藤本かずのりサポーターズ はじめました

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万城目マジック

 万城目学著「プリンセス・トヨトミ」を読んでいます。

 先日のブログで書いた通り、この物語が来年夏公開予定の映画になるからです。

 「鬼の松平」を堤真一さんが演じるようです。原作では日仏ハーフの旭は女性、鳥居は男性ですが、映画では男女逆転になるようです。

 旭を岡田将生さんが、鳥居を綾瀬はるかさんが演じるようです。これはこれで楽しみです。

 万城目ワールドを満喫すべく、映画「鴨川ホルモー」を息子たちと一緒に観ました。我が家ではホルモーのポーズが俄かに流行りだしました。

 万城目ワールドについて、私の尊敬すべき読書案内人の児玉清さんが文庫「鹿男あをによし」の解説でこう書いておられます。

 「よく考えれば荒唐無稽な非現実的物語なのに、これほど物語の面白さにひかれるのはいったいなんなのか。実はそこには、真にまっとうに生きる愛すべき主人公たちや登場人物たちの魅力にひかれ、すっかり感情移入してしまった僕は、物語の世界に没入し、溶け込み、一気に超常現象の世界を共に熱く走り抜け、凄まじいばかりのシンパシーに心を震わせたのだった。」「理屈や屁理屈で読み手を退屈させずに、読む者の心を、想像力の飛翔する万城目ワールドへと誘い、面白さで夢中にさせる、これぞまさしく万城目マジックだ。」

 「鴨川ホルモー」しかり、今読んでいる「プリンセス・トヨトミ」も万城目マジックに圧倒されてしまう。

 その上で、それぞれの都市の歴史を学べるもの関西3部作と言われるこれら作品の魅力でしょう。

 「鴨川ホルモー」は京都。「鹿男あをによし」は奈良。「プリンセス・トヨトミ」は大阪。

 「プリンセス・トヨトミ」は、まさに大阪の歴史が物語の中に大きく流れています。あるインターネットの記事には「ダ・ヴィンチ・コード」を彷彿させる物語との紹介もあったほどです。

 映画「ダ・ヴィンチ・コード」は観ているので、なるほどと思いました。

 いよいよ、今読んでいる「プリンセス・トヨトミ」はクライマックスへ。大阪国とは。王女とは。期待が高まります。映画も待ちきれません。

 万城目学ファンの皆さん、どの作品が好きですか。感想をお聞かせください。

厚東川通信No288(2010年11月1日)

県議会、市議会報告会に50名の市民が参加

 

住宅リフォーム大反響

 

藤本県議は、国体参加資格問題など報告

 

 日本共産党宇部市議団は、一〇月二十三日、宇部市男女共同参画センター「フォーユー」で「山口県議会・宇部市議会報告会」を開催し、荒川、時田、真鍋、岡本、大野市議と藤本県議が九月議会での活躍と今後の抱負を語りました。報告会には、約五〇名の市民が参加しました。
 山陽小野田市についで県下二番目に住宅リフォーム助成制度を実現したことについて岡本市議は、「三千万円の予算枠で十月一日から受付け開始したが、二十日現在すでに百件を突破。工事額は一億三千万円にのぼる。大変な反響だ」と紹介。
 藤本県議は、米軍家族住宅建設問題や国体参加資格問題を中心に、9月議会で取り上げた諸問題について報告しました。
 参加者からは、住宅リフォーム助成制度や子どもすくすく条例への対応などについて質問が相次いで出されました。

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 県議会・市議会報告会で発言する荒川市議団長

 

宇部市の大型開発を考えるツアー開催


 一〇月一六日、日本共産党北南地区委員会主催で「宇部市内の大型事業を考えるツアー」が行われ、三〇名の市民が参加しました。
 訪れた場所の内、①宇部新都市②宇部港東見初港湾開発③宇部湾岸道路については、藤本県議が事業概要と問題点について説明しました。宇部湾岸道路について藤本県議は、「四.五キロに八六〇億円。一キロが一九一億円。一mが一九〇〇万円。超豪華道路。」と説明しました。

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宇部湾岸道路の工事現場を見学するツアー参加者

 

9月議会県議会報告シリーズ③

 

上関原発問題について

 

 藤本県議は、上関原発問題を取り上げました。中国電力は、九月十四日に、追加地質調査の概要を発表しました。藤本県議は、その中に、六月議会で久米議員が指摘した、F―3とF―4の断層群のトレンチ調査が含まれていないことを指摘しました。森商工労働部長は、「F―3、F―4断層群のトレンチ調査の必要性については、原子力安全・保安院での『地盤耐震意見聴取会』において議論されているので、今後の国の審査状況を注視したい」と答えました。また、中国電力島根原発1号機の点検漏れについて、二井知事は、「原発について県民の不安感は払拭されておらず、島根県・松江市の住民の理解が得られた段階で、山口県にたいしても国・中電から(一号機点検漏れなどの)説明をしてもらいたい」と前向きに答弁しました。


一気

 

季刊誌「子どもと昔話」最新号の巻末に小澤俊夫さんの「日本をみつめる」という小論があります。表題は「憲法論議が表に出ない今こそ、九条をまもるための勉強をしよう」です▼「私は、昔ばなし大学の研修旅行『グリム童話の旅』で毎年、受講者たちをドイツへ案内するのですが、旅の最後に、ワイマール近郊の『ブーヘンヴァルト強制収容所』へ案内します。ここは、ナチスが、ポーランドのアウシュビッツと並んで建造した『ユダヤ人殲滅収容所』のひとつです。その全体が、『警告の塔』と共にそのまま保存、公開されているのです。」「私は、こうやって自らの過去の過ちをそのまま形として残し、公開しているドイツ人たちの意志の強さを感じます。これからは絶対に平和にやっていくんだという強い意志を感じるのです。」
▼私は、小澤さんのこの小論の立場を支持します。

中学校文化祭

 長男が通う中学校の文化祭が今日行われました。

 私は、協力委員として、遊休品バザーを担当しました。

 隣の教室では、科学作品展が行われていました。

 長男の作品は、宇部市科学作品展に出展されました。

 長男の作品名は、「腰痛時座易補助椅子」です。

 私がこの夏、腰痛になって、この作品を作ったことは、このブログで書いた通りです。

 遊休品は、11時過ぎから13時過ぎまでのわずかの時間ですが、多くのお客さんでにぎわいました。

 息子が通う中学校のお手伝いが出来て幸せな一日でした。

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  長男の宇部市科学作品展に出展された作品

  

小澤俊夫先生が「日本を見つめる」

 宇部市PTA連合会の研修会で小澤俊夫先生をお招きした縁で、小澤俊夫先生が編集長をされている季刊誌「子どもと昔話」を購読しています。

 私は、この雑誌の巻末にある小澤俊夫先生の「日本をみつめる」という小論に注目しています。

 2010年秋号のこの小論の表題は「憲法論議が表に出ない今こそ、9条をまもるための勉強をしよう」です。

 「憲法問題への姿勢を明示しない民主党」

 「沖縄の基地はほんとうに日本の防衛のために必要なのか」

 「戦争のこととなると8月6日から15日のことばかりになるけれど」

 「ドイツ人の強い意志」

 「強い意志で、平和憲法の内実を強めよう」

 と「リード文」を追っただけでも勇気の出る小論です。

 中でも「ドイツ人の強い意志の章は小澤先生ならではです。

 「私は、昔ばなし大学の研修旅行『グリム童話の旅』で毎年、受講者たちをドイツへ案内するのですが、旅の最後に、ワイマール近郊の『ブーヘンヴァルト強制収容所』へ案内します。ここは、ナチスが、ポーランドのアウシュビッツと並んで建造した『ユダヤ人殲滅収容所』のひとつです。その全体が、『警告の塔』と共にそのまま保存、公開されているのです。」

 「私は、こうやって自らの過去の過ちをそのまま形として残し、公開しているドイツ人たちの意志の強さを感じます。これからは絶対に平和にやっていくんだという強い意志を感じるのです。」

 先生は、「強い意志で、平和憲法の内実を強めよう」の章をこう結んでおられます。

 「平和憲法の第9条を守るためには、日本の平和はどうすれば守れるのか、という問題に説得力のある説明ができなければなりません。それは、誰かがしてくれるのではなくて、私たち一人一人が考えておかなくてはならないことだと思います。なぜなら、憲法改正の是非が問われる時には、一人で投票するのですから。」

 私は、小澤先生のこの小論の立場を支持します。

 私は、憲法9条を守るためにこれからも活動していこうと小澤先生の小論を読んで決意を新たにしました。

 憲法9条に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

映画「雷桜」

 昨日、映画「雷桜」を観ました。

 原作を読んでいたので、ストーリーにはすぐに馴染めました。

 理右衛門が雷の前で最期を遂げる場面や榎戸が切腹する場面は原作にはないところでした。

 ダイナミックな原作の良さが映画にも如何なく描かれていました。遊が斉道と別れるシーンに涙しました。

 若い二人の主役の演技がよかったですね。

 斉道を演じた岡田将生さんは、神経質な殿様役をみごとに演じきりました。実在する人物のようでした。

 男性の私が観てもみとれるような奇麗な役者さんですね。アップになるほど映える役者さんですね。

 蒼井優演じる雷と遊(同一人物)も圧巻でした。難しい役どころを圧倒する演技力で乗り切ったという感じでしょうか。

 20代の女優さんの中では屈指の演技力でしょう。最近では、山田洋次監督の「おとうと」にも出ておられましたが、今回は、180度違う役所でしたが、さすが蒼井さんという感じです。

 ストーリーの中心になる雷桜のセットも見事でした。春夏秋冬見事でした。

 久しぶりにズシリとくるいい日本映画を観ることができました。嬉しい時間をありがとうございました。

 映画のパンフレットを観ていると、岡田将生さんは現在、「プリンセス・トヨトミ」の撮影中だとか。来年公開予定と書いてあるではありませんか。

 「プリンセス・トヨトミ」は私が応援している作家の一人である万城目学さんの作品です。

 早速、来年に向けて原作を昨晩から読み始めました。読み始めたらとまりません。マキメワールド全開といった感じです。

 映画「鴨川ホルモー」、ドラマ「男鹿あをによし」のDVDも観ながら来年の映画「プリンセス・トヨトミ」を待つことにします。

 時代小説はどうなったんだという私のブログをヘビーに観て頂いている皆さん。そうです。時代小説も読みながら現代小説も読むことにします。

 私は、映画やドラマの原作を読むことが好きなのだと言うことが分かってきました。

 映画はほんとうに面白いですね。皆さんがご覧になった映画の感想をお聞かせ下さい。

ルネサスセミコンダクタ山口工場のリストラは今

 ルネサスエレクトロニクス株式会社は、7月29日「成長戦略および構造対策」を発表しました。

 その中で「5000人規模の人員効率化を主に2010年度中(2012年まで)に実施する」としています。

 この動きに呼応して、ルネサスセミコンダクタ九州・山口㈱山口工場(宇部市万倉)で働いている労働者の方から、「早期退職勧奨」が行われいるとのコメントも私のブログに寄せられているところです。

 昨日「ルネサス関連労働者懇話会」の方から、10月16日の週刊ダイヤモンドの記事が私のところに届きました。

 具体的には、「ルネサスエレクトロニクス『日の丸半導体』復権なるか再生のカギは経営陣の実行力」という記事です。

 この記事には、7月末時点で公表された構造改革案についいて「水面下では、構造改革案の詳細について、顧客、労働組合、地方自治体、元親会社などの関係各所と最終調整が行われている」と書かれてありまます。

 更に、「まず、生産拠点については、4拠点の閉鎖・生産縮小が有力だ」と書かれ「関係者によれば『津軽、滋賀、山口、高知が議論の対象となっている』という」とあります。

 私は、この事実を本日、ルネサスセミコンダクタ九州・山口㈱山口工場に電話で確認しました。

 工場の担当者は、この記事に関し「人員・拠点等に関する記述は、独自取材に基づく記者の憶測だ」と答えました。

 これ以上、現時点で明らかになっていることはないとのコメントでした。

 8月の本ブログで書いたように、山口工場では、非正規労働者の方を含めて1800人が働いています。

 宇部市と山口県の雇用と経済にとってルネサス山口工場の動向は重大です。

 私は、地元県議として、県にも動向の集約を要請しました。

 ルネサス山口工場のリストラの状況について皆さんの情報やご意見を引き続きお寄せいただきたいと思います。