ここ最近の重点は、当然、参議院補欠選挙の取組みが第一。
次に、始めたばかりのフェイスブックなどのSNSの更新作業。
その間に、2013年本屋大賞第一位、百田尚樹「海賊とよばれた男」を読んでいます。
今、上巻の270ページ辺りです。
この本は、出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたドキュメント小説。
今、第二章の「青春」を面白く読んでいます。
福岡から神戸高商に入学した鐡造。
卒業後、小麦を扱う小さな商店に就職。
その間にも父が破産するなどの出来事が。
その後、起業するが、様々な困難に阻まれます。
廃業を決意しますが、支援者に支えられながら活路を切り開いていきます。
とにかく諦めない鐡造の姿勢に頭が下がります。
そして、冒頭記述されいた終戦直後を表した第一章「朱夏」に、鐡造は、従業員を馘首しなかったとあります。
従業員を家族のように扱い続けた鐡造の姿に、今の経営者は学ぶべきだと痛感しました。
明治・大正・昭和、経営者として生き抜いた鐡造を活写した百田さんの筆致が冴えた本作。
グイグイ読み進んでいます。
「海賊とよばれた男」を読まれた皆さん感想をお聞かせ下さい。
宇部市西岐波床波地区は、台風などで浸水被害を度々受けてきました。
私は、床波漁港東側から白土海水浴場までの間の海岸線に消波ブロックを設置してほしいとの要望を受けました。
消波ブロックの設置が要望されている床波の海岸線
今朝、荒川市議と一緒に現場を調査し、市役所に要望を届けました。
市水産振興課の担当者は、「この地域の海岸線への消波ブロック設置は、昭和59年から取り組んでいる。これまでは、床波漁港西側に設置してきた。来年度以降は、床波漁港東側についても、消波ブロックを設置していきたい。」と答えました。
現地で、ブロックを作成し、約3年放置をし、設置されます。要望のあった箇所に実際に消波ブロックが設置されるには、早くても数年かかりますが、可能な限り早く設置されるように引き続き要望していきたいと思います。
皆さんの地域の要望を引き続き、藤本にお寄せ下さい。
今日は、美祢地域で、街頭宣伝を行いました。
朝方は天候が悪かったのですが、午後は、天候も良く、まさに春爛漫です。
新緑のシャワーをたっぷり浴びることができました。
先程、娘を学校の学童保育所に迎えにいきました。
校地が広い西宇部小学校には、様々な植物があります。
最初の写真は、藤の花です。(少しピンボケですが)
近くによるといい香りがしました。
薄紫の藤の花です。
真っ白の藤の花です。
次の写真は、つつじです。きれいですね。
つつじも競い合うように咲いています。
桜は散りましたが、つつじを始め、野山の花々が一斉に咲き出しました。
季節も政治も春爛漫といきたいと願う今日この頃です。
山田洋次名作映画DVDマガジンVol.「息子」を観ました。
この映画で父親役を演じた三國連太郎さんが、14日、90歳でおなくなりになりました。
三國さん出演の新しい映画を観ることができないことがとても残念です。
「息子」が製作されたのは1991年。三國さんが68歳の時の作品です。
88年から「釣りバカ日誌」シリーズが始まりました。三國さんが65歳からのシリーズだったのですね。
私がこの映画を観た当時は、26歳。市会議員になったばかりの頃で、当時立候補に反対していた父との関係のことがダブリ、複雑な想いでこの映画を観ていたことを思い出します。
息子の立場で観ていた当時とは違って、4人の子どもが思春期を迎えた今、この映画を観る視点は、父親の立場に変わっていました。
次男の下宿で、息子の彼女を紹介された父が、真夜中眠れずに、ビールを飲んで歌い出すシーンに、涙が滲みました。
父は、次男に「いつまで面倒かけるんだ」と口癖のようにいいます。
しかし、父親とは、面倒かける子どもほどかわいいものですよね。
私にも心あたりのある子どもがいますが、今は内緒にしておきましょう。
三國さんは、赤旗新聞に度々登場し、お孫さんを通していつも語る言葉がありました。
「この子が大きくなった時、日本はどうなっているのか空恐ろしい気がします。あれだけの犠牲を出して構築した平和憲法だけは、守っていかなきゃいかんと思います」
三國さんは天国で、憲法「改正」の要件を緩和しようとする政府の動きなどをどう観ておられるでしょうか。
「息子」の中でも三國さんが「戦友会」に参加するシーンがあります。
「あれだけ犠牲を出して構築した平和憲法」の重みを知っている三國さんの死は重ね重ね残念です。
残った私たちは、三國さんの遺志を継ぐ決意を固める時だと思いました。
「息子」は心に沁みました。三國さんありがとうございました。安らかにおやすみください。
本屋の店員さんが売りたい本を選ぶ2013年「本屋大賞」が、4月9日に決まりました。
2013年本屋大賞は百田尚樹著「海賊とよばれた男」です。
早速購入し読み始めています。
いつの頃からか、本好きになり、自然に「本屋大賞」を注目するようになっていました。
というのは、大賞作品全てが映像化され、ほとんどが映画化されているからです。
2004年「博士の愛した数式」。2005年「夜のピクニック」。2006年「東京タワーオカンとボク 時々、オトン」。2007年「一瞬の風になれ」。2008年「ゴールデンスランバー」。2009年「告白」。2010年「天地明察」。2011年「謎解きはディナーのあとで」。2012年「舟を編む」。
「謎解きはディナーのあとで」はドラマ化に続いて映画化が決まりましたので、映画になっていないのは、「一瞬の風になれ」だけです。
私のような原作&映画が大好きな人間にとって「本屋大賞」は最大限にチェックしなければならない作品です。
本屋大賞作品の多くを読んでいます。
「ゴールデンスランバー」「天地明察」「舟を編む」がベスト3といったところでしょうか。
映画も多く観ています。
最近みたばかりですが「舟を編む」がマイベスト1でしょうか。
毎回、ジャンルや個性は違うのだけれど、全国の書店の店員さんの肥えた目に耐え抜いた作品だけに読みやすく読み応えのある作品ばかりです。
だから、「海賊とよばれた男」にも大いに期待します。
百田尚樹さんの作品も好きで読んでいます。「永遠のO」は感動しました。
映画化された作品も多く「ボックス」「モンスター」に続いて「永遠のO」が今冬上映予定です。
ということは、「海賊とよばれた男」が映画になることは間違いないでしょう。
出光興産の創設者・出光佐三をモデルにしたドキュメント小説がどう映像化されるのか楽しみです。
そのためにも、とにかく「海賊とよばれた男」をじっくり読み進めていきたいと思います。
本屋大賞にノミネートされた作品は秀作揃いで、映画化された作品も多々あります。
本屋大賞にノミネートされた作品に対する皆さんの思い出お聞かせ下さい。