藤本かずのりサポーターズ はじめました

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宇部市内で藤本囲む集い

 本日、市内萩原の吉田さん宅で、私を囲む会を開いていただきました。

 荒川市議も参加し、約15名の皆さんの前でお話いたしました。

萩原集い

 市内萩原の吉田さん宅で行った本日の集い

 私が話した要旨は以下の通りです。

・・・

 本日は、藤本を囲む会を開いていただきましてまことにありがとうございます。ご紹介を受けました前県議会議員の藤本かずのりです。宇部市で日本共産党の県議が誕生した=浅野謙二さんの初当選は1975年です。以来40年以上議席を確保していただいてきましたが、この3年間空白となりました。皆さんのご支援で必ず議席を確保する決意です。

 6日未明に北海道で震度7の地震が発生しました。亡くなられた方へお悔やみを申し上げると同時に、被災された方々にお見舞いを申し上げます。日本共産党は災害対策本部を設置して被災者支援に力を尽くす決意です。
 まず、国政の問題についてお話したいと思います。
 資料1を見て下さい。自民党総裁選が20日投票で行われますが、安倍首相の改憲発言が止まりません。8月12日の長州「正論」懇話会では、「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう、取りまとめを加速すべきである」と発言しました。9月3日の自衛隊高級幹部会合での訓示で安倍首相は、「長きにわたる諸君の自衛隊員としての歩みを振り返るとき、時には心無い批判にさらされ、悔しい思いをしたこともあったかもしれない。自衛隊の最高指揮官、同じ時代を生きた政治家として忸怩(じくじ)たる思いだ」と語り、憲法9条に自衛隊を明記し、次の国会に自民党として憲法改正案を提出する決意を総裁選に向けて語っています。
 安倍首相は、15年に安保法制=戦争法を強行し、憲法違反の「集団的自衛権行使」を認める法律を作りました。今度は、憲法そのものを「集団的自衛権行使」を認め、海外で無制限に戦争できる軍隊を持てるとする憲法に作り替えようとするものです。
 資料2を見て下さい。「檻=憲法」「ライオン=国家権力」に例え、憲法を分かりやすく解説している楾弁護士の「檻の中のライオン」に「憲法改正」についてこう書かれてあります。
 「檻の意義や仕組みもよくわからないまま、いや、それが檻であることすら知らないまま、檻を改修するのは危険です。私たちの手で檻を作りかえても、檻として役に立たないような檻を作ってしまったら、取り返しがつきません。主権者である私たち一人ひとりが、それぞれ自分の頭で、自分や自分の子孫の問題として、真剣に考えかければなりません。」
 資料3を見て下さい。私は、安倍9条改憲No!全国市民アクションうべの事務局長です。11月23日に、楾先生を講師に学習会を開きます。安倍9条改憲No!の3000万人署名を必ず成功させましょう。
 次に、沖縄県知事選挙の問題についてお訴えします。
 8月8日に翁長知事が急逝し、沖縄県知事選挙が今月30日投票で行われます。日本共産党は、翁長知事の遺志を継ぐ玉城デニー候補の勝利のために力を尽くす決意です。
 資料4を見て下さい。沖縄県は、8月31日、名護市辺野古の米軍新基地建設に関する仲井真前知事による埋め立て承認を撤回しました。
 撤回の理由は次の通りです。
① 埋め立て承認に付した留意事項に基づく事前協議を行わずに工事を開始したという違反行為があった
② 軟弱地盤、活断層、高さ制限及び返還条件などの問題が承認後に判明したこと
③ サンゴやジュゴンなどの環境保全対策に問題があり環境保全上支障が生じること
沖縄のたたかいは、沖縄の今後を大きく左右するのみならず、日本の政治の在り方を左右する一大政治戦です。玉城デニー知事を実現して、辺野古新基地建設をストップさせましょう。
次に、岩国基地問題についてお話したいと思います、岩国基地は空母艦載機部隊の移駐により、東アジア最大の軍事基地となりました。騒音は激増し、お盆も岩国市では、戦闘機が飛行しました。
資料5を見て下さい。岩国日米協議会の合意では、「盆の13日から16日は飛ばないようにする」とあります。しかし、米軍は、この合意を無視して盆の期間に、確認されただけでも70デジベル以上の騒音を100回まき散らしました。
傍若無人な米軍機の飛行をゆるすわけにはいきません。
次に、萩市に配備が検討されている「イージス・アショア」について報告したいと思います。
かえる通信の41号を見てください。防衛省は、8月末に、陸上イージスについての第三回目の説明会を行い私も参加しました。
防衛省は、自衛隊むつみ演習場を配備候補地として、地質・測量調査を行う入札を行っています。開札を8月2日に行う予定でしたが、9月12日に延期しました。第三回目の説明会で、開札の再延期はあるのかとの質問が出され、五味戦略企画課長は、「住民に丁寧な説明をするためにも、調査はしっかり行いたい。」と述べ、開札の再延期はせずに、9月12日には開札を行うことを表明しました。
 同時に、阿武町長も萩市長も適地調査に入ることを容認する発言を行っています。
 資料6は、山口県と萩市が防衛省に行った質問書に対する回答の一部です。防衛省は、むつみ演習場を調査するが、不適となれば、配備候補地を山口県内やその周辺の国有地に移すとも言っているのです。
 防衛省は、イージス・アショアの配備地は決まっていない、あくまでも適地調査を行う、住民には丁寧に説明すると言いながら、来年度の概算要求に陸上イージス本体2基を導入するために2352億円を計上していることは、許せません。
 資料7は、防衛省が第三回目の説明会で配布した資料の一つです。防衛省は、7月30日、アメリカのロッキード・マーチン社にLMSSRという機種にすると決定しているのです。
 この陸上イージスは、アメリカから「有償軍事援助」(FMS)という方式で購入します。この契約は、米国の見積もり額に基づく前払いが特徴です。また、この陸上イージスは、「歳出化経費」と呼ばれる「後年度負担」で支払いものです。つまり、防衛省は、地元には、陸上イージスの配備先は検討中としながら、来年度、前払いツケ払いでアメリカのロッキード・マーチン社にお金を支払おうとしているのです。
 防衛省の萩市議会での説明会で、日本共産党の宮内議員が、「計画に反対する住民の声も適地としての判断要素になるのか」と質し、五味戦略企画課長は「最終的な配備は地元の理解が得られているかが重要な要素になりうると考える」と答えました。
 住民の反対の声で、萩市への陸上イージスの配備を撤回させましょう。
 今まで、安倍首相の9条改憲、沖縄、岩国、陸上イージスの問題を取り上げてきました。共通しているのは、「北朝鮮の脅威」を理由にしている点です。しかし、朝鮮半島に平和と非核化の流れが生まれています、南北首脳会談も18日から平壌で行われる見通しです。
 資料8を見てください。辺野古新基地建設根拠は「朝鮮有事」です。朝鮮半島で和平のプロセスが進展すれば、辺野古も岩国基地拡大も陸上イージスも9条改憲も必要なくなります。日本政府は、軍備増強するより先に、朝鮮半島の和平のプロセスを前に進めるために力を尽くす時です。
 最後に、
二つの問題を訴えます。一つは、災害に対する問題です。その一つは危険なブロックを改修する問題です。
 資料9を見て下さい。6月に発生した大阪の地震で小学生が学校のブロック塀の倒壊で亡くなりました。7月に日本共産党は久保田市長にブロック塀の安全対策を求めました。かえる通信にあるように、7月24日の日本共産党山口県委員会の政府交渉で、厚生労働省に保育園のブロック塀の改修を求めました。担当者は、保育園等整備交付金の防犯対策強化の名目で危険なブロック塀対策に補助金を交付することを明らかにしました。
 資料10は、厚東川の堤防未設置地域への堤防の設置に関する資料です。2009年の豪雨災害で、沖ノ旦・末信が床上浸水したことを受けて、私が県議会で指摘をし、厚東川河川整備計画に4キロの堤防設置が盛り込まれました。早期完成に向けて引き続き要望を強めていきます。
 資料11は、2016年に県が作成した「山口県地域医療構想」で2025年の必要な病床数を示した数です。2015年に県内で、2万2273床ある病床を2025年に1万5889床に6384床減らす計画です。宇部・小野田は、4637床を3208床に、1429床減です。
 全国で15万6千床減らす計画です。5月の経済財政諮問会議で安倍首相は、「地域医療構想の着実な実現には、この平成30年度が非常に重要な年になる」発言し、病床削減にハッパをかけています。
 国は社会保障削減ありきで、川上の医療から川下の介護や地域、家族に患者を押し流そうとしています、その受け皿は整っておらず、医療・介護難民を生み出しています。憲法25条が生きる山口県をつくる時です。

・・・

 皆さんの周りで藤本囲む集いを開いてください。

 ご希望の方は、トップページの問い合わせの所からお申込み下さい。

かえる通信No41(2018年9月1日)

陸上イージスの調査強行は許さない

 

9月12日、適地調査の開札は行うと表明

 

 8月26日、安倍政権が萩市に配備しようとしている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(以下陸上イージス)について防衛省が行う第三回目の説明会が萩市市民館で行われました。説明会には、130名の市民が集まりました。防衛省の戦略企画の五味課長が、陸上イージスのレーダーが人体や環境にどのような影響を与えるかについて説明しました。
 五味課長は、「陸上イージスは、わが国を守るための重要な装備品である。皆さんへの健康に重大な影響を与えるものではない」などと答えました。
 防衛省は、現在、自衛隊のむつみ演習場を配備候補地として、地質・測量調査を行う入札を行っています。業者を決定する=開札を当初は8月2日に行う予定でしたが、9月12日に延期しています。
 住民からは、開札の再延期はあるのかとの質問が出されましたが、五味課長は、「住民に丁寧な説明をするためにも、調査はしっかり行いたい。」と述べ、開札の再延期はせずに、9月12日には、調査を行う業者を決め、調査に入りたい意向を表明しました。
  防衛省は「住民に丁寧に説明する」と言いながら、陸上イージス配備ありきで行程を強引に進めようとしています。
 米朝首脳会談で、朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の非核化が議題となった今、陸上イージス配備の根拠が消滅しています。陸上イージスに対する住民の理解は不十分です。防衛省は、陸上自衛隊むつみ演習場での適地調査を強行すべきではありません。

イージス第三回説明会

陸上イージスに係る防衛省による第三回説明会

 

保育園のブロック改修に補助

 

 大阪北部地震で、ブロック塀が倒壊し、小学生が亡くなる事故が発生しました。
 7月12日、日本共産党宇部市議団と藤本前県議は久保田宇部市長に「ブロック塀等の安全対策について」の要請文を提出しました。保育園の危険なブロック塀の撤去・改修の促進などを求めました。
 7月24日、日本共産党山口県委員会は、厚労省に保育園における危険なブロック塀の撤去等の費用を助成するよう求めました。担当者は、保育園等整備交付金の「防犯対策強化」の中で、対応すると答えました。

政府交渉2

 政府交渉に臨む藤本かずのり前県議(右端)

 

日本共産党 前山口県議会議員

 

藤本かずのりさんを囲む集い

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藤本かずのり前山口県議会議員

① 日時 9月22日(土) 午後2時~
  場所 西宇部北・西ケ丘自治会館
② 日時 9月29日(土) 午前10時~
  場所 宇部市見初ふれあいセンター3階
③ 日時 9月30日(日) 午前10時~
  場所 宇部市総合福祉会館2階
  主催 日本共産党宇部市労働者後援会

主催 日本共産党北南地区委員会

   宇部市南浜町2-4-2 ℡0836-33-5577

   藤本かずのり携帯 090-3747-2855

 

一気

 

船木鉄道は、終戦間際まで、宇部駅からわが故郷・吉部まで走っていました。しかし、1943年末に、吉部~万倉間のレールを撤収して軍に供出するように国から指示が下りました▼この事態に対し、当時の吉部村は村民大会を開き「船木鉄道存置期成同盟会」を結成しました。村民は、挙村一致して鉄道撤去に反対する決議を採択し、運動資金一戸当たり3円を拠出し、二度、村長らが上京し、運輸大臣らにレール撤去反対を訴えました▼その結果、撤去は2か月延期させました。その後、線路は撤収されましたが、「船木鉄道50年史」には、剥がされたレールは、海南島に荷揚げされたが、内地まで運ぶことができず、島に集積されたままであったと書かれています▼国策に反対したら「国賊」と言われた時代に、吉部村挙げて船木鉄道のレールを守るために頑張った先輩たちの努力に、頭が下がる思いです。私の中には、この運動に参加した先輩たちのパワーが入っているのだと思いました。

かえる通信No40(2018年8月1日)

陸上イージスの萩市配備やめよ

 

陸上イージスの現地調査開札は延期

 

 日本共産党山口県委員会は7月25日政府交渉を行い、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(以下、陸上イージス)の萩市への配備計画を中止するよう防衛省に求めました。大平前衆議院議員、木佐木・河合両県議、松田県議候補と藤本かずのり前県議が要請しました。
 陸上イージスの導入費用について、2基で6000億円と報道されていることについて、防衛省の担当者は「現時点では、導入費用を示すことは困難」との認識を示しました。
 陸上イージスの配備に向けた現地での地質・測量調査を行う業者を決める一般競争入札の開札を8月2日に行うことに対して、地元首長が延期するよう求めています。このことに、防衛省の担当者は、「地元住民には丁寧に説明する。」と答えましたが、開札を延期することについては言及しませんでした。
 一方、防衛省は7月25日、陸上イージスの現地調査を行う入札を延期すると発表しました。防衛省は、開札予定日を9月12日としました。
 阿武町の花田町長は7月25日、防衛省で大野防衛事務次官と面会し、『住民の生活圏への設置が本当に良いことか疑問に思う』として配備候補地を再検討するよう申し入れました。
 安倍政権は、陸上イージスの配備そのものを根本から再検討すべきです。

政府交渉

防衛省に要請を行う藤本前県議(右から二人目)

 

藤本かずのり事務所開き

 

 7月28日、宇部市大小路3丁目の藤本かずのり事務所で事務所開きが行われ30名が参加しました。
 日本共産党北南地区委員会の時田洋輔委員長と野村英昭県常任委員のあいさつの後、二人の方から激励の言葉が寄せられました。
 藤本前県議は、「残り9か月、事務所を拠点に、県議の議席奪還のために全力で頑張ります。」と決意を語りました。
 事務所の住所は、宇部市大小路3丁目1―46です。電話番号は、39―6918、ファックスは、39―6928です。

事務所開き挨拶

新事務所で決意表明を行う藤本かずのり前県議

 

日本共産党 前山口県議会議員 

 

藤本かずのりさんを囲む会

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藤本かずのり前山口県議会議員

① 日時 8月25日(土)
     午前10時~
  場所 宇部市岬ふれあいセンター2階会議室
② 日時 8月26日(日)
     午前10時~
  場所 吉部・小松小野・4区ふれあい会館

主催 日本共産党北南地区委員会

   宇部市南浜町2-4-2 ℡0836-33-5577

   藤本かずのり携帯 090-3747-2855

 

一気

 

西日本豪雨災害でお亡くなりになられた皆様にお悔やみを申し上げ、被災者の皆さん方にお見舞い申し上げます▼この度の豪雨で、宇部市でも避難勧告が出ました。その一つが、沖ノ旦・末信地域です。厚東川に堤防が設置されていないので、大雨が降るとすぐに避難勧告が出されます。2009年にこの地域で床上浸水の被害が出ました。私は、2009年9月県議会で「厚東川堤防未設置は早急に事業着手すべき」との質問しました。土木建築部長は「『厚東川水系河川整備計画』の策定を、来年度末をメドに進めており、この中でお示しの堤防整備について、現在検討を行っているところ」と答えました▼作成された厚東川水系河川整備計画に「4キロ区間の拡幅掘削、築堤」が明記されました。現在、沖ノ旦地域で暫定堤防の築堤工事が行われています▼1942年この地域で風水害が発生し甚大な被害が出ました。厚東川の堤防未設置地域に堤防が設置されるよう要請を続けます。

 

ゼロトレ1か月

 TBSのバラエティー番組「金スマ」で石村友見さんの「ゼロトレ」を知って始めたのが、8月6日でした。

 以来、1か月を超えて「セロトレ」を毎日継続しています。

 「三日坊主」の私にしては異例の事です。

 石村友見さんの本の裏表紙には、「4週間後、あなたの背中に羽が生える」とあります。

 羽は生えませんでしたが、肩こりや腰痛など深刻な不快感のない1か月を過ごしています。

 この1か月は、盆の数日以外、「集い」の連続で、かなりハードでしたが、何とか乗り越えることが出来たもの「ゼロトレ」のおかげだと思っています。

 これまで様々なトレーニングに挑んできましたが、「ゼロトレ」がなぜ続いたのでしょうか。

 一つは、寝ながら5つの動作を行うもので、簡単でやり易い点でしょう。

 二つは、運動の後の爽快感が気持ちよいことでしょう。

 三つ目は、体のゆがみを正し、体本来の首や手足に戻すという理論の正確さでしょう。

 いよいよ、来年の選挙に向けて、ハードさが加速する時期です。

 日々の「ゼロトレ」で忙しい中でも、しなやかな日々を過ごしたいと思います。

 「ゼロトレ」を実践されている皆さん、感想をお聞かせ下さい。

もものかんづめ

 北海道で大きな地震が発生しました。

 亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。

 さて、さくらももこさんが亡くなられました。

 子どもが小さい時は、家族でアニメ「ちびまる子ちゃん」を観ていました。

 さくらももこさんは、1965年生まれで、私より一つ下の年齢です。

 50代前半での死は悔やまれます。

 先日、NHKラジオで漫才師で作家の又吉直樹さんが、さくらももこさんのエッセーが面白いと言っておられました。

 確か私の本棚にあった、さくらももこさんのエッセイ集「もものかんづめ」を再読しています。

 この本を読むと、改めて、ちびまる子ちゃんは、さくらももこさん本人で、ご自身の家族がモデルだったことがよく分かります。

 さくらももこさんは、ちびまる子ちゃんそのものであり、ものの見方考え方が、ユニークです。

 どのエッセーも起承転結が明確で、どこかに読者をにやりとさせるツボが隠されています。

 私が、にやりどころか声を出して笑ってしまったのは「明け方のつぶやき」というエッセーです。

 このエッセーには、さくらさんが、これまでに買って無駄遣いだったと思う品々が書かれてあります。

 主題は「睡眠学習枕」です。

 さくらさんと同年代の私は、さくらさんのエッセーの内容そものもが懐かしく感じるものばかりです。

 ここで取り上げられている「睡眠学習枕」ありましたね。

 私の友人で、この枕を使ったことがある人は一人もいなかったけれど、中学時代から高校時代にかけて、テレビだったのか、漫画雑誌だったのか、「睡眠学習枕」の広告を見たり、聞いたりしたことがありました。

 私にとってのムダ使いは、何だろうと考えました。

 楽器でしょうか。これまでに、ハーモニカ、オカリナ、胡弓、缶から三線、ウクレレなどを購入し、挑戦してきましたが、どれも途中で投げ出してばかり、楽器はどれもダメでした。

 ウクレレは、長男、次男があっという間に習得し、彼らが高校時代に弾いていました。

 ウクレレに限っては買った意味がありました。

 芸術系大学に通う次男は、昨年沖縄に家族で姪の結婚式に参加した際、三線を買ってきて、数日で弾けるようになりました。

 子どもが弾く楽器の音を聞いて、音楽っていいなと思っています。

 私には、声があります。5年前から、西宇部小学校PTAコーラスグループに入れていただき、今、秋から冬にかけては、毎年、コーラスを楽しんでいます。

 楽器は苦手だけど、コーラスは最高ですね。

 さて、さくらももこさんの新しい作品に出合うことは出来ないけれど、さくらさんのエッセーで癒されたいと思います。

 さくらさんのエッセーは緩いようで、筋が取っている骨太の堂々とした文章だと思います。

 改めて、さくらももこさんのご冥福をお祈りいたします。

 さくらももこさん沢山の作品をありがとうございました。

 未読のさくらさんのエッセイ集を少しづつ読んでいきたいと思います。

 さくらももこファンの皆さん、お勧めのエッセイをお教え下さい。

「檻の中のライオン」楾大樹弁護士の宇部市講演会決定

 憲法の基礎知識を「檻=憲法」「ライオン=国家権力」に例えた「檻の中のライオン」の講演を全国29都府県、200か所以上で行っておられる楾大樹弁護士を迎えての学習会を11月23日(金・休日)に午後3時から宇部市総合福祉会館4階ホールで行うことが決まりました。

 主催は、安倍9条改憲No!全国市民アクションうべです。会費は700円(檻とライオンの中身が書かれたクリアファイル付き)です。

 楾先生の講演の中身が、8月14日のしんぶん赤旗「日刊紙」に書かれてありました。

 「みなさ、基本的人権はお持ちですか。持っていない人はいますか。もちろん持っていますよね。それでは、どこで手に入れましたか。誰にもらいましたか。①国から。②憲法あら。それとも③それ以外から?みなさんの共通点はなんですか。人間ですね。みんな人間ということは、「人間らしく幸せに生きていきたいな」と思って生まれてきたということ。生まれながらにして天から授かった『天賦人権」です。答えは③.日本国憲法11条は『基本的人権は、侵すことができない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる』となっています。97条の基本的人権は『侵すことのできない永久の権利として信託された』という表現にも、天から与えられたという考えが表れていると言われています。これを『こんな考え方はおかしいからやめよう』といっている人たちがいます。それは自民党です。2012年にまとめた憲法改正草案で自民党は11条について『そういう考え方は西洋の思想家の考え方だから、わが国の伝統にはそぐわない。こんな考え方は改めよう』という考えのもとに、草案では『与えられる。』を削除して『・・・永久の権利である。。』としています。97条は条文ごとに消されています。憲法から天賦人権の規定を二つもなくしてしまおうという人たちが国を動かしていることになります。普通に憲法を勉強した人間からすると、とってもびっくりすることです。13条は『すべての国民は個人として尊重される。・・・』となっています。みんな個性が違い、自分の価値観だけで好きにやっていたら、ぶつかりあい、けんかになります。ルールとそれを作る人が必要です。一人ひとりが幸せになりたい、そのたえに権力、国家、政府をつくる必要があります。個人主義は、わがままをいう利己主義とはまったく違います。13条の個人主義がひっくりかえって、『お国のためにおまえらがいるぞ』という考えを『全体主義』と呼びます。お国のためならば、個人が犠牲になってもしょうがないという考え方。戦前は、そんな考え方ではなかったでしょうか。二階幹事長の『子どもを産まない方が幸せじゃないか』と考えることを『勝手なこと』という発言を突き詰めるとどうなりますか、お国のために役に立っていない意図はいなくていいとなってしまいます。自民党は『個人主義をやめよう』と言っています。13条の『個人』から『個』を削って『人として尊重される』にしています。どんな意味があるのか、解説や『Q&A」にも書いていないからわかりません。『個』を外したいということは全体主義ということなのでしょうか。自民党には『お国のため』という発言をする人がたくさんいます。権力は、みんなを幸せにするために使えばとても役立つ。しかし権力を握った人は自分のために使ってしまうことがありがちです。そうならないために、口約束では心配です。約束を紙に書いておくことが大切。『この通りにやるよ』とできた契約書が憲法=檻という事になります。ライオン=権力が檻に入った状態が立憲主義です。ライオンが壊せないように檻は固くできています。憲法96条で『この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し・・・」となっています。『与党だけの好き勝手にさせないぞ』という意味が3分の2に込められています。これを安倍政権は5年前の参議院選の前に過半数に書き換えようと提唱しました。それに私は危機感を持ちました。ライオンが『柔らかい檻に作りかえてくれ』と言い出したのできすから『壊す気かよ』と。その参院選直後に、内閣法制局長官を交代させ、その年の12月に秘密保護法、翌年には集団的自衛権の容認を閣議決定、その翌年に安保法制ができた。『檻を柔らかくしたい』と言い出す人たちだから檻を檻と思っていない。自民党の改憲草案は、木に例えると枝ぶりが曲がっているから直そうというような次元の改憲ではなくて、根っこごと引っこ抜いてやれという改憲論です。一連の発言や改憲草案と冒頭の人権は誰にもらったのか、という話につながりませんか?」

 安倍首相が3日、自衛隊幹部を前に、持論の「自衛隊明記」の9条改憲への意欲を示す訓示を行いました。

 4日付のしんぶん赤旗日刊紙で日隈広志記者は「防衛省の政策方針を自衛隊の高級幹部に周知徹底させる場で、最高指揮官が自身の改憲の野望を訴えるのは、あたかも自衛隊を『私兵』とみなしているかのようです。」と指摘しています。

 この発言こそ、安倍首相が憲法を檻だと思っていない証左です。

 楾弁護士は、「檻の中のライオン」の中で、「憲法改正」について「檻の意義や仕組みもよくわからないまま、いや、それが檻であることすら知らないまま、檻を改修するのは危険です。私たちの手で檻を作りかえても、檻として約に立たないような檻を作ってしまったら、取り返しがつきません。主権者である私たち一人ひとりが、それぞれ自分の頭で、自分や自分の子孫の問題として、真剣に考えなけれなりません。」と書いています。

 11月23日、宇部市で行う楾大樹弁護士を講師とした学習会に多くの皆さんのご参加をお願いいたします。

 ご一緒に憲法の意義や仕組みを学んでいきましょう。

 憲法について、憲法を改正することについての皆さんのご意見をお聞かせ下さい。