6月30日のこのコーナーで、私の母から子どもたちにカブトムシが送られ、成虫になりつつあることを報告しました。
その後、私が不在だった夜に、成虫になったカブトムシが飼育ケースから脱走する事件が起きたそうです。
朝起きた妻が歩いていると足の下にカブトムシが、という事件もあったようですが、残ったカブトムシ3匹は、その後、事件はなく、飼育ケースの中で元気に生活しています。
専ら小学校4年の三男が世話をしています。霧吹きで水分を確保したり、食べ盛りの虫にせっせと昆虫ゼリーを与えています。
親がわりの3男がカブトムシの世話をしています
我が家には、猫、金魚2匹、どじょう1匹、カブトムシ3匹、蝉の抜け殻20個(昨日、我が家の庭で新たに5個を発見)が共生しています。
子どもたちには、一つでも多くのドラマを体験して欲しいと思います。
6年生の次男は、昨日から校区子ども会連合会主催のキャンプに参加しています。
同級生たちと一夜を過ごし、様々なドラマを経験したことでしょう。
中学校2年生の長男は、2泊3日で、岩国市で行われた中学生剣道部合同合宿から、昨日帰ってきました。
楽しそうに、友だちと交流した様子を弟たちに話していました。彼にも多くのドラマがあったのでしょう。
夏休みは始まったばかり、子どもたちのドラマもこれから、同時に親たちにもドラマが待っていることでしょう。
ドラマと言えば、昨日、小野田高校に娘さんが通っておられるという方から「10数年ぶりに、高校野球県予選で、小野田高校がベスト8に入り、娘も張り切っています」という話をお聞きしました。
今日、県予選でベスト8が激突します。それぞれの高校で選手の皆さんにも応援団や関係者の皆さんにも大変なドラマが待っていることでしょう。
皆さんのご家庭ではこの夏どのようなドラマがありましたか。お教え下さい。
小学校1年生の長女にとって初めての夏休みです。
つまり、初めての自由研究に取り組まなければなりません。
娘と先日、我が家の庭の草木に水やりをしている時に、蝉の抜け殻を2個発見しました。
娘に蝉の抜け殻を集めたらどうかと提案。娘の快諾。この辺りが低学年の素直な所ですね。
7月15日から集め始め、我が家の庭で13個、近所で2個、合計15個の抜け殻が集まりました。
小さなケースに入れているのですが、我が家の部分が満杯になってきました。
新しい大きなケースが必要でしょうか。
下が我が家部分。満杯になってきました。
我が家のものは、全て同じ種類で、下がアップで撮ったものですが、油蝉ですよね。
蝉に詳しい方々お教え下さい。
右上の「そのほか」の所の左の小さな抜け殻は何と言う蝉でしょうか。お教え下さい。
これは、油蝉の抜け殻ですよね。
蝉の抜け殻をよく見てみると、目の部分は、透明で、丸くて水晶玉のようですね。
蝉は、5年土の中で暮らすそうですね。地上に出る時のためでしょうか、一番前の足は大きく鎌のようになっているのが分かります。
成虫になると7日しか生きられないそうですね。7月15日に抜け殻から出た蝉は、もう死んでいるのでしょうね。
今も、蝉の大合唱がこの部屋から聞こえます。
蝉の一生を愛おしみながら、この夏は、娘と一緒に蝉の抜け殻を集めたいと思います。
我が家の庭は、20坪ほどしかありませんが、柿、杏、甘夏、ブルーベリー、キウイ、桜、つつじ、モチノキ、山茶花(生垣のため数十本)などの木が所狭しと植えられています。
ここ数年、夏は、ミョウガ葉が大きく背を伸ばしています。
それらの木や草にしがみついて、蝉は、ここ数日は、毎日のように羽化を続けています。
羽化の最中、敵に襲われないためか、葉の裏側で抜け殻が多く発見される傾向があることも分かりました。
この地に住み始めて約20年になりますが、毎年のように多くの蝉が孵化しています。
毎年、蝉の抜け殻の数を数えていくのもいいのかも知れませんね。我が家の庭の環境の変化が分かるかも知れません。
私にとても、いい夏の自由研究をさせてもらっているようです。
夏の終わりに、娘が集めた蝉の抜け殻の総数をお伝えすることにいたしましょう。
とりあえずは、中間報告ということにいたします。
蝉について、詳しい方々、いろいろお教え下さい。
作家の池澤夏樹さんが、しんぶん赤旗日刊紙の「3.11から日本を問う」のインタビューでこう述べています。
「最近になって僕は考えるですけれど、放射性物質は薄められない。ガスなら薄められますが、放射性物質は、粒子ですから薄まらない。日常生活の範囲にある毒のほとんどは燃やせば消えます。燃やしても消えないのはカドミウムのような元素毒ですが、体内にいれなければまず問題はない。放射性物質は周囲に放射線を出すし、希釈もされない。つまり始末のしようがない。今回の福島の事故はこのどうしようもないことが、歴然と証明されてしまった。しかし、なんとか糊塗して、まだ続けようとしています。その欺瞞の深さには驚きます。」
池澤さんは、このような見地から再生可能エネルギーへの転換を訴えます。
「僕は今ひたすら被災地に通って人をみています。3.11をどう受け止めるのか、今はそれに必死です。それが自分の書くものに、この先長い目でみてどう影響してくるかはよくわからない。ともかく僕は、考えられる限りを考えていこうと。今はそれしかない。」
池澤さんの今後の作品に学びたいと思います。
その前に、この夏、池澤作品に学びたいと思い、今、文庫で600ページを越える大作である「静かな大地」を読んでいます。
由良の父ら家族が淡路島から北海道静内に入植してからの波乱の歴史を綴った大河小説です。
この小説にはモデルがあり、池澤さんの先祖の物語でもあるようです。
この夏は、「静かな大地」を中心に池澤作品と向き合う夏になりそうです。
池澤ファンの皆さん。推薦する作品をご紹介下さい。
私は、6月議会で、産業団地問題について質問しました。宇部市は、上限1億円のイノベーション大賞を進出企業に授与しています。1回目は、セイシン工業。2回目は、明石被服。どちらも、宇部テクノパークに進出します。これら企業は、土地取得の補助を8割受けました。セイシン工業は、29379.43㎡を5億2006万2191円(㎡単価17702円)で購入しなければならなった土地が、県と市の補助金で、1億401万円となります。1億円のイノベーション大賞のお金を土地取得代に充当すると、土地は、401万円となり、㎡当たり137円で取得したことになります。明石被服は、32850.75平米を6億2460万6956円(㎡当たり19013円)で購入しなければならなかった土地が、県と市の補助金で、1億2492万円となります。1億円のイノベーション大賞のお金を土地取得代に充当すると、土地は、2492万円となります。㎡当たり759円で取得したことになります。
庶民は、坪単価20万円の土地を購入しているのに、県関与の産業団地に進出した企業は、坪単価数千円で売却している実態はまさに異常です。作り過ぎて売れ残った産業団地には湯水のように税金を投入してただ同然で売却するやり方は許されません。引き続きこの問題は県議会で追及していきます。
皆さんは、この問題をどのようにお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。
日本高等学校教職員組合(日高教)が昨年度全国の公立高校授業料の徴収状況をまとめました。
高校無償化の中で、「標準修業年限を越える者」や「既卒者」についての授業料徴収は自治体の判断に任せられています。
日高教の調査で、全国19都県2000名から授業料を徴収していることが分かりました。
山口県は、昨年度、留年者19名、既卒者2名(合計21名)から授業料を徴収しました。
全国では、16県が完全不徴収で、21県が原則不徴収としています。
その他の県もやむを得ない事由がある場合は徴収しないとしている所が多く、原則徴収としているのは、岐阜、広島、山口、福岡だけです。
その内、福岡県も、校長判断でやむを得ない場合は不徴収としています。
高校無償化は国の制度で完結されるべきであり、私は、高校完全無償化への制度の完成を国に強く望みます。
その上で、山口県が頑なに原則徴収を貫いていることにも大いなる疑問を持ちます。
私の昨年9月議会での質問に、田邉教育長は、「高等学校等における就学機会が適切に確保できるよう必要な配慮も行っておりますことから、現在の取り扱いを見直すことは考えていない」と答えました。
山口県でも「やむを得ない事情」を配慮しているといいますが、他県と比べてそん色はないのか、十二分に検証してみたいと思います。
国が制度を完成させるまでの間、山口県の対応で、無償化が徹底されることを強く望みます。
この問題での皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、日本共産党山口県常任委員会の学習会で、議会と自治体(2011年7月号)の大島堅一立命館大学教授のインタビュー記事を学習しました。
このインタビューの中の「原発は安い」は「神話」の部分が圧巻でした。
資源エネルギー庁の発電ごとのコスト試算(kWh当り)によると、一般水力11.9円、石油火力10.7円、石炭火力6.2円、LNG火力5.7円、原子力5.3円となっており、原子力が一番安い結果です。
大島先生は、資源エネルギー庁の試算は、モデル計算によるものだとし、実績値からの計算が必要と指摘します。
大島先生は、①発電に直接要する費用②バックエンド費用③国家からの資金投入④事故にともなう被害と被害補償費用を含めて実績値での比較が必要だと指摘します。
④だけでも数兆円になることが今回の福島の事故で想定されますが、これを含めず、大島先生が実績値を基に発電単価を比較されたものが次の結果です。
一般水力3.98円、水力7.26円、火力9.90円、原子力10.68円と原子力が一番高いという結果となりました。
その上で大島先生は、福島の事故の補償額は少なくとも4~5兆円。東電がこれまでに原発から得た利益は約4兆円。
大島先生は、コストだけ考えても東京電力は、「原発はやらない方がよかった事業だ」と言えそうだと断言します。
更に、大島先生は、電気事業連合会の原子力がCO2排出が少ないというデータにも疑問を投げかけます。
日本の電気事業連合会は、CO2排出を太陽光38グラム、風力25グラム、原子力20グラムと「太陽光、風力などの自然エネルギーより原子力が優れている」と試算しています。
しかし、大島先生は、スタンフォード大学のジュイコブソン氏の試算を引用します。
ジュイコブソン氏は、プラント建設、燃料採取、運搬、施設稼働時、廃棄物の処理、廃炉までふくめて、CO2の排出量の比較を行っています。
その結果、1キロワット時の発電に対するCO2排出量は、原子力は9~70グラム、太陽光は19~59グラム、風力は、2.8~7.8グラムと試算しました。
原発がかなりのCO2を排出していることは事実のようです。
現在、原子力に年間4千億円、新エネルギーに1500億円の国家予算が使われ、事業者が2500億円の再処理費用を使っています。
原子力から自然エネルギーに転換すれば、6500億円の資金が生まれると大島先生は指摘します。
ドイツの自然エネルギー買取りのための費用は、年間6000億円なので、日本で使われている財源を自然エネルギーの買取り制度などに振り替えれば大きな政策転換が可能です。
大島先生は、「原発から撤退すれば、自然エネルギーの爆発的普及は国民の追加負担なしにできる」と結論づけました。
大島先生の理論は、同感できる内容です。やはり、日本は、原発からの撤退を決断すべきだと思いました。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。