藤本かずのりサポーターズ はじめました

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20世紀少年―第2章―最後の希望

 昨日、夕方、長男・次男と一緒に映画「20世紀少年第2章」を観ました。 

 主人公の「ケンジ」は、「ともだち」が国民を強烈な細菌兵器で殺している動きを止めようとします。しかし、「ともだち」は、テロリストのケンジ一派から国民を守った英雄として君臨します。「ともだち」が支配する「友民党」が政治を支配し、教育を支配し、子どもたちは、「ケンジ」がいかに極悪なテロリストであるか学びます。

  「ともだち」は撃たれますが、万博の開会式の日に生き帰ります。「ともだち」は神として崇められます。

 しかし、これも仕組まれた演出だったのです。国民はいったいどうなってしまうのか。物語は3章に続きます。

 「ともだち」の真実に迫ろうとするのが、第二章の主人公―ケンジの姪の「カンナ」です。カンナのかっこよさが光る第2章でした。

 為政者が真実を隠して国民を支配しようとする狙いが、今日の政治に対する強烈なブラックユーモアとして私の胸に響きました。

 また、「ともだち」の支配の構造が、戦前の時代にようです。歴史が繰り返されようとしていることへの警鐘乱打として、私は多くの方に観ていただきたい作品です。

 為政者に国民は簡単に騙されてはならなのです。「ケンジ」や「カンナ」のように。

新春のつどいに100人

 2009年新春のつどいが本日開かれました。約100人の方が宇部市総合福祉会館に集いました。

 私が今年の新春のつどいで一番感動したのは、「マツダ」を派遣労働者として雇い止めされた方の発言でした。この方は、荒川議員を通じて、ローカルユニオン宇部の組合員になりました。

 組合の交渉で、派遣会社とは和解しましたが、「マツダ」とは決裂。今、県労働委員会に申し立てし、マツダとの交渉の再開を求めています。

 今、日本共産党が国民の駆け込み寺としての役割が求められています。

 私もその役割をしっかり発揮してがんばっていこうと決意を新たにしました。

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 私は、県の福祉医療費助成制度改悪問題を訴えました。

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中林比例代表候補が決意表明を行いました。

エリアの騎士

 「エリアの騎士」を4巻まで子どもたちがゲットしました。「メジャー」70巻は、買ってやる一方で、読んでいなかったのですが、「エリアの騎士」は最初から子どもと一緒に読んでいます。主人公は、逢沢駆です。兄の傑は、U-15日本代表のエースでしたが、不慮の事故で亡くなってしまいます。同じく事故に遭った駆は心臓にダメージを負いますが、脳死状態の兄の心臓が移植されます。

 一時期は、サッカーから遠ざかっていた駆でしたが、移植後、サッカーを本格的に取り組みます。駆がどう成長するのか目が離せません。

 現在、「エリアの騎士」は、13巻まで刊行されています。3兄弟が本気で本を読んでくれたら、あっと言う間に、追いついてしまいます。

 野球→サッカーと来たので、今度は、再び野球でしょう。今度の野球物のコミックと言えば「ダイヤのエース」ではないでしょうか。

 しかし、「ダイヤのエース」も13巻位しか刊行されていないのですが、当面は、この順番で、子どもたちの読書を促し、コミックのゲットを保障したいと思います。

 皆さん、スポーツ物に限らず、小学生でも読めて、現在連載中で、尚且つ長期連載のお勧めのコミックがあれば紹介下さい。

群馬県は、中3まで医療費無料へ

 今日の朝日新聞の夕刊に、「医療費中3まで無料―群馬県、制限設けず」の文字が躍っていました。

 記事によると、群馬県は、来年度予算25億6800万円をかけて中学校3年生までの入通院の医療費について、所得制限や一部負担金なく無料にするということです。

 二井知事は、日本共産党の予算要望の際に、「財政難だからしかたがない。」「持続可能な制度にしていくために、一部負担金と償還払いを導入したい。」と述べました。

 財政難は、全国共通ではないでしょうか。持続可能な山口県を築いていくためにも、安心して子育て出来る環境を整えていくことが重要です。

 もし、二井知事が今の改悪案を強行するならば、群馬県との格差は、取り返しのつかないものになります。

 「住みよさ日本一」「子育て日本一」の公約は、二井知事は投げ出してはなりません。

「メジャー」のサッカー版のようなサッカー漫画を教えて下さい。

 我が家に「メジャーゲットノート」があることは、既にお知らせしています。一般の本を読んで感想を書けば、コミックの「メジャー」が1巻ゲット出来る仕組みです。子どもたちは、順調に本を読んでくれて、コミック最新刊の70巻に到達しそうです。

 「メジャー」には、家族ではまり、「劇場版メジャー」にも足を運びました。「メジャー」は面白いです。

 私は、兄弟に次ぎのコミックを決めるように言いましたが決まりません。「メジャー」が野球ですから、三男はサッカーがいいと言います。サッカーの漫画と言えば、「キャプテン翼」ですが、現在進行中の漫画がいいですよね。そうなると、「エリアの騎士」か「YATAGARUSU」でしょうか。

 同時に長期連載物がいいですね。その点で最新刊は、「エリアの騎士」が13巻、「YATAGARUSU」が18巻です。長期連載で選べば「YATAGARUSU」になりますが、「YATAGARUSU」は月刊マガジンに連載、「エリアの騎士」は週刊マガジンに連載です。ということは、「エリアの騎士」の方が、早いテンポで、次の巻が楽しめるのでしょうか。

 そうなるとやっぱり「エリアの騎士」がベストでしょうか。

 どちらも、講談社コミックですね。小学館などのサッカー漫画の連載中のものはないのでしょうか。などなど、考えてしまいます。

 子どもが楽しめる「メジャー」のサッカー版のような面白いお勧めの漫画はありませんでしょうか。お教え下さい。

内田麟太郎

 今日、移動中のNHKラジオで、童話作家の内田麟太郎さんがゲストとして出演されていました。

 内田さんの作品は、「がたごとがたごと」など多数あります。私は、内田さんの幼少時代の話に涙しました。継母との確執。内田さんは、お母さんに手を上げたことを告白されました。包丁まで取り出してしまって、東京に逃げるように家を出て、看板屋さんに就職され、絵本作家への道を進みます。

 内田さんは、「さかさまライオン」で絵本にっぽん賞を取ります。そのことを電話でお母さんに伝えたらお母さんが涙を流して喜ばれました。

 内田さんがお母さんを許そうと思った決定的な場面は、内田さんが、講演で郷里に帰り、久しぶりに実家に寄られた時だそうです。ふと、お母さんが、「麟ちゃんを愛せなくてごめんね。」と告白されたそうです。

 ナンセンス作家として活躍してこられた内田さんに、このような過去があったとは全く知りませんでした。

 辛い幼年時代を過ごした内田さんの心を癒したのは、喜劇だったそうです。だから、自分もナンセンス作品を作るのではないかとも分析されていました。

 母を許し、お母さんが亡くなられて内田さんは、母をテーマとした作品を発表されています。

 私は、その一冊「おかあさんから 生まれたんだよ」を手にしました。子どものころラジオから「うみのはは」と言う言葉を聞いた。ははは海にいるのかと探したけれど、いなかった。年を取ってそれは、「生みの母」だったと気づいた。人は誰しもおかあさんから 生まれる。という内容の絵本です。

 内田さんの母を求める幼少期の戸惑う心を感じます。しかし、大人になって、生みの母からも 育ての母からも 生まれたことを実感した内田さんの姿が読み取れます。

 私も田舎の母にも、その後、様々な人たちに育てられたことを実感します。私は、母ではないけれど、父として、わが子には愛を注いでいきたいと思う絵本でした。

 内田麟太郎さんの作品に注目して、私の人生を豊かにして行きたいと思います。いい放送でした。