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新着情報

19年に全12農協合併

 県内の全12農協などでつくるJAグループ山口は19日、大会を開き、2019年4月に12農協を一つに合併する「1県1農協」を目指すことを決めました。

 来年4月にJAグループ内に県域合併対策室が設置され、本格的な議論が開始されることになります。

 この事が、20日の読売新聞、毎日新聞、中国新聞などに報道されました。

 中国新聞は、「中山間地域が県土の7割を占める県内は、各JAの支所(店)が営農指導や金融事業で果たす役割は多い。05年に237か所だった支所は現在、159か所にヘリ、支所の再編はさらに進む見通しだ。JA岩国市の正鬼宏組合長は、『支所がなくなれば農協離れも進む。組合員に身近な支所の機能をどうするかが課題だ』と強調した。」「合併にはそれぞれのJAで正組合員の3分の2以上の賛成が必要だ。これまでの協議の過程では『19年の合併は時期尚早』の意見も出た。さらにJAの経営は金融事業の比重が増し、営農指導で本来の役割をはたしていないとの声がある。組合員の合意形成とともに、こうした批判に応える道筋を示すことが今後の課題となる。」と報じました。

 私も宇部市東吉部で母と一緒に水稲を栽培しています。

 旧楠地域も支所が統合されるのではないかとの話が出ています。

 農協改革は金融優先ではなく農家優先の改革にすべきです。

 その上で、2019年4月までの全12農協の合併を行うべきかどうか大いに議論が必要だと思います。

 山口県の農協を一つにすることに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

9.19戦争法の強制成立を忘れない行動

 戦争法が強行成立して2ケ月たちました。

 戦争させない!9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会(略称:総がかり行動うべ実行委員会)は、昨日、宇部市役所前で「安保法制執行阻止9.19強行成立を忘れない行動」を行いました。60名を超える市民が集いました。

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 夕方の集会でしたが多くの市民が集いました。

 リレートークで発言した団体は、「9条の会」「消費税をなくす会」「山口民医連」「国民救援会」でした。

 政党代表として、佐々木あけみ社会民主党県議、松田一志日本共産党参議院山口選挙区候補が挨拶しました。

 集会の最後に、宮本市議の音頭で「戦争法を廃止するために団結して頑張ろう」を三唱しました。

 総がかり行動うべ実行委員会では、毎月19日に、強行成立を忘れない行動を行うことにしています。

 次回は、12月19日(土)午後2時からです。

 多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

 

小規模介護事業者の廃止・休止が前年比1.6倍

 今朝の読売新聞に、「4月の介護報酬改定を受け、小規模デイサービスの経営環境が厳しさを増している」との報道がありました。

 九州・山口で、4月~10月、廃止、休止した事業所は230件、前年同期比で1.6倍に上ります。

 読売新聞は「国は、基本報酬を引き下げる一方で、質の高いサービスを行う施設への加算制度を充実させたいが、小規模事業者が加算の条件を満たせず、経営難に陥るケースが目立つ。」と分析しています。

 読売新聞の調査によると、山口県でのデイサービス事業所の廃止・休止件数は、14年4月~10月が19件だったのに対して、15年4月~10月は24件と増えています。

 安倍政権は、戦争法成立直後、「新三本の矢」政策を発表しました。

 その一つに「介護離職ゼロ」があります。

 介護報酬を下げ、小規模介護事業所を廃止・休止に追い込んでおいて、「介護離職ゼロ」。

 言うこととやることが真逆な安倍政権の姿が介護現場では鮮明です。

 先日の地方議員会議で、山口県内の今年6月末の特別養護老人ホームの定員と入居待ちの状況に関する調査結果が配られました。

 県内の特養ホームの定数は7594です。入居待ちは、7307人おられます。

 介護施設の多い宇部市でも定数641に対して、入居待ちは308人おられます。

 安倍政権が、介護離職ゼロを言うなら、小規模介護事業所を廃止に追い込む介護報酬引き下げを元に戻すことが重要です。

 同時に、特養ホームの入居待ちが続く状況を解決するために、特養ホームを増やすことが必要です。

 これら対策をしなければ、「介護離職ゼロ」は、空文句に終わり、介護は家族任せの状況が続きます。

 介護を取り巻く状況について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

「新フラカン入門」

 フラワーカンパニーズを聴きはじめて、数か月になります。

 アルバムに限り、新しいものから順番に購入して聴いています。

 「夢のおかわり」「Stayin’Alive」を聴き、数日前から「新フラカン入門」を聴いています。

 これは、最新のベスト盤です。ベスト盤だけあって、選りすぐりのいい曲ばかりです。

 「この胸の中だけ」を聴いて涙が出そうになりました。

 目の前に子どものころの自分が出てくる話しです。

 子どもの頃の自分から「僕の夢はかなえられてる?」と聞かれます。

 今の自分が「幸せって一体何だろうねぇ?」と聞きます。

 子どもの頃の自分が今の自分に「夢中になれるもの持ってる事だろう?そんな事もわからなくなちゃったの?」と返します。

 「大人の子守歌」も胸に沁みる曲です。

 「子どもの時には必要なかったのに。」に様々な歌詞が続きます。

 「どうして大人にはお酒がいるんだろう?」から始まり、「どうして大人には殺しあいがいるんだろう?」「どうして僕にはロックンロールがいるんだろう?」で終わります。

 「ローリングストーン」もいい曲には痺れます。

 「ただ転がる石のように 蹴とばされて どこまでも ただ転がる意思をもって、素足のまんま 未来へ踏み込む」

 フラワーカンパニーズの歌詞は、ボーカルの鈴木圭介さんによるものです。

 上から押し付けるのではなく、私たちと同じ目線で、さりげなく本質的なメッセージは格別です。

 鈴木さんの歌詞の大ファンになりました。

 鈴木さんは、「子どもの心を忘れずに、今を生きよう」とメッセージしているように私は受け止めました。

 今、仏教の勉強中の私ですが、鈴木さんの歌詞は「煩悩成就の凡夫」である私たちを励ます曲だと思います。

 私たちは、死ぬまで、「煩悩はあり続け凡夫であることは避けられ」ないが、仲間と一緒に歩んでいこうと鈴木さんの歌詞は、励ましてくれるものです。

 50歳を過ぎた私です。人生を振り返りながら、フラワーカンパニーズの曲を聴いています。

 フラワーカンパニーズの曲は、今までの人生を肯定してくれ、静かに背中を押してくれるものです。

 「新フラカン入門」で更にフラワーカンパニーズのファンになりました。

 フラカンファンの皆さん、お勧めの曲をお教え下さい。

国保料金値上げ続く

 今日、日本共産党山口県委員会地方議員会議が行われました。

 その中で、吉田党県自治体部長から昨年度と今年度の国民健康保険料の状況が報告されました。

 事業所得200万円、固定資産税額3万円、4人世帯(夫55歳、妻52歳、子ども2人)、収入は世帯主のみのモデルケースでの平成26年度の国民健康保険料と平成27年度の保険料の比較です。市部だけ比較します。

 下関市は、40万6910円(年額)から40万6910円。宇部市は、40万10円から41万7175円。山口市は、37万7910円から37万7910円。

 萩市は、39万7880円から38万2350円。防府市は、36万5820円から36万5820円。下松市は、34万8200円から38万3870円。

 岩国市は、36万7236円から36万6916円。光市は、36万4160円から36万4160円。長門市は、37万350円から37万350円。

 柳井市は、35万2750円から39万3260円。美祢市は、39万1100円から39万1100円。周南市は、38万1765円から40万1910円。

 山陽小野田市が、43万3450円から43万2260円。

 モデルケースで国保料が上がっているのが、宇部市、下松市、柳井市、周南市となっています。

 2018年度以降、都道府県が国保の保険者になります。

 県が示す「標準保険料率」のため、繰り入れで保険料負担を抑制している市町は、「不公平」という非難を受け、引き上げを迫られる可能性も生まれてきます。

 国保の都道府県化によって、「保険料引き上げ」に拍車がかかることは必至です。

 先ほどのモデルケースの場合、収入に占める国保料の割合は、宇部市の場合、ほぼ20%となっています。

 これ以上、国保料が上がると、払えなくなり、資格証明書、短期保険証となり、医療を受ける権利が抑制されることが懸念されます。

 そうなると、国保の都道府県化は、国民のための改革とはいいがいものとなります。

 国保への国庫負担を抜本的に増やし、国民のための国保改革こそ必要な状況です。

 国保問題でも安倍政権に私たちの命を任せるわけにはいかない状況が明らかです。

 国保問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

天国でまた会おう

 ピエール・ルメートルの最新作「天国でまた会おう」を読んでいます。

 この小説で、ピエール・ルメートルは、フランス文学の最高の文学賞であるゴンゴール賞を受賞しました。

 彼の「その女アレックス」などとは、趣を異にする歴史小説の側面があります。

 小説の発端は第一次世界大戦終結直前の1918年11月。

 主人公のアルベールは、重々普段な平凡な若者。

 プラデル中尉は、自らの欲望を満たすためには手段は選ばない人物。

 エドゥアールは、画才に恵まれた天才肌。

 この三人がそれぞれの戦後を生きるドラマです。

 これからは、まさに今読んでいる最中なので、ドラマの中身に興味津々です。

 翻訳者の平岡敦さんがあとがきに「戦争という国を挙げての愚行に対する批判と皮肉が満ちている」と書いています。

 戦争小説とてして、とてもこの作品は興味深い内容です。

 いよいよ、戦後のドラマが始まります。全部読んだら、感想を紹介したいと思います。

 ピエール・ルメートルは、読み出したら止まりません。

 ファンの皆さん、感想をお聞かせ下さい。