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知事が上関原発の埋立の「延長の許可はできない」と明言

 二井知事は、20日の6月県議会の開会日に記者団の質問に答え、「埋立免許延長の問題については、自らの任期中に結論を出したい」旨の発言をしました。

 自民党の伊藤議員は、代表質問でこの問題を取り上げました。

 二井知事は、「現時点におきましても、たとえ延長申請があったとしても、これを認めることはできない」と従来の見解を述べた後、「仮に新たなエネルギー政策に、上関原発計画が位置付けられたとしても、私は、この度の福島第一原発の事故に鑑み、新たな安全基準等を満たす原子炉等施設の位置や規模などが決まらなければ、引き続き、土地利用計画は確定しないものと考えております。従いまして、少なくとも、それまでは、公有水面埋立法上の要件である『正当な事由』がなく、延長の許可はできないところであります」と述べました。

 知事は、現況の埋立許可は失効せざるを得ないことを明言しました。

 知事の答弁は妥当なものだと考えます。

 国は、知事答弁も受けて、夏までに策定するとしているエネルギー政策見直しの中で、「上関を含む原発の新設は認めない」この事を明言すべきです。そうすれば、上関原発問題はピリオドが打たれます。

 もう一つ、新しい知事が、「たとえ、中電が新しい計画の元で、原発の埋立申請をしても許可しない」とすれば、上関原発問題にピリオドが打たれることになると思います。

 今日の知事答弁を受けて、いよいよ上関原発計画がストップできるかどうか、この夏が大きな山場となります。

 県民の声を集めて、上関原発をストップさせましょう。

一般質問の第一稿が完成しました

 今朝から取り組んでいた一般質問の第一稿が完成しました。

 今日は、大字際波地域(西宇部校区と一部の厚南校区)の子ども会対抗の球技大会が行われる予定でした。

 私も来賓として開会式に参加する予定でしたが、雨のため中止となりました。

 小学生たちは、少しゆっくりした休日となりました。

 中学生は、期末テストの準備期間。

 妻は、体調を崩していましたが、今日から元気を取り戻しました。

 私は、資料整理などを行いつつ、引き続き、来週から行われる委員会での審議の準備に取り掛かります。

 雨の日曜日、家族それぞれの時間を過ごしました。

 それにしても、今日は、雨がよく降りました。被害がでなければいいのですが。

 もし、皆さんの地域の周辺で異変がありましたら、藤本にご一報いただきますようお願いいたします。

娘の自転車がやってきた

 小学2年の娘は、小学1年の後半で自転車に乗れるようになりました。

 最近になって自転車がほしいといいますので、近所の自転車店で注文。今日、その自転車が我が家にやってきました。

   我が家にやってきた小2の娘の自転車です

 もちろんヘルメットも一緒。娘は愛車を我が家の前で乗りまわしています。

   ヘルメットをかぶり、家の周りを走っています

 私も数十年前にこんな頃があったなあと懐かしく思い出します。

 さて、一般質問の原稿書きの今日です。今朝までに、第一稿を8割程度書き上げました。

 残りは、後一項目書ききって、私なりに整える作業があります。

 今議会の一般質問の原稿書きも大詰めです。県民の立場にしっかり立った質問になればと思います。

 引き続き、県政に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

AED講習会に参加

 西宇部小学校PTA主催のAED講習会が行われ、参加しました。

 宇部・山陽小野田消防局宇部西消防署の職員の指導を受けました。

 宇部・山陽小野田消防局の職員の方が指導されました

 昨年も受講したのですが、今回は、世界的な心肺蘇生法のガイドラインが改定されたことを受けての内容でした。

 日本でも心停止が疑われる患者さんが一次救命措置として心肺蘇生法やAEDの処置を受けた割合が40%を超えたところで足踏みしているそうです。

 これは、先進国に共通した問題であり、今回のガイドライン改定の柱は、「簡素化・単純化」だそうです。

 簡素化された主なものは、呼吸の確認の方法です。また、人工呼吸に抵抗がある場合は、省略してもいいとも説明を受けました。

 とにかく、胸骨圧迫を一刻も早く、丁寧に行うことが重要だと強調されました。

 参加者一人一人が胸骨圧迫のやり方を実践しました

 AEDを作動させて、心肺蘇生を行い、再度行うように指示を受け、再度心肺蘇生を行うまで、2分間あります。

 私は、参加者の中の唯一の男性ということで、この二分間胸骨圧迫を続ける役割を果たしました。

 途中で抑える部分が痛くなったり、腕の筋肉が痛くなったり、2分をとても長く感じました。

 救急隊員さんの大変さを実感したと同時に、命を守ることの大切さを学びました。

 参加者の方々は誰も真剣に、万が一のための講習を最後まで聞き、実践しました。

 今日の参加者には、講習会終了証が届けられることになります。

 万が一の時にあわてず、今日学んだことが少しでも実践できるようにしたいと思います。

 西宇部小PTAとしては、昨年からAED講習会を独自に行っていますが、来年以降も、子どもたちのプールが始まるこの季節に行っていきたいと思います。

 今日は、貴重な体験をしました。講師の消防署員の皆さんと参加者の皆さんに感謝いたします。

 

旅のラゴス

 三浦しをんさんの「舟を編む」を読了しました。

 心に清々しい空気が広がるような読後です。

 辞書が完成するクライマックスが最高でした。いい小説でした。

 今後は、映画「舟を編む」を待つことにしましょう。

 今日、移動中の車中で聴いていたNHKラジオの「すっぴん」という番組で、中島さなえさんの「本とシネマの乱読中毒」というコーナーを聴いていました。

 本の紹介は、筒井康隆著「旅のラルゴ」でした。

 中島さんは、この小説を「SFとファンタジーとハードボイルドが合体したような小説」と評しました。

 SFやファンタジーなどはどちらかというと苦手なのですが、無性に読みたくなり、早速購入し、今読み始めています。

 中島さんの評通り、時代も場所も架空の世界が舞台です。なんだか面白そうです。

 議会中ですので、あくまでも気分転換のための読書です。

 一般質問の原稿は大体予定通り出来つつあります。

 明日、項目を提出し、来週の月曜日には、第一稿を完成させたいと思います。

 今議会も大いに盛り上げていきたいと思っています。乞うご期待を。

 引き続き、県政に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

今日から6月県議会

 今日から6月県議会が始まりました。

 二井知事最後の議会となりました。

 二井知事は、今日の議案説明の中で、岩国基地問題の内、MV-22オスプレイの岩国一時移駐について「県としては、4月のモロッコの事故に続き、米国フロリダでも事故があったことから、先週14日、森本防衛大臣に対し、今回の申し入れについては反対と言わざるを得ず、棚上げしていただきたいと伝えた」と述べました。

 私は、今日、先日、防衛省が福田岩国市長に行った米軍による「オスプレイに関する環境レビュー」の日本語文の岩国基地分を入手しました。

 私が重大だと思うのは、以下の部分です。

 「海兵隊は、MV-22分遣隊による岩国飛行場での展開は、一度につき約42回の運用、年間500回の運用と、キャンプ富士で提案されたものと同様になると見込んでいる。時折、分遣隊は(より多くの航空機と共に)より長期の間、訓練のため滞在する可能性がある。夜間の運用はMV-22訓練の重要な部分を成すため、(許可される所では)現在岩国飛行場で実施されているものと同程度の夜間飛行を実施することになる。」

 先日、神風防衛政務官が山口県で説明した内容は、オスプレイを普天間基地に配備するまでの間、岩国基地に陸揚げして、一時滞在し訓練をするというものでした。

 しかし、米軍が示した環境レビューでは、普天間基地に配備されたオスプレイの内の分遣隊は、「長期の間」岩国基地に滞在し、夜間を含む訓練を「年間500回」程度行うというものです。

 これでは、一時駐機ではなく、オスプレイ分遣隊の実質的な配備を意味します。

 今朝の毎日新聞には、オスプレイが低空飛行訓練するルートが6つあることが報道されていました。

 沖縄では、オスプレイ配備反対の集会が行われ、5000名以上の市民が参加しました。

 岩国市議会では、オスプレイ駐機に反対する意見書が可決される見通しとなったとの報道もあります。

 沖縄に連帯して、オスプレイの影響が及ぶ全国各地の自治体と連帯して、オスプレイの普天間配備をアメリカに断念させる時です。

 岩国市議会同様、山口県議会も議会運営委員会で確認された通りに、オスプレイ配備反対の意思を内外に示す時だと思います。

 県議会での意見書採択に向けて、日本共産党県議団はしっかりと役割を果たしていきたいと思います。

 オスプレイ配備問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。