藤本かずのりサポーターズ はじめました

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琴芝で「藤本かずのりさんを囲む集い」

 本日、琴芝ふれあいセンターで、「藤本かずのりさんを囲む会」が行われ、10名の市民が集まりました。

琴芝藤本囲む会

 琴芝ふれあいセンターでの私を囲む集い

 私がお話した要旨は以下の通りです。

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 琴芝地域での藤本かずのりさんを囲む会にご参加まことにありがとうございました。日本共産党の前県議会議員の藤本です。
 昨年からカウントして私がこのような集いに参加するのは、30回目でございます。北は、私の故郷・吉部から、東岐波から厚南まで、津々浦々で集いを開いてきました。今日は、様々な要望をお聞かせ下さい。
 今年は、猪年。統一地方選挙と参議院選挙がダブルで行われる年です。日本共産党は、安倍首相による「新しい軍国主義とファシズムの国家」へ改造を許さないという日本の命運のかかった連続選挙だと考えています。
 連続選挙は、安倍政治サヨナラ選挙と位置づけ、その緒戦が、県議会議員選挙です。この立場で、全力で頑張ってまいります。
 今度の統一地方選挙は、安倍政権による「地方こわし」を許さず、暮らし、福祉第一の自治体をつくる選挙だと考えています。
 山口県を福祉第一の自治体にするために、日本共産党は18日、村岡知事に対して、来年度予算編成に向けて82項目の提言を行いました。
 その中でも重点項目は、次の5点です。
 第一は、子ども医療費助成制度を中学校卒業までに広げることです。
 資料1の通り、宇部市では、中学校卒業まで医療費が無料になっています。しかし、県の制度は、就学前までのままですので、宇部市が上乗せして助成しています。「日本共産党の提言」の3ページにあるように、福島県では、高校卒業まで医療費無料です。山口県の制度を中学校卒業までに拡大すれば、宇部市としての財源を他の子育て支援に回すことができます。
 第二は、国民健康保険料を世帯1万円引き下げることです。
 「日本共産党の提言」の3ページにあるように、中国地方で、国民健康保険料の一人当たり平均額と所得に占める割合は、いずれも最高です。
 第三は、防災予算を倍加させることです。
 「日本共産党の提言」の5ページにあるように、土砂災害危険個所への防災施設の整備率は24%です。年間の砂防予算は、約50億円。一か所が約5億ですので、年間約10カ所。のこりが4729か所ですので、全部終わるまでは、470年かかることになります。
 資料2が、県内の主な河川の整備状況を示したものです。ダムをのけた河川だけの進捗率は、錦川が76%、木屋川が13.2%となりますので、厚東川の進捗率が最低となります。堤防未設置個所をなくします。
 第四は、若者の県内定住を支援するため、奨学金返済支援制度を持つ中小企業に助成金を支援する制度を創設することです。
 資料3は、岡山県の奨学金支援を行う中小企業への支援制度です。東京圏からのIJUターン就職する従業への奨学金返済支援制度です。岡山県が、9万円を限度に補助します。同様の制度は、広島県でも持っています。人口の社会減が著しい山口県こそ行うべきです。
 第5は、すべての公立小中学校で30人以下学級を実現することです。
 現在、山口県は、学年4学級以上の学校で小学校1年に限り30人以下学級で対応しています。学力の低下が心配されるのが、小1プロブレムと中一ギャップです。山口県は独自の統一テストを子どもたちにさせるなど学力向上には熱心です。「日本共産党の提言」10ページにあるように、全国5県で実施している中1での30人以下学級の実現は急務です。
 私たちの提言に対し、村岡知事は、防災対策については「着実にやっていかなければならない」と答えましたが、他は予算がないと答えました。
 「日本共産党の提言」の12ページをご覧ください。不要不急の公共工事を見直せば、暮らしと命を守る財源を生み出すことができます。
 県全体で見直しが必要なのは、第二関門橋です。関門海峡に橋かトンネルを掘る計画です。この計画は、政府自らが「無駄な事業」として凍結されましたが、ここ数年、地元の経済界と自治体で期成同盟会を再結成し、安倍政権のもとで調査費が復活しました。
 国民健康保険の1万円引き下げと子どもの医療費を中学校卒業するまで無料にするために必要な年間予算は約32億円です。第二関門橋をやめれば、60年以上、これら制度を継続することができます。
 宇部市ではどうでしょうか。宇部湾岸道路はわずか4キロ、2階建て道路で860億円かけて完成しました。延長は必要ありません。
 今、工事が続行されているのが、宇部港の整備です。
 資料4は、現在行われている宇部港の工事の内容ですが、まず、国によってマイナス13メートルの泊地と航路の工事が行われています。
 そして山口県が、東見初地区の埋め立て工事を行っています。
 東見初地区の埋め立ては、全体で、79ヘクタール。現在63ヘクタールの1期工事が、406億円で平成33年までの計画で行われています。
 先日、県宇部港湾管理事務所で担当者の方にお話しをお聞きしたところ、資料5の通り、埋め立ては遅れ、埋め立て延長を申請する見通しでした。
 現在、宇部港の長期構想の検討委員会が行われ、30年程度先を見越した長期構想の作成を今年度末をめどに行っています。そして、15年程度先を見越した宇部港港湾計画を来年度以降に策定する計画です。
資料6は、平成14年に作成された現在の宇部港港湾計画の目標である平成20年代後半の目標と実績です。現在のふ頭の規模で、十分対応できていることが明らかです。
 にも関わらず、東見初第二期工事に、194億円、新沖の山地域に391億円かけて新たな埋め立てを行う必要があるのでしょうか。
廃棄物処理場としての埋めては必要ですが、過大な目標を立て、過大な埋め立てをすれば、過大な財政投資と、埋め立てた後の土地利用計画が断たず、土地を持て余し、再び税金投入という事態となります。
 私を県議に再選させていただき、無駄な公共事業をチェックし、福祉を守る論戦を大いに行う決意です。
 最後に、エネルギー問題について第一に、上関原発問題です。
 今年に入って、中国電力の清水社長が、今年の夏で期限切れを迎える上関原発のための埋め立て免許の延長申請を6月頃に行うとしました。
 資料7は、19日の知事会見の朝日新聞の報道ですが、村岡知事は、「延長の理由を含め、要件を満たしていれば許可する」と述べました。
 新しく当選した県議会議員が臨む最初の6月県議会が、上関原発のための海の埋め立てを許すかどうかが問われる議会となります。
 埋め立てを認めず上関原発にピリオドを打つために、私を県議会に。
 資料8の通り、山口宇部パワー石炭火力発電所は、60万キロワット2基の石炭火力発電所を2基、2025年までに建設しようするものです。現在環境影響評価方法書の審議が終わり、環境影響評価準備書に審議が始まりました。環境大臣が「是認できない」とした計画は許しません。

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 藤本囲む集いを皆さんの回りで開いてください。

 希望者は私までご連絡ください。

山陽小野田市新春のつどい

 昨日、日本共産党山陽小野田市新春のつどいが行われ、わたしが挨拶を行いました。

山陽小野田市新春のつどい

 山陽小野田市新春のつどいで挨拶をする私

 挨拶の趣旨は以下の通りです。

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 山陽小野田市の新春のつどいにお集まりの皆さん、日本共産党の前県議会議員の藤本かずのりです。
 県議選の告示まで70日弱と迫ってきました。4年前の悔しさを糧に必ず勝利する決意です。山陽小野田市と宇部市は縁の深い地域です。宇部市の知り合いの方に、県議選は藤本、市議選は、山陽小野田市出身の浅田さんを始め4名の候補に大きなお声がけを賜りますようお願いいたします。
 今年は、猪年で、12年に一度の統一地方選と参議院選挙がダブルで行われる年です。安倍首相による「新しい軍国主義とファシズムの国家」へ改造を許さない、日本の命運のかかった夏までの連続選挙です。
 日本の命運のかかったたたかいの初戦を戦うのが、私です。安倍政治サヨナラ選挙の初戦、必ず勝利させて下さい。
 日本共産党県委員会は、18日の金曜日、村岡知事に対して、新年度予算編成に対する提言を発表しました。82項目に及ぶものですが、重点項目として次の5点を要望しました。
 一つは、子どもの医療費助成制度の対象を中学校卒業まで広げること
 二つ目は、国民健康保険料を世帯1万円引き下げること
 三つ目は、防災予算を倍加させること
 四つ目は、奨学金返済支援制度を持つ中小企業を支援すること
 五つ目は、全ての小中学校で30人以下学級を実現することです。
 医療費助成と国保値下げは年間30億かかりますが、2000億以上かかる下関北九州道路をやめれば、60年間、医療費助成と国保値下げが実行できます。不要不急の公共事業を見直し、暮らしと命を守る県政に向けて、北南地区唯一の県議に復活させて下さい。
 今年に入って、中国電力の清水社長が、今年の夏で期限切れを迎える上関原発のための埋め立て免許の延長申請を6月頃に行う意思を明らかにしました。村岡知事は、条件が合えば許可すると記者会見で答えました。
 新しく当選した県議会議員が臨む最初の6月県議会が、上関原発のための埋め立てを許すのかどうかが問われる議会となります。
 埋め立てを認めず上関原発問題にピリオドを打つために、上関原発ノーを訴える私を必ず県議会に送って下さい。

新春 藤本かずのり事務所びらき

 昨日、大小路の藤本かずのり事務所で新春事務所びらきを行い、約50名の皆さんにお集まりいただきました。

 日本福祉大学卒の先輩である森法房さんなどにもご挨拶いただきました。

新春 藤本事務所びらき

        森先輩と私

 楽しく心温まるご挨拶を頂きました。

 私がお話した趣旨は以下の通りです。

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 県議会議員選挙の告示が3月29日。告示まで70日と迫ってきました。

 私は、昨年1月から、3260人の方と対話し、369回の街頭宣伝を行い、29回の集いに参加し、582人の皆さんと対話してきました。早朝宣伝は、月曜日から金曜日まで毎日。火曜日は二か所で行っています。

 私は持てる力を振り絞って5回目の県議会に戻る活動に取り組んできました。県議会に戻ることが出来るかどうか残り二か月半の活動にかかっています。私は54歳。早朝のウォーキング6年続けています。体力・気力で走り抜けてまいります。皆さんの力で県議会に戻してください。

 今度で、県議選挙は6回目の挑戦です。今回、一番力を入れて取り組んだのが、私を囲む集いの開催です。私の故郷・吉部で3か所。宇部市で一番の過疎地ですが、それぞれ20名以上の皆さんにご参加いただきました。

 私の住む厚南地域で、4か所。その内2か所は、連合自治会長さんのお膝元。ある校区は、自民党の議員さんが住んでおられる地域ですが、30名の方に参加いただき、県管理河川の草木の除去という要望を実現することが出来ました。

 日本共産党は、今度の統一地方選挙は、おごれる安倍政権に地方から審判を下す選挙だと位置づけています。膝を交えて有権者の皆さんと対話すれば、政治を変える仲間になっていただけることを実感しました。これから2か月半も「集い」を軸に、有権者の対話を徹底して行う決意です。

 昨日、新年度予算編成にあたって、村岡知事に、「日本共産党の提言」を手渡しました。重点要望したのは、①子どもの医療費助成制度を中学校卒業までに拡充する②国民健康保険会計に繰り入れをして保険料を下げる③災害予算を抜本的に増やす④奨学金の返済支援制度へ助成する⑤全ての公立小中学校で30人以下学級を実現する です。

 財源は、不要不急の大型事業を見直すことです。860億円かけた宇部湾岸道路の工事は終了しましたが、689億円かけて宇部港の工事が続けられています。国保の1万円値下げ、中学卒業まで医療費無料、年間約30億円ですが、宇部港の工事を半分にすれば、10年以上実施できます。

 コンパクトとインバウンドの暴走から住民の命と福祉を守る山口県を皆さんと一緒につくってまいります。私を必ず県議会に戻してください。

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 大小路の藤本事務所にどうぞ皆さんお立ち寄りください。

 電話は、0836-39-6918です。

2019年度山口県予算編成に対する「日本共産党の提言」

 昨日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と日本共産党山口県議団(木佐木大助団長)は、村岡山口県知事に対し「2019年度山口県の施策並びに予算編成に対する『日本共産党の提言』」を提出しました。

知事交渉

 左端が村岡知事。右から二人目が私

 提言は、10分野82項目です。その中から次の5つの点を重点要望としました。

 ①子どもの医療費助成制度の対象年齢を中学校卒業まで広げるとともに、所得制限をなくし、市町の取り組みを支援する

 ②国民健康保険会計に一般会計から繰り入れし、保険料を軽減する

 ③防災予算を抜本的に増やし、土砂災害危険個所における土砂災害防止施設の整備を積極的にすすめる

 ④若者の県内定住を支援するため、奨学金の返済制度を持つ中小企業に助成金(一人最大20蔓延、企業、県が折半)を支援する制度を創設する(広島、岡山両県が実施済み)

 ⑤すべての公立小中学校で30人以下学級を実現する。

 村岡知事は、子どもの医療費助成制度の拡充については「遜色ない水準」との見解を繰り返しました。

 災害に対する予算の確保について村岡知事は「着実に予算確保を行う」考えを示しました。

 私は、30人以下学級の拡充について次のように発言しました。

 「山口県は、小学校1年生の一部で、30人以下学級を実現している。『小一プロブレム』と同様『中一ギャップ』への対応が重要。全国5県が中一の生徒に対し30人以下学級を実現している。山口県でも拡充が求められている。」

 30人以下学級の拡充に関しては、「拡充すればいいことは理解できる」との考えを示しました。

 提言の中で、宇部市関連では山口宇部パワー(石炭火力発電所)計画の撤回を要望しています。

 「日本共産党の提言」はパンフレットにして皆さんに配布しています。

 パンフレット希望者は、本ブログのトップページからお問い合わせください。

五代目 古今亭志ん生

 落語CDつきマガジン「落語 昭和の名人 極めつき72席」(全25巻)の刊行がスタートしました。

 第1巻は、「五代目 古今亭志ん生」です。

 題目は「火焔太鼓」と「猫の皿」です。

 マガジンに「火焔太鼓」のあらすじがこう書かれてあります。

 「小道具屋の甚兵衛は商売が下手で、清盛の̪溲瓶だとか、岩見重太郎の草鞋といった怪しいものを仕入れては損あかりしている。そのくせ、売り物ではない火鉢を売ってしまったため、冬は寒くてしかたがないと女房は不満たらたら。」

 道具屋夫婦の掛け合いが絶妙です。

 マガジンに「猫の皿」のあらすじがこう書かれてあります。

 「掘り出し物を買い付け、江戸で売りさばく男が主人公。川越の外れの茶屋で一服している。ふと見ると。店先の地面に高価な高麗の皿が置いてある。」

 骨董品の買い付けをする男と茶屋の主人との掛け合いがこれまた絶妙です。

 何と、ボーナストラックとして「志ん生、芸を語る」という昭和40年に録音されたNHKのインタビューが収録されています。

 この中で、志ん生は「『笑わせよう』は了見違い。ただまっすく演じるのみ」と語ります。

 私の仕事にも通じるところを感じました。

 マガジンに寄席文字書家 橘左近さんが、志ん生の魅力についてこう語っています。

 「私にとって落語の魅力は、志ん生の魅力にほかなりません。志ん生には、とにもかくにも『この人をずっと見ていたい』という気持ちが、噺の上手とかどうのということよりもはるかに勝っていました。これが六代目三遊亭圓生だと『本当に巧い噺家』という印象が強く、一言半句も聴き漏らすまいと緊張しました。ところが志ん生は、肩の荷が下りたかのようにふんわりと聴け、笑えました。志ん生が醸し出すそんな空気に浸りながらも、『いま見ておかないと、こんな噺家には二度と出会えないぞ』と感じていました。」

 志ん生は、昭和48年。私が9歳の時に亡くなっています。

 私たちの世代は、志ん生を生で聴くことはかなわなかったけれど、録音で聴くことができます。

 この間、10程の演目を演じる志ん生を聴いてきましたが、志ん生のファンの一人となりました。

 私もしゃべる商売です。少しでも志ん生から勉強したいと思います。

 間というのは大いに勉強になります。

 志ん生ファンの皆さん、好きな演目をお聞かせください。

 今年は、車の中で、昭和の名人の落語を繰り返し聴く年になりそうです。

 次回、六代目三遊亭圓生が今から楽しみです。マガジン付きなので勉強になります。

第160回直木賞に真藤順丈さんの「宝島」

 昨日、第160回の直木賞の選考会が開かれ、直木賞に、真藤順丈さんの「宝島」が選ばれました。

 本ブログで感想を書いたように、「宝島」を昨年末に読み、真藤さんの「宝島」が直木賞を受賞することを願っていました。

 応援する方が直木賞を受賞した経験は、久しぶりです。

 「宝島」は、太平洋戦後のアメリカ統治下の沖縄を舞台にした物語です。

 今日の朝日新聞の「ひと」で、真藤さんは、アメリカ統治下の沖縄の物語を描いたことについて次のように語っています。

 「『腫れ物』扱いをして逃げるのは、潜在的な差別感覚を持つのと同じ。沖縄の問題は現代の問題。全身全霊で届ける」「米統治下という特殊な状況で起きることとを普遍化したのは、外の人間だからできた切り口。沖縄のことを考える一助になれば」

 真藤さんは、現在の沖縄について朝日新聞のインタビューに次のように語っています。

 「今は辺野古湾への土砂投入の件が注目されているが、沖縄には常にアクチュアルな、我々日本人が考えなければいけない問題がある。総合小説をやりたくて沖縄という器を借りました」

 真藤さんは、「総合小説」と書いています。真藤さんの「宝島」を読んでいて、山崎豊子さんの小説を彷彿させものを感じました。

 社会を全体で捉えた総合小説として「宝島」は第一級の作品だと言えます。

 社会を全体で捉えようとしたときに、「沖縄という器」をいかんなく使っている小説だと感じました。

 真藤順丈さん、直木賞受賞おめでとうございます。

 次回の作品も大いに期待しています。

 同時に、関係者の皆さん、「宝島」の映像化を期待しています。

 真藤さんの過去の作品を読破したいと思っています。

 真藤ファンの皆さん、「宝島」のお勧めシーンをお教えください。

 真藤さんのお勧めの作品をお教え下さい。