昨日、市内の障害者施設を訪問しました。障害者自立支援法の本格実施を受けて、状況は深刻さを増しています。お話をお聞きした施設では、①通所部門で、昼食を取らない人が増えた②利用料の滞納が増えた③職員のパート化がすすんだ という状況が広がっているとのことでした。どれも、障害者自立支援法の根幹である利用料の増加にともなうサービスの利用控えによる影響です。4月から利用料の負担を軽減する国・県の対策が、すすめられていますが、状況がどれだけ改善するのか見極めていかなければなりません。
また、事務長さんにもお話をお聞きしましたが、事務は煩雑になるばかりなのに、会計システムなどの移行経費は、一施設当り5万円しかないそうです。事務長さんは、障害者自立支援法の中に、事務職員の人件費の算定がされていないことに憤りを感じておられました。
これら問題解決の前提として、障害者自立支援法の本格実施後の、施設と障害者の状況を行政(県・市)が十分把握することが重要です。
障害者と施設の苦しみの根本は、障害者自立支援法の欠陥にあります。応益負担と日額式を改善する機会が、今度の参議院選挙です。私は、障害者の方々の生活と権利を守るために、6月議会と国政選挙に向けて全力を尽くします。
憲法を守り、格差のない社会をめざして
参院選勝利へ事務所びらき行う
6月3日まで、県内キャラバン
日本共産党山口県委員会(山本丈夫委員長)は、二十七日、参議院選挙勝利に向けて、比例代表と山口選挙区の事務所びらきを山口市小郡の県委員会事務所で行いました。山本丈夫選対本部長は、「参議院選挙では、暮らしと福祉を守る要求を実現するため、山口選挙区の吉田候補を先頭に頑張ろう」とあいさつしました。
山口選挙区候補の吉田貞好さんは、「貧困と格差が進んだ責任は自公連立政権と民主党にある。人間らしい生活を取り戻し、憲法をまもり抜くために全力を尽くす」と決意を述べました。
吉田候補は、事務所開き後に、県内キャラバンのため宣伝カーで出発しました。県内キャラバンは、六月三日まで行われます。
事務所びらきで決意表明を行う吉田候補
藤本県議が毎週金曜日を街頭宣伝デーに
藤本県議は、自らの選挙後、宣伝活動を強めていくために、毎週金曜日を街頭宣伝デーにすることにしました。宣伝を開始した五月十八日は、東岐波地域、三ヶ所で宣伝。前田集会所前では、差入れまでいただくなど大きな反応がありました。藤本県議は、「議会中を除き、四年間通しての宣伝を続けていきたい。」と決意を語っています。
街頭から訴える藤本県議
教職員宇部住宅の改修を
万倉の県道側溝の改修を
藤本県議の元に様々な要望が寄せられています。一つは、恩田陸上競技場の横にある教職員宇部住宅を改修してほしいというものです。2号住宅については、藤本県議が要望を県教育委員会に伝え、外壁の改修などが行われました。今回要望が出たのは1号住宅です。藤本県議の問い合わせに対して県教委の担当者は、「要望を聞いて、必要なものなら対応したい」と答えました。二つ目は、万倉の県道小野田美東線の泥で埋まった側溝を元に戻してほしいというものです。早速、藤本県議は、県宇部土木建築事務所へ要望を伝えました。県土木建築事務所の担当者は、「現地を調査し、対応方法を検討したい」と答えました。
一気
先の県議選挙で、ふるさと楠が選挙区となりました。ご支援をいただいた多くの皆さんの前で、「田の手伝いを頑張ります」と何度も訴えました。昨年父が亡くなり、まったなしで今シーズンから、田を母と一緒に耕作することとなりました▼選挙が終わって、トラクターに乗って田おこしは三度行いました。一回は、水を入れる前、最後のおこし。次に水を入れて最初の荒かき。そして田植え前の代かき。荒かきの途中で、トラクターが横転するというハプニングもありましたが、ようやく田植え前の準備は完了しました。指導を受けた親戚の方からは注意され通しでしたが、作業を終えた水田の水面に写る雄大な荒滝山に心を癒されます▼耕作面積は、三反程度ですが、母と一緒に、家族や親戚の援助を受けながら、農民ビギナーとして歩みだしました。
今日、午前中は、日本共産党の吉田貞好・参議院山口選挙区予定候補の事務所開きに参加しました。吉田さんは、あいさつで「競争ではなく連帯」を訴えました。今の日本、これ以上の効率化や競争を激化させて、国民にとって何か有益なことが起きるでしょうか。それどころか、私たちにとって不利益ばかりの未来しか描けません。地球的に見ても、これ以上の人間の競争は、とても危険です。吉田さんの訴えに共感しました。
午後は、我が実家の代かきをしました。親戚の叔父の指導で、行いました。荒がきは、耕した跡が目安となり、どこを次に耕せばいいのか分かるのですが、水が張られた田の中の代かきは、目標物が分からず難儀しました。また、せっかく綺麗に仕上げた後に、急ハンドルをするとトラクターのタイヤの後が残り、エンドレスになってしまうことも分かりました。
それでも、今日は、事故もなく無事に作業を終えることが出来ました。トラクターはこれで、田植え前の作業は終わりです。綺麗に洗って農機具庫に入れました。今日も水面に写る荒滝山が雄大です。来年は、一人で、代かきができるようにしたいと思います。
先日、私が運転しているトラクターが横転したことは、今日、指導してくれた叔父も、帰りに寄った親戚も周知の事実でした。すばらしき情報網。
夕方、帰ってくると川柳大学が届いていました。何と、8月号で終刊とのことです。主宰の時実新子さんの遺言だということです。しかたありません。
終刊まで、一生懸命投句したいと思います。
これからの川柳の投句は、「あかつき川柳会」と、地元の「五平太川柳会」を中心に続けていこうと思います。
奥が荒滝山。手前が代かきが終わった水田
田中正坊さんが、5月8日、84歳で逝去されました。田中さんは、赤旗川柳の選評を9年間つとめた方です。彼は、選をした句を百句集め、赤旗川柳百人一句集「あかつき」を発表しました。その中の1句に私の句「地雷踏み足のない子のうつろな目」が選ばれました。田中さんには一度もお会いしたことがありませでしたが、私が川柳をはじめ、赤旗川柳にも毎月のように投句していた頃、お世話になった方です。
田中さんの川柳句文集「赤えんぴつ」によれば、田中さんは、軍隊生活を経験され、戦後、就職した大阪毎日新聞をレットパージされ、その後、教育誌の編集長をされたそうです。
私が参加している「先覚川柳人の反戦平和と社会風刺の精神を現在に生かし」と会則に定めた「あかつき川柳会」の先輩でもありました。住んでいるところが近ければお話も出来ていたでしょうが、とても残念です。
今年は、時実新子さん田中正坊さんと、私の川柳の師が相次いで亡くなられます。師の様々な教えを胸に、これからも川柳道の末席を歩いていきたいと思います。
昨日は、山口県中小企業経営者協会の記念講演に参加し、映画監督の菅原浩志さんのお話をお聞きしました。菅原さんは、映画を学ぼうとアメリカに留学されたそうです。そして、深作監督の映画のプロデューサーなどを経て、宮沢りえのデビュー作「ぼくらの7日間戦争」などを監督します。その後、小さな新聞記事を見たことをきっかけに、山口県を舞台に「ほたるの星」を監督します。「ほたるの星」作成の時には、映画会社の全面的応援は十分ではなかったのですが、小さな舟でも海へ漕ぎ出そうと決意されたそうです。この映画は、中国でも上映されるなど世界に広がっているようです。
最新作は「早咲きの花」です。映画の舞台は、豊橋。一つのテーマが、豊川工廠での子どもたちの爆死です。この爆撃でわが子を失った母親の数は数百人といわれています。菅原監督はパンフレットでこの映画のメッセージの最後に「そんな子どもたちの歴史を二度と繰り返さないためにも」と書いています。
日本の平和が脅かされよとしている今、私は、この映画を是非観たいと思います。宇部市での上映を実現したいものです。私は早速、書店で原作の一つである宗田理作「早咲きの花」を買いました。まずは、この本を読んでみます。
今日は、昼に、宇部市中部後援会の懇親会に参加し、夕方は、東部後援会の懇親会に参加します。
記念講演を行う菅原監督
昨日、宇部市小学校PTA連合会の総会が行われ、宇部市小中学校PTA連合会合併協議会の設置が確認されました。質疑の手を挙げたのは私一人。「県内他市の状況について」質問しました。県内では大半の小・中PTA連合会が合併しているか合併に向けて協議が行われているという説明でした。
その後の懇親会の席で、消防の広域化に対するご意見をある役員の方からお聞きしました。県内でもその動きが活発化しているというのです。今朝から少し消防庁のホームページをのぞいてみると昨年7月に消防庁長官名で、「市町村の消防の広域化に関する基本方針」が示されていることがわかりました。基本方針では、市町村の消防の広域化について、都道府県が推進計画を策定するよう求めています。期限として遅くとも平成19年度中の策定することとしています。具体的には、広域化対象市町村の組み合わせについても定めることとされています。
「合併」の波がどの分野にも広がっています。効率化が最優先され、住民の命が後回しされることがないように、大いに議論する必要があります。PTAの合併の問題や消防の合併の問題で、ご意見のある方は、是非私までお寄せください。
今日は、午前中は、定例の街頭宣伝を行い、午後は、中小企業経営者協会の講演会に参加し、夜は、校区の人権教育推進協議会の総会に参加します。
昨日は、日本共産党の地方議員会議がありました。一番議論になったのは国保の問題です。昨年、12月1日現在で、県内、9515世帯に短期保険証が、5264世帯に、資格証明書が発行されています。この点で興味深い調査結果があります。今年2月に全国保険医団体連合会が発表した調査結果です。2005年度の受診率(被保険者100人当たり年間レセプト『特別療養費』件数)は、一般被保険者で803.532なのに対して、資格証明書が発行されている方は、13.84となっています。いかに、全額自己負担となる資格証明書世帯が医療を遠ざけているかが分かります。
もう一つの調査結果があります。それは、全国民主医療機関連合会が3月に発表した調査結果です。国保資格証明書発行世帯での死亡事例が、16県29事例あったというのです。山口県では、死亡例こそなかったものの資格証明書発行世帯の病状悪化の事例が複数確認されています。
更に、別の調査結果があります。国民健康保険事業年報によると市町村国保会計への都道府県支出金が、山口県は、04年度0となっています。
県は、「福祉医療に対する国保への助成を市町村に行なっている。これは、一般会計への助成なので、上記のデーターには反映されていない。」と言います。国保会計、一般会計問わず、他県と比較して山口県の助成の水準がどの程度なのか調査したいと思います。
安易な資格証明書の発行に歯止めをかけながら、やはり払える国保にしていくために、市町村国保への国庫負担の比率を高めながら、県としてもしっかり助成するよう論戦を行っていきたいと思います。
今日は、宇部市の小学校PTA連合会の総会に参加します。