明日、米子市で、第40回日本PTA中国ブロック研究大会鳥取県米子大会が米子市で行われます。
私は、宇部市PTA連合会のバスで皆さんと一緒に今日から米子に出発します。
前回参加させていただいた時の記念講演は、デューク更家さんでした。大変興味深い話しでした。
今回の記念講演はアルピニストの野口健さんです。今回も大いに期待しています。
明日は、研究大会に参加して、夜遅く宇部市に到着する予定です。
そして、明後日は、30周記念西小まつりです。
我が実家の周辺(宇部市吉部荒滝)の方々が育てられた産直野菜も販売します。
皆さんもぜひ足を運んでください。
西宇部小学校のPTAの皆さんは、明日、午後からそのための準備にあたられます。
参加できないのが残念ですが私も大いに学んできたいと思います。
明日も明後日も天候に恵まれることを願っています。
PTAの秋も総決算の時期となりました。
小学校も中学校も文化祭の時期ですね。皆さんの学校ではいかがですか。
それでは、米子に行ってきます。
本日、西宇部小学校開校30周年記念植樹が行われました。
6年生の児童が集まり植樹のつどいが行われました。
植樹されたのは、クヌギです。大きな実を付け理科や図工の授業でも活用出来ます。
次回の開校35周年までには実を付けることが出来るでしょか。
来春卒業する6年生にとっても思い出の木となることでしょう。
私も我が子と西宇部小学校の子どもたちの成長とともに、この木の成長を見守っていきたいと思います。
30周年記念植樹のつどいでの校長先生のお話
いよいよ、次の日曜日は、30周年記念講演会が行われます。天候に恵まれればと思います。
午後から、宇部市小学校音楽祭に参加しました。
次男が西宇部小学校代表で参加するからです。
西宇部小学校は、合奏曲として「ブラジル」を演奏しました。
次男は、アコーデオンのバスパートを一生懸命演奏していました。
彼の雄姿に目に涙が滲みました。
コーラスは、「フレンドシップ」を合唱しました。
次男のパートは、アルトでした。次男も含めて素晴らしいハーモニーでした。
日曜日の30周年記念行事でも次男たちは演奏・合唱します。
今日は、宇部市で一番大きな渡辺翁記念館での演奏でした。
上手く出来た次男を今日はしっかり褒めてやろうと思います。
初めて宇部市小学校音楽祭に参加しました。これも「ファミリー・シークレット」を読んだ最初の効果かも知れません。
音楽祭ではどの学校も一生懸命でした。音楽祭に参加する過程で子どもたちは多くのことを学んだことでしょう。
主催された小学校音楽科教育研究会の方々に感謝します。
NHKラジオの「著者に聞きたい本のつぼ」に芥川賞作家柳美里さんが登場し自著「ファミリー・シークレット」が紹介していました。
今日までに「ファミリー・シークレット」をほぼ読み終えました。
彼女には一人息子がいますが、息子さんへの虐待を通じて、自身が両親から受けた虐待の経験などを赤裸々につづった作品です。
彼女の作品の中では初めてのルポルタージュの形態の作品です。
彼女の息子さんへの虐待経験は言うに及ばず、彼女の友だちから受けたいじめや両親から受けた虐待を綴った部分は、私の胸に突き刺さりました。
後半では、柳さんが、10数年会ってお父さんが登場して、お父さんも幼少時代からの経験を語ります。
お父さんは韓国から日本に来られた方で、彼も苦労の連続です。
貧困と虐待の連鎖が柳さんを襲っている状況がリアルに描かれています。
この物語は、柳さん自身が、長谷川博一さんという臨床心理士さんのカウンセリングを受け、その内容が報告されてもいます。
親ならば、子どもに多少なりともキツイ対応をして反省した経験はあるものです。
長谷川さんと柳さんのやり取りから親として「ありのままの子どもを受け止める」大切さを痛感しました。
ありのままの子どもを受け止めるということは、まず、ありのままの自分を受け止めるということにもつながるのでしょうか。
そのにつまずくと、子どもとの距離が上手く取れないことになるのでしょうか。
この本を読んで、虐待を起こす親の生い立ちからじっくり聞いてくれて支えてくれる回りの人々の存在がいかに大切なのかも分かりました。
これほどまでに、自らの赤裸々な内容を表現した文章に久しぶりに出会い、私自身ショックを受けています。
柳さんの物語ではない魂の叫びのようなものを感じました。私には到底全て受け入れることが出来ない彼女の渾身の文章に圧倒されました。
柳さんの代表作「命」の文庫版の解説でイラストレーターのリリー・フランキーさんが柳さんから聞いた次の言葉を引用しています。
「一生、爪先きだちで重いものを背負って歩いていきたい。踵がついちゃったら、表現者としておしまいだと思っています」
この言葉は、私の心にもずしりときました。柳さんが背負ったものがいかに重いか、柳さんの表現者としての覚悟を感じました。
「ファミリー・シークレット」は彼女の先程引用した言葉そのものが表された重い作品でした。
柳さんがこれまでに経験したことは、私には経験できないことばかりですが、この作品を通じて、私なりに 家族とは何かを考えなおしてみようと思いました。
上手く整理は出来ていないけれど、この作品に出会えたことに感謝しています。
少しづつ彼女の別の作品を読んでいこうと思いました。
親として人間として彼女から少しでも学んでいこうと思いました。
柳美里ファンの皆さん、「ファミリー・シークレット」を始め、彼女の作品の感想をお聞かせください。
最近は、子どもたちとテレビのスポーツ観戦に勤しんでいます。
日本シリーズが終わりましたが、歴史に残る熱戦の毎日でしたね。
野球好きの次男が一生懸命見ていました。
長男が世界バレーに嵌っています。私の子どもの頃は、ゴールデンタイムに、実業団バレーの試合を連日放映していました。
男子では田中選手。女子では横山選手などが当時のスター選手でしたね。
今年の世界バレーは、日本が32年ぶりにメダル獲得なるかがかかっています。
バレーも面白いですね。一方的な試合は余りなく、接戦に次ぐ接戦で、セットを取り、勝利をつかむ日本チームに声援を送っています。
今、韓国の最中です。1セットを日本が取りました。この試合に勝つとベスト4に入ります。
今日の試合も家族みんなで応援しています。
子どもたちの睡眠時間が少なくなるのが心配ですが、たまにはいいでしょうか。
スポーツの秋。我が家はテレビ観戦の毎日です。
皆さんのご家庭はいかがですか。
本日、日本共産党県議団は二井知事に対して「過剰米の緊急買上とTPP交渉反対を求める要望書」を提出しました。
第一は、生産者米価の暴落問題です。米価の安定のために、過剰米を政府が買取ることが求められています。私の9月議会での質問に、県は、「国への要望を検討する」と答弁しています。今日の申し入れに、蔵重農業振興課主幹は、「中国地方知事会で現在、要望を国に上げるよう調整している」と答えました。
次に、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉への参加問題です。菅首相は所信表明演説で、参加検討を言明しました。最近では、交渉参加は明言せず、「関係国との協議を開始する」との表現に止まっていますが、協議を開始すること自体が大問題です。
TPPは、例外なく関税を撤廃することを原則にした枠組みです。農水省の試算で、米は90%減、小麦は99%減、牛肉は79%減、豚肉は70%減と、日本の農業は壊滅的な打撃を受けます。
TPP交渉への参加反対を国に求めよとの申し入れに、河本農林水産政策課長は、「関税が無くなれば、山口県農業への影響は甚大」「中国地方知事会で国へ申し入れを行うよう調整中」と答えました。
また、TPP締結されれば、山口県の697億円ある農業粗生産額は、335億円減少するとの試算を河本課長は明らかにしました。
北海道では、関連産業も含めて、2兆円を越える影響と試算しています。山口県の試算は不十分なものですが、農業生産額だけ取ってみても約半分になるとの見解を示したことになります。
山口県は、住み良さ日本一元気県づくり加速化プランの中で2012年までに08年に49%である食糧自給率を70%にすることを明らかにしています。国の試算でも現在40%の自給率がTPPが締結されれば14%まで落ち込むことを明らかにしています。まさに、TPPが締結されれば、食糧自給率向上どころではなく山口県農業は壊滅的打撃を受けることは必至です。
山口県が山口県農業を破壊するTPP交渉への協議に日本が参加することにしっかり反対の意思表示を行うよう引き続き、県議団としても働きかけを強めていこうと思います。
TPP交渉に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
TPP問題で申し入れを行う県議団(右端が私)
昨日、中一の長男と一緒に長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」を観ました。
表題の通り、沖縄ひめゆり学徒22人の証言を集めたものです。
残しておかねばならない日本の歴史の重要な1ページだと思いました。
映画のパンフレットに証言された方の生まれた年が書かれてありました。一番若い方が昭和3年生まれです。
私の父が昭和6年生まれで、生きていれば78歳ですので、ひめゆり学徒の方々は皆80歳代ということになります。
今、残しておかなければ、歴史の詳細は闇の中に消えてしまいます。
その歴史を丁寧にひも解いた柴田昌平監督に感謝します。
柴田監督は、1963年生まれ。私と同世代です。
柴田監督は、パンフレットで、「映画が完成した今も、撮影を続けています。続編(戦前編、戦後編)もいつかまとめたいと思っています。」と語っています。
私も続編が楽しみです。
映画の最大の感想は、戦争の惨さです。
具体的には、まず、アメリカ軍の惨さです。非戦闘員の住民や学生が多くいる壕へも無差別に火炎放射やガス弾を投げ込む行為は国際法上も許されるものではないと思います。
次に、日本軍の惨さです。「ひめゆり学徒」を南方まで連れまわした揚句に、日本軍は彼女らに解散命令を出します。後は自分の身は自分で守れと言うだけです。
その時点で多くの学徒や住民は生存していたのですが、その後は、日本兵にも守られることなく多くの沖縄の人たちの命が蔑ろにされます。
どうして早く、日本軍は、学徒や住民を後方の安全な地域に確保する判断をしなかったのかと憤りの気持ちを禁じ得ません。
それが戦争という言葉に尽きるのでしょう。
だから二度とこのような戦争を繰り返してはならないのです。この事が痛いほどわかる映画でした。
中一の息子は、淡々と映画を見つめていましたが、息子が成人した後も平和な日本が続くことを願ってやみません。
宇部での映画上映に携わった方々にも感謝いたします。
映画「ひめゆり」をご覧になった全国の皆さん。感想をお聞かせください。