議員日誌

秋田イージス再調査を延長

 12日の朝日新聞は、秋田市に配備予定の陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備について次のように報じました。

 「陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』配備計画で、候補地の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)を除く青森、秋田、山形3県19カ所で実施中の候補地選定の再調査について、防衛省が11日、約1カ月の延長を発表した。防衛省は再調査結果を取りまとめた後に地元自治体に説明する予定だが、調査延長後の説明時期については明らかにしていない。もう一つの候補地、陸自むつみ演習場(萩市)がある山口県では、地元首長らが受け入れの可否の判断は再調査結果の公表後になるとの見通しを示しており、山口県側の判断時期にも影響を与える。防衛省によると、航空機による測量が天候不良で遅れたのが理由。今月20日までに最調査を終える予定だったが、4月30日に変更になった。」

 私は、一般質問で、「知事は、秋田県知事と同様に、総合的な評価に当たっては、『住宅地等からの距離』を重要な基準に位置付けるよう、国に要望すべき」と質しました。

 これに平屋総務部長は、「国が住宅地からの距離を考慮するとしているのは、現在進められている秋田県での再調査に関し、新屋演習場を含む複数の国有地を、配備候補地として比較検討するのに当たってのことであり、本件での再調査には当てはまらないことから、同様の考慮を国に求める考えはありません。」と答えました。

 私は、花田阿武町長が、3日の施政方針演説で、「住宅地にあまりに近いという事実は変えられない」と発言したことなどに触れ、「町長の姿勢をどう評価し、どう支えようとしているのか」質しました。

 これに平屋部長は「イージス・アショアの配備に関しては、現在はまだ国による説明の途中段階であり、阿武町長のご発言はそうした中で現時点の思いを述べられたものと考えております。」と答えました。

 私は、「イージス・アショア配備を考える山口の科学者」がレーダー設置場所から500㍍付近に西台の野菜畑などがあることに関し「西台の上の野菜畑と東台の牧場への影響を全く記述していない。この畑の労働者を防衛省は黙殺している」と指摘している部分を引用しました。

 私の質問への県の回答を振り返ってみると、イージス・アショア付近の住民や花田阿武町長などの意見は、県は、防衛省と一緒に「黙殺」しているのではないかと疑いたくなるような回答です。

 花田町長が指摘する陸自むつみ演習場と住宅地等が近いという問題を県はなぜ、防衛省に指摘できないのか極めて疑問です。

 住宅地等に近い問題は、秋田市の問題となぜ矮小化してしまうのか県の説明を理解することが出来ません。

 それが、政権への忖度ならば大問題です。

 今からでも県は、阿武町長らとともに、陸上自衛隊むつみ演習場周辺にも住宅地等があり、防衛省はどう配慮しようとしているのかについて質すべきです。引き続き、この問題は、県議として県の姿勢を質していきたいと思います。

 私は、秋田市議会でイージスア・ショア反対の決議が行われたことを指摘し、「山口県だけの配備はないものと思う」と県の姿勢を質しました。

 平屋総務部長は「国からは山口と秋田に配備することで我が国全域を最も効果的に防護できるとの説明を受けている」と答えました。

 この答弁に関して、国の説明を示しただけで、県が、県民の命と安全をどう守ろうとしているのかについて述べていないのは残念です。

 県は、国政に関する問題をつきつけられた時に、いつも、自らの思いを語らないことが多いように思います。

 そして、最終的に国策に従うケースが多かったように思います。

 今度もそうさせてはならない。

 私が最後に引用した県の答弁をイージス・アショアを山口に配備させないための重要な答弁にもしていきたいと思います。

 イージス・アショアの山口だけの配備はあり得ません。

 秋田県の運動と連帯して「イージス・アショア配備は認めない」の運動を山口でも更に盛り上げていきましょう。

 イージス・アショア配備に関する皆さんのご意見を引き続き、藤本にお寄せください。

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