山田洋次名作映画DVDマガジンVol.7「学校Ⅱ」を観ました。
春休み中の小学生二人と一緒に観ました。
この作品は、96年のもの。今から、18年前の作品です。私が30歳の頃の作品ですね。
舞台は、北海道の高等養護学校。
裕矢と対峙する新任教師大輔との格闘が見物です。
私は、大学時代に養護学校(今の特別支援学校)の教員資格を取りました。
当時の宇部養護学校で教育実習を行いました。
小学部で実習したのですが、この時の子どもたちの顔を今でも覚えています。
15年以上前ですから、彼らも20代半ば。元気で暮らしているでしょうか。
先輩教師の竜平先生が、大輔先生に語る言葉が身に沁みます。
「子どもたちに迷惑かけられるのが教師の仕事でしょう」
「子どもたちからもらったものを返すのが教育」(要旨)
4人の子どもを持つ親としてPTA活動をやる上でも参考になります。
マガジンで山田監督が「脚本を書く段階ではほとんど毎日のように現場で現場の先生に質問するあり様だった」と語っています。
だからこの映画はリアルなのだと思います。
この映画には、今をときめく大物アーティストが数多く出演しています。
一人は、浜崎あゆみ。竜先生の娘役で冒頭出演しています。
二人目は、安室奈美恵。本人役で出演しています。
三人目は、小藪千豊。ご存じではない方もおられるかと思いますが、小藪さんは、ダウンタウンの番組などで活躍しておられます。映画では、いつも帽子をかぶった背の高い生徒役で出演しています。
生徒のトモ子さんの感想文を玲子先生が読むシーンに涙が止まりません。
この作文は、トモ子さん自身のもので、実際のトモ子さんが映画に出演しています。
「学校Ⅱ」も映画館で当時観た作品ですが、今回、DVDで観て、新たな発見が多数ありました。
次回は、「息子」。この作品も映画館で観ましたが、涙涙でした。今から楽しみです。
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