今日は、長男風太の10歳の誕生日です。妻は、一人目が流産し、風太を妊娠してから入退院を繰りかえしました。そして、風太が生まれたときの喜びを昨日のように思いだします。あらから10年もたったんですね。背が伸びて、来年あたりには抜かされそうです。
次男や三男からもプレゼントが渡され本人はとっても喜んでいました。恒例の妻のケーキに兄弟みんな満足していました。
昨日から県委員会共済会の旅行で、四国に行ってきました。晴天の中、金比羅山の奥の院に足を伸ばし充実した旅行となりました。讃岐うどんの店にも3軒はしごし、どこもとてもおいしかったです。
最初に、平山郁夫美術館に行きました。美術館で、平山さんの「生かされて、生きる」を買って、行き帰りの車中で読みました。
「私は、中学3年のとき、広島で被爆しています。同級生の多くが死にました。あの被爆体験が私の平和を祈る気持ちの原点になっています。絵筆を持って描くのは私ですが、たくさんの人たちのありがたい理解と協力がなければ、私の画業人生は成立しませんでした。私の右手は、多くの人たちによって支えられ、動かされてきたという感慨が強いんです。ですから、自分にできることで恩返しをしたいだけです」
作中で、こんなインタビュー記事に出合いました。
丁度月曜日は、改憲手続き法案が成立しました。平山さんの悲劇を繰り返さないために、9条を守るたたかいを強めていきましょう。
妻の手作りケーキに喜ぶ風太
土曜日の午前中は、こぐま保育園の清掃日でした。私は、可能な限り参加し草刈機を使うことにしています。午後は、小郡で会議、夕方は、実家の周辺の草刈り、夜は、吉部の人達の懇親会に参加しました。実家に泊まり朝から草刈り、昼は、障害者の方々との昼食会、実家に帰り草刈り。機械に混合油を入れて約1時間動きます。ですから、この土日で、4時間草刈機を動かしたことになります。実家では、3時間、我が家で一番大きな田の周辺の草刈りをしたのですが、1周終えることはできませんでした。草刈りも大変な作業です。それでも、大袈裟ですが、国土を守っている自負を感じます。さまにグリーンキーパー。農業後継者の端くれとして、今耕作している田の周辺だけは、草刈りを行っていこうと思っています。いい汗を流し、気分爽快です。
今日で、臨時議会が閉幕しました。日本共産党は、山口県賦課徴収条例の一部を改正する条例に関する専決処分に反対しました。反対の理由は、久米県議が、本会議で述べたとおりですが、一部紹介します。
この議案は、自民・公明の与党が地方税法の一部を改悪したことによるものです。「改正」の主な目的は、金持ち減税だといわざるを得ません。株式の譲渡利益などへの課税を20%から10%にすることが大きな柱です。国税庁の2005年分の調査によると100億円を超える所得を申告した7人の株式などの譲渡利益の合計が2000億円ありました。つまり、20%の税率であれば、400億円納税しなければならなかったものが、10%になったので、200億円の納税ですむことになったのです。7人だけで200億円の減税を政府は行ったのです。
金持ち減税は1年で、1兆円と言われています。その一方、定率減税の全廃などでの庶民増税は、1兆7千億円です。
日本共産党は、参議院選挙で躍進し、この逆立ち税制を正していきたいと思います。
今日は、今から地域労連の新事務所びらきに行ってきます。
本日、改選後最初の、常任委員会が開かれました。私は、厚生委員に任命されました。常任委員は、2年で改選です。県議2期目の後半に続き、二度目の厚生委員です。
格差拡大が叫ばれる一方で、社会保障の大改悪が強行され続けています。このような中、山口県の厚生行政がどうあるかは、県民の命に直結する重大問題です。引き続き県民にとって大切な委員会に所属させていただいて感謝すると同時に、大いに奮闘したいとも思っています。
県民の皆さんの様々な情報提供をお願いいたします。
さて、厚生委員に任命されて最初の仕事が飛び込んできました。本日、午後の本会議終了後、山口県医療労働組合連合会が二井知事に行った「医療・看護の充実・改善を求める要望書」提出に同席させていただきました。後の予定もあり中座しましたが、要望に対する県の回答までは同席できました。
一つ目は、「患者さんへ安全でゆきとどいた医療・看護・介護を提供するため」の要望事項です。県は、回答の中で、山口県内の潜在看護師は、約1万数千人ではないかと述べました。この方々の再就職を促進すると同時に、このような方を生まないような対策の強化が必要だと感じました。院内保育所への運営費補助の要件が緩和されたことなども紹介されましたが、抜本的に、看護師さんが働きつづけることができる環境づくりを山口県で進めることが必要だと感じました。
二つ目は、医師確保対策です。この問題の第一は、過酷な医師の労働実態を改善していくこと。二つ目は、医学部の定員を増やすことです。第一に関して県は、勤務医の労働条件の問題に関して、県に指導監督の権限はないとしながら、県が行う研修会で「過重労働が、医療事故につながるおそれがある」ことを周知していると回答しました。また、医学部の定員増については国に増員を要望していると答えました。日本共産党は、この問題で提言を出しましたが、解決のためには、県の更なる努力と同時に、国の積極的な対応が急がれます。
一つ一つ勉強しながら、今後の厚生委員会で大いに発言したと思います。
要望書を提出する県医労連の萩原執行委員長
昨日は、議長、副議長選がありました。私は、副議長候補で、3票という結果でした。副議長選は、私以外にも票が入った候補は多かったのですが、議長選は、どうでしょう。自民党の島田さん46票以外は、日本共産党の水野さんに3票だけでした。これぞ、オール与党県議会と県民から批判されてもしかたない結果ではなかったでしょうか。自民党以外の会派の方々がなぜ、自民党候補に投票したのか、県民へきっちり説明すべきだと思います。
日本共産党議員団は、なれあい議会に組みせず、県民の立場で、今後とも是々非々で対応していきます。
さて、今日は、少し時間があったので、退職・転職された方々へ返礼を書きました。私は、もう10年位前から絵手紙で返礼しています。子どもの頃から絵は好きでした。小学校高学年の時、旧楠町万倉に今富ダムの竣工記念イラストコンクールで入選して、当時賞金5000円をもらいました。高校の時は、交通安全ポスターコンクールで山口県で1位になり中国大会で入選しました。一時期は、真剣に美術系の大学への進学も考えたほどでした。こう話せば、凄い絵を描くのかと期待されても困ります。今は、「下手でいい、下手がいい。」の絵手紙精神で、時々、思い出したように、ぼちほち続けています。
道具は、試行錯誤の末、今は、パイロットのゲルマーカーというので描いています。筆で書くのは準備と片付けが大変。色鉛筆は繊細すぎるので、これも完成させるまでに時間がかかって大変。ゲルマーカーは、クレヨンを滑らかにしたような書き味で、気持ちいいです。太いタッチなので、すぐに完成できます。絵の対象は、今日は、アザミ、玉ねぎ、人参でした。いつもこんな感じです。ためしに、私の絵手紙を見てみたい人は、私に手紙を下さい。自らの選挙が終わり今は平常に戻っているので、少しの期間をいただければ、ご返事ができると思います。
アザミ探しに今日は少し苦労しました。私の近所からアザミが消えてしまっていたからです。少し郊外に行ってようやく見つけましたが、小振りのようです。私の気のせいでしょうか。これも温暖化の影響でしょうか。
そう言えば、富山でも父の親戚が、いつもは、3メートルも降る雪が、70センチ程度だった。こんなことは過去一度もなかったと言っていました。
今日宇部は、30度近い気温でした。暖冬やアザミの生息の変化が温暖化の影響なら、日本の温暖化は、深刻な状況まできているのでしょうか。
新生県議団は、連休前から、県民要求の実現のために行動を開始しました。それは、 岩国市の愛宕山開発問題で、2日、知事に申し入れを行ったことです。
この間、副知事が変わって、改めて岩国市長と面談しました。その中で、西村副知事は、「清算も視野に入れて岩国市と協議したい」と述べました。そのこころは、岩国市との交渉が決裂した場合、山口県と岩国市の責任分担(2:1)の内、県の2の部分は、自らの判断で処分することもあり得る。その処分の方法としては、米軍住宅への提供もあり得る。私は、副知事発言は、このことを示唆したものであると理解しました。
そんな身勝手のことがあるかということで申し入れをしました。奈原理事が対応しましたが、「6月議会までには結論を出したい」と、かなりあせっていることを感じました。
国いいなりの県の姿勢を厳しく批判し、住民投票の結果である、「空母艦載機部隊移転反対」の県民の意思が発揮される県になるように県議団は、大いに論戦を行っていきます。
左が私、中央が水野団長、右が久米県議