藤本かずのりサポーターズ はじめました

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入学式

 今日は、入学式。

 午前中は、西宇部小学校の入学式でPTA会長として祝辞を述べました。

 6年生と一緒に入場する西宇部小学校の1年生

 私が行った挨拶の要旨は以下の通りです。

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 西宇部小学校に入学したみなさんこんにちは。PTA会長の藤本です。一言お祝いのあいさつをいたします。
 入学したみなさん。笑顔で入学おめでとうございます。私は、皆さんと一緒に、小学校1年生になる、岩手県宮古市の昆愛海ちゃんのお話をしたいと思います。
 丁度、2年前に、東北地方で大きな地震があったことを覚えていますか。
 岩手県宮古市の愛海ちゃんが暮らしている地域も津波が襲いました。一緒に暮らしていた、お父さん、お母さん、妹が津波にさらわれました。
 愛海ちゃんは、お母さんにお手紙を書きました。
 「ままへ。いきているといいね おげんきですか」
 お母さんの遺骨―亡くなった人の骨は見つかりましたが、お父さんと妹の遺骨はまだ見つかっていません。
 今、愛海ちゃんは、おばあちゃんと元気に暮らしています。愛海ちゃんは、自転車に乗れるようになり、新しい机とピンクのランドセルを買ってもらい、皆と一緒に、遠い岩手県で入学式に参加していると思います。
 2年前に、私たちが住む地域は、全く被害はなかったけれど、皆さんの遠い仲間に、愛海ちゃんがいることを忘れないで、楽しい学校生活を送ってほしいと思います。
 さて、保護者の皆さん、ご入学おめでとうございます。これからPTA活動へのご協力をお願いいたします。
 地域の皆さん方、入学式へのご参加まことにありがとうございます。今日から、新一年生の見守りをどうかよろしくお願いいたします。
 入学式にご参集いただいた全ての皆様に感謝申し上げ、入学式のあいさつとさせていただきます。

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 午後は、長男が入学した宇部高の入学式に参加しました。

 整然とした入学式でした。

 宇部高には、241名の生徒が入学しました。

 今日、入学したすべての子どもたちに幸多かれと願います。

 ご家族の皆さんおめでとうございます。

銀の匙

 子どもたちが、それぞれの漫画コミックを集めています。

 小学校3年生になる長女も兄の影響で、これまでに「うさぎドロップ」を全巻集めました。

 そして、昨日、兄に勧められた荒川弘さんの「銀の匙」の第一巻を購入しました。

 この作品は、北海道の農業高校(エゾノー)を舞台にした学園ものです。

 作者の荒川さんは、北海道の十勝生まれ、農業高校卒業後7年間実家の農業を手伝った経験がある方で、農業の描写がとてもリアルです。

 私も先日、県育成牧場で、ホルスタインの子どもたちを視察したばかりなので、酪農の描写に共感しました。

 長女は、動物好きなので、ぴったりの漫画ではないかと思います。

 この作品は、2012年第5回マンガ大賞を受賞しています。近く、アニメ化も計画されています。

 作者の荒川さんは、「鋼の錬金術師」で有名な方で、男性とばかり思っていましたが、女性の方なのですね。子どもさんも二人おられるそうで、その当りも応援していきたい要素です。

 「銀の匙」は、長女と一緒に、読み進めていきたい作品です。

 早く第二巻が読みたいです。長女に催促しましょうか。

完全なる首長竜の日

 第9回「このミス」大賞受賞作品、乾緑郎著「完全なる首長竜の日」を読みました。

 舞台は、植物人間状態になった患者とコミュニケートできる医療器具「SCインターフェース」が開発された近未来。

 漫画家の淳美が、自殺未遂により意識不明になった弟の浩市との対話を続けます。

 奄美諸島や漫画家を取り巻く描写が秀逸です。

 また、植物状態になった患者とコミュニケートできる医療機器をめぐる、患者の症状や医療関係者が喋る中身についても作者の苦労が伺えます。

 「夢か現実か」、読者は、翻弄されますが、一気に読ませるところが作者の力なのでしょう。

 同類の作品に出合ったことがない新しい感覚の物語でした。

 ではありながら、淳美の人生に愛着を感じる結末に余韻が残ります。

 人間ドラマとして出色の作品です。

 この作品は、「リアル~完全なる首長竜の日~」という映画になります。

 監督は、黒沢清。主演はドラマ「とんび」の佐藤健と大河ドラマ「八重の桜」の綾瀬はるかです。

 6月1日からロードショーです。

 この異色のミステリーが、どのような映画になるのか今から楽しみです。

 読んだ本が映画になるのは嬉しいものですね。

参議院補欠選挙の政策を発表

 本日、県庁記者クラブで、4月26日投票で行われる参議院補欠選挙の日本共産党・ふじい直子候補の政策を発表しました。

 参議院補欠選挙に向けての政策を発表する藤井さん

 政策は、「ふじい直子の5つのお約束」となっています。以下の通りです。

 1、消費税の大増税をやめて、大企業の応分な税負担を

 消費税増税を断念し、十二分に担税能力のある大企業や富裕層に応分な税負担をもとめ、必要な税源を確保する道こそが国民生活をまもり日本経済を立て直すいちばん確かな方向です。

 2、上関原発計画は中止し、「即時原発ゼロ」の日本を

 国民の過半が「原発に頼らない」日本を求めていることを踏まえるなら、上関原発計画の中止は当然です。福島原発事故を体験した日本が、「原発のない世界」にむけて国際的プロジェクトをすすめるイニシアチブを発揮し、すべての原子炉を廃炉にし、「核のゴミ」を処分する課題に人類の英知を結集することです。

 3、日本の形をこわすTPP参加断念

 TPP参加は、国民にとってまさに「百害あって一利なし」、直ちにTPP参加を断念させるために、一致できるすべての団体、個人と力を合せて奮闘します。

 4、「雇用は正社員が当たり前」大企業の内部留保260兆円の一部で賃上げ、景気回復を

 大企業は、非正規雇用拡大などによる利益を内部留保として260兆円もため込んでおり、新たな投資先を身いだせずに、日本経済の循環に役立たない巨大な埋蔵ないし投機資金となっています。このうちわずか1%を取り崩せば、8割の企業で月額1万円の賃上げが可能です。

 5、オスプレイもこれ以上の基地負担もノー

 沖縄県民の総意を無視した普天間の辺野古移転とオスプレイ配備は、いかなる理由をつけようと民主主義国家としての最低限の責任を放棄するものです。空母艦載機移転・愛宕山への米軍住宅建設など岩国基地強化に反対をつらぬきます。

 参議院補欠選挙の政策について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

県育成牧場を視察

 本日、日本共産党山口県議団で、県育成牧場を視察しました。

 県育成牧場は、昭和42年からスタートし、45年を超える歴史を重ねてきました。

 現在の職員は、獣医師4名と現業職6名と臨時職員4名の計14名です。

 今年1月末の実績で、1日あたり乳用牛で247.4頭の管理を行っています。

 県内の酪農家の育成牛の頭数は平成24年が1091頭ですので、山口県の育成牛の4分の1が育成牧場で育成されていることになります。農家数でいえば、約4割強の農家が育成牧場を利用しているとの説明でした。

 実際に、牛舎を視察しました。

 まず、哺育牛舎です。生まれたての牛たちが元気に生活していました。

 

      まだ、お乳を飲んでいる生まれたばかりの牛

 次に、育成牛舎の見学しました。

 妊娠をして、農家に戻る直前の牛たちを見学しました。

 

   妊娠をして、農家に戻される前の20ヶ月頃の牛たち

 次に、牧草地を見学しました。

 ちらばっていますが、48ヘクタールの牧草地は壮観でした。

 

  秋吉台から育成牧場を見下ろす。緑色の部分が牧草地

 現業の職員の方が運転される巨大なトラクターも近くで見学しました。

 

   私の実家のトラクターの数倍の大きさのトラクター

 施設の稼働率も大変よく、施設が県内の酪農家に求められていることを痛感しました。

 安全・安心な地産地消の牛乳を県民に提供していく上で必要な施設だと痛感しました。

 改めて、この施設を廃止すべきではないと痛感しました。

 なぜ、県民に喜ばれ、求められている施設をなくそうとするのか、県当局の再考を改めて、県議団として求めたいと思います。

 県議団として来週は、直接、酪農組合や酪農家のご意見を聞く予定です。

 県育成牧場の廃止について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

学校Ⅱ

 山田洋次名作映画DVDマガジンVol.7「学校Ⅱ」を観ました。

 春休み中の小学生二人と一緒に観ました。

 この作品は、96年のもの。今から、18年前の作品です。私が30歳の頃の作品ですね。

 舞台は、北海道の高等養護学校。

 裕矢と対峙する新任教師大輔との格闘が見物です。

 私は、大学時代に養護学校(今の特別支援学校)の教員資格を取りました。

 当時の宇部養護学校で教育実習を行いました。

 小学部で実習したのですが、この時の子どもたちの顔を今でも覚えています。

 15年以上前ですから、彼らも20代半ば。元気で暮らしているでしょうか。

 先輩教師の竜平先生が、大輔先生に語る言葉が身に沁みます。

 「子どもたちに迷惑かけられるのが教師の仕事でしょう」

 「子どもたちからもらったものを返すのが教育」(要旨)

 4人の子どもを持つ親としてPTA活動をやる上でも参考になります。

 マガジンで山田監督が「脚本を書く段階ではほとんど毎日のように現場で現場の先生に質問するあり様だった」と語っています。

 だからこの映画はリアルなのだと思います。

 この映画には、今をときめく大物アーティストが数多く出演しています。

 一人は、浜崎あゆみ。竜先生の娘役で冒頭出演しています。

 二人目は、安室奈美恵。本人役で出演しています。

 三人目は、小藪千豊。ご存じではない方もおられるかと思いますが、小藪さんは、ダウンタウンの番組などで活躍しておられます。映画では、いつも帽子をかぶった背の高い生徒役で出演しています。

 生徒のトモ子さんの感想文を玲子先生が読むシーンに涙が止まりません。

 この作文は、トモ子さん自身のもので、実際のトモ子さんが映画に出演しています。

 「学校Ⅱ」も映画館で当時観た作品ですが、今回、DVDで観て、新たな発見が多数ありました。

 次回は、「息子」。この作品も映画館で観ましたが、涙涙でした。今から楽しみです。