藤本かずのりサポーターズ はじめました

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ゴールデンスランバー

 先日、映画「ゼロの焦点」を観に行った時、映画の予告で、「ゴールデンスランバー」をやっていました。

 原作は伊坂幸太郎さん。私は、映画「死神の精度」を観て、彼の原作を読みました。そして、発売されたばかりの「ゴールデンスランバー」を買ったのいいが、そのままでした。

 「ゼロの焦点」から帰って、本棚に直行して、今、伊坂幸太郎作「ゴールデンスランバー」を読んでいます。

 首相がパレード中殺されるというセンセイショナルなテーマですが、グイグイ読者を引っ張る力はさすがです。

 この小説には、国家による個人情報の管理の問題など、現在社会が抱える闇の問題など考えさせるテーマが根底にあることも私の心を掴みました。

 モデルは、ケネディ大統領暗殺事件でしょうが、松川事件やども連想させる深さを持った小説です。

 映画では、主役を堺雅人が演じます。来年1月30日からロードショー。宇部でも上映があるようなので今からとても楽しみです。

 伊坂作品は、「陽気なギャングが地球を回す」「アヒルと鴨のコインロッカー」「死神の制度」「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」「フラッシュライフ」そして「ゴールデンスランバー」と続々と映画化されています。

 これまでに、「死神の精度」しか観ていませんので、この冬かけて、原作&映画を楽しみたいと思います。

 全国の伊坂ファンの皆さん、ご教示をお願いいたします。

出先機関の再編について

 本日は、12月議会に向けての日本共産党山口県委員会主催の地方議員会議が行われました。

 新年度予算編成に向けての国や県の動きの議論など様々な問題が議論されました。

 その一つが、県庁出先機関の再編についてです。

 県は、今月になって、出先機関の再編の考え方を明らかにしました。

 山口県は、「県庁機構改革の指針」に基づき、出先機関については。平成18年4月に、広域生活圏に1事務所を基本に、町村部の再編が行われました。

 市部については、平成22年4月からの統合ということで、この間、経過措置が取られていました。

 県の案では、まず、県税事務所は、山口と防府を山口県税事務所に統合するというものです。その上で、納税証明や申請受付窓口のある防府分室を設置する提案です。

 健康福祉センターは、山口と防府を山口健康福祉センターに統合するというものです。その上で、地域保健や食品衛生部門のある防府支部を設置する提案です。 

 土木建築事務所では、山口と防府を防府土木建築事務所に統合するというものです。その上で、維持管理部門のある山口支所を設置する提案です。

 また、宇部と美祢を宇部土木建築事務所に統合し、維持管理部門のある美祢支所を設置する提案もあります。

 以上の提案を県は、12月議会に上程しようとしています。なぜ、 2月県議会ではなく12月県議会なのか疑問が残ります。

 早速、山口市から土木建築事務所統合の問題で意見書が県に提出されたようです。山口市側での業者や県民への行政サービス低下が懸念されます。

 県税事務所と健康福祉センターの統合では、防府市側への行政サービスの低下が懸念されます。

 それぞれ、事務所がなくなる地域へ分室や支所を残す計画ですが、これで、行政サービスが低下しないとは言えないと思います。

 この課題は、風雲急を告げています。来る議会で決まろうとしています。関係地域をはじめ県民の皆さんの意見をお聞かせください。

 私は、総務政策委員として来る12月議会でこの問題を大いに議論したいと思っています。

映画「ゼロの焦点」

 次男の熱はなんとか37度台に下がりました。妻が午前中、私が午後の看病の当番です。

 午前中は、私が、映画「ゼロの焦点」を。午後は、妻が、映画「マイケルジャクソン」を観に行きました。

 つい先日、映画「笑う警官」を観たばかりなのに、映画館に行くと次の映画が見たくなるものです。

 次は、来年上映の山田洋次監督の「おとうと」を観たいと思います。

 映画「ゼロの焦点」は、原作が松本清張というのに魅かれて観てしまいました。

 映画では、日本初の女性市長候補が登場するなど、原作とは若干違う脚色はありましたが、太いストーリーは原作に忠実です。

 鵜原憲一も室田佐知子も過去を消そうともがく人々です。その消したい過去に「戦争」が濃厚に影を落としています。

 この辺りを描いているところが松本清張が社会派と呼ばれる所以でしょう。

 この映画には、広末涼子、中谷美紀、木村多江という3人の女優が登場します。

 私は、中谷美紀の演技に度肝を抜かれました。室田佐知子役そのそもが度肝を抜く存在だといえますが、やはり彼女の演技は、役の大きさに負けない力強いものでした。

 彼女は、今後も活躍していく女優だと感じました。

 忙中閑有り、映画は本当にいいものですね。この映画は、今年の見納めになると思います。とかなんとか言って、また観に行ってしまったら本ブログで報告します。

 日本映画も力作続きです。

ついに我が家でもインフルエンザ患者が

 次男が、昨夜、39度台の高熱を出しました。急いで、当番の小児科に受診しインフルエンザの検査をしましたが陰性でした。

 今日も、39度台の高熱が続いていたために、かかりつけの小児科を受診し検査をした結果、陽性でした。

 急いで、学校に連絡したら、次男のクラスは明日から学級閉鎖になるとのことでした。学級閉鎖は、4日間ですが、連休がありますので、学級再開は来週の火曜日からとなります。

 その他の二クラスも学級閉鎖だそうです。

 月末に予定されていた持久走大会も延期だとの報告を受けました。先月から学校行事は全て延期や中止で、子どもたちも先生方も親も大変です。

 かかりつけの小児科でいただいたメモには、「子どもにタミフルを服用させた後、2日間は十分注意してください。インフルエンザでは、もともと、うわ言を言ったりすること(せん妄)が多いので、抗インフルエンザウィルス剤の服用の有無に関わらず、有熱期間は注意してください」とあります。

 妻が午後に帰ってくるので、それまでは私が息子の様子を見守ります。

 インフルエンザが猛威をふるっています。患者家族として、皆さんの御苦労をお察しいたします。

 インフルエンザ対策でご意見がございましたらお伝えください。

米軍再編と地方自治

 山口県地方自治研究所主催の自治体セミナーに昨日参加しました。

 テーマは、「米軍再編と地方自治」。講師は、岩国市議の田村順玄さんでした。

 田村さんは、今、岩国で取り組まれている4つの裁判について丁寧に話しをされました。

 4裁判とは、①海の裁判・岩国基地沖合移設事業埋立承認処分取消請求訴訟。

 ②空の裁判・岩国爆音訴訟。③山の裁判・愛宕山地域開発新住事業認可取消処分請求訴訟。

 ④テーブルの裁判・愛宕山開発等関連する岩国市長らの協議報告書非開示決定取消請求訴訟。です。

 特に、愛宕山の状況についてはとても勉強になりました。

 現在、愛宕山の造成地60haの内、45haは、防衛省へ売却を県・市が求めている土地です。

 15haは、市の街づくりのための用地です。その内、7haは、国立病院移転の用地です。

 H24年に移転することがほぼ決まりました。しかし、5ha分は、国立病院が現在の土地を売却した資金で用地で購入予定で、残りの2haは、岩国市が提供する予定の用地だと田村市議。

 これは、里道や市が愛宕山で保有している用地を提供する予定だそうです。

 そして、3haは、防災公園と消防署になる予定になっています。

 田村市議は、この用地は、米軍住宅になることを前提としたテロ対策の色合いが強いと話されました。

 大型ヘリコプターの着陸を可能とする用地として確保されることが明らかになっているそうです。

 田村市議は、防衛省が、米軍住宅の適地調査を行っていた問題で、国は、情報公開請求に対して真っ黒な中身を公開してきた問題で、

 政権交代を受けて、「今こそ、調査結果の内容が公開されるべきとき」と話されました。

 私は、23日に行われる原水爆禁止宇部協議会主催の岩国ツアーに参加し愛宕山を視察する予定です。

 愛宕山が米軍住宅にならないように、12月議会から大いに論戦を行おうと決意を新たにした学習会でした。

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  「米軍再編と地方自治」で講演する田村市議

 

映画「笑う警官」

 今日、映画「笑う警官」を観ました。原作は、1年位前に読み、映画化の話を聞き、楽しみに待っていました。

 この映画は、北海道警で明らかになった「裏金」問題が大きなテーマになっています。

 警察小説としては異例でとても社会的なメッセージの強い作品です。この作品が映像化されたこと自体すばらしいことだと思います。

 角川春樹監督は映画のパンフレットで「最後には、原作者さえも騙すどんでん返しを入れようと」と述べています。

 この言葉のように、映画では、最後の30分位が原作に付けくわえられています。

 原作では、キャリア警官が、自らの犯罪を道議会百条委員会で発言する警官に擦りつけるところで終わっています。

 映画は、そのキャリア警官が犯罪を犯す背後に、別のキャリア警官の影がある。そして、そのキャリア警察をあやつるのは別の警官だったという所で終わっています。

 また、映画では、ジャスバーのマスターがスナイパーのような役割で登場します。

 角川監督はパンフレットのインタビューで「エンターテーメント作品として、どうすれば面白く見せられるかを考えました」とも述べています。

 原作と映画の両方を堪能して、私は、原作の方にリアルさとスリルを感じました。映画は、少しエンターテーメントが意識され気味で、リアルさに欠けるものになった感じがしました。

 映画を観て、佐々木譲作品、特に4作まで刊行されている佐伯・津久井が活躍する北海道警シリーズの続きを読もうかなと思いました。