本日、災害に対応する補正予算を審議する8月臨時議会が行われました。
私は、議案質疑を行いました。
私は、被災者生活支援法に上乗せ対応する県独自の対応を拡大するよう求めました。
渡辺健康福祉部長は「全国の状況を調査したい」と答えました。
田万川の岡平水位局が測定不能になった問題から県内の水位局の総点検を行うよう求めました。
小口土木建築部長は「岡平水位局が測定不能になった原因を解明しつつ、水位局の位置が適切か全県的な調査を行う」と答えました。
甚大な被害を受けた小川の特別養護老人ホーム「阿北苑」の裏を流れる原中川は、水防警報河川に指定されていなかった問題で、私は、災害のあった河川で、水防警報河川に指定されていない河川は指定に向けて作業を開始するよう求めました。
小口部長は、「今回の災害を受けて、市町と協議し、水防警報河川の拡大を検討したい」と答えました。
私は、須佐・小川地域に応急仮設住宅を早急に設置すべきだと質しました。
渡辺部長は「萩市が住民の意向調査を行っているところだ、萩市の要望にそって、適切に支援する」と答えました。
農業災害については、大分県が昨年の災害時、国の「農業用ハウス等の再建・修繕への助成」を受けました。また、国の品種転換のための果樹の改植、未収益期間の経費の助成を受けました。私は、県内の被災農家に対して大分県で実施された補助が行われるようにすべきと質しました。
北野農林水産部長は「国に、山口県での補助制度の実施を要望している」と答えました。
私は、災害時応援協定が締結されて初めての今回の災害に対して協定が十分活かされていなかったのではないかと指摘しました。
池内総務部長は「協定に問題はなかったと思うが、市町の意見は聴取していきたい。その上で、運用の改善が必要な場合は、対応を検討する」と答えました。
私は、総務企画委員会の中でも災害問題についての質疑を行いました。
私は自動車税の減免がスタートしたことは評価するが、自動車税・自動車取得税・不動産取得税の要件が、他県と比べて山口県の方が厳しいものが見受けられると指摘しました。
郡税務課長は「他県の要件を調査し研究していく」と答えました。
県の災害対策本部が災害当日の11時30分に設置された問題で、私は、過去の災害時と今回を比べて、設置が遅くなかったのかどうか検証すべきと質しました。
池内部長は、「過去の災害時にいつ本部が設置されたのかの資料は提示したい」と答えました。
質疑、委員会後、補正予算の採択が行われ、全会一致で可決しました。
引き続き、県政に関する皆さんの要望をお聞かせ下さい。
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