プロトレーナー・中村勝美さんの「1日1回の腹筋でお腹を凹ませる方法」を読んで中村さんの理論に惚れ込み、今、「1日1回でお腹が凹む!完全腹筋メソッド」を読んでいます。
中村さんの近著で紹介されている「これだけフッキン」よりも、この本で紹介されている「フルフッキン」の方が動作は難しいですが、分かりやすく、大胆で、続け易いと思い、ここ数日、実践しています。
「フルフッキン」は、「立ち姿勢から始まって、座り姿勢、仰向けと態勢を変え、さらにそこから脚を上げ下げして、再び座り姿勢になって、最後は立ち姿勢で終わります。」というものです。
仰向けに寝た姿勢で腰を折り脚を出来るだけ頭より上の床に近づけます。
その動作が難しいですが、大胆で、分かりやすく、続けるやりがいにつながっているようです。
この本の中に「ダメ姿勢」が書かれてあります。
①後ろ体重で背中は肩から丸まり、お腹は緩んでいて、ももの付け根でバランスをとっている猫背タイプ
②反り腰でお腹を突き出し、前体重の出っ腹タイプ。
私は、典型的な①のタイプで、意識しないと、肩甲骨が凝り固まってしまいます。
この本は、まず「正しい姿勢」とは何かが説かれあり、「フルフッキン」を行うことができるバランスよく筋肉を鍛える方法が多数書かれてあります。これらストレッチを空いた時間に行っています。
肩甲骨を解す体操をしていると、肩の周りがゴリゴリ音がするほど凝っていたことが分かりました。
股関節の固さも痛感しています。
1日1回「フルフッキン」体操を行いつつ、空いた時間に紹介されているストレッチを続けたいと思います。
何よりも、背筋を伸ばし、お腹に力を入れて正しい姿勢を意識して、日常を過ごしていきたいと思います。
この本にこんな文章が出てきます。
「いまの自分から未来の自分をイメージしてみて!まじめな気持ちで向き合いことによって、変えていくための力は湧いてきます。」
4年以上続けている「スロージョギング」に「フルフッキン」を加えて、少しでも快適な毎日にしていきたいと思っています。
2017年7月22日が、私の「フルフッキン」開始日です。今日で3日目。3日坊主は過ぎました。
「継続は力です。」
上山大峻さんの「金子みすゞがうたう心のふるさと」を読んで、改めて、郷土の童謡詩人・金子みすゞの偉大さに感服しているところです。
最近、中川真昭さんの「金子みすゞいのち見つめる旅」を読み、金子みすゞの人生に感服しました。
中川さんは、朝日放送に勤務しながら児童文学の創作活動を続けられた方です。
現在は、奈良県橿原市・浄念寺の住職をされています。
この本を読んで、みすゞさんと正祐さんとの関係に想いを馳せることが出来ました。
正祐さんは、みすゞさんの弟です。正祐さんが一歳の時、みすゞさんのお母さんのミチさんの妹フジさん夫妻の養子として入籍しました。
みすゞさんが16歳の時、お母さんのミチさんは、妹フジさんが病死した後、フジさんの夫、松蔵さんと再婚します。
みすゞさんと正祐さんは、姉弟であることはふせられ、二人は従姉だと言い聞かせていました。
みすゞさんは、宮本啓喜さんと結婚することになる訳ですが、その理由について、中川さんはこう書いています。
「みすゞさんを自分の本当の姉と知らない正祐さんが、はた目にもそれとわかるような、淡い恋心をみすゞさんに抱きはじめたことでした。」
正祐さんは、「宮本さんとの結婚には、絶対反対だ。振り回されるな」と手紙を書きます。
みすゞさん23歳の時、宮本啓喜さんと結婚します。
そして、みすゞさんの子ども=ふさえさんが産まれます。
童謡を書くことをご主人から禁止されたみすゞさんは、3冊の手帳に「美しい町」「空のかあさま」「さみしい王女」と題して、作品を整理します。この3冊は二組作られます。一組は、師である西条八十さんへ、もう一冊は正祐さんへ。
正祐さんは、みすゞさんの詩作3冊を大切に守り続け、矢崎節夫さんの目にとまり、みすゞさんの作品が発表されるに至ったのです。
みすゞさんと正祐さんの関係性に涙が止まりませんでした。
中川さんは、最後に「金子みすゞさんは、生涯、仙崎と下関を出ることはありませんでした。そこで生きとし生けるもののいのちを思い、そのいのちはすべて一繋がりであることを見つめ、生かされてある自分をみつめ、地球という大きな織物のタテ糸の一本にしかすぎない人間の、驕り、たかぶりにこころをいため、そして、どうしようもない人間の根源に自分の姿を重ね、そのなかで、哀しくも短い一つのいのちを終えていったのです。」と書いています。
みすゞさんの有名な「大漁」などを想い浮かべながら、この文章を読むと、みすゞさんの詩の世界が見事に解釈されていることが分かります。
みすゞさんと正祐さんとの関係性を詳しく論じたのが松本侑子著「みすゞと雅輔」です。
雅輔とは、正祐さんのことです。
正祐さんは、雑誌「映画時代」に昭和4年(1929年)から上山雅輔のペンネームで文章を書くことになりました。
「みすゞと雅輔」は、正祐さんの「日記」が2014年に発見されたことなどを受けて丹念に書かれた作品です。
今、「みすゞと雅輔」を読んでいます。
大正から昭和の激動の時代を駆け抜けた、詩人と文筆家の揺れ動く心と作品をしっかり読んでいきたいと思います。
みすゞ関連の本を読めば読むほど、「みすゞの世界」に陶酔していきます。
「人間の驕り、たかぶりに心をいため」たみすゞの作品と関連の本をこれからも読み続けていきたいと思います。
金子みすゞについて皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
50歳を過ぎると体にあちこちガタがきます。
背中の周りに疲れが溜まってきました。
そこで、今、プロトレーナーの中村勝美さんによる「1日1回の腹筋でお腹を凹ませる方法」という本を読んでいます。
この本の中に、3人の例が出てきますが、私は辺見くんのケースに該当します。
この本で、まず取り上げているのが姿勢です。
猫背が体全体のバランスを崩す原因になっているとの指摘は私にぴったり。
「人間の身体は、『上半身は開き、下半身は閉じている』というのが理想的な姿勢です。」というのは私にぴったりの言葉です。
私は、スロージョギングを2013年3月から続けています。
といっても、最近は、ジョギングがウォーキングになっていました。
今朝は、上半身を開き、下半身を閉じることを意識してみました。
そうすれば、数カ月ぶりに、ジョギングで、いつものコースを走りきることができました。
ここ数カ月は、猫背でとぼとぼ歩ていたのです。
猫背は、肩甲骨の可動域も狭め、肩や首や腕の凝りにつながります。
そして、体のサビを落とすことの必要性が書かれています。
四つん這いになって、猫と牛のポーズを取ります。
肩甲骨と股関節の周りの可動域を広げるストレッチをします。
足の指の運動も大切です。
次に、「これだけフッキン」
寝た姿勢で、お腹を凹まして首と背中を床から上げていきます。
これを毎日続けます。
というのがこの本の概略です。
色々な体操を試してみては、継続できない私ですが、「これだけフッキン」を続けてみようと思います。
体力の衰えに逆らうことは出来ませんが、少しづつ、体操と運動を継続して、快適な生活を送りたいと思います。
まずは、上半身を開くことと、お腹を凹ますことを意識して、一日一回のフッキンを継続していきたいと思います。
プロトレーナーの中村勝美さんの理論はとても分かりやすく、よく理解できます。
皆さんの健康法をお教え下さい。
19日付読売新聞は、「災害時に避難の手助けが必要な高齢者や子どもが利用する『要配慮者利用施設』について、九州北部の豪雨で被災した福岡県朝倉市と大分県日田市の計154施設のうち、3分の1以上にわたる55施設が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に立地していることが分かった。6月施行の改正水防法では、両区域内の施設に利用者の安全確保のための計画策定などを義務付けており、国は今後の台風シーズンに向け、計画策定を急ぐように求めている。」「国土交通省によると、昨年3月時点で両区域内にある全国3万1208施設のうち、計画を設けたり、避難訓練を実施したりした施設は2%にとどまった。朝倉市、東峰村、日田市ではゼロだった。水防法の改正はは、昨年8月の台風10号に伴う豪雨被害で、岩手県岩泉町の認知症グループホームの入所者9人が犠牲となったのがきっかけとなった。国交省は、2021年までの全施設での計画策定を目標としており、『今後も豪雨災害が相次ぐ恐れがある。高齢者や子どもたちが逃げ遅れることがないよう、計画策定を進めてほしい』としている。」と報道しました。
私は、平成25年8月の臨時議会で、7月28日の萩市・山口市を中心にした豪雨災害について質問しました。
この中で私は、「甚大な被害を受けた特別養護老人ホーム阿北苑の現場に立ち、人的被害がなかったことはまさに奇跡だと私痛感いたしました。阿北苑での災害は、2009年の特別養護老人ホーム、ライフケア高砂の災害に続く大規模なものでありました。今回の災害を受けて、改めて洪水・土砂災害ハザードマップの危険区域内にある施設を始め、全ての施設の福祉・医療施設での県「福祉・医療施設防災マニュアル作成指針」に基づくマニュアルの点検を行うべきでありますが、お尋ねします。」と質問しました。
当時の渡邉健康福祉部長は、「このたびの災害は、『これまで経験のない記録的な大雨』であり、県といたしましては、福祉・医療施設に対し、こうした災害にも適切に対応できるよう、早急に現在のマニュアルの再検討を指示するとともに、指導監査や医療監視等を通じて確認の上、必要に応じて指導してまいります。」と答えました。
今日的には、読売新聞にあるように、水防法の改正によって、浸水想定区域や土砂災害警戒区域にある「要配慮者利用施設」は、避難先の確保や避難できない場合は必要な物資を備蓄することなどを盛り込んだ計画を2021年までに作成し、防災訓練を実施しなければなりません。
全国で計画策定や訓練実施施設が2%ですから、山口県内での対応はこれからだと思います。
今回の九州北部豪雨災害を受けて、過去2度も特別養護老人ホームが甚大な被害を受けた山口県として、両区域内にある「要配慮者利用施設」で計画策定や訓練実施が早急に実行されることを強く望みます。
そのためには、国土交通省と山口県の福祉・教育部局が連携して「要配慮者利用施設」を支援する体制を急いで構築していくことが求められています。
九州北部豪雨災害の教訓を山口県で最大限に生かしていくことが必要です。
皆さんは、九州北部豪雨災害を受けて生かすべき教訓は何だとお考えですか。お教え下さい。
昨日、中国新聞は、「南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を破棄したとしながら陸上自衛隊が保管していた問題で、稲田朋美防衛相が2月行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、保管の事実を非開示とするとの方針を幹部か伝えられ、了承していたことが分かった。」「稲田氏はその後の国会で、一連の経過の報告を受けていないとし『改めるべき隠蔽体質があれば私の責任で改善していきたい』と答弁。国会でも虚偽の説明をしたことになり、防衛相辞任を求める声が強まり、安倍晋三首相も任命責任を問われるのは確実だ。」などと報じました。
私は、6月25日、うべ憲法共同センターの学習会で、昨年9月30日に、防衛省に情報公開請求したジャーナリストの布施祐仁さんのお話しをお聞きしました。
布施さんの情報公開請求に対して、防衛省は、12月2日、陸自は日報の文書もデータも既に廃棄したとして不開示を決定しました。ところが、その後、陸海空自衛隊をまとめる統合幕僚監部内で日報のデータを見つけたとして、今年2月7日に一部が講評されました。
一方で、3月に入りNHKなどの報道で、統幕だけでなく、陸自でもデータを保管していたことが1月中旬に判明し、既に廃棄していたという従来の説明と矛盾するため、2月にデータを消去していたことが発覚しました。これを受け、稲田氏は事実解明のため、元検事長を責任者とする特別防衛監察の実施を表明しました。しかし、それから4カ月がたつ今も監察結果は出されていません。
布施さんは、6月25日の宇部市の学習会で、昨年7月16日の最初の情報公開請求の時点で日報は隠ぺいされていた事実を報告しました。今年5月29日のFNNの報道で、「中央即応集団の担当者が『日報』のデータが残っていることを確認して、上司に報告したところ、上司は『バカ正直に出せばいいってもんじゃない』などと叱責し、『日報』は開示しないよう命じたという。これを受け、担当者は、陸上幕僚監部に『日報は、個人保管の資料で、開示すべき行政文書に該当しない』と説明し、陸上幕僚監部も了承されたため、2016年9月中旬、『日報』以外の文書だけが請求者に公開された」と報じました。
日報データを陸自が保管していた問題は、2月14日の衆議院予算委員会で、日本共産党の笠井亮政策委員長が追及していました。陸自内の日報データの存在について対応を協議した緊急幹部会が開かれたのは翌15日で、公開する必要がないとの結論に稲田氏も異議を唱えず、了承したと報じられています。その方針を受け陸自内のデータを消した可能性もあります。
稲田氏は、日報について陸自内では「用済み後廃棄」となっていると繰り返し国会答弁していました。加えて、統幕で日報のデータが見つかったのは稲田氏が再検索をジシしたからだと、自らの『指導性』を強調していました。
しかし、陸自のデータ保管を知っていた上、その事実を隠すことを了承していたとなれば、指導性どころか、防衛省・自衛隊の組織的な隠蔽に加担し、虚偽の答弁を意図的にしていたことになります。
稲田氏は、東京都議選で自民党候補の応援で「防衛省・自衛隊としてもお願いしたい」と呼びかけ、野党から罷免を求められています。それに加えて、今回の問題です。安倍首相は内閣改造を待たずに、稲田大臣を即刻辞任させるべきです。
稲田氏が、日報隠蔽を了承していたとの報道がなされました。
この問題を皆さんはどうお考えですか。
異世界ファンタジーの大作に久々に出会いました。
TSUTAYAの特設コーナーを観て、昨日から読み始めています。
1巻の裏表紙を引用しましょう。
「鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす『高い塔の魔女』マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言葉を操って策を巡らせるがゆえ、『魔女』と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。」
今、私が読んだのは、1巻の120ページのあたりです。キリヒトがマツリカに出会った場面です。
「図書館の魔女」という異世界の入り口に立って、キリヒトと一緒に図書館の内部を眺めているような感じです。
「図書館の魔女」という超弩級異世界ファンタジーの世界をこの夏、堪能したいと思います。
高田大介さんの「図書館の魔女」シリーズは、現在までに「図書館の魔女」が文庫本4巻、「図書館の魔女-烏の伝言-」文庫上下巻が発行されています。そして、今年中に、「図書館の魔女-霆ける塔-」が単行本として刊行される予定です。
現在までにシリーズ32万部のヒットとなっています。
文芸評論家の北上次郎さんは「なんなんだこれは。読みながらころほど楽しい小説は久々だった。」と評しています。
大いに期待して読み進めたいと思います。
日本の異世界ファンタジーとして30代の頃読んだのが、小野不由美さんの「十二国記」シリーズでした。
そして、最近読んだ異世界ファンタジーは、阿部智里さんの「八咫烏」シリーズです。
「図書館の魔女」シリーズの高田大介さんは、早稲田大学や東京芸術大学などで、言語学などを教えた研究者でもあります。
研究者出身では、上橋菜穂子さんがこの世界では有名です。
高田さんは、「図書館の魔女」で、第45回メフィスト賞を受賞。
高田さんは、これからどのような物語を紡いでいくのかとても楽しみです。
NHKでは、今、上橋菜穂子さんの「精霊の狩り人」のドラマを放映していますが、その次あたりに、ドラマで「図書館の魔女」を観たいと思うのは私だけではないと思います。
また、1巻の120ページを読んだだけで、これだけの想いを広げてしまう大作であることはご理解いただきたいと思います。
とにもかくにもこの物語の続きを読み進めていきたいと思います。
既に「図書館の魔女」の世界を理解しておられる先輩諸氏。この物語の魅力を是非、お教え下さい。