7月7日付しんぶん赤旗「日曜版」に映画プロデューサーで作家の川村元気さんが登場しました。
インタビューの中で、川村さんはこう述べています。
「小説を書くことは、自分がよく分からないものを解決する手段です。『世界から猫が・・・』は、死んだらどうなるのだろうという疑問が出発点でした。『億男』は、お金と幸せの関係を知りたくて書きました。自分が怖いと感じているもの、解決できないでいることを、書くことを通じて解決する。今回の『百花』も、僕のことを忘れてしまった祖母を受け入れられない自分がいて、それを受け入れるために書き始めました。」
川村元気さんの小説は、一度も読んだことがありませんでしたが、しんぶん赤旗「日曜版」への登場を契機に、読んでみました。
最初に読んだのが「4月になれば彼女は」。その勢いで「億男」も読みました。
テーマは全く違いますが、両作品とも、とても考えさせられるし、読後感の爽やかさは共通していました。
残りは、「世界から猫が消えたら」と最新作「百花」です。
参議院選挙の最中ですが、読書を励みに選挙戦を戦っていきたいと思います。今月中に、川村元気さんの小説4作品を読破したいと思います。
川村さんは、映画プロデューサーとしても有名です。
川村さんがプロデュースした作品の一つが、新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」です。歴史的な大ヒット作品となりました。
新海監督の最新作「天気の子」が今月19日から全国ロードショーです。
参議院選挙で勝利をして、心地よく映画「天気の子」を観に劇場に足を運びたいと思います。
川村さん原作の「世界から猫が消えたら」と「億男」が映画になっています。
選挙後に、この二作品や川村さんがプロデュースした映画をDVDで鑑賞したいと思います。
川村元気ファンの皆さん、好きな映画や小説は何ですか。お教え下さい。
ミキ・デザキ監督の映画「主戦場」を観ました。
慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか?
などなど「慰安婦問題」の論客たちに日系アメリカ人のミキ・デザキ監督が直撃したドキュメンタリー映画です。
「性奴隷」などはなかったとする論客として桜井よしこ氏、杉田水脈氏、ケント・ギルバート氏、藤岡信勝氏などが登場します。
文字ではなく映像ですので、表情に「真実」が現れます。内容は書けませんが、特に桜井氏の場面は要注目です。
「性奴隷」などがあったとする論客として吉見義明氏、小林節氏、中野晃一氏、俵義文氏などが登場します。
各氏の論理は、「事実」に誠実であろうとするもので清々しく感じました。
映画のパンフレットが買えなかったため、名前を定かに書くことがかないませんが、「南京大虐殺」の事実を調査する中で、歴史修正主義から抜け出したと発言した日系アメリカ人の女性の発言は、とても印象的でした。
彼女の発言から、歴史修正主義者の方たちがいかに事実を無視し続けているかが分かりました。
表題の「主戦場」は、私たちが傍観者であるとしても、歴史を修正し、歴史を繰り返そうとする戦いの場に立たされているのだという意味だと感じました。
更に言うならば、「主戦場」とは、アメリカ軍と一緒に海外で戦争しようとする自衛隊の立ち位置を意味しているのだと感じました。
ドイツ敗戦40周年でのワイツゼッカー大統領の演説は、あまりにも有名です。
「過去に目を閉ざす者は、結局のところ現在も見えなくなります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者はまたそうした危険に陥りやすいのです」
私たちは、好むと好まざるとに関わらず歴史の「主戦場」に立たされています。
私は、過去をしっかり見つめ、非人間的な行為を心に刻み、戦争の歴史を繰り返さないために、力を尽くしたいと、この映画を観て決意を新たにしました。
「主戦場」は、今後、山口情報芸術センターでも上映されるようです。一人でも多くの皆さんにご覧いただききたい映画です。
参議院選挙の投票日まで一週間となりました。
戦争の歴史を繰り返さないために、日本共産党への大きなご支援をお願いいたします。
住民の方から、県道伊佐吉部山口線の大山と棯小野の峠付近の路側を除草してほしいという要望が私に寄せられました。
当該地域は、路側の白線を草が覆う状況で、車両の通行に影響が出ているとの指摘が出されていました。
路側の白線を草が覆う県道伊佐吉部山口線
私は、県土木建築部に、県道路側の除草を要望し、先日、8月以降に、除草作業を行いたいとの回答を得ました。
引き続き、皆さんの身近な要望を県行政に伝えていきたいと思います。
皆さんの県政に関する様々な要望をお聞かせ下さい。
昨日、フジグランうべ前で、日本共産党の街頭演説会を行いました。
大雨の中でしたが、150名が参加しました。
弁士は、田村貴昭衆議員議員。比例代表候補の住寄聡美候補も訴えました。
街頭演説会(左から藤本、住寄、田村衆院議員)
私がお話した要旨は以下の通りです。
・・・
日本共産党の街頭演説会に多数の皆さんお集まりいただきありがとうございます。県議会議員の藤本です。
この参議院議員選挙は、安倍政治サヨナラの審判を下し、私たち一人ひとりが希望を持ち、安心してくらせる日本をつくることができるかどうか、まさに日本の命運のかかった選挙です。比例代表選挙で、日本共産党の支持を広げに広げ、にひそうへいさんを国会に送ろうではありませか。
9日の小池書記局長の訴えにあるように、比例代表選挙では、「現有5議席の確保に届いていない」のが現状です。
有権者の約半数以上が投票する政党を決めていません。私たち一人ひとりが回りの有権者に日本共産党の支持を広げきって、必ず、仁比さんを国会に送り、比例7人全員当選を勝ちとってまいりましょう。
わずか3カ月前の県議会議員選挙宇部市選挙区では、自民党は、3議席を2議席に後退させ、私が、県議選挙で当選しました。県議選・市議選の全員当選を参院選の躍進に繋げてまいりましょう。
日本共産党の「減らない年金」の提案に、安倍首相は「ばかげた提案」と言いましたが、年金を7兆円削る安倍政権こそ、国民の暮らしをかえりみない政権と言わなければなりません。
私のニックネームはいっきですが、安倍政権に、年金削るな、消費税上げるなの国民の一揆をおこしていこうではありませんか。「850万票、15%以上」の得票目標をやりきり、日本共産党の支持を広げに広げていこうではありませんか。4年ぶりに県議に送っていただたいた感謝のお礼は、仁比さんを国会に戻すことです。私も比例7議席に、そして、選挙区は、野党統一候補の大内一也さん当選に全力を尽くす決意を述べて、県議の藤本からの訴えとさせていただきます。
昨日、「原発に反対する上関町民の会」「上関原発に反対する祝島島民の会」「上関の自然を守る会」「原水爆禁止山口県民会議」の各団体が、村岡知事に対し、「公有水面埋立免許を不許可にする申し入れ」を行いました。
町民の会の山根代表が要望書を河村理事に渡す
要請の項目は、以下の通りです。
1、公有水面埋立免許延長申請を不許可にすること
2、とりわけ原子炉設置許可申請に伴う海域ボーリング調査について、埋立工事とは無関係なので、審査対象から外すこと
3、環境保護について
①上関の自然を守る会はボーリング予定地から200m沖合の鼻繰島でクロサギ(レッドデータブック山口2019絶滅危惧Ⅱ類)の繁殖を確認した。埋立やボーリング工事に伴う船舶の往来や騒音などが阻害要因になる可能性があり、工事の実施を認めないこと。
②埋立やボーリング調査対象海域はナメクジウオ(環境省絶滅危惧Ⅱ類)など希少海洋生物や海藻の生育場所であるので、工事の実施を認めないこと。
県商工労働部の河村祐一理事は「どこまでも法にしたがって適切に対処していく。希少生物への対応は、中国電力が適切な環境保全措置を図るよう要請していく」と答えました。
片山港湾課長は、公有水面埋立免許の延長申請の審査について「土地需要があるか、竣工できなかった合理的事由があるかなどを審査している」と述べました。
私は、「中国電力が、『2016年8月に許可を得た直後に、新規制基準に基づいて厳しくなった断層の評価に対応するために海上ボーリングが必要なことが分かった』と述べているとの報道がある。この間、国の原子力規制委員会の担当者と懇談する機会があったが、担当者は「仮に原発の新設を審査する場合は、独自の基準が必要だと考えるが、基準の策定は行っていない。」と言う趣旨を述べていた。中国電力の『新規制基準に基づく海上ボーリングが必要なことが分かった』ので竣工できなかったとする理由は、信じがたい。県は、中国電力による海上ボーリングの必要性を竣工できなかった合理的事由があるとして埋立延長を許可することは認められない。また、海上ボーリングの必要性を理由に中国電力の3年6カ月の竣工期間を容認してはならない。」と指摘しました。
自然保護課の担当者は、「県は、アセスメントなどで希少動植物の保全対策を行うよう中国電力に要請してきた。今後とも中国電力に要請していく。」と答えました。
中国電力の海域ボーリング調査の過程で、周辺環境を悪化させたことが過去ありました。
参加者から、「今後の海域でのボーリング調査が行われる場合は、同様の問題が発生しないように県としても中国電力に要請してほしい」との要望が出されました。
中国電力の埋立免許延長申請に対して、県は先月27日に、補足説明を求めています。回答期限は、今月18日です。
中国電力の埋立免許延長申請を県が許可するかどうか、今月が大きな山場です。
山口県が中電の免許延長を不許可にするように県民世論を強めてまいりましょう。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
この間、県管理河川の浚渫に関する要望を二つ県宇部土木建築事務所に届けました。
一つは、真締川です。
宇部護国神社から南の道路側の西岸に竹や草が生い茂っているので、除去してほしいという要望が私に寄せられました。
宇部護国神社から南の道路法面に竹が繁茂
県宇部土木建築事務所に伝えたところ「年度内に当該場所の竹等は除去したい」との回答でした。
二つ目は、有帆川です。
楠中学校の北東、有帆川と真名ケ崎川が合流している付近で、2009年、浸水被害が発生しました。
一度、周辺の土砂の撤去と草木の伐採は行われましたが、この間、土砂が堆積し、草木も茂ってきています。
この周辺の土砂撤去と草木を伐採してほしいという要望を受け、昨日、藤井宇部市議と一緒に、要望を県宇部土木建築事務所に伝えました。
真名ヶ崎川と有帆川の合流点に土砂が堆積
担当者は、「秋以降に、当該場所の土砂の撤去と草木の伐採を行いたい」と回答しました。
昨年の西日本豪雨災害で、河川の土砂の堆積が問題になりました。
今年度は、河川の土砂撤去等の予算が多く計上されているようです。
県河川に関する要望がありましたら藤本までお寄せ下さい。