昨日、投開票で行われた岩国市長選挙。「住民投票を力に豊かな岩国をめざす会」の吉岡みつのり候補の勝利には至りませんでした。
選挙の結果を受け、吉岡みつのり候補は、「非常に残念な思いです。福田、井原両候補が艦載機移駐問題で争点かくしを行う中で、私が立候補しなかったら、この問題が争点にならなかったと思います。支持してくださった有権者の皆さんや支えてくれたスタッフのみなさん、教え子たちも、私の知らないところで応援してくれました。県内外からも支援にかけつけてくださったみなさんに、おわびを申し上げるとともに、お礼をいいたいと思います。一つ一つの政治戦の勝ち負けで、たたかいの火は消えたわけではありません。福田市政がいまの市政を変えなければ、2014年の艦載機移駐問題の期限がくるが、必ず矛盾が大きくなります。これからさらに市民のたたかい、運動を広げていくためにがんばる決意を表明します」とのべました。(岩国の会ニュースNo26より)
今日の中国新聞には、「『普天間解決』を条件とする福田氏と、2年後に移駐を予定する国の動きが今後の焦点となる」と報じています。
沖縄県では「普天間の県内移設反対」の世論は、「オール沖縄」の様相を益々強めています。沖縄に連帯した岩国でのたたかいが重要です。
中国新聞は、「井原、吉岡両氏の獲得票は移駐後の市民の不安を反映している」とも報じています。
私も吉岡候補の決意に学び、沖縄のたたかいに連帯し、艦載機部隊移設に反対する運動を高めるために力を尽くそうと決意を新たにしました。
岩国市長選挙の結果について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
今日も妻と一緒に、山口昔ばなし大学基礎コース第二回講座二日目を受講しました。
午後に、小澤俊夫先生の「昔話の語法」の講座がありました。
福音館書店から小澤俊夫著「昔話の話法」という本が出版されています。
著者から直接、自著について解説していただくとはなんと贅沢なことでしょう。
今日は、昔話の語法を、スイスのマックス・リュティの理論から学びました。
リュティは、「われわれはこの平面的叙述はすべて無能力から生まれるのではなくて、昔話の非常に断固とした、たしかな形式意思から生まれるものであることを感じる」と述べています。
小澤先生は、自著で「昔話に固有の形式意思ありと認めたのは、リュティの大きな功績です。」と述べておられます。
小澤先生は、このような立場から「昔話を崩さないで引き継いでいきたい」と今日も話されました。
リュティは、「昔話は具象的世界をつくりかえ、その諸要素に魔法をかけてべつの形式をあたえ、そうやってまったく独自な刻印をもった正解をつくりだすのである」と述べています。
絵画に抽象絵画と具象絵画があるように、文学の世界で考えると、昔話は抽象的様式を持っているという理論です。
そう考えると、リュティが前段で「無能力から生まれるのではなく」と述べた意味が分かります。
昔話は、形式意思を持った抽象的様式を持った文学だったのです。
昔話という地平の広さを感じた今日の講義でした。
予習・復習を少しづつ行い、10月に行われる第3回講座を首を長くして待ちたいと思います。
小澤俊夫先生という日本を代表する「知の巨人」のお話が宇部市で聴ける贅沢を感じた一日でした。
小澤先生、スタッフの皆さんありがとうございました。
今日と明日、宇部市立図書館で、「山口昔ばなし大学第2回講座」が行われます。
小澤俊夫先生の話に魅せられ、第1回から夫婦で参加しています。
今日の第二回も弁当を持って夫婦で参加しました。約100名近い受講者が県内外からありましたが、何と会場で男性は、私と小澤先生だけという状況でした。
今日は、岩手県遠野の昔ばなしの語り手である鈴木サツさんが実際に語っているビデオが上映されるなど充実した内容でした。
私は、小澤先生の社会をみつめる確かな眼に常々共感しているのですが、今日もそのような話しが聴けました。
小澤先生は、「近代技術において、やっていい事とやってはいけない事がある。」「やってはいけない事をやらないという倫理が必要だ。」「3.11に、最高の技術で作られた原子炉が事故を起こし、古代からの方法である水で冷やすしかなかったことは教訓的だ。」「どんなに頑張っても人間は自然を支配できないことを知るべきだ。」「還元出来ないことをやってはいけない。」
私は、今日の講座で、小澤先生のこの辺りの話しに一番共感し、感動しました。
80歳を越えたという小澤先生。朝から夕方まで3つ講座を一人で話されました。
強靭な体力をお持ちだと夫婦で話していました。
明日も、小澤語録をしっかりメモして帰りたいと思います。
明日は、何の発見があるか楽しみです。
夫婦の絆も深まる講座となり満足しています。
小澤先生・スタッフのこのようば場を与えていただき、感謝いたします。
6回欠かさず講座を受けられるように頑張ります。
中国電力島根原発2号機が今日から定期点検のために停止します。これで、中国地方で稼働中の原発は「ゼロ」になりました。
この事を受けて、本日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団は、二井県知事と中国電力に対して「原発ゼロ」を求める申し入れを行いました。
申し入れには、佐藤県委員長、五十嵐衆議院3区予定候補をはじめ、私も同席しました。
二井県知事に対する申し入れには、福田商政課審議監らが対応しました。
二井知事に原発ゼロを申し入れる(右端が私)
申し入れ書は、「『安全な原発はない』ことが明らかになった今、一刻も早く原発ゼロの日本を実現させなければならない」とし以下を要望しました。
①上関への原発建設計画は中止すること
②工事中の3号機を含め、島根原発は廃炉にすること
中国電力に対する申し入れには、山口支社の後藤マネージャーらが対応しました。
中電に原発ゼロを申し入れる(右から二人目が私)
申し入れ書では、中国地方で稼働中の原発がゼロとなったことを契機に「島根原発3号機と上関原発の建設計画を中止すれば、中国地方から『原発ゼロ』を実現できる」とし、県知事と同じ2点を要望しました。
私は、「原発がなくても電力需給は大丈夫ではないか」と指摘しました。
後藤マネージャーは、「この冬の見通しはほぼ立っているが、夏以降は分からない」と答えました。
後藤マネージャーは、「申し入れの内容は、社長をはじめ、役員等に伝えていく」と答えました。
現在稼働中の原発は、3基となり、近く、全国の原発が定期点検のために停止します。
再稼働を許さず、新増設を許さず、原発「ゼロ」の日本を実現していきましょう。
この問題での皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
追伸 昨日のケーキは好評で、数十分でなくなりました。また挑戦します。
今日は、西宇部小学校第二回学校保健委員会が行われました。
「生活リズムと朝ごはんの大切さについて」という演題でクッキングアドバイザーの松本敏子先生にお話しいただきました。
前半は、小学校5年・6年の子どもも一緒に、「朝ごはん」の大切さを学びました。
「今日の食事は10年後の自分のために」との話は、子どもにとっても自らにとっても教訓的なものでした。
子どもたちも熱心に朝食の大切さを学びました
後半は、保護者向けに、スポンジケーキの実演をしていただきました。
保護者はケーキ作りを実際に学びました。
以下、作り方を紹介しましょう。
①小麦粉(強力粉)適量、コーンスターチ適量、ココア適量をビニール袋に入れ、混ぜておく。
(ココアを入れない場合は、小麦粉適量、コーンスターチ適量)
②直径18センチの型にバターを塗り、強力粉をまぶす。
③卵白3個分に塩を一つまみ入れ、泡立てる。
④③に、砂糖適量を入れ念入りに泡立てる。
⑤④に、卵黄3個分と牛乳適量、サラダオイル適量を入れ、泡立てる。
⑥⑤に①を入れて、まぜる。
⑦②の型に、⑥を流し込む。
⑧⑦を150度、40分レンジで焼く。
これでスポンジ部分は完成です。このスポンジにチョコレートを塗ります。
①チョコレート適量と生クリーム適量を鍋に入れ、少し温め、クリーム状にする。
②スポンジに、砂糖と水とホワイトキュラスを混ぜた液を刷毛で塗り、①を塗れば完成です。
スポンジを横に二等分して、チョコレートクリームを塗ったら更に美味しく出来上がるそうです。
先生が事前に作ってこられた、カステラ、チーズケーキ、チョコレートケーキの試食もあり、参加した保護者や先生方は大満足の講演会となりました。
上の写真が、ハート型に作ったスポンジに、先生がチョコレートクリームでデコレーションしたものです。
下の写真が、上の作り方で、先生が実際に作られたケーキです。
ハート形のチョコレートたっぷりのケーキ
上のレシピと作り方で作ったスポンジケーキ
さて、学校保健委員会を終え、娘を学童保育に迎えに行き、帰る道すがら、「今日、ケーキを作ってみないと作り方を忘れる」と思い、帰宅後、娘と一緒にケーキづくりをしました。
作る過程で、純ココアではなく、牛乳と混ぜるために加工したココアを入れてしまうなどのミスもありましたが、下の写真のように初めてにしては上手に出来ました。
我が家で、娘と私が作ったチョコレートケーキ。
妻は、ケーキづくりが趣味ですので、材料は家に揃っているので、これからも、ケーキづくりをしてみようと思います。
問題の味の確認は、表面のチョコレートが固まるのを待つために、これからです。味は明日のブログで報告することにいたしましょう。
PTAの役員をしているお陰で、色んな経験をすることが出来ます。初めてのケーキづくりでしたが、とても楽しいものですね。
ケーキづくりの先輩の皆さん、美味しいケーキの作り方をご伝授下さい。
松本先生今日は、本当に、ありがとうございました。
日本共産党山口県委員会は、本日、県庁内で記者会見を行い、衆議院山口三区に、五十嵐ひとみさんを擁立すると発表しました。
五十嵐さんは、萩市在住の50歳。2010年萩市議選挙に立候補し、現在、党衆議院山口三区女性部長を務めています。
五十嵐さんは、記者会見で、「主婦の目線で、閉塞した政治を改革したい」と語りました。
記者会見に私も同席し、早速、五十嵐さんと一緒に、宇部市内の諸団体に立候補の報告に周りました。
私も山口三区唯一の日本共産党県議として、五十嵐さん当選のために力を尽くしたいと思います。
左から二人目が五十嵐さん、右端が私