藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

第52回新日本婦人の会宇部支部大会で挨拶

 昨日、新婦人の会宇部支部第52回支部大会が開かれました。

 私は、日本共産党を代表して以下の趣旨の挨拶をしました。

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 新日本婦人の会宇部支部第52回支部大会にご参加の皆さん日本共産党の前県議・藤本かずのりです。あと1週間後に県議会議員選挙が始まります。県議会に戻って、宇部の女性の皆さんの声を県議会に届ける決意です。4名の市議の実現にもお力をお貸しください。
 東日本大震災から8年が経ちました。昨日の読売新聞に、「4歳の時、東日本大震災の津波で両親と妹を失った昆愛海さんが(12)(岩手県宮古市)が19日、小学校の卒業式を迎えた。」という記事が出ていました。8年前の読売新聞は、4歳の愛海さんが覚えたばかりの平仮名で「ままへ。いきているといいね。おげんきですか」。と手紙を書き寝入ってしまった写真が報じられ、私は、愛海さんの事を演説の中で何度も取り上げました。
 中島岳志東京工業大学教授のエピソードを思い出します。中島さんは、友人を病気で亡くします。ある日、中島さんは、翌朝までにあげなければならない原稿がある事を深夜気づきます。今まで書いたことのあることを引っ張り出して原稿を完成させ、送信ボタンを押す手が止まりました。結局、原稿を一から書き直し、納得いく原稿を仕上げることが出来ました。中島さんは、こう書いています。「彼はいい加減な仕事をしようとしている私に『それでいいのか』というまなざしを投げかけてくる。そうして思い至ったのが『彼はいなくなったのではない。死者となって存在しているんだ。だったら死者となった彼と一緒に生きていけばいい』ということでした。彼のまなざしにささえられながら、より善く生きていくことを目指せばいいではないか、と思い直したのです。」
 中島さんは、立憲主義が「死者」だと語ります。中島さんは、「立憲主義における憲法は、国民が権力を縛るためのルールです。では、そのときの『国民』とは誰なのか。立憲主義が前提としている国民は、生きている国民だけではない。その中に死者が含まれている。」「憲法を通じて、死者が私たちをガードし続けている、それが、立憲主義」と書いています。
 新日本婦人の会設立に関わった方は、平塚らいてふさん、いわさきちひろさんなどがおられます。彼女らが求めた自由と権利を守る思いが詰まっている憲法を今、壊すわけにはいきません。安倍9条改憲No!全国市民アクションうべでは、6月9日の木村草太学習会を行います。

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 女性の人権にかかわる問題など皆さんの意見をお聞かせ下さい。

時田ようすけ市議事務所開きで挨拶

 本日、時田ようすけ市議の事務所開きが行われました。

 会場一杯の参加者でした。

時田よすうけ事務所開き

 左が時田ようすけ市議、右が、私

 私が行った挨拶の要旨は以下の通りです。

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 時田ようすけ市議の事務所開きにお集まりの皆さん、県議候補の藤本です。今日は、3月21日、市議会議員選挙の投票日までちょうど1カ月。心ひとつに、県議復活、市議全員当選に力を尽くしてまいりましょう。

 時田さんは、この4年間、市議会議員としてだけではなく、地区委員長として、県議選・市議選の選対本部長として力を尽くしてきました。私を県議に押し出していただき、私が、選対本部長を引き続いでまいります。県議選に勝利し、時田さんの勝利に繋げていきたいと思います。
 東日本大震災から8年が経過しました。8年前の3月11日、私は、県議を3期勤めあげた2月県議会閉会日で、改選前の県議・執行部の茶話会が行われている時でした。加藤議員が「大きな地震があったようだ」と遅れて部屋に入ってこられた光景を忘れることができません。
 私は、発災直後のニュースで忘れられない写真があります。岩手県宮古市に住む4歳の昆愛海(こんまなみ)ちゃんは、お父さんお母さんと妹を津波で亡くしました。覚えたての平仮名で「ままへ。いきているといいね。おげんきですか」と手紙を書いて、寝入っている愛海しゃんの写真を忘れることができませんでした。そして、昨日の新聞に、愛海ちゃんが、小学校の卒業式で、祖母の幸子さんに卒業証書を渡す写真が掲載されました。
 福島県では、今も原発事故により4万人を超える人が避難生活を送っています。安倍政権は、原発推進のために福島の事故も被害も「終わったもの」にしようとしていますが、絶対に許せません。しかし、「目玉」の原発輸出は破たんして、原発がビジネスとして成り立たないことが明瞭です。
 今日の新聞に、中国電力が上関原発の予定地を造成するため、県から許可を受けている林地開発と保安林の伐採について、実施期間を10年間延長する変更手続きを進めているとの報道がありました。
 中国電力は、今年7月に期限が切れる上関原発について6月をめどに県に延長申請をする考えを示しています。
 明後日、上関原発を建てさせない県民大集会が行われます。私も時田さんと一緒に、宇部・山陽小野田市実行委員会のバスで参加する予定です。
 私は、上関原発ノーの論戦を来る6月県議会で行う決意です。私を県議会に送って下さい。実行委員会共同代表の時田さんを議会に送って下さい。

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 県議会・市議会での要望等お聞かせ下さい。

愛海さん小学校卒業

 今朝の読売新聞は、「4歳の時、東日本大震災の津波で両親と妹を失った昆愛海さんが(12)(岩手県宮古市)が19日、小学校の卒業式を迎えた。」と報じました。

 8年前の読売新聞は、4歳の愛海さんが覚えたばかりの平仮名で「ままへ。いきているといいね。おげんきですか」。と手紙を書き寝入ってしまった写真が報じられ、私は、県議選4期目を目指す、選挙戦の中で、愛海さんの話題を演説の中で取り上げたことを思い出します。

 震災直後の6月には、震災ボランティアで、岩手県宮古市を訪ねました。東日本大震災で最大級の高さの津波が襲来した田老地区にも行きました。

 愛海さんの想いがこの8年間、私の心の片隅にいつもありました。

 そして、今朝の記事です。

 この記事を読みながら、「100分DE名著 オルテガ 大衆の反逆」のテキストで中島岳志さんが東日本大震災を通じて感じたことを書いたくだりを思い出しました。

 中島さんは、震災後に、担当編集者であった親しい友人を病気で亡くします。

 そんなある日、中島さんは、帰宅が遅くなりました。翌朝までにあげなければならない原稿があります。

 中島さんは、今まで書いたことのあることを引っ張り出して原稿を完成させました。

 その原稿を送る送信ボタンを押す手が止まりました。

 結局、原稿を一から書き直し、納得いく原稿を仕上げることが出来たと中島さん。

 中島さんは、以上の体験からこう感じたと書いています。

 「彼はいい加減な仕事をしようとしている私に『それでいいのか』というまなざしを投げかけてくる。そうして思い至ったのが『彼はいなくなったのではない。死者となって存在しているんだ。だったら死者となった彼と一緒に生きていけばいい』ということでした。彼のまなざしにささえられながら、より善く生きていくことを目指せばいいではないか、と思い出したのです。」

 「大切な人の死は大きな喪失で、心の中にぽっかりと空いた穴に戸惑うけれど、死者はいなくなったわけではない。あとから必ず『出会い直し』がやってくる。その『出会い直し』を契機として、死者とともに生きていくことが、大切なのではないか―。」

 愛海さんもきっと、亡くなったお母さんお父さん、妹さんと一緒に生きているんだと思います。

 私は、故郷で国の命令に反して住民の声を時の政府に陳情した集団の中に祖父の存在があったことを知りました。

 祖父には、一度も会うことなく生まれた私ですが、祖父のまなざしにささえられながら、より善く生きようと感じることが出来ました。

 もちろん、影響を受けた、今は亡き、祖母や父との「出会い直し」があることを実感しています。

 そして、私には、大学時代の事故=犀川スキーバス転落事故で亡くなった、多くの学友が、私に「より善く生きろ」と、この30数年ずっと支えてくれていることを実感しています。

 皆さんにとっての「出会い直し」の方は誰ですか。お教え下さい。

 

 

馬毛島移転は不可能

 昨日、仁比そうへい参議院議員は、参議院予算委員会で、政府が米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転候補として狙う鹿児島県・馬毛島の売買交渉に関し、地元住民や自治体の同意を得るのは不可能だと指摘し、民意に背を向けた交渉は中止するよう迫りました。

 今朝のしんぶん赤旗「日刊紙」の「論戦ハイライト」を引用します。

 「馬毛島は2011年に政府が基地候補地に挙げ、今年1月に防衛省と地権者のタストン・エアポート社が『破格の160億円で仮契約』と報じられました。しかし、防衛相は『交渉中』『協議中』『答弁は差し控える』と連発するだけ。仁比氏は、同社が島を違法に乱開発し、鹿児島県や地元自治体に深刻な環境被害と苦労が強いられていると指摘。『違法開発による環境破壊に乗じて島を取得し、米軍基地化を推し進めるのはおよそ倫理に反する』と追及しました。岩屋毅防衛相は、同社の乱開発について『コメントする立場にはない』と開き直りました。仁比氏は、同社が140奥苑もの抵当権があるもとで、原田憲治防衛副大臣が『抵当権などがついたままの取得もあり得る』と答弁したことを紹介。『悪行の限りを尽くしてきたのに破格の優遇をするのか』と住民の怒りを代弁しました。岩屋氏は『所得権以外の権利が設定されているときは、あらかじめ消滅させてから取得する』と抵当権付きの土地買収は否定せざるを得ませんでした。仁比氏は『国有財産法に照らしても破格の利得を得させるやり方は許されない」と力を込めました。」

 山口県にある米軍岩国基地に空母艦載機部隊が移駐した今、馬毛島問題は、県政に直結する課題となっています。

 山口県も岩国市も「岩国基地での離着陸訓練(FCLP)は認められない」ことを基本姿勢にしています。

 空母艦載機部隊の硫黄島での訓練を馬毛島に移転することが困難なら、岩国基地で離着陸訓練が行われる可能性が高まることとなります。

 馬毛島での訓練移設ができないのなら、そもそも岩国基地に空母艦載機部隊を移設した根本が問われます。

 今こそ、馬毛島での訓練移設と併せて、岩国基地への空母艦載機部隊移駐も撤回する時です。

 横須賀への米空母の母港化も併せて見直す時です。

 米空母と艦載機部隊及び訓練施設は、丸ごとアメリカ本土に帰ってもらうことも選択肢として検討すべき時です。

 少なくとも、法を曲げて、破格の利得を馬毛島を所有しているタストン・エアポート社に与える住民無視の防衛省による土地購入は厳に行うべきではありません。

 仁比参議院議員の国会質問で、馬毛島の訓練移転は不可能だという状況が明らかになりました。

 皆さんは、この問題をどうお考えですか。

 

仏説無量寿経

 私の尊敬する真宗門徒の大先輩から、本願寺出版社の文庫本「浄土三部経」「顕浄土真実教行証文類」「歎異抄」を読むようにと教えられました。

 全ての共通するのは、原文と併せて現代語訳が並行して書かれてあることです。

 「歎異抄」は持っていましたが、先日、山口別院で会議が行われた際、「浄土三部経」を購入して、今少しづつ読んでいます。

 浄土三部経とは「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」です。

 「仏説無量寿経」の中に、日常勤行聖典にある「讃仏偈」や「重誓偈」が出てくるのです。

 意味不明だったお経の意味が、この本を読むと少しづつ分かってきました。

 そして、私の指針としている「兵戈無用」が仏説無量寿経の後半で出てきます。

 現代語訳「仏が歩み行かれるところは、国も町も村も、その教えに導かれないところはない。そのため世の中は平和に治まり、太陽も月も明るく輝き、風もほどよく吹き、雨もよい時に降り、災害や疫病などもおこらず、国は豊かになり、民衆は平穏に暮し、武器をとって争うこともなくなる。人々は徳を尊び、思いやりの心を持ち、あつく礼儀を重んじ、互いに譲り合うのである。」

 「武器をとって争うこともなくなる」の原文が「兵戈無用」です。紀元前5世紀頃にインドで生まれたゴータマ・シッダッタ太子が出家して修行して、ブッダになったのは、今から2千年以上前です。

 ブッダが描いた社会が未だに到来していません。

 「国は豊かになり、民衆は平穏に暮し、武器をとって争うこともなくなる」社会の到来を念じて、「仏説阿弥陀経」をはじめとする「浄土三部経」を現代語訳で学びたいと思います。

 一つ学べば、また多くの分からないことが生まれる状況ですが、少しづつ、真宗教義の入り口から内宮に入っていきたいと思います。

 

 

日本共産党演説会

 本日、宇部市男女共同参画センターで、仁比そうへい参議院議員を招いて、日本共産党演説会を行いました。

 宇部市内外から約300名の参加者で会場は一杯でした。

 来月投票が行われる県議市議選の候補者が訴えました。

日本共産党演説会(19年3月)

左から浅田、藤井、仁比、藤本、荒川、時田の各氏

 私が訴えた演説の概要は、以下の通りです。

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 日本共産党演説会にご参加の皆さん日本共産党の藤本かずのりです。県議選の告示目前です。この4年間で「かえる通信」を47号発行してまいりました。県政をかえる決意です。どうか私を県議会にかえらせて下さい。
市民の命を奪う国民健康保険の実態が明らかです。年収400万円4人世帯の場合、宇部市の国保料は、46万1805円です。中小企業の皆さんが入っておられる協会けんぽは20万3600円です。協会けんぽより25万円以上高い国保料は、全国知事会が要望している1兆円公費投入すれば、国保料を協会けんぽ並みに下げる、半額にできます。
 志位委員長は、都道府県が発表した「標準保険料率」をモデル世帯で試算すると全国8割の自治体で平均4万9千円の大幅値上げになることを明らかにしました。山口県が示した「標準保険料率」を一人当たりで計算すると平均で7321円増です。宇部市は、6839円の値上げです。市議会で、健康福祉部長は、3266円の値上げに留めたいと答弁しています。県議選・市議選の勝利で、国保料の引き下げを実現していきましょう。
 2月18日、第4回宇部港長期構想検討委員会が行われ、宇部港長期構想の最終案が示されました。現在3087万トンの宇部港の貨物量は、20年後に4700万トンと1.5倍になる。特に公共バルク貨物が現在の213万トンが7倍の1500万トンに増える。宇部港貨物量の内、98.4%がバルク貨物になるとの目標です。世界から石炭を大集積させる。
目標達成のため、水深13メートルの本港路を、水深16メートルにする。新沖の山の埋め立てを72haから92haに広げ、世界最大のケープサイズ級の貨物船を入港させる巨大岸壁を作る計画です。今、宇部港では689億円の事業費で工事が行われていますが、この計画が、実行されれば更に1000億円を超える公費が投じられる見込みです。
 世界は、地球温暖化を防止するために脱石炭の流れが加速しています。宇部市は石炭と共に発展してきた街ですが、石炭の公害を克服し、国連からグローバル500賞を受賞した町として、今こそ脱石炭の街づくりを進めましょう。世界12カ国で石炭火力発電所の全廃を決めました。県議選、市議選の勝利で、石炭火力発電所の建設をストップさせていきましょう。
 私は、国民健康保険世帯あたり1万円の引き下げと中学校卒業までの医療費無料化を提案しています。この両方を行う財源は1年間で32億円です。石炭貨物に依存した宇部港拡張をやめれば、30年間、県内で、国保料1万円引き下げと中学校卒業までの医療費無料化が可能です。県議選・市議選の勝利で、暮らし最優先の政治を実現してまいりましょう。
 今年のアカデミー賞作品賞を受賞した映画「グリーンブック」を観ました。黒人ピアニストがイタリアから移民した運転手と一緒に人種差別が残るアメリカ南部を演奏旅行する物語です。映画の舞台は、1962年。翌63年には、キング牧師の呼びかけで、人種差別撤廃を求めて20万人がワシントン大行進を行いました。
 キング牧師は、この集会で「わたしには夢がある。いまは小さなわたしの4人の子どもたちが、いつの日か肌の色ではなく、人格で評価される国に住めるようになるという夢が。」と演説しました。
 私には夢があります。すべての県民が平和で人間らしく暮らしていける山口県を作っていく夢です。この夢を今日集まった皆さんと一緒に実現したいと思います。私の夢は、県議会で議席を得ないと実現できません。私を県議会に送ってください。県議選、市議選、参院選で先頭に立って頑張る決意を述べて、私の訴えを終わります。ありがとうございました。

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 県議選・市議選に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。