藤本かずのりサポーターズ はじめました

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山口昔ばなし大学第5回講義に参加

 妻と一緒に、山口昔ばなし大学第5回講義の一日目を受講しました。

 第1時限は、「話型と分類」でした。

 日本で、昔話の分類を初めに行ったのは、柳田国男。

 戦後になって、関敬吾先生が3分類法による分類を行ったと小澤先生。

 関先生は、自著の中で、18分類に昔話を分ける見解を示されていたことも紹介されました。

 世界的には、ATU分類という方法が主流になっているということでした。

 第2時限は、「グリム童話の成立と制作過程の検討」という講義でした。

 グリム兄弟は、ドイツでは、童話作家としてと同時にドイツ語辞書を編纂した人物として有名であると小澤先生は話されました。

 グリム兄弟が手掛けた辞書は、123年後の1961年に完成したということです。

 現在、その辞書の修正作業が行われているという話でした。

 グリム兄弟に昔話を伝えた「マリー」という人物が、ドイツの農民出身だと言われ、ナチス党支配の時代に、「グリム童話」に脚光が当ったそうです。

 しかし、戦後になって「マリー」は、フランス系の人物であることが明らかになり、ドイツでは大いなる議論を生んだそうです。

 小澤先生は、「昔話は移動してあたり前のもの。マリーがどのような人物であっても、グリム童話の価値に変わりはない」と話されました。

 更に、グリム童話の中には、口承されたものの他に、本や雑誌から引用されたものが含まれているそうです。

 小澤先生は、「だから『グリム童話』と呼んでいる。どの話もいい昔話のスタイルに仕上げられている」と語りました。

 第3時限は、3人の方が昔話の語りをされました。

 参加者の中の保育関係の方が「最近の子どもの初語は『モン」や『マン』になっている」という話をされました。

 昔は、「マンマ」とか「ブーブ」などだったそうです。

 モンは、どらえモンやポケモンの「モン」だろうか。マンは、ウルトラマンやあんぱんマンの「マン」だろうか。とにかくメディアの影響を子どもたちも親も強く受けているのではないかと話されました。

 子どもたちの周りの者が自分の言葉で子どもたちに語る重要性をその方は話されました。

 その意味でも昔話の継承は必要なのでしょうね。

 今日もいろいろなことを学んだ昔ばなし大学でした。

 明日も講義はありますが、「新春のつどい」に参加するため、今月下旬に補講を受けることにしています。

 明日は、妻だけの参加となります。

 

 

「宇部ちびっこフットサル大会」にエントリー

 今月の23日に、宇部市のココランド・フットサルパークで、「宇部ちびっこフットサル大会」が行われます。

 三男がメンバーを集め、私が責任者となり、西宇部小学校の5・6年生でチームを結成し大会に出場することにし、先程、申し込みを行いました。

 ココランド・フットサルパークは、三男が通うサンフレッチェ広島のサッカー教室が行われているところです。

 私は、高校時代はサッカー部でした。昔を思い出して、選手である子どもたちと楽しみたいと思います。

県が中電に4回目の補足説明求める

 山口県は、昨日、中国電力に対し、上関原発建設予定地の公有水面埋立免許の延長申請について、4回目の補足説明を求める文書を送付したと今朝の朝刊各紙で報道されています。

 4回目の補足説明に対する回答は、2月22日を目途にするとも報道されています。

 中国電力が延長申請を提出して4ヶ月を越える事態になっています。

 ここで、山本知事就任直後の昨年9月県議会における私の質問に対する県の答弁を引用します。

 「国のエネルギー政策における上関原発計画の位置付けが不透明であり、埋立の前提となる土地利用計画についても、依然として不透明であるため、(中略)たとえ延長申請があったとしても、それを認めることができないと認識して」いる。

 山口県は11月県議会でも当然、この問題では、同じ回答を行いました。

 昨日、安倍首相は、代表質問に対し「前政権が掲げた2030年代に原発稼働ゼロを可能にするという方針は具体的な根拠を伴わないものだ。前政権の革新的エネルギー・環境戦略については、ゼロベースで見直し、エネルギーの安定供給、エネルギーコストの低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築する」(読売新聞から引用)と答えました。

 例え安倍首相がこのような答弁をしたにしても、県が「不許可」の前提にしている「国のエネルギー政策における上関原発の位置付け」は依然不透明のままです。

 にも関わらず、4ヶ月以上も、延長申請の審査を続けている県の姿勢は、議会軽視であり、県民への背信行為です。

 中国電力からの4回目の回答が、26日開会予定の2月県議会冒頭に予測されます。

 2月県議会の論戦前に、延長申請が不許可になることは当然と考えます。

 県は、議会答弁を尊重し、「不許可」の判断を議会前に決断すべきです。

 上関原発の公有水面埋立免許延長申請に対する県の取り扱いについて、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

最も遠い銀河

 この土日、白川道原作の「最も遠い銀河」がテレビドラマとして放映されます。

 高倉健主演の「単騎、千里を走る」という映画を観たことがあり、確か原作は、白川道さんだったと記憶しています。

 その他の作品は読んだことがなかったのですが、ドラマを観る前に読んでおこうと数日前から読み始めたところです。

 文庫本で4冊ですので、ほんとに読み始めたところですが、この土日が楽しみです。

 白川さんは、様々な職を経た後、49歳で作家デビューされた方のようです。

 私の今の年になって作家生活をスタートさせたところにも興味を持ちます。

 白川さんの他の作品も映画やドラマになっているものもあるので、DVDを借りて映像を観ながら、原作にも触れていきたいと思っています。

 白川ファンの皆さん、お薦めの作品をお教え下さい。

原発、基地問題に関し広島交渉行う

 本日、日本共産党国会議員団中国ブロック、広島交渉が行われ、中国ブロック国民運動委員会の石村智子責任者をはじめ、中国地方各地から県議や市議が集い、中国電力本社と、中国四国防衛局で交渉を行いました。

 中国電力本社では、①島根原発を稼働しないこと。②島根原発周辺の活断層調査を徹底して実施すること。③上関原発計画を中止すること。④中電としても自然エネルギーの普及と促進に本格的に取り組み、電力の安定供給確保に努めること。を申し入れました。

 

 発言する藤井参院山口選挙区補選予定候補と私

 松岡広報部門マネージャーは、①について「地元の理解を得ながら、島根原発を再稼働していきたい」、②について「宍道断層は約22キロと承知しており、他の断層との連動はないものと認識している」、③について「国のエネルギー政策の動向をみながら、建設をすすめたい」、④について「自然エネルギーは自然環境に左右される弱点はあるので、他の電源とのバランスを見ながら導入を進めたい」と答えました。

 私は、③に関して、A、28日に3回目の回答を行ったということだが、公有水面埋立免許の延長申請の現局面についての認識を示されたい、B、国のエネルギー政策が不透明な中、埋立免許の延長は認められないとする県の見解についての認識を示されたい、の二点を質しました。

 松岡マネージャーは、Aについて「現在申請中であり、内容に言及することはできない」、Bについて「現在、山口県の判断を仰いでいるところである」と答えました。

 山口県から参加した藤井参院補選予定候補らは、「地元上関町では、中電が建設計画を中止して、平穏な地域が戻ることを待っている」「3.11後、県議会やほとんどの市町議会で、上関原発に反対あるいは慎重な対応を求める決議が採択されている状況を重く受け止めるべき」との意見が出されました。

 松岡マネージャーは、福島原発事故について「主には津波による事故であり、地震による影響は少ないのでは」という主旨の回答を行いましたが、石村責任者らは「福島原発事故の原因ついて地震との関係が軽微だとの結論は出ていない」と反論しました。

 中国四国防衛局との交渉では、①米軍海兵隊航空基地へのオスプレイの給油基地化は、オスプレイの全国展開や中国地方でのオスプレイの低空飛行訓練の常態化を招くものです。危険なオスプレイの給油基地化を中止すること。②最新鋭ステルス戦闘機F35を2017年に海兵隊岩国基地に配備する計画を中止すること。③米空母艦載機部隊の移転と、それを前提にした愛宕山開発跡地への米軍住宅建設は中止すること。④米軍機低空飛行訓練を中止すること。一昨年津山市で起きた米軍機低空飛行による土蔵倒壊事件の全面補償を早急に進めること。を申し入れました。

 中国四国防衛局交渉では司会を務めた私(前列端)

 森島報道官は①について「地元住民に対する影響が最小限になるよう安全への配慮を米軍に求めていく」、②について「米側から具体的な説明を受けていない」、③について「地元の理解を得ながら進めていく」と答えました。

 河野業務課長が、④については、「低空飛行訓練は、住民への安全性が最大限に配慮されるよう米軍に求めていく。土蔵倒壊問題は、現在、本省において、対応が検討されている」と答えました。

 山口県から参加した山田岩国市議は「岩国市長は、オスプレイが岩国基地において、6機が月に2週間、滞在すると答えている。環境レビューの説明よりも訓練機会が長くなっている」と指摘しました。

 森島報道官は、「このことについては、中国四国防衛局として本省に確認して中国ブロック事務所に後日回答する」と答えました。

 低空飛行訓練について、市谷鳥取県議は「住民から苦情が出た後に米軍に問合せを行うのではなく、防衛省独自の調査を実施すべき」と質しました。

 河野業務課長は「どのような調査が出来るか検討している」と答えました。

 原発問題や岩国基地問題は焦眉の課題です。

 引き続き、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

ドラマ三昧

 年が明け、各種ドラマに嵌っています。

 毎週、月曜日は、「ビブリア古書堂の事件手帖」

 火曜日は、「いつか陽のあたる場所で」

 金曜日は「夜行観覧車」

 土曜日は「カラマーゾフの兄弟」

 日曜日は「とんび」

 共通する特徴は、原作があることです。

 これまで原作を読了したのは、重松清の「とんび」と湊かなえの「夜行観覧車」です。

 乃南アサの「いつか陽のあたる場所で」はシリーズもので、現在、第二作目「すれ違う背中を」の後半を読んでいます。今月末に、シリーズ第三作「いちばん長い夜」が刊行されるということで楽しみにしています。

 マエ(前科)持ちの女性二人組の物語で、過去を乗り越え力強く生きていく二人に励まされています。とてもいいシリーズで、第三作で完了するとのことでとても寂しい思いです。

 乃南アサさんの作品を読むのは初めてだったのですが、二人を取り巻くゆるやかなで温かい空気がとても気に入ってしまい、他の作品にも挑戦したいと思っています。

 挑戦したい作品は「ニサッタ、ニサッタ」。この作品には続編の「地のはてから」があり、春に向けて挑戦しようと思います。

 三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」は、ほぼ一作目を読み終えました。三作目までが、出版され、来月中に、四作目が刊行されるとのことです。

 明日は、広島に出張ですので、「ビブリア古書堂の事件手帖」の第二作を車中で読もうかと楽しみにしています。

 これだけドラマを観るのも久しぶりです。忙しい時は、録画して楽しんでいます。

 さて、今日は、今からドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」を楽しみたいと思います。

 皆さんの注目のドラマをお教え下さい。