毎日新聞の新年号に、イラン人女優のサヘル・ローズさんのロングインタビューが掲載されていました。
私は、彼女のラジオでのインタビューに感動し、彼女の本を購入。
彼女の話を直接聞きたいと、宇部市講演会を過去企画したことがあります。
講演も流暢な日本語ですばらしいものでしたが、その後の食事会で彼女の凛とした姿に触れ、大ファンになりました。
今は、NHKの海外ドキュメントのキャスターをしているとの事。彼女にぴったりの仕事だと思います。
見かけはとても華やかさなサヘルさんですが、平和への思いが強く、真摯な生きざまが彼女の魅力です。
彼女の二つの夢。一つは、祖国に孤児院を作ること。二つは、世界的な女優になってアカデミー賞を取る事。
彼女の夢が実現できるよう私も応援したいと思います。
インタビューの最後に彼女は、「雑踏でふと目を留めてもらえるような、そんなタンポポになりたい」。
この言葉に、勇気をもらった私です。
サヘルさんの記事を読んで新年から清々しい気持ちになりました。
サヘル・ローズファンの皆さん、お話を聞かせてください。
最近、漫画に凝り、今は、石塚真一さんの「岳-ガク-」を読んでいます。
本作は、2008年、漫画大賞。第54回小学館漫画賞を受賞した大作です。
「ウィキペデァ」によると、彼自身がアメリカの大学在学中ロッククライミングの虜になったそうで、彼の経験が「岳-ガク-」には如何なく発揮されているのでしょう。
単行本1巻では、主人公の三歩が救助した人がもはや死亡しており、遺族から土下座しろと言われ、土下座するシーンが印象的です。
三歩が一緒に登山していた仲間が亡くなる事故を起こした後、遺族が、何の咎めもなく、暖かく迎えてくれた経験から、山で亡くなった人の遺族には謝りたい気持ちがあると吐露する姿もジーンときました。
三歩はなぜ山を愛するのか聞かれ「みんなを来てほしい」と思うという場面も忘れることが出来ません。
このコミックが映画化され今年5月7日から全国ロードショーされます。
三歩役に小栗旬。久美役に長澤まさみ。豪華キャストでの映画化です。
山女の妻は、今から映画を楽しみにしているようです。プチ山男の私は、久しぶりに妻と一緒の映画もいいなと思っています。
山岳救助のボランティアを行う三歩の回りでは、生死が日常茶飯事に起こります。
それぞれの遭難に人生があり、読み応えがあります。映画も今から楽しみです。
コミック「岳-ガク-」ファンの皆さん感想をお聞かせください。
昨日は、高校時代の友人と長門市に。彼は、関西で働いているのですが、長門市に長期休暇の時に立ち寄れる住まいが欲しいといい一緒に探しにいきました。
長門市には、姉が嫁いで行っていますので、その親戚の方を訪問。その方の離れが空いているとのことで、今年の連休から友人の休日の家が確保できる見通しとなりました。
そこは、目の前が海。ここを拠点に私たち家族も釣りが楽しめそうです。私にとっても休日楽しめる場所が確保できそうで、楽しみにしています。
夕方は、中学校時代の友人宅で懇談。思い返せば、大みそかは、彼の家が定番となり、25年以上になります。神戸の大学に通っている娘さんとも電話で話ました。
大みそかも思い出深いものとなりました。
元旦の本日は、10時から琴崎八幡宮で恒例の元旦宣伝。今年、宇部市で行われる県議市議予定候補が勢ぞろいしました。
宣伝の後、初詣も行い、多くの方とあいさつが出来ました。
新年から清々しい気持ちでスタートがきれたことを喜んでいます。
皆さんはどんな新年をお迎えですか。
新年のあいさつを行う私と宇部市議団の皆さん
いよいよ大みそかです。今年も1年お世話になりました。今日の今時点までに、私のブログに、27万7998のヒットをいただきました。
訪れていただいた皆さんに心から感謝いたします。
私のブログは、来年で5年目を迎えます。これからも日々の更新に努め充実した内容にしていきたいと思います。
今日は、今から、高校時代のサッカー部のキャプテンだった友人とドライブです。夜は、中学時代の同級生との食事会です。
新年二日は、サッカー部の仲間が6名集まり食事会を行います。
旧友からエネルギーをもらって、来年の勝負の年の構えを作りたいと思います。
益々、身辺は、慌ただしくなりますが、落ち着いてじっくり取り組める新年にしたいと思います。
皆さんはどんな年末をお迎えでしょうか。
今日、午後からフジテレビ系で放送されたドキュメンタリー番組「私たちの時代」を年賀状を書きながら観ました。
数度となく涙が滲んできました。
能登半島にある石川県立門前高校女子ソフトボール部を3年間密着した大作です。
ソフトボール部はいくつかの試練を受けます。
まず、能登半島地震です。部員の実家や寮や学校も大変な被害を受けます。
次に、高校の統廃合です。数年後に門前高校がなくなり、隣の高校と統廃合される計画が発表されました。
更に、長年、チームを率いてきた監督の退職です。
彼女らは、様々な困難を経ながら、決勝で、延長の末、宿敵高を破り、見事に県大会で優勝します。
卒業式の場面が泣かせます。答辞を述べた女子高校生が「不安な時代」を強調します。
過疎化が進み、学校が無くなろうとしている現実、今も被災で苦しんでいる地域、更に社会全体を覆う就職などの不安。
卒業する彼女らを待っている現実は余りにも厳しすぎます。
しかし、黙々と白球を追う彼女らの姿に私自身大いに励まされました。
彼女らの不安を少しでも取り除くために私も自分の役割を発揮したいと思いました。
過疎地域で生まれ育った者として、大いに共感し、勇気の湧くドキュメンタリーでした。
年末にいいドキュメントを観ました。おかげで、年賀状書きの作業は少し停滞しましたが、これも何とか終えることが出来ました。
皆さんはどんな年末をお過ごしでしょうか。
大平光代さんの最新著「陽だまりの時間」を読んでいます。
NHKラジオ、「命の対話」に大平光代さんが出演されていました。その中で、彼女の著作「陽だまりの時間」が紹介されていました。
彼女の最初の著書「だから、あなたも生きにぬいて」に衝撃を受けた私は、この本に再び衝撃を受けています。
彼女は、学生時代、自殺未遂をし、その後、組長の妻になります。その後、弁護士になり、その後、大阪市助役を務めます。
このような人生をおくった人は、日本広しといえども、彼女しかありえません。
「陽だまりの時間」は彼女のその後の人生模様です。
彼女は、大阪市助役を退任後、結婚し、ダウン症の子どもさんを出産します。子どもさんの名前は、悠ちゃんです。
この本の衝撃は、彼女の生活の穏やかさです。
前作の激しさとは対極の穏やかな暮らしを彼女は、夫と悠ちゃんと一緒に過ごしています。
山里に暮らす彼女は、ハーブを育て、家庭菜園を行い、ジャムやステンドグラスを作りながら暮らしています。
自然志向の妻にこの本を薦めました。
最初の著作の彼女の表情とこの本に写されている彼女の写真を比較すると、彼女の顔が穏やかな暮らしぶりを語っています。
彼女は、1965年生まれ、ほぼ同世代です。
子どもから多くのことを学んだことが数多く書かれています。
私も「陽だまりの時間」から多くの事を学びました。
彼女も私も40代半ば。人生これから。芳醇の時間を過ごしたいものです。
これからも大平さんの語りに耳を傾け、この時代を豊かに生きていきたいと思います。
大平さんの著作への感想をお聞かせください。