に近い阿武町宇生賀地区の16の自治会長らが「配備計画の撤回を求める請願」を町議会に提出し、全会一致で採決され、花田町長がミサイル基地に反対する意向を表明しました。
 資料4を見て下さい。花田町長はしんぶん赤旗の取材に対し「国防は、国の大義です。国の計画にとやかくいうつもりはありません。しかし、町民の信託を受けて町長に就任した私の大義は、町民の安心・安全の確保です。それを脅かすものを排除するのは町長の当然の責務です。国の政策と住民の要求が矛盾した場合、私は迷わず住民の側に立ちます。私がいますべきことは『イージス・アショアには来てほしくない』という住民の切実な思いをしっかりと受け止めることだと考えます。」と答えています。
 私は来年の県議会議員選挙でミサイル基地ノーの政策を掲げて力を尽くしたいと思います。
 次に災害の問題についてです。1942年(昭和17年)8月27日に、周防灘台風で、厚東川が決壊する「厚南大風水害」が発生しました。宇部市内で297人が死亡され、1万6469棟の家屋被害が出ました。
 資料5は、「宇部市厚東川洪水避難地図」です。西宇部町付近は、浸水の被害が心配さてます。2009年に豪雨災害が厚東川を襲い、沖ノ旦・末信で床上浸水の被害が出ました。私は、2009年9月県議会で、「厚東川堤防未設置地域への堤防設置」を求めました。
 資料6を見て下さい。その結果、作成された厚東川水系河川整備計画に、「4キロ区間の築堤」工事が盛り込まれました。現在は、暫定堤防の工事中です。この工事が早急に終わり、厚南地域が災害に強い地域になるよう要望を務めています。
 消防力を強めていくことが大きな課題です。消防職員は、政府の基準に対する充足率は77・4%で、5万人近く足りません。
 山口県の消防職員の充足率は、70・6%で、810名職員が不足しています。資料7の通り、宇部・山陽小野田消防局の充足率は、67.2%で、145名職員が不足しています。災害対策の最前線の弱体化が深刻です。抜本的な対策を求めてまいります。そのためにも再選をさせて下さい。
 山口県議会の定数は47議席中、38議席が自民・公明の議員です。県政与党として村岡県政を後押しするだけではなく、安倍政権の暴走を応援する政治を進めています。県議会が採択した意見書に示されています。
 資料8を見て下さい。2014年6月県議会では「憲法改正の実現に向けた議論を求める意見書」を賛成多数で決議しました。この意見書には「新たな時代にふさわしい憲法の改正について、憲法審査会において憲法改正案を早期に作成し、国民が自ら判断する国民投票の実現に向け、国民への丁寧な説明や幅広い議論を行うよう強く要請する。」とあります。
 2015年6月県議会では「戦争を抑制し国民の安全と生命を守る法制に関する意見書」を賛成多数で決議しました。この意見書には「国におかれては、わが国の安全と国民の生命、そして、国際社会の安全を確保するための平和安全法制について徹底した議論を進め、国会審議等を通じて国民の理解を深める努力を重ね、必要な審議を尽くされた際には、平和安全法制の成立を図るよう強く要望する。」とあります。
 戦争法と憲法改正を推進する安倍首相を後押しする県議会自民公明会派の横暴をストップさせるため、県議会に議席を回復する決意です。
 来年7月に原発のために中電に許可した海の埋め立て免許許可期限が来ます。来春当選する県議が免許の再延長か不許可かの矢面に立ちます。中国電力に対し埋め立て免許の延長を許可しない知事の判断を下させるために、私は、必ず当選して、上関原発を建てさせない発言を行います。
 資料9を見て下さい。2016年に策定された「山口県地域医療構想」は、現在県内に2万2273床ある病院のベッド数を2025年に1万5889床に、後、7年でベット数を6384床削減する計画です。宇部・小野田医療圏では、4637床を3208床に1429床削減する計画です。来春当選する県議が、県内のベッド数を維持するのか削減するのか矢面に立ちます。私は、川上の医療から患者さんを受け皿が不十分な川下の介護や地域や家庭に渡すことは許されないと思います。こんなことをすると医療・介護難民を生んでしまうことは必至です。県民の命を守るため必ず議席を回復する決意です。
 県民の平和と暮らしを守るために、力を尽くす決意です。

・・・

 藤本囲む集いを各地で開催したいと思います。

 ご希望の方は、トップページの問い合わせの所から私に連絡が取れます。

 是非、皆さんの周りで藤本囲む集いを開いてください。

 

歌がなくては人間らしく生きてはいけない

 書店に注文していた笠木透メモリアルCDブック「歌がなくては人間らしく生きてはいけない」を聴き、読んでいます。

 巻末に、CDブックに入っている曲の歌詞が掲載されています。

 歌詞を読んで涙がにじみました。

 「私の子どもたちへ」

 「生きている君たちが 生きて走りまわる土を あなたに遺しておいて やれるだろうか 父さんは」

 「あなたが夜明けをつげる子どもたち」

 「見上げてこらんあの山を 山に続く 深い空を たとえ悲しい 今日があっても 生きるって素晴らしい 

  明日があるかぎり あなたが夜明けを つげる子どもたち 素足で大地を かける子どもたち」

 笠木さんの文章も秀逸です。

 「うたが人から遊離し、うたの言葉は生活を表現しなくなった。ただ、リズムだけが流れ、そこに込められたメッセージを、人々は受けようとはしない。いちまいめくれば現実は、かつてないほど暗いのに、へんに明るいのはなぜか。よくみれば、逃げ出したいほどの、怖い情況ではないのか。なにかが起こる。そんな予感あするはずである。でも、そう感じないとしたら・・・。いまカナリヤは死にかかっているのに。

 炭鉱の坑道で、酸素が少なくなると、いちばんはじめに倒れ、危機を知らせたカナリヤ。フォーク・ソングは、カナリヤのうただったはずである。だが、しかし、この国にいま、フォーク・ソングはない。かつて、戦争の危機に警鐘を鳴らし、物質文明の飽食を警告した、フォーク・シンガーたちは、どこへ行ってしまったのだろう。いま君には、言いたいことは、なにもないのか。」

 「こんな時代だからこそ、フォーク・ソングを歌いたい。こんな時代だからこそ、フォーク・ソングをとどけたい。悲しみに沈んでいる人に、心からの応援歌を。闘いに、疲れた人に、ホッとした笑いと、希望のうたを。そして、この小さな歌集を手にした人たちが、生きるために、つながっていくことを、願いながら、発行したいと思います。」

 上記の文章は、1987年に刊行された「FOLKS SONG BOOK Vol.1」の巻頭の文章からの引用です。

 笠木透さんの人生は、「悲しみに沈んでいる人に、心からの応援歌を。闘いに、疲れた人に、ホッとした笑いと、希望のうたを。」と届け続けた人生だったと思います。

 笠木さんの歌声を直接聞いたことが、一度か二度ありますが、私にとって、専らCDでの笠木さんでした。

 笠木さんの歌詞を読んで涙がにじんだと書きましたが、学生時代に歌った笠木さんの歌詞が、体の中で生きていたからでしょう。

 当時は学生でしたが、父となった今、子どもを想うストレートな笠木さんの歌詞に、涙がにじみます。

 笠木さんの歌は「希望のうた」だと思います。

 もう笠木さんに直接お会いすることはかないませんが、「笠木透メモリアルCD」で、これからも笠木さんと対話をしていきたいと思います。

 笠木さんの歌に、学生時代に出会えた喜びをかみしめている今日この頃です。

 笠木透ファンの皆さん、皆さんが好きな曲をお教え下さい。

 

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