東京ギンガ堂公演の「孫文と梅屋庄吉」を観ました。梅屋庄吉は、「日本活動写真株式会社」(日活)を設立した人物です。彼は、孫文の活動を支援しました。劇の中で、このことが理由で、特高に逮捕され留置されるシーンがありました。
今、松本清張の「半生の記」を読んでいます。清張が、八幡製鉄所の文学仲間から配布された「戦旗」を読んでいたことを理由に、特高に逮捕され、留置される下りがあります。「逆吊りや、煙草責めなどはなかった。」としながらも竹刀で拷問を受けたことも明らかにしています。
当たり前の事が言えない時代を繰り返してはならないことを痛感する今日この頃です。
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