オスプレイの本州への配備に係る国からの回答について小松総務部理事から「報告」が届きました。
中国四国防衛局は、①オスプレイの本州への一時駐機及び岩国基地に一時駐機する可能性について以下の通り回答しました。
「昨年6月6日(米国時間)、米国防省は、2012年の遅くから普天間飛行場に配備されているCH-46をMV-22オスプレイに換装する旨の発表を行ったところであるが、配備スケジュール等の詳細については、現在も米側で検討中であると承知している。政府としては、引き続き、米国政府に対してMV-22に関する更なる情報提供を求め、詳細な情報把握に努めるとともに、得られた情報を基に関係地元自治体の方々が安心できるよう対応してまいりたい。」
②オスプレイの配備と米軍再編計画との関係については以下の通り回答しました。
「オスプレイの配備は、あくまでも普天間飛行場に配備されているCH-46をMV-22に換装するものであり、米軍再編とは全く関係ない。」
3月7日の朝日新聞は、「オスプレイ一時本土への配置」は、「日米審議官級協議など」で日本への配備の前倒しが一致したと報道しました。
日米でどのような協議が行われ、一時本土への配備の可能性があるのかどうか中国四国防衛局は全く答えていません。
また、オスプレイの危険性について沖縄県から強い指摘があるにも関わらず、単なる「機種の換装」で問題を整理する中国四国防衛局の回答に納得できません。
沖縄県が危険だと認識している機種は、岩国基地をはじめ本土のどの基地でも嫌であることは明らかです。
中国四国防衛局は、「得られた情報を基に地元自治体の方々に安心できるよう対応してまいりたい」と言いますが、今分かっている情報をまず詳らかに山口県など関係自治体に伝えることが重要です。
オスプレイ一時本土配備問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
朝日新聞は、本日、「オスプレイ一時本土に」と報道しました。
オスプレイは、今年10月から12機を普天間基地に先行配備する計画でした。
しかし、日米審議官級協議などで、日本への配備を7月に前倒しし、1~3ヶ月間、本州の飛行場に駐機後、秋までに普天間に本格配備する計画となったとの報道です。
そして、朝日新聞は、本州への駐機場所として、「米軍横田基地、岩国基地、三沢基地などの可能性を探っているとみられる」と報道しました。
この報道が、本日の議会で取り上げられ二井知事は、事実関係を確認中としながら「一時駐機であっても、(岩国基地へオスプレイが駐機することは)現時点では反対」との立場を表明しました。
岩国基地に関しては、先日、在沖縄海兵隊1500人の岩国移駐との報道があったばかりです。今日は、我が党の木佐木議員を含め多くの議員から、オスプレイ駐機との報道に対して懸念の声が出されました。
この間、岩国基地へ新たな部隊が移駐するとの報道が相次ぎ、機能強化される可能性が高まっています。
現在までの計画でも極東最大の基地になろうとしているのに、報道のような事実が実際となれば、際限がありません。
「今以上の基地機能強化は許されない」の一点での共闘を広げ、「オール山口」の状況を作り、国と米軍に、反対の意思を明確に示して行く時です。
日本共産党は、県民の平和を守るために更に力を尽くしたいと思っています。この問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
JNNのニュースの中で、東北大学大学院教育学研究科の長谷川啓三教授が中心となって、200ほどの川柳を集めた句集「震災川柳」が自費出版されたことが報道されていました。
この川柳は、宮城県南三陸町志津川にある旭ヶ丘地区で住民が読んだものです。区長の柴田正廣さんの発案で被災直後の昨年4月から始まり、仮設住宅に住む人が増えた昨年7月まで続いたものです。
句集の最初の句は、須藤春香さんの「大津波みんな流してバカヤロー」という句です。
番組では、「ノーメーク亭主おどろく電気つき」などのユニークな句とともに「津波にも流れはしな郷土愛」などの力強い句もありました。
今回は、自費出版で、宮城県の仮設住宅などに配られたそうですが、将来的に出版の計画もあるとか。
川柳界の末端にいるものとして、是非、全国的な出版を望んでいます。
川柳は、被災者を元気づけるパワーがあったのですね。被災者の方が元気になったのですから、川柳は私たちみんなを元気にしてくれるパワーもあるのでしょう。
川柳万歳!
今日から、2月県議会の質問戦が始まりました。
私は、質問戦最終日に登壇します。
この土日で一般質問の原稿をほぼ書き上げ、先程、自分なりに完成させました。
今回は、質問項目を絞ったつもりだたのですが、調べていくと、いろんな問題が分かったりして、書いた原稿は長めになりました。
吉田事務局長のチェックと修正を経て、明日には、一般質問の原稿が完成することでしょう。
毎議会質問を続けています。今回も調査に調査を重ね、ピリッとした質問になったらと思っています。
引き続き、県政に関する皆さんの要望や意見をどしどしお寄せ下さい。
日本共産党山口県委員会等が田中防衛大臣に対して申し入れ
在沖縄海兵隊岩国移駐やめろ
中国四国防衛局職員が移駐ないと明言
二月二十日、日本共産党山口県委員会等が、田中防衛大臣に対し「岩国基地への新たな負担押し付けに反対し、艦載機移駐の断念を求める要請」を行いました。
日米両政府の米軍再編・ロードマップの「見直し」作業の中で、岩国基地に在沖縄海兵隊一五〇〇人を移駐させることを米側が検討していることを受けての申し入れです。
申し入れは、①在沖縄海兵隊の岩国基地への移転は、一時移駐も含め、絶対に容認しないこと②「米軍再編計画」は引き続き、「一つのパッケージ」であることを確認し、少なくとも普天間基地移設の目途がたたないうちに、艦載機の岩国基地移駐は行わないこと③艦載機部隊岩国移駐に伴う米軍家族住宅建設のための愛宕山開発用地の買い上げは中止すること④米軍再編の見直しが必至となった状況を踏まえ、空母艦載機部隊の岩国移駐を含む「米軍再編計画」は白紙撤回し、米空母の国内母港化の返上を求めること。要請を受けた中国四国防衛局・掘報道官は、「防衛省として岩国基地に新たな部隊等を移駐させる考えはない」と答えました。
中国四国防衛局で交渉をする私(前列右端)
党の提言を商工団体に手渡す
日本共産党山口県委員会の佐藤文明県委員長と藤本県議は、二月二四日、県中小企業団体中央会、県商工会連合会、山口経済同友会を訪問し、日本共産党が発表した「消費税大増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言」を渡しました。
佐藤県委員長と提言を手渡す私(中央)
2月県議会で二井知事が引退を表明
二月二八日、二月県議会本会議の提案説明の中で二井関成知事は、「未来へつなぐ山口県の基盤がしっかりと築かれつつあることにより、私に課せられた使命と次代への責任を果たすことができたのではないかと考え、今期をもって知事の職を辞することを決意した」と述べ、引退を表明しました。 日本共産党山口県委員会佐藤委員長は、二井知事の引退表明を受けて次の見解を発表しました。
二井関成知事の退任発表にあたって
日本共産党山口県委員会委員長佐藤文明
4期16年にわたる任期中、岩国への艦載機移駐容認や上関原発推進など基本的には国いいなり、無駄な公共事業の拡大、イベント中心の施策で、県民のくらしや福祉には冷たい態度をとり続けた県政だった。3.11大震災や沖縄からの海兵隊移転の打診を受けて原発への慎重姿勢、海兵隊移設断固反対、愛宕山売却の凍結など評価できる方向も打ち出したが、残された任期中、原発中止・艦載機移駐にも反対にすす
むことを要請したい。いずれにしても16年間ご苦労さまでした。
一気
私の故郷、宇部市吉部で旧船木鉄道の線路敷に桜を植える「吉部千本桜桃源郷計画」が進められてきました。二月二十五日、五十五本の桜の苗木を植える植樹祭が行われました▼植樹する苗木は、瀬戸内オリーブ基金から支出されました。この基金は、産業廃棄物の島として有名になった豊島の環境回復をきっかけに出来たもので、全国で植樹を行っています▼植樹祭の後、植樹作業の内容の説明を受け、植樹を開始しました。私は、県職員の皆さんと一緒に苗木を植えました。吉部に生まれ育った私ですが、旧船木鉄道敷トンネル跡は初めて観ました。大正時代に工事されたものですが、今もしっかりとした佇まいで残っていました▼最初に、大田夢ゆめクラブ吉部の郷代表が言っておられましたが、「この地が、他地区の人を含めた憩いの場になる」ことを私も願っています。