ここ数年、夏から秋にかけては、コーラスの練習が年中行事になっています。
私は、PTA会長時代の後半頃から、西宇部小学校PTAの「グリーンエコーズ」に入り5年以上が経過しました。
「パフォーマンスの西宇部」が定着してきたのか、みせる曲が入ります。
今年は、Qeenの「WE WILL ROCK YOU」を男性のみで歌うことになりました。
昨日は、台風の影響で午後から外出を避け、予定を変更してビデオ鑑賞しました。
妻が何度も良かったと言っていた映画「ボヘミアン ラプソディ」を三男と一緒に観ました。
世界的に大ヒットした「ボヘミアン ラプソディ」については、皆さんの方がよくご存じだと思います。
フレディ・マーキュリーを中心に1970年のQeenの結成から1985年「ライブ・エイド」に出演するまでを描いた作品が「ボヘミアン ラプソディ」です。
私が大学時代に行われた「ライブ・エイド」の事は微かな記憶として残っています。
欧米の音楽をあまり聞いてこなかった私でさえ、「WE WILL ROCK YOU」や「WE ARE THE CHAMPIONS」は、心に深く残っています。
映画後半の「ライブ・エイド」の「WE ARE THE CHAMPION」の演奏は、圧巻で、あの場所に立てなかったことを悔やみました。
フレディのセクシャリティがこの映画の一つのテーマでもあると感じました。
フレディを演じたラミ・マレックが映画のパンフレットの中で、インタビュアーから「フレディは自身のセクシャリティを公表していませんでした。それは今と違い、理解のない時代だったからだと思いますか?」との質問を受けます。
ラミは「僕たちが無理やり他人に貼り付けようとするレッテルや、当てはめようとする枠を、彼はすべて超越していた。自分を閉じ込めるようなことはしなかった。フレディは、ただフレディだったんだ。」と答えました。
この映画は、性の多様性について考える上でも最良の作品だと思いました。
フレディがエイズに感染していることを公表し、45歳の若さで亡くなったのが1991年。私は26歳。市会議員に初当選した年です。
フレディとはわずか20歳しか違わないんですね。
この映画を観て、四半世紀ですが、Qeenと同時代を生きてきたことを誇りに思います。
明日から9月県議会の代表質問が始まります。私は来週の月曜日10時から一般質問で登壇する予定です。
県庁までの車中は、妻から借りたQeenのCDを聞きながらの移動になりそうです。
まずは、「WE WILL ROCK YUO」が歌えるようになるためにこの秋、コーラスの練習にも励みたいと思います。
遅ればせながら映画「ボヘミアン ラプソディ」を観て、遅ればせながらQeenのファンになりました。
大先輩の皆さま方、Qeenのすばらしさをお教え下さい。
各国首脳らが地球温暖化対策を議論する国連の気候行動サミットが23日、ニューヨークの国連本部で開かれています。
昨日、朝日新聞は、国連気候行動サミットの重要テーマの一つが石炭火力発電所の削減、廃止だとし、次のように書いています。
「石炭火力発電所は二酸化炭素(CO2)排出量が、天然ガスを使う同規模の火力発電の約2倍と多い。環境NGO気候ネットワークの調査によると、日本は約100機の石炭火力発電所が稼働中。2012年以降で50の石炭火力発電所の新増設が計画された。稼働した15基のCO2排出量は推計年1778万トン。13基は中止されたが、計画中(建設中を含む)の22基が稼働すればさらに年7474万トンが排出されるという。石炭火力発電は国のエネルギー政策で安定的な供給をする『ベースロード電源』の一つと位置付けられる。現在、電源構成の30%以上を占める。発電所の建設計画は、経済産業相が認めるが、環境相は環境影響評価(アセスメント)で意見書を出す。原田義昭環境相は3月、大型の石炭火力発電所についてアセスを厳しくする方針を表明し、CO2削減の道筋がない計画は中止を求める立場で意見書をまとめるとした。『脱炭素』を目指すことを明言していた。一方、小泉進次郎環境相は就任以降、会見やインタビューで、『石炭は減らす』と述べているが、具体策は明らかにしていない。」
「気候行動サミットを主催するグテーレス国連事務総長は参加各国に、2020年までに石炭火力発電所の新設を中止することや、温室効果ガスの排出削減目標の引き上げを求めている。温暖化対策の国際ルール『パリ協定』は、産業革命前からの気温上昇を2度未満に、可能なら1.5度までに抑えることを目指す。1.5度なら50年までに温室効果ガスの排出をゼロにする必要があり、今世紀前半中の石炭火力発電所の廃止方針を打ち出す国が相次ぐ。ベルギーはすでに稼働ゼロ。フランスは21年、スウェーデンは22年、英国などは25年、カナダやデンマークなどは30年までに稼働ゼロにする。英国とカナダ主導で立ち上げた『脱石炭連盟』には現在、30か国が加わる。」
今朝のしんぶん赤旗「日刊紙」は主張で「国連気候サミット」を取り上げて石炭火力問題をこう指摘しています。
「温室効果ガスの排出量が多い石炭火力発電所の新増設計画などを持つ日本にたいし、国際社会から強い批判が集まっています。欧州諸国は期限を設けて全廃をめざしているのに、石炭火力発電を『ベースロード(基幹)電源』に位置づける逆行ぶりです。この姿勢は、世界にも地球の未来にも責任は果たせません。」
本ブログで再三再四指摘をしているように宇部市には大型石炭火力発電所の建設計画があります。
地球の未来のために、宇部市に石炭火力発電所は必要ないことを国連の気候行動サミットを受けて改めて表明したいと思います。
小泉環境相は、前大臣が進めてきた大型石炭火力発電所へのアセスを厳しくし「脱炭素」を目指す方針を発展させる責任があると思います。
安倍政権は、石炭火力発電所を「ベースロード電源」に位置づける政策を転換すべきです。
気候行動サミットを主催する国連事務総長は、2020年までに石炭火力発電所の新設を中止することを求めています。
石炭火力発電所に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
連休が始まりましたが、台風が心配されます。
さて、昨日のラグビーワールドカップ「日本対ロシア」戦は大興奮で観戦しました。
ラグビー観戦しながら、この夏からぼちぼち続けている「鎌田式『スクワット』と『かかと落とし』」を行いました。
鎌田實さんはNHKラジオ番組で知り、書作は何冊か読み、「忖度バカ」などは、本ブログでも紹介しました。
ですから、鎌田實さんは、敬愛する作家の一人です。
鎌田さんが、出された健康づくりの本が「鎌田式『スクワット』と『かかと落とし』」です。
まずは、鎌田式「スクワット」。足は肩幅に立ち、手を胸の前で組んでおしりをゆっくり下げます。ゆっくり上げます。
スクワットで腹筋と太ももの筋肉が鍛えられます。
次に、鎌田式「かかと落とし」。足は肩幅に立ち、かかとをつけたままつまさきをゆっくり上げます。つまさきを下すと同時に、かかとをゆっくり上げます。ゆっくりかかとを下げます。
かかと落としは、骨密度を上げる効果があります。
私のブログを見ていただいておられる方は、「藤本がまた別の体操を始めた」と思われるでしょう。
そうなのです。しかし、健康についてブログに書くときは効果を実感した時です。
その効果の一つは体重です。
私の身長は165センチ。体重は、60キロ程度にしたいと思いつつ、65オーバーの日が続いていました。
8月末から9月上旬まで出張続きでした。そうなると、体重が70キロに近づきます。
今朝は、65キロに。
この秋、ラグビーワールドカップを観戦しながら、鎌田式スクワットとかかと落としを続け、体重を60キロ前半でキープしたいと思います。
体調を整え、復帰後2回目の議会である9月議会を元気に乗り切りたいと思います。
この連休は、最大限、自宅に籠り、一般質問の原稿書きです。今朝までに約3分の2の原稿を書き上げました。
明日あたりには完成できそうです。続く環境福祉委員会の準備にも取り掛かりたいと思っています。
体力・気力を充実させて、議員活動を続けていきたいと思います。
その相棒として、鎌田式スクワットとかかと落としを続けていきたいと思います。
皆さんの健康法をお教え下さい。
文部科学省は、昨日、今年9月1日現在の「公立学校施設の空調(冷房)施設の設置状況」を公表しました。
小中学校の普通教室は、全国平均が77.1%に対し、山口県は、57.9%。特別教室は、全国平均が48.5%に対し、山口県は、27.2%。合計は、全国平均が、62.8%に対し、山口県は、41.1%でした。
幼稚園の保育室は、全国平均が、89.2%に対し、山口県は、100%。保育室以外の諸室は、全国平均が72.4%に対し、山口県は、44.0%。合計は、全国平均が83.3%に対し、山口県は、75.8%でした。
高等学校の普通教室は、全国平均が、83.5%に対し、山口県は、99.7%。特別教室は、全国平均が、43.7%に対し、山口県は、22.3%。合計は、全国平均が、57.6%に対し、山口県は、43.6%でした。
特別支援学校の普通教室は、全国平均が、89.7%に対し、山口県は、100%。特別教室は、全国平均が75.2%に対し、山口県は、93.4%。合計は、全国平均が、83.6%に対し、山口県は、97.4%でした。
体育館等の小中学校は、全国平均が、2.6%に対し、山口県は、1.0%。高等学校は、全国平均が1.5%に対し、山口県は、0.7%。特別支援学校は、全国平均が、22.4%に対し、山口県は、0%でした。
全国平均と比較して、山口県の状況をみてみます。
まず、小中学校では、普通教室、特別教室とも全国平均を下回っています。
幼稚園では、保育室以外の諸室が全国平均を下回っています。
高等学校では、特別教室が全国平均を下回っています。
体育館では、小中学校、高等学校、特別支援学校全てで全国平均を下回っています。
山口県内では、小中学校の普通教室と特別支援学校の体育館への冷房設置が急がれる状況です。
安倍政権が2015年9月19日、集団的自衛権の行使などを認めた安保法制=戦争法の成立を強行してから今日で4年になります。
4年前、宇部市でも安保法制=戦争法の強行に抗議する集会を、渡辺翁記念会館前の広場で行ったことを昨日のように思い出します。
私は、これまで約四半世紀、宇部市を中心に、様々な集会やデモに参加してきましたが、その時の集会では、これまでにない幅広い、200名を超える多くの市民の方が、雨の降る中、集い抗議の声をあげました。
安保法制=戦争法をなくすために結成された「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会」は、今日、48回目の「戦争させない・9条壊すな!戦争法の廃止を求める行動」を宇部市役所前で行います。
48回目ですから、4年前の10月から毎月欠かさず19日前後に集会を継続してきたことになります。
私は、実行委員会の事務局長として、48回の集会を準備してきました。
国政候補となった時期など、2回ばかり参加できなかったことがあったと思いますが、45回以上は参加していると思います。
今日、宇部市役所前で午後6時から行う「戦争法の廃止を求める行動」に一人でも多くのご参加をお願いいたします。
今朝のしんぶん赤旗「日刊紙」の主張は、「安保法制成立4年」と題して次のように書いています。
「安倍政権は安保法制により、トランプ米政権の要求に応えて導入を進めるミサイル迎撃システム『イージス・アショア』でハワイやグアムの防衛が可能になるとしています。空母化される自衛隊艦船『いずも』から米軍のF35B戦闘機が他国への爆撃に出撃できるようになることも認めています。安倍首相のごまかしは今や明らかです。米国の戦争に日本が参戦し、自衛隊の海外での武力行使に道を開く違憲の安保法制は一刻も早く廃することが必要です。」
空母艦載機部隊が移駐した岩国基地と萩市に配備が計画されている「イージス・アショア」、山陽小野田市に建設が始まった「宇宙監視レーダー」など安保法制化での日米同盟の拠点施設が山口県内に次々設置されようとしています。
9月の県議会では、違憲の安保法制の一刻も早い廃止と県民の平和な暮らしを願い、一般質問を行う予定です。
いよいよ今日から本格的に原稿書きに入ります。私は、20日に通告を提出し、27日に登壇する予定です。
安保法制に関する問題を始め、県政全般のご意見を藤本までお寄せ下さい。
15日のしんぶん赤旗「日刊紙」の「本と話題」で、子どもと教科書全国ネットワークの俵義文さんが「歴史修正主義の『手法』を読み解く」と出して2冊の本を紹介していました。
その一冊が、山崎雅弘著「歴史戦と思想戦-歴史問題の読み解き方」です。この本は、私がこの夏読んだ1冊です。
俵さんは、この本について次のように書いています。
「書店の店頭には『歴史戦』をタイトルに入れた本がたくさん並んでいるが、この言葉を最初に使い始めたのは産経新聞である。2014年4月1日から『歴史戦』というシリーズ記事をスタートさせ、それをまとめて14年10月に『歴史戦』を発刊した。中国・韓国が歴史問題で日本を攻撃するのは、日本の国際的地位をおとしめるもので、『歴史戦』の主敵は、中国・韓国であり、日本はこれに勝利して日本の名誉と誇りを守らなければならない-と主張する。本書は、彼らの言う『日本』とは、日本国憲法下の日本ではなく大日本帝国のことで、『自虐史観』とは『大日本帝国を批判的に捉える歴史認識』だと喝破する。日本人が自虐史観にとらわれているのは、GHQ(連合国軍最高司令部)とコミンテルンの洗脳・宣伝のためだというのが歴史戦の論客たちである。歴史戦の言説は、日中戦争・アジア太平洋戦争中に大日本帝国が行った『思想戦・宣伝戦』と共通し、歴史戦は思想戦の手法や論理を引き継いでいることが詳しく解明されている。」
「歴史戦と思想戦」で山﨑さんは、「歴史戦」でよく使われるトリックを解き明かしています。
「日本」と「大日本帝国」と「日本国」という意味の違う言葉がトリックに使われていると山崎さんは次のように指摘しています。
「中国や韓国の政府や国民が、『大日本帝国』時代の侵略や植民地支配を厳しく批判する態度をとった時、『大日本帝国』を擁護する意図で、これを『中国と韓国が(日本)を不当に攻撃している』と単純化してアピールすればどうなるか。大日本帝国は『日本』という概念の一部なので、嘘をついていることにはなりません。けれども、それを聞いた人は、現在の自国が攻撃されていると感じ、不安や危機感を覚えます。自分が生きている『日本国』と昔の『大日本帝国』は同じ国ではないと認識していなければ、両方とも同じ『日本』だという思考に、それと気付かないまま誘導されます。そして、歴史問題をめぐる議論を『中国対日本』あるいは『韓国対日本』という単純な図式の『戦い』のように捉えて、日本人であれば『日本=大日本帝国』の側に味方するのが当然だという『結論』を示されれば、それに抗うことは難しくなります。なぜなら、日本人なのにそうしない人間がいれば、その者は『日本の利益に反する者=反日あるいは売国奴』ということになるからです。」
この理論展開に真っ向から抗うのが山﨑雅弘さんの「歴史戦と思想戦」です。
山崎さん曰く「言葉の銃弾が飛び交う戦場」の最前線からの山崎さんの気迫の文章が続いています。
この夏、「主戦場」という映画を観ましたが、この映画を観て、この本を読むと、「歴史戦」の実相とそれを乗り越える術が理解できます。
好むと好まざるとに関わらず私たちは「歴史戦」の最前線に立たされています。
事実の本質を見抜く目を養うために、「歴史戦と思想戦」は国民必読の書だと私は感じました。
山崎さんがこの本を書いた勇気に感服しています。
山崎雅弘さんの「歴史戦と思想戦-歴史問題の読み解き方」を読まれた皆さん、感想をお聞かせ下さい。