藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

国体参加資格問題で、昨日、日体協第三者委員会開催される

 今年の千葉国体に出場した山口県の成年選手の参加資格問題で、昨日、日本体育協会は3回目の第三者委員会を開催しました。

 山口新聞に「前回の委員会で県外に活動拠点を置く選手を38人に絞り、今回、このうち3人を『該当しなかった』と調査から外し、残り35人の参加資格を継続調査する方針」と報道されています。

 また、「県体協から提出された指導者スキルアップ事業の業務委託契約書や住民票などの資料を基に再聴取。県内での居住実態に加え、国体参加資格の1つである『勤務地』で参加登録した選手についても聞き、県体協に再度、追加で資料を提出するよう求めた。」とあります。

 県体協から提出された業務委託契約書など可能な資料については、議員にも公開されるよう要請したいと思います。

 また、この報道から、居住地枠で出場した選手だけではなく勤務地枠で出場した選手に関しても第三者委員会で審議がされていることが分かりました。

 勤務地に関する問題とはどのような問題なのか引き続き調査したいと思います。

 次回の第三者委員会は「12月初めから中ごろをめどに調整中」とされています。最終的には、年内にも結論が出される見通しです。

 引き続き、この問題に関して、皆さんのご意見をお聞かせ願いたいと思います。

厚東川通信No289(2010年11月15日)

日本共産党県議団が農業問題で県と交渉

 

農業破壊のTPP反対

 

県農林水産粗産額が半減

 

 八日、日本共産党県議団は二井知事に対して「過剰米の緊急買上とTPP交渉反対を求める要望書」を提出しました。
 第一は、生産者米価の暴落問題です。米価の安定のために、過剰米を政府が買取ることが求められています。私の九月議会での質問に、県は、「国への要望を検討する」と答弁しています。今日の申し入れに、蔵重農業振興課主幹は、「中国地方知事会で現在、要望を国に上げるよう調整している」と答えました。
 次に、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉への参加問題です。
 TPP交渉への参加反対を国に求めよとの申し入れ、河本農林水産政策課長は、「関税が無くなれば、山口県農業への影響は甚大」「中国地方知事会で国へ申し入れを行うよう調整中」と答えました。
 また、TPP締結されれば、山口県の六九七億円ある農業粗生産額は、三三五億円になるとの試算を河本課長は明らかにしました。


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  TPP問題で交渉する党県議団(右端が私)

 

県赤旗まつりに1500人

 
 三日、第三七回赤旗まつりが下関市乃木浜総合公園で行われ、県内から千五百名が集いました。 冒頭、いっせい・中間選挙の候補者紹介が行われました。
 小池政策委員長が記念講演を行い、「大企業のためこんだお金を労働者の賃金と下請け代金の増加にあてることが大切。」と訴えました。好天の中、笑顔のまつりとなりました。

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県赤旗まつりで来春の候補者が発表される

 

9月県議会報告シリーズ④

 

高校授業料の完全無償化を

 

 藤本県議は、高校の授業料問題を取り上げました。山口県は、留年生や通信制の生徒から授業料を取っていますが、全国では二十四道府県では取っていません。
 藤本県議の「全日制・定時制・通信制の既卒者や留年者等から授業料を取らない対応を行うべき」との質問に、田辺教育長は、「現在の取扱を見直すことは考えていない」と答えました。 
 私立高校生では、山口県は生活保護世帯からも十万円をこえる授業料を取っている数少ない県の一つです。隣の広島県でも県独自の助成で授業料負担の軽減をおこなっています。
 藤本県議の「私立高校生への授業料軽減措置である特別就学補助金を拡充すべき」との質問に岡田総務部長は「国に対し就学支援金等の拡充が図られるよう、全国知事会等を通じて要望している」と答えました。

一気

 

十三日の読売新聞に、来秋の中学校県体育大会が中止に決まったとの報道がありました。理由として来年の山口国体と日程が重なるためと報道されています。国体の趣旨が「国民の体育力向上」ならば、多くの生徒が参加する体育大会こそ、県民の体育力向上に貢献する大会だと言えます。やはり、国体はトップアスリートだけのためにある大会なのかと思わせる今回の対応です▼来年度中学校三年生になる生徒や保護者の方の「中止は残念」との意見が報道されていましたが、当然の意見です。各学校では、来年度の行事計画を策定する時期です。来年度国体が開催されることに対する各学校の影響についての状況をお教えいただきたいと思います▼国体至上で教育現場が混乱したり、歪みが出るような事態はやはり避けるべきだと思います。皆さんのご意見をお聞かせください。

明日をうたう 命ある限り

 昨日、午前中、実家に帰ってトラクターが故障中でしたので、亡くなった父の本棚から1冊を手に取りました。

 それが、三浦綾子著「明日をうたう・命ある限り」です。

 三浦綾子さんの作品は、20代の頃、「氷点」や「塩狩峠」などよく読みました。

 そして、30代に入って彼女の晩年の作品「母」や「銃口」なども読みました。

 小林多喜二の母を描いた「母」は、前進座の演劇としても上演されました。山口県での上演を観に行ったこともいい思い出です。

 「明日をうたう」は久しぶりに読んだ彼女の作品でした。この作品は、彼女の自伝の最終章となるものです。

 1997年まで書きつづったものが本作品に収めてあります。

 彼女は、1999年に没していますので、死の2年前に書かれたものです。

 本作のあとがきで夫の三浦光世さんが書かれていますが、1997年、彼女は、脳神経外科に入院し、この作品が終わっています。

 この作品の後半は、彼女が作家として最晩年のものと言えます。

 この作品は、1975年、彼女が作家活動を開始して12年目の頃から始まっています。

 彼女のこの時期以降、「天北原野」「泥流地帯」「海嶺」などの代表作を次々に発表します。

 自伝であるこの作品は、彼女の闘病記でもあるのです。

 長編小説である「海嶺」を書いている間にも彼女は重い帯状疱疹で苦しむ場面が出てきます。

 彼女の口述筆記に専念した夫の光世さんも、様々な病気を抱えながら、彼女を支える姿が描かれています。

 もしあの時に、どちらかが重篤になっていたら、その後の作品は生まれなかっただろうと思う場面の連続です。

 命を削り、命を刻みながら彼女が言葉を紡いた様子が生々しく書かれてた作品です。

 そんな想いをして生まれた、まさに珠玉の彼女の作品を久しぶりに読んでいこうと思いました。

 三浦綾子ファンの皆さん、感想をお聞かせください。

 

汗と涙の田起こしでした。

 今日は、稲刈りが終わった田の第一回目の田起こしです。

 母と数日前に打ちあわせを行い、油を買っておいてと頼んでおきました。

 西小まつりの代休の次男と一緒に実家に着いてみると玄関に母からの手紙。

 「油は買っておきました。気を付けて耕してください。私は午前中病院に行きます。」

 トラクターに油を注いで、いざエンジンをかけようとすると、かかりません。

 バッテリーが上がってしまっていたのです。

 近所の親戚でもある清さんのお宅に直行しましたが、今日はお留守のようでした。

 次に、元運送会社勤務の亀山さんにお願いして、車のエンジンと繋いでいただきましたが、掛りません。

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 亀山さんに点検をしていただきました(次男撮影)

 JAに電話をして、ようやく昼前に、整備士の方が到着。バッテリーは老朽化して駄目だと診断。

 新しいバッテリーに交換していただいて、一発でエンジンが唸り始めました。

 母も病院から帰ってきて、急いで昼食をすませて、午後からようやく田起こしが始まりました。

 耕すスピードを少し上げ、午後3時過ぎに、作業を終えることができました。

 来年からは、作業を行う数日前に、機械を動かしてみるようにしようと思いました。

 農業の神様から、進級を許してもらえない私でした。

 しかしながら、天候には恵まれ、荒滝山に見守られ、気分は上々でした。

 これで、今年の大きな作業は終了です。来年になって、田起こしを行い、水を入れて更に田を起こし、ようやく田植えとなります。

 農家の皆さん、作業は順調でしょうか。様子をお伝えください。

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 トラクターに乗る時は、ヘルメット姿の私(次男撮影) 

来秋の中学校県体育大会は中止決定と報道

 土曜日の読売新聞と日曜日の中国新聞に、来秋の中学校県体育大会が中止に決まったとの報道がありました。

 本日、県教育委員会に確認しましたが、中止は事実のようです。

 理由として来年の山口国体と日程が重なるためと報道されています。

 国体の趣旨が「国民の体育力向上」ならば、多くの生徒が参加する体育大会こそ、県民の体育力向上に貢献する大会だと言えます。

 やはり、国体はトップアスリートだけのためにある大会なのかと思わせる今回の対応です。

 会場の問題もあるとの報道もありますが、会場は、それぞれの中学校の施設など、対応の仕方が他にはなかったのか甚だ疑問です。

 来年度中学校3年生になる生徒や保護者の方の「中止は残念」との意見が報道されていましたが、当然の意見だと私は感じました。

 今回の本末転倒の対応に私も大いに疑問を抱きます。今回の報道に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

 私は、本日、県教育委員会に、以下の質問を行い、後日、回答をいただくことにしました。

 ①国体先催県で、県体育大会の中止などはなかったのか。

 ②県体育大会の中止は、中学生の部だけなのか、高校や他の大会の中止はないのか。

 ③秋季、市・郡の体育大会の中止はないのか。

 ③県内の中学校や県立学校(高校・特別支援学校)で秋季運動会などの中止はないのか。

 各学校では、来年度の行事計画を策定する時期です。来年度国体が開催されることに対する各学校の影響についての状況をお教えいただきたいと思います。

 国体至上で教育現場が混乱したり、歪みが出るような事態は可能な限り避けるべきだと思います。皆さんのご意見をお聞かせください。

野口健さんと高山哲哉アナウンサー

 第40回日本PTA中国ブロック研究大会鳥取県米子大会から今朝、0時過ぎに帰ってきました。

 午前中に行われた実践発表、劇団ピュアの演劇「夕焼けポレポレ」は私がこれまで観た演劇の中でも大変感動した部類に入ります。

 劇団ピュアは、米子市のPTAの方々が中心の劇団です。耳の不自由な友ッチが亡くなったことをきっかけに中学時代の仲間が集うというストーリーです。

 45才になった仲間の様々な人生と友ッチの死の理由が重なり、涙も滲む内容でした。

 しかし、終始笑いも絶えず、脚本の良さと配役の妙で見事な完成度でした。

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  劇団「ピュア」の演劇は、興味深いものでした。

 午後からのアルペニスト野口健さんの話も最高でした。

 中でも3度目の挑戦で、エベレスト登頂を成功させた体験談は、体験した野口さんからしか聞けない話なので大変興味深いものでした。

 3回の挑戦の中で、本人も死の危機に何度も遭遇し、複数の仲間の死にも遭遇した野口さん。

 「冒険はピンチの連続。諦めた時に終わる。」との言葉がずしりときました。

 人生も全く同じだと思いました。

 現在は、富士山清掃や第二次世界大戦で亡くなった日本兵の遺骨収集に励む野口さん。

 「亡くなった日本兵は、天皇万歳ではなく、家族を想って亡くなったことだろう。」の言葉に感動しました。

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 エベレスト登頂を成し遂げた体験を語る野口さん

 今日は、開校30周年記念西小(西宇部小学校)まつりがおこなわれました。

 前日からの準備には米子大会出席のために参加できませんでしたが、今日は、7時過ぎから、来賓の方々の接待をしながら、先程まで、準備や後片付けに奔走しました。

 まつりでは、オープニングで、小学校音楽祭に参加した5年生の音楽発表が行われました。

 今日は、30周年バージョンで、手に飾りをつけるなどして賑やかな演奏となりました。

 次男も楽しそうに演奏していました。

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  市の音楽祭よりもバージョンアップした音楽発表

 本日のメインイベントは、NHK高山哲哉アナウンサーの講演は、私もしゃべる仕事ですので、大変参考になりました。

 子どもを相手に飽きさせず、インタビューも交え、さすがにプロだと思わせるものでした。

 「夢に近づくためには、好きな人を持つことが大切です。」の話しは子どもたちもしっかり伝わったと思います。

 講演後、高山さんと話しをする機会がありましたが、37歳とは思えない若々しい方だと感じました。

 とても誠実な人柄を感じることができました。

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   とても若々しい容姿の高山哲哉アナウンサー

 激動の3日間でしたが、私自身も多数のことを吸収することが出来ました。

 米子大会と西小まつりの運営に当たった役員の方々に感謝いたします。