29日午前4時40分ごろ、群馬県藤岡市の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近で、千葉県のバス会社が運営する高速ツアーバスが大破し、7名が死亡、39人が重軽傷を負う事故が発生しました。
このブログで何回か告白しましたが、私は、1985年1月28日、長野県犀川笹平ダム湖に転落したバスと同じツアー参加者だった経験を持っています。大学の体育の授業としてスキーツアーが行われ、3台のバスの内の3台目が川に転落し、教員学生23名が死亡しました。私は、2台目のバスに乗っていました。
この経験から、大きな事故、取り分けバス事故が起きると、他人事とは思えないのです。
今朝の赤旗日刊紙に、北海学園大学の川村准教授が、「貸し切りバス業界では、規制緩和によって新規参入が容易になり、(免許制から許可制)、零細業者を中心に急増し、他産業からの参入も相次いでいる」「運転手の働き方は非常に厳しく、職種別にみた過労死発生件数も最も多い」と指摘をしています。
今朝の毎日新聞は、高速ツアーバスが、「00年の改正道路運送法施行によるバス業界の規制緩和後、長距離夜行便を中心に急成長した。業界団体によると05年に約23万人だった利用者は10年には600万人超」と指摘しています。
また、事故を起こしたバス会社に運行を委託した旅行会社の専務は、片道545キロの運行は「国の基準上の問題はない」とのコメントを毎日新聞に寄せています。国の運転距離の上限は670キロとなっているようです。
先述した川村准教授は、赤旗に、改善策として「(運転手の)働き方の規制の強化が必要である」と指摘しています。
また、川村氏は「交通運輸産業にとって安全は事業の根幹である」と指摘しています。相次ぐバス事故を受けて、国は、運転手の働き方の規制を強化するなどの抜本的な対策を行う必要性を痛感します。
今回の事故で、亡くなられた方とご遺族に心からお悔みを申しあげます。バス事故で、多くの学友と先生を亡くした経験を持つ私から、二度とこのような事故が起きない社会の実現を求めたいと思います。
山口県政に関わる一人として、山口県での状況を調査し、必要な発言も行いたいと思います。
今回のバス事故に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
ゴールデンウィーク二日目の今日は、小学生の我が家の子ども二人とともに、地元西ヶ丘自治会主催「ふれあいハイキング」に参加しました。
薄曇りの絶好のハイキング日和でした。小学2年生の我が家の長女から92歳の方まで、40人が山陽小野田市の菩提寺山を目指しました。
老若男女、40名が菩提寺山に向けて歩きました
9時に西ヶ丘自治会館を出発し、11時前に到着しました。
子どもたちと一緒に、輪投げなどの興じた後、参加者全員で、カレーと豚汁を食べました。
最高齢92歳の岩元さんの輪投げの一投です
午後1時過ぎに菩提寺山を出発して帰路につきました。
この時期は、周辺にわらびが生えていました。
我が家の3人で取った分といただいた分でかなりのわらびの量になりました。
かなりの量の蕨となりました。さきほど灰汁抜きをしました。
先程、沸騰したお湯に重曹を入れてあく抜きをしました。
今日の夕食にいただきたいと思います。
連休中盤の5月3日には、宇部市小羽山日本共産党後援会で、萩市の平蕨台にわらび狩りに娘と参加する予定です。
この連休は、緑を腹一杯にする日々となりそうです。
子どもの頃は、生家では、この時期、わらびや筍や蕗やゼンマイの煮物ばかりでした。
この年になって、蕨の美味しさがわかりだしました。
自然に感謝の毎日です。今日は、自治会の皆さんと和やかな交流が出来て幸せでした。
私は、本格的な山岳小説はほぼ初めてでしたので、登山の凄まじさを痛感しました。
夢枕さんの超リアルな筆致のために、登場人物と一緒に寒さで手先が凍傷になる想いで読み続けました。
多くの登場人物が最期は登山中に命を落とします。
特に、8000mを超える高所で人間が活動することがいかに厳しいことなのかを痛感しました。
それぞれの登場人物が、「そんな厳しい山になぜ自分は、登るのか」を問いながら登っていました。
羽生丈二は、「山そのものが自分の存在の証だ」という主旨の発言をします。
究極の状況で命の営みを続ける登山者の問いは、どんな人生論よりもリアルに私の心を打ちました。
エヴェレスト登山以上の挑戦がこの世の中にあるかどうか分かりませんが、人生とは挑戦の毎日だとも思いました。
今日からゴールデンウィークがスタートしましたが、私は、この連休中にささやかな挑戦をします。
少しばかり、本ブログで紹介しましたが、萩往還マラニック大会に参加します。
10年以上前に、35キロに参加したことがありますが、今回は、70キロに挑戦します。
私は、昨年、フルマラソンをなんとか完走することができましたが、我が人生最長の大会参加です。
5月4日の朝6時に山口市の瑠璃光寺を出発し、萩まで行って、最終的にはその日の内に、山口市まで帰ってくるコースです。
70キロの関門は3ヶ所です。38.4キロ地点の村田蒲鉾店を15時までに、54.6キロの佐々並を16時までに、61.7キロ地点の夏木原キャンプ場を17時までに通過しなければなりません。
これがクリアーできるかどうか、まさに関門です。
この関門をクリア―し、完走することが最大の目標です。
4日の夜、完走したとの報告が出来ますよう、マイペースで走ってきます。
本日、日本共産党宇部市議団市政報告会が宇部市男女共同参画センターフォーユーで行われました。 約40名の市民の参加がありました。
真鍋市議は、消費税に対する宇部市の認識を報告しました。消費税増税に関し、宇部市は、増税はやむを得ないとしながら、「逆進性の問題や格差拡大」に懸念があることや、「直接税全体の改革や歳出の見直しが必要」との認識を示したことが報告されました。
岡本市議は、この程制定された中小企業振興条例の内容を報告しました。3月市議会で可決した宇部市中小企業振興条例では、市内中小企業の受注機会増大対策として①市内業者優先発注制度②小規模修繕工事等契約希望者登録制度③住まいの改修助成④新商品・新製品モデル発注制度④認定新商品随意契約制度などが盛り込まれたことが報告されました。
荒川市議は、子ども・子育て新システムに対する宇部市の認識が報告されました。子ども・子育て新システムは、利用者が市から認定を受けて保育の提供を受けるものです。市が市民に保育の質を維持していく責任がなくなり、保育が市場化する懸念も生まれています。荒川市議は、このシステムに宇部市は、「時代の流れでやむを得ない」との認識を示したことが報告されました。
時田市議は、向こう10年間の市営住宅の改修計画を報告しました。宇部市は、向こう10年で342戸の市営住宅を削減する計画であることが報告され、時田市議は、「応募倍率が7倍を超しているなかで住宅を削減すべきではない」と指摘しました。一方、高齢者や障害者対策が進んでいる実態も報告しました。
私は、新年度の県の予算の特徴を三公社廃止やスポーツ予算などで説明し、「二井県政の失政のつけを県民にかぶせるものだ」と報告しました。そして、2月県議会の論戦を通じて、①美祢地域への特別支援学校新設の可能性が生まれている②軽度・中等度難聴児への補聴器公費補助制度が創設される目途が立ったことを報告しました。最後に、三井化学岩国大竹工場の爆発事故の課題と放射性廃棄物保管の問題点などを指摘しました。
日本共産党宇部市議団市政報告会で報告する私
山口県・山東省友好30周年記念大会開催
友好の歴史を発展させよう
藤本県議が代表団の一員として参加
4月18日、中国山東省の山東大廈で、「山口県・山東省友好30周年記念大会」が行われました。藤本県議は、「山口県議会友好訪問代表団」の一員として記念大会に来賓として参加しました。
記念大会では、姜大明山東省長が、「友好の歴史を更に発展させていこう」と挨拶しました。姜山東省長から二井知事に、友好交流特別貢献賞が授与されました。
アトラクションでは、山口県の高校生玉重智基君が琴を演奏しました。
19日には、山東博物館で「友好30周年回顧展」「山口県観光物産企画展」「山口県陶芸展」のオープニングセレモニーが行われ、藤本県議が県議会友好訪問代表団の一員として参加しました。
「山口県議会友好訪問代表団」は、22日まで、山東省済南市・青島市の各所を視察しました。
山口県・山東省友好30周年記念大会で挨拶する姜省長
吉部大棚地区の県道にガードレール設置
宇部市吉部大棚地区の県道小野田美東線にガードレールが設置されました。藤本県議が住民の声を県宇部土木建築事務所に伝え、昨年度末に工事が完了しました。当該県道は、交通量が多く、車が田に転落する事故が多発していました。ガードレールが設置された地域の農家の方は、「安心して今年の田植えが出来る」と喜んでおられます。
宇部市吉部大棚地区に設置されたガードレール
民主青年同盟が若者雇用問題で県に要望
民主青年同盟山口県委員会(真鍋由希委員長)は、四月二十三日、山口県に「若者にまともな仕事と人間らしい生活を求める要望書」を提出し、懇談しました。これには、真鍋委員長のほか、日本共産党の衆院比例中国ブロック予定候補の石村智子さんらが参加、藤本県議が同席しました。
真鍋委員長は、県としても、フリーターへの公的職業訓練の場を保障する、若者就職支援センター(ジョブサロン)の拡充(中国地方は岡山県が三ヵ所、他は二ヵ所で、山口県だけ一ヵ所)など全力をあげて欲しいと要望しました。
対応した商工労働部労働政策課の山根信之課長らは、若者の雇用問題は緊急重点課題であり、県としても大いに力を入れたいとのべ、個別の要望や施策について回答。ひきつづきアンケートなどにもとづく懇談をすすめていくことになりました。
一気
三井化学岩国大竹工場(和木町)で二十二日午後二時一五分頃、爆発事故が発生、従業員一人(二十二歳)が死亡し、従業員と付近の住民二十二人が負傷(重症二人)しました。また爆風の影響で、近隣の住民や商店で窓ガラスやドアシャッターなどが破損する被害が四一六件発生しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、事故に合われた方にお見舞いを申し上げます▼三井化学岩国大竹工場では、一九八四年、二〇〇三年に事故が発生し、〇九年には子会社の下関三井化学でも爆発が起きており、三井化学の安全対策の強化が求められます▼和木町の防災無線で「爆発」発生が住民に伝えられたのは事故から一時間余りたってからだったとの報道もあります▼事故の再発防止や住民への伝達など課題は明白です。今後、日本共産党県議団として必要な発言を行いたいと思います。
三井化学岩国大竹工場(和木町)で22日午前2時15分頃、爆発事故が発生、従業員一人(22歳)が死亡し、従業員と付近の住民22人が負傷(重症2人)しました。また爆風の影響で、近隣の住民や商店で窓ガラスやドアシャッターなどが破損する被害が416件発生しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、事故に合われた方にお見舞いを申し上げます。
三井化学岩国大竹工場では、1984年、2003年に事故が発生し、09年には子会社の下関三井化学でも爆発が起きており、三井化学の安全対策の強化が求められます。
また、和木町の防災無線で「爆発」発生が住民に伝えられたのは事故から一時間余りたってからだったとの報道もあります。
事故の再発防止や住民への伝達など課題は明白です。今後、日本共産党県議団として必要な発言を行いたいと思います。
更に、今朝の毎日新聞は、三井化学岩国大竹工場に放射性廃棄物が保管されており、この事実を地元自治体が事前に知らなかったことが分かったと報じました。
報道によると、「同工場の放射性廃棄物は、200リットル入りドラム缶で3379本分。1960年代後半~73年に樹脂製品製造過程でウラン酸化物を使った名残で、二重のドラム缶に入れられるなどの形で保管されている」「工場によると、今回の事故で保管建物の窓ガラスは割れたが、ドラム缶は無事で、1時間当たりの放射線量は事故前と同じ0.2マイクロシーベルトだった」とされています。
私が、今日、県に問い合わせたところ県は、「国が適切に管理されているものと考えている」と答えました。
地元自治体が工場内に保管されている放射性廃棄物の実態を知らされてさえいないことは重大です。今回の事故を受けて、工場内の放射性物質の実態と事故後の状況を工場なり国なりが関係する自治体に報告すべきです。
県としてもその事を国に求めるべきだと思います。この点についても今後、県行政に必要な発言を行いたいと思います。
東ソーでの事故に続いて、県内で、大規模工場内での災害が相次いでいます。労働者と近隣住民の命を守るために、必要な発言を行ってまいります。これらの問題に関して、みなさんのご意見をお聞かせ下さい。