今日、宇部市のヒストリア宇部で、「木下黄太さんを囲む夕べIN宇部」が行われ、県内外から200名を超える参加者が集いました。
木下さんの講演を聴こうと県内外から集まった参加者
木下さんは、「東京都で、3.11前は、2ベクレル程度だった放射線量が、790ベクレルにまでになっている」実態を語り、「福島では、生活できるレベルではない」と力説しました。
放射能による健康被害の深刻さなどを語る木下さん
また、震災がれきを拡散させる問題についても言及し、「放射線量が低い、西日本で、法差性物質が含まれた震災がれきを拡散させ、放射線量を高めることは危険だ」と力説しました。
更に、木下さんは、関東地方を含めて、放射能が甲状腺など身体に影響が出ていることを具体的な事例を元に説明しました。
集会では、北九州市で放射性物質が含まれた震災がれきの試験焼却が行われようとしていることに対する問題点が相次いで指摘されました。このことにより、山口県でも放射性物質による汚染が心配だとの意見が相次いで出されました。
日本共産党中国ブロックでは、23日・24日に政府交渉を行います。その中でも震災がれき問題を取り上げる予定です。なぜ、広域処理が必要なのか。なぜ、8000ベクレル以下と基準を緩和したのか、私も環境省の担当者に直接疑問を質したいと思います。
木下さんの話を聴いて、福島原発の放射能の影響の深刻さを痛感しました。
現実を学ぶ努力を続けていこうと決意を新たにしました。
震災がれき処理の問題を始め、原発問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
本日、宇部市立西宇部小学校PTA総会が行われました。
私は、引き続き、会長に選任されました。
早いもので、会長5年目となります。初心に帰って、今年1年、PTA活動発展のために力を尽くしていこうと思います。
西宇部小学校に於いて今年は何と言っても小運動場の芝生化が大きな取り組みとなります。
地域の方々と一緒に、小分けにした芝を来月植え、夏休み中、水やりをしなければなりません。
そのために、芝に「みずやりたい」を地域の方々と一緒に結成することになりました。
今日の総会では、「自転車乗車時のヘルメット着用義務化に向けての決議」を採択しました。
西宇部校区は、坂道が多く、下り坂では、自転車のスピードがかなり出ます。
道路交通法の改正で、児童へのヘルメット着用が保護者への努力義務となりましたが、ヘルメットを皆でかぶる状況に至っていません。
決議では、「私たち保護者としてPTAは、なんとしても子ども達の『命』を守っていかなければなりません。」として、ヘルメット着用義務化を総会の場で確認しました。
私は、あいさつで、近江商人の心得の一つである「三方よし」の話しをしました。
実は、今読んでいる「みをつくし料理帖シリーズ」の三巻の中で引用されたものですが。
「三方よし」とは、売り手よし、買い手よし、世間よしのことだそうです。
芝生化によって、子どもよし、保護者よし、地域よしになるようにしよう。
ヘルメット着用義務化で、子どもよし、保護者よし、地域よしになるようにしよう。と訴えました。
それぞれ大変な課題ですが、PTAの絆を深めて、前向きにこれら課題に取り組んでいきましょうとお話しました。
2011年度の役員の皆さんお疲れ様でした、2012年度の役員の皆さんよろしくお願いいたします。
全国のPTA役員の皆さん今年も楽しい活動に心がけましょう。
地元住民の願いを届け、H22年度以降、真締川(川添地区)で浚渫工事が行われきました。
地元住民から引き続き、浚渫工事を行ってほしいという要望を受け、私と時田宇部市議が、宇部土木建築事務所に出向きました。
担当者は、「今年度、真締川に係る工事として①河津橋北の東岸(川添町側)約30mの堤防の嵩上げ②河津橋南約200メートルの浚渫工事を計画したい」と答えました。
今年度、堤防の嵩上げが予定されている東岸
今年度、浚渫工事が予定されている護国神社北側
私は、梅雨前に工事に入ること重ねて要望しました。
皆さんの身近な環境整備の要望にも引き続き応えていきたいと思います。
皆さんの要望をお聞かせ下さい。
我が家では、今年の田植えに向けての準備に入りました。
今年の田植えは、5月26日に行うことにしました。そのための代かきを5月20日と21日に行う予定です。
今日は、少し時間が取れたので、実家の草刈り作業を行いました。
今日は、初めてビニールの紐を草刈りの刃の代わりにしたもので、草刈りをしました。
ビニール紐の刃は、石垣やアスファルトなど固い物の隙間に生えた草を刈るのに効果的です。
ビニール紐の刃は、アスファルト端の草刈りに効果的
刈ってみると効果はてき面です。しかし、ビニール紐を伸ばす作業が不慣れだったり、途中で、紐がなくなり、補充する方法を知らなかったりで難儀をしました。
後半は、チップソーという刃で、母が刈っていない、家から離れたところの草刈りをしました。
農家は、秋まで、草との競争が続きます。
ちょうど今日は、母の日でした。私にとって、草刈りの手伝いが母へのプレゼントとなりました。
今日は、薄曇りで、草刈りには絶好の天気でした。
空いた時間に、田植え機の点検などをしました。
父が亡くなって早6年目。母と私が中心になっての田植えが今年も始まります。
自然相手の労働が出来る喜びを今年も感じています。
農家の皆さん、今年もがんばりましょう。
小2の娘と一緒に、映画「テルマエ・ロマエ」を観てきました。
先日、映画館に行った際、「テルマエ・ロマエ」の予告編に圧倒され、ヤマザキマリさんの原作コミックも読み、満を持しての鑑賞でした。
この映画は、古代ローマの浴場の設計技師のルシウスが、現代日本の銭湯にタイムスリップするところから物語がはじまります。
主役のルシウスは、イタリアの俳優ではなく、阿部寛さん。
阿部さんは、原作コミックのルシウスを彷彿させます。阿部さんの冴える演技力に脱帽です。
阿部さんは、モデル出身で、二枚目ですが、最近益々芸の幅が広がり、日本を代表する俳優の一人となりました。
阿部さんと私は、同年齢ということもあり、これからも応援していこうと思います。
この映画は、コメディではありますが、古代ローマの歴史をシリアスに描いているスペクタル映画でもあります。
西暦100年代。ローマ帝国を治めているのは、ハドリアヌス。ケイオニウスの政治が短命に終わり、アントニヌスが皇位に着き23年間政治を司ります。この時代をダイナミックに描きながら、この映画は進行します。
そもそも古代ローマ人が現代日本の銭湯や温泉にタイムスリップするという驚天動地な物語を紡ぎだしたのは、原作者のヤマザキマリさん。
ヤマザキさんは、17歳で単身イタリアに渡り、美術学校で絵画の勉強を始めた方です。今は、イタリア人の夫と息子とシカゴに暮らしています。
そんなヤマザキさんだからこそ生まれた作品だと思いました。
映画では、原作にないマンガ家志望の上戸彩さん演じる山越真実が登場します。
山越の存在により、映画としての物語性に奥深さが出たのではないかと思います。
映画の最後で、ルシウスが再び山越の前に現れます。
原作コミック「テルマエ・ロマエ」は継続中です。映画のラストは、映画「テルマエ・ロマエ」の続編を期待させるものです。
娘と一緒にハラハラドキドキしながら大いに笑った映画でした。大ヒットのようなので、続編を大いに期待することにいたしましょう。
ここ数日、高田郁著「みをつくし料理帖」シリーズの世界に浸っています。
一巻の「八朔の雪」を読み終え、今、二巻の「花散らしの雨」を読んでいます。
天涯孤独の身である澪が、艱難辛苦に耐えながら一歩づつ自分の夢を実現していく姿に、私自身励まされます。
一話づつキラリと光るドラマが描かれています。
一巻の最後では、幼なじみの野江との出会いが劇的に描かれています。
この章に「雲外蒼天」という素晴らしい言葉がありました。
そうです。雲の上はいつも青空なのです。明けない夜はない。止まない雨はありません。
心に残る一言です。
二巻の冒頭では、つる家の新しい使用人としてふきが登場します。
ふきに裏切られますが、澪はふきを裏切りません。
澪の懐の深さに完敗です。
これから、澪の身に何が起きるのか、どう乗り越えていくのか、これほどワクワクする小説は久しぶりです。
この本と出会った、NHKラジオの番組で、リスナーの20代のお母さんからの投稿が紹介されました。
「この本を産まれたばかりの子どもを背負いながら読んでいます。主人が、その姿を見て『まるで二宮尊徳だ』と言いました」というものでした。
それだけ引き込まれる小説だということに、私自身、今、納得しました。
「みおつくし料理帖」ファンの皆さん、感想をお聞かせ下さい。