本日、山口市内で山口県農民連の定期大会が行われました。
私は、日本共産党を代表してあいさつを行いました。
第36回山口県農民連定期大会であいさつする私
あいさつの趣旨は以下の通りです。
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第36回山口県農民連定期大会にお招きいただきありがとうございます。大会に参加する度に申し上げていますが、私は、旧楠町吉部の生まれで、数百年続く農家の倅です。父が7年前に亡くなり、幸い母が元気でいますので、現在、3反ですが米作を続けています。私は、3反だけは、耕し続けていこうと思っています。先輩のご指導をお願いしますと同時に、山口県の食を支える皆さんのお仕事に対して、敬意を表したいと思います。
さて、昨年末の総選挙では皆さんに大変お世話になりました。日本共産党は残念ながら1議席減となりました。しかし、震災の渦中の東北ブロックでは、高橋議員の議席を確保することができました。これらの教訓に学び、参議院選挙勝利に向けて頑張っていきたいと思います。山口県では夏の参議院選挙を前に、参議院の補欠選挙が行われ、日本共産党は、元周南市議の藤井直子さんを候補者として戦うことにいたしました。どうか大きなご支援をお願いいたします。
さて、総選挙の結果、安倍自公内閣が発足しました。これは、TPP参加の強行など国民の願いをことごとく裏切った民主党への失望の表れであり、自民党の政策が支持された訳ではありません。
JAグループは、総選挙に当たって「TPP交渉参加反対を明確にした各候補者、政党を支援する」としました。自民党は、選挙公約で、「『聖域なき関税撤廃』を原則とする限り、参加には反対」と公約し、山口県のJAでは、一筆取りながら自民党候補を支持しました。
しかし、選挙中から河村建夫代議士などは、「聖域なき関税撤廃が参加の条件であれば反対だが、それを突破する交渉力を持つ政権が交渉に参加するのは賛成」とアンケートに答えている有様でした。先日、日本共産党県委員会が行った山本知事への予算要望の中で知事は、交渉事なのだから、「聖域なき関税撤廃」などはあり得ないと述べていましたが、選挙後、高市政調会長は「交渉に参加しながら条件が合わなかったら脱退する選択肢もゼロではない」とか山口県選出の林農水大臣は「TPPは貸し切りバスであり、日本が入らないとバスが出ない」とテレビで発言するなど、自民党はTPP交渉参加に舵を切ろうとしています。首相も農水大臣も山口県出身です。TPP参加断念を山口県から大きく盛り上げていきましょう。
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日本が、TPP交渉に参加するかどうか大きな山場です。
この問題での皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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