月別アーカイブ:2012年2月

次男と釜山へ

 我が家では、小学校卒業旅行を行っています。

 長男の時は、境港に行きました。水木ロードを満喫しました。

 次男が、この春、小学校を卒業します。思い切って海外に行こうと話していました。

 一番安く自宅から行ける外国というコンセプトで釜山に決まりました。

 下関港から、関釜フェリーで、夜出発し、船内で宿泊します。

 釜山に朝到着し、市内を夕方まで見学します。

 釜山港を夜出発し、朝、下関港に到着します。

 あえて料金は書きませんが、びっくりするような料金です。

 3月末に出発します。次男とゆっくり話が出来たらと思います。

 そして、釜山では、本場の焼肉を食べたいと思います。

 出来たら、近代史についても学びたいと思っています。

 次男は、初めての海外で、今、パスポート申請中です。

 宇部市役所で申請、受取が出来るので便利です。

 少しづつ、韓国語を覚えたいと思います。

 皆さんお薦めの釜山のスポットをお教え下さい。

 

二井関成知事の退任発表にあたって

 本日、二井関成知事が、引退を表明しました。

 日本共産党山口県委員会佐藤委員長の見解を掲載します。

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 4期16年にわたる任期中、岩国への艦載機移駐容認や上関原発推進など基本的には国いいなり、無駄な公共事業拡大、イベント中心の施策で、県民のくらしや福祉には冷たい態度をとり続けた県政だった。3.11大震災を受けて原発への慎重姿勢や沖縄からの海兵隊移設の打診を受けて、海兵隊移設断固反対、愛宕山売却の凍結など評価できる方向も打ち出したが、残された任期中、原発中止・艦載機移駐に反対の態度を鮮明にすることを要請したい。いずれにしても16年間ご苦労様といいたい。

・・・

 私は、県議生活13年目になりますが、まさに、二井知事との論争の13年でした。二井知事とは、福祉医療費助成制度有料化問題と国体参加資格問題での論戦が思い出されます。

 今議会も含めて、二井知事の残る任期期間も、県民のくらしを守るため、しっかり論戦を行っていきたいと思います。

 県政に対する皆さんのご意見を引き続きお寄せ下さい。

県若者就職支援センターを視察

 本日、県若者就職支援センターを視察しました。

 県若者就職支援センターは、平成16年4月に設置されました。設置された当初は、度々視察する機会がありました。

 県議会地域商工委員になったこともあり、最近のセンターの活動状況について、本日、視察しました。

 平成22年度から、指定管理者制度として、株式会社日本マンパワーが運営を行っています。

 重永センター長、中村副センター長に説明していただきました。

 平成22年度からキャリアカウンセラーを6名から8名に増員し、サンデーカウンセリングとして毎月第2・第4日曜日を会館しているとのことでした。

 サービス利用者、新規登録者、就職決定者ともに、21年度より22年度の方が実績が増えているとのことでした。

 また、キャリアカウンセリングを県内6ヶ所の県民局で実施しています。また、県内の多くの大学と連携して活動を行っています。

 最終的には、県内就職の促進を目標に、正規社員就職を目指して、カウンセリングや就職フェアを行っているということでした。

 就職フェアの参加企業は、ほとんどが県内企業で、正規採用が増えているそうです。

 しかし、企業の希望求人数よりも、就職決定者が下回る=ミスマッチもまだまだあるとのことでした。

 センターとしては、企業のニーズに合う人材確保のために、カウンセリングを強化したいとの意向でした。

 更に、県内3ヶ所の地域若者サポートステーションとの共同をすすめる取組みも強化したいとの意向でした。

 やはり、現場に行かなければ分からないことがたくさんあります。今日は、有意義な視察となりました。

 若者就職支援センターの℡は、083-976-1145です。

 ホームページのアドレスは、http://www.joby.jp です。

 39才の方までが対象です。お気軽にご相談下さい。

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 開所当初より、フロアーがすっきりした感じです

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 キッズコーナーが昨年5月から設置されました

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就職に関する書籍や雑誌の貸出が行われています

 

 

防衛大臣に「岩国基地への新たな負担押し付けに反対」を要請

 本日、日本共産党山口県委員会と同県議団、同広島県委員会と同県議は、田中防衛大臣に対し「岩国基地への新たな負担押し付けに反対し、艦載機移駐の断念を求める要請」を広島市の中国四国防衛局で行いました。

 要請には、石村比例候補を先頭に、山口県からは、私と、吉田県議団事務局長、党岩国市議団の大西・坪田市議が参加し、広島県委員会からも複数の参加がありました。

 日米両政府の米軍再編・ロードマップの「見直し」作業の中で、岩国基地に在沖縄海兵隊1500人を移駐させることを米側が検討していることを受けての申し入れです。

 申し入れ項目は、次の4点です。

 ①在沖縄海兵隊の岩国基地への移転は、一時移駐も含め、絶対に容認しないこと

 ②「米軍再編計画」は引き続き、「一つのパッケージ」であることを確認し、少なくとも普天間基地移設の目途がたたないうちに、艦載機の岩国基地移駐は行わないこと

 ③艦載機部隊岩国移駐に伴う米軍家族住宅建設のための愛宕山開発用地の買い上げは中止すること

 ④米軍再編の見直しが必至となった状況を踏まえ、空母艦載機部隊の岩国移駐を含む「米軍再編計画」は白紙撤回し、米空母の国内母港化の返上を求めること

 要請を受け取った掘報道官は、総括的に以下の内容の答弁を行いました。

 ①06年のロードマップにもとづき、空母艦載機の岩国移駐を2014年に完了できるように、地元の理解を得て確実に進めていきたい

 ②防衛省として岩国基地に新たな部隊等を移駐させる考えはない

 ③本日の申し入れの内容を上司及び本省に伝えていく

 参加者から、「愛宕山売却が留保されている状況の中で国の予算はどうなるのか」との質問が出されました。

 掘報道官は「来年度に国の予算が繰り越されるかどうか現時点で分からない」と答えました。

 また、「在沖縄海兵隊の内、岩国移駐が想定されているのは、キャンプ瑞慶覧の部隊と言われている。キャンプ瑞慶覧には司令部機能があり、オーストラリアやフィリピンへの移設は考えにくい。岩国への移駐の可能性が否定できないのではないか」との質問に対して、掘報道官は「分からない」と答えました。

 更に、蜂が峰へのヘリポート建設などへの国の対応について、掘報道官は「県から事業計画が出されれば、新年度国で対応することになる」と答えました。

 1500人の在沖縄海兵隊を岩国へ移駐させることについて、アメリカが検討していることは否定できないのではないかと思います。

 防衛省がアメリカに新たな移駐を断念させるまでの想いがあることを今日は確認できませんでした。

 この問題は、アメリカの状況を注視しつつ、実施に移させない世論を強めていく必要性を実感する交渉でした。

 引き続き、この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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 中国四国防衛局に要請を行う(前列右端が私)

「地域主権改革」と「健康・省エネ住宅」の学習会に参加

 今日は、二つの学習会に参加しました。

 午前中は、山口地方自治研究所などが主催した「地域主権改革」の学習会です。

 大阪自治体問題研究所の木村事務局長を講師に、80年代の中曽根改革以降の歴史から学びました。

 そして、今、行われようとしている①市町村への権限移譲②義務付け枠付け③アクションプランについてどう立ち向かうかの問題提起が行われました。

 結論は、住民本位にその改革がどのような意味があるか一つ一つ検証していく必要性があると語られました。

 山口県でも市町への権限移譲や義務付け枠付けについて、2月議会から条例改正などが行われます。

 権限移譲によって県内市町がどうなるのか、義務付け枠付けなどの見直しで、県民の暮らしにどのような影響がでるのか検証しなければなりません。

 住民にとって安上がりの改革にならないよう県民の立場にたって「地方主権改革」をしっかり監視していきたいと思います。

 午後は、山口健康省エネ住宅セミナーに参加しました。

 午前中に、「やまぐち健康省エネ住宅推進協議会」が発足したことが報告されました。

 学習会では、慶應大学の伊香賀先生が「山口県における健康・省エネ住宅普及の意義を考える」と題しての講演。

 北九州市立大学の白石先生が「環境モデル都市・北九州市における健康コミュニティ調査報告」と題して講演。

 シックハウスを考える国民会議の上原議長の講演が行われました。

 私も発足した県の協議会に参加して今後も学習や行政への働きかけを続けていきたいと思います。

 

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」「アンダンテ~稲の旋律~」

 今日は、映画デーでした。

 午前中に観たのは「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」です。

 監督は、スティーブン・ダルドリー。ドイツのナチ時代の悲劇を描き、私がこれまで観た映画の中でお薦めベスト5に入る「愛を読むひと」の次回作がこの作品です。

 さすが、スティーブン・ダルドリー監督。本作品もメッセージが明確で、深い感動を生む名作でした。

 9・11で父親を失った少年の心の空虚を埋める物語です。オスカー少年役のトーマス・ホーンは、オスカーそのものでした。

 父親役のトム・ハンクスも良かった。「グリーンマイル」後、久しぶりに彼の主演作品を観ました。

 何といっても、間借り人のマックス・フォン・シドーが良かったですね。

 暴力は、深い傷を人間に与えるものだ。その暴力が大きければなおさらだということが分かりました。

 深い傷を与えるのも人間だが、傷を癒すことができるのも人間なのですね。

 オスカーは、多くのブラックさんに出会い、心の傷を癒していきます。

 それと、家族愛がこの映画のテーマですね。

 父親のトーマスが、子どもや妻からいかに愛されていたかが如何なく描かれています。

 私も4人の子どもの父親として、家族をどれだけ愛しているだろうか考えさせられました。

 この映画を観ると、きっと家族にやさしくなれるでしょう。

 日本でも3.11から1年目を迎えようとしています。多くの悲しみがあり、それを乗り越えようとする葛藤が満ちているのだということに思いを馳せることができました。

 今、ジョナサン・サフラン・フォアの原作を読んでいます。映画に描かれていない部分もあり、とても興味深く読んでいます。

 山口民報で今年から映画のコラムを担当することになりました。(活動トピックス参照)2回目として、この作品のことを書こうと思います。乞うご期待。

 午後は、「アンダンテ~稲の旋律~」の試写会に行ってきました。

 本ブログのインフォメーションにある通り、5月19日に、原作者の講演会と映画上映が行われます。その試写会が今日行われたのです。

 前から観たいと思っていた映画でした。涙あり笑いありで、最高の作品でした。主演の新妻聖子さんが最高でしたね。ひきこもりの演技も迫力あったし、最後の独唱はさすがです。

 広瀬役の筧利夫さん、堀川役の秋本奈緒美さんも好演でした。

 農業に関わっている一人として、多くの方に観て欲しい映画です。

 前売券を預かっています。トップページの問い合わせの所からでもいいので、是非、ご注文下さい。

 今日観た二つの作品とも、主人公は、心に傷を負いながらも、人々の支えで、乗り切ろうとする物語でした。

 私も今日は、二つの作品に勇気をもらいました。

 映画って本当に面白いですね。人生を豊かにしてくれます。

 あなたの最近お薦めの映画をお教え下さい。