長男・次男・長女と一緒に、昨日、映画「コクリコ坂から」を観て行きました。
舞台は、1963年の横浜。私が生まれる前の年。山口県では、一巡目の国体が開かれた年です。
当時の家は木造ばかりで、商店街は賑やかで、三輪のトラックなんかが走っていたんですね。
幼稚園か小学校低学年の時、両親に、宇部の銀天街や小野田の公園通りに連れていってもらった時のことを思い出しました。
主人公は、高校生。一人一人の人物が輝き、様々な境遇を抱えながらも前向きに生きる姿がありました。
これは、ジブリ作品に共通するテーマなのかも知れません。
主人公の海や俊が現代に生きていると、65才位なのですね。道理でこの世代の方々は、皆元気ですものね。
学生の自治が守られ、学生たちは喧々諤々議論する教育の中で民主主義が花開いていた時代でもあったのでしょう。
子どもたちが未来を信じ、子どもたち同士で語り合えるような時代にしたいとこの映画を観て思いました。
少し残念だったのは、映画館に、私たち世代前後の方が多く、子どもたちが少なかったように感じたことです。
(入場待ちをしている時、ポケットモンスター待ちの列の長さには驚きました。)
私たち以上の世代が懐かしむだけではなく、この映画は、是非、多くの10代、20代の方々に観てほしいと思います。
宮崎吾朗監督ありがとうございました。今回のストレートな作品に大いに勇気をいただきました。
次回のジブリ作品も大いに期待しています。次回は、そろそろ宮崎駿監督作品でしょうか。
本日、真鍋市議と一緒に、厚南・旭が丘地区の地すべりを視察しました。
7月上旬の大雨で、地すべりが更に進んでいました。
池に向って、コンクリートのあちこちにクランクが入っているのがよく分かります。
私は、この問題を2月県議会で取り上げました。県の補助の対象外ということでした。
その後、池を管理している水利組合との協議は進展しているようです。
やはり、何らかの方法で、池側への地すべりを止める工事を行う必要があります。
自治会として市へ要望書提出に向けて準備をされていると聞きます。
現場を見ると、何らかの行政の援助が必要だということを痛感しました。
この地域の地すべりが解消されるために、引き続き、力を尽くしたいと思います。
コンクリート壁に大きなクランクが入りました
石段が池に向って大きくずれています
本日、私は、障がい者の福祉をすすめる会の米原会長と一緒に、宇部市東岐波地区に在住のMさん夫妻と共に190号線沿線を歩きました。
Mさん夫妻と米原会長と国道190号線を歩く
Mさん夫妻は、ともに視覚障がい者です。国道190号線周辺を移動される際、点字ブロックが車などでふさがれているケースが度々あるということです。
3月には、工事中の車両にぶつかりMさんの奥さんはけがをされました。6月にも点字ブロックを車が塞ぎ、けがをしそうになったと言われます。
本日は、花壇の手入れをされている車両が点字ブロックを塞ぎかけている所があり、少し移動をお願いする場面がありましたが、重大な問題はありませんでした。
この問題は、宇部署交通課に米原会長と出向き改善を要望しました。
林宇部署交通総務課長は、「歩道に車が停車している場合も道路交通法違反に該当する。発見した場合は、適切な対応を行っている。」「今日、要望を受けた地域については、取り分け注意していきたい。」と答えました。
また、所々で、歩道に隣接地の木や草が伸びてきている場所や点字ブロックが浮いている場所がありました。
点字ブロックが浮いている場所が数か所ありました
この問題は、国道管理事務所宇部出張所に出向き要望しました。
担当者は、「盆までには改善したい。」と答えました。
原子力発電所の安全対策の強化等を求める意見書可決
上関原発凍結求める
7月8日に閉幕した6月定例県議会で、「原子力発電所の安全対策の強化等を求める意見書」が全会一致で可決しました。藤本議員は、地域商工委員会委員として提出者に名を連ねました。
原子力発電所の安全対策の強化等を求める意見書
去る3月11日の東北地方太平洋沖地震と巨大津波により東京電力福島第一原子力発電所で発生した事故は、4か月近くが経過した今もなお収束の目途が立たず、周辺住民は長期にわたる避難生活を余儀なくされており、風評被害等とも相まって、原子力発電に対する大きな混乱と不安を国民にもたらしている。
また、その後の中部電力浜岡原子力発電所の運転停止要請を受け、点検等で停止中の発電設備の早期運転再開を見送る動きが出るなどの影響が各地の原子力発電所に及んでおり、電力の供給体制や地域経済にも重大な懸念が生じている。
国においては、原子力に代わる新エネルギーの導入などエネルギー政策全体の見直し議論を進めていくこととしているが、この中で、原子力発電のあり方や安全対策についても議論を尽くすことにより、すべての国民の安心・安全に立脚した電力の安定供給体制の確立に務める必要がある。
特に、本県においては、上関町における原子力発電所の建設が計画されているが、国の責任において、国全体のエネルギー政策の見直しの中で、上関を含む原子力発電所の新増設計画の位置付けの明確化や万全な安全体制の確立など、下記に掲げる諸課題の解決がなされない限り、本建設計画を一時凍結せざるを得ない状況と考える。
よって、国におかれては、次の事項について、特段の措置を講じるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
記
1 福島第一原子力発電所の事故により生じている深刻な事態は、我が国の国民生活や経済に大きな影響を及ぼしていることから、国の責任において、一刻も早い収束に向けて全力を尽くすこと。
2 福島第一原子力発電所の事故原因の徹底究明と原子力発電所の安全基準などの検証を急ぐとともに、新たな知見に基づく安全指針等の見直しを早急に進め、安全対策の徹底を図ること。
3 原子力安全行政の客観性と信頼性を高めるため、原子力安全・保安院を経済産業省から分離するなど、国の安全規制・監督体制のあり方を見直すこと。
4 今回の事故原因や原子力発電の安全対策等について、的確で分かりやすい情報を積極的に提供するとともに、国が責任を持って説明することで、国民の不安解消に努めること。
5 自然エネルギーの導入を促進し、ベストミックスのあり方等、中・長期のエネルギー基本政策について抜本的な見直しを図ること。
一気
私は、六月県議会地域商工委員会で、旅券(パスポート)の権限移譲の状況について質問しました▼国の法改正で、旅券発行業務が県から市町に権限移譲出来るようになりました。H二十一・二十二年度で、五市二町に旅券発行業務の権限移譲が行われました。私は、今年度移譲される自治体について質問した。国際課長は「今年度、宇部市、下松市、光市、美祢市、山陽小野田市に移譲される予定だ。」と答えました▼私は、宇部市から、一件あたり八〇〇円の事務処理交付金増額の要望が県に行われていることを取り上げ、今年度、交付金が増額されるのか質しました。 国際課長は、「今年度から事務処理交付金は、一件あたり九〇〇円に増額した。」と答えました▼今秋から、宇部市などで旅券が発行される見通しです。移譲された自治体の負担増とならないよう監視していきます。
6月議会と重なり見落としていたドラマJINを録画したDVDで観ました。
最後の咲さんが仁にあてた手紙を現代に戻った仁が読むシーンはジーンときました。
ドラマは配役もよくとてもいい作品に仕上がっていたと思います。
それにしても綾瀬はるかさんの演技力は、このドラマで格段に向上しているようで、ファンとしては嬉しい限りです。
村上もとかさんの原作の文庫本版は、8巻までは読みましたが、ドラマの感動に浸りながら残りをよみ進めようと思います。
ドラマ「アリアドネの弾丸」の第一回を観ました。海堂尊さんの原作を先日の広島出張もあって半分以上読みましたが、ドラマは、原作とはかなり違った展開になっていますね。
この原作を来週の火曜日の第二回までには、しっかり読んで、ドラマを楽しみたいと思います。
私もそれなりの年になり、10時からのドラマは睡魔が襲いなかなか大変です。早起きが定着しているかも知れませんが。
2回目からは、念のために録画もしておこうと思います。
この小説は、海堂さんが力説する死因不明社会の実状とAiの必要性がドラマ仕立てでよく理解できるものとなっています。
山口県の実状について学習していこうと思いました。
この夏、ドラマのバチスタシリーズもレンタルショップで、チェックしておこうと思います。
本日、日本共産党国会議員団中国ブロック事務所が、中国電力本社において、「原発からの撤退を求める申し入れ」を行いました。
日本共産党からは、中国地方各県委員長を始め、各県の県議会議員や市会議員が参加しました。また、仁比前参議院議員も参加しました。
山口県からは、佐藤県委員長、東部地区委員会の松田さんと私が参加しました。
中国電力からは、広報・環境部門(環境・エネルギー広報担当)桜井マネージャーらが対応しました。
申し入れでは、「中国電力として原発からの撤退を決断し、自然エネルギーの普及と促進、低エネルギー社会への移行に向けて知恵と力を注ぐこと。」として、以下の具体的な項目を申し入れました。
①島根原発1号機は、設計寿命の30年をはるかに経過し、旧式で地震に弱い構造である。1号機を廃炉にすること。
②島根原発2号機でのプルサーマル計画を撤回すること。また、運転を中止し、廃炉に向けた計画を立てること。
③島根原発3号機は、その建設・運転を中止すること。
④上関原発の建設計画を白紙撤回すること。
①について、中国電力の桜井マネージャーは、「常に安全性は確保している。福島原発事故後、緊急の安全対策や防波堤を15mにするなどの工事を行う計画である。」と答えました。
参加者から、「津波において、押し波が15mの場合、同程度の引き波が来ることが想定される。-15mの引き波対策は万全か。」などの質問が出されました。
桜井マネージャーは、「引き波対策については、後日、専門部門の意見を聞き、整理して回答する。」と答えました。
②について、桜井マネージャーは、「エネルギー資源はない国などで、資源を有効活用することは必要。ただちに、プルサーマル計画をやめるということにはならない。」と答えました。
③について、桜井マネージャーは、「3号機は、93%の進ちょく率で4000億円を投資した。ただちに止めるわけにはいかない。」と答えました。
④について、桜井マネージャーは、「現在、準備工事は、一時中断している。しっかり、地域住民の理解を得た上で判断したい。」「CO2削減という立場から上関原発の計画は必要。」「今後は、国の安全基準の見直しなどの状況を見極めながら、対応したい。」と答えました。
私は、「公有水面埋立延長申請があっても認めるわけにはいかないと知事が言っている。」「県議会でも凍結の文言の入った意見書が採択され、上関原発から30キロ圏内の5市3町で、中止や凍結を求める意見書が採択されている。「地域住民の理解は得難く、やはり計画は白紙撤回すべき。」と質しました。
桜井マネージャーは、「とにかく国の動向を注視したい。(中国電力が)先行的に作業をすすめることは(現時点では)出来ないと考えている。」と答えました。
私は、中国電力の本社に初めて足を踏み入れました。豪華な社屋に驚きました。
桜井マネージャーは、「福島の悲劇を繰り返してはならないと思っている。」と冒頭述べましたが、ならば、「原発の新増設はきっぱり中止すべき。」ことを痛感しました。
石井中国ブロック事務所長が申し入れ書を渡す。
上関原発中止を中国電力に求める。(前列左端が私)