藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

今日から歯の衛生週間です

 今日は、6月4日。虫歯予防の日です。

 これにちなんで、 全国的に、今日から6月10日まで歯の衛生週間となっています。

 私がPTA会長を務める西宇部小学校では、第1回学校保健委員会として、虫歯予防について、今日は、学校歯科医の藤井先生による講話を聞きました。小学校6年生全員と希望する保護者が藤井先生の話を聞きました。

   藤井先生は楽しく、虫歯予防の話しをされました

 藤井先生は、「夜寝ている間は、口の中は温かく湿った状態で、虫歯菌や歯周病菌が繁殖する」と話されました。

 藤井先生は、「これを防止するためには、水以外を飲まないか、寝ないか、寝る前に歯の汚れを取るかだ」と話されます。

 当然、前の二つは出来ないので、いかに、寝る前の歯磨きが大切かが私自身、大変よく理解出来ました。

 また、藤井先生は、「歯はでこぼこしているので、『ゴシゴシ』ではなく、『細かくゆする』歯磨きが大切」と話されました。

 「歯の奥から前に、外・内・上の順番で一本づつ細かくゆするように磨く」ことが大切だと話されました。

 歯の衛生週間といえば、昨日、宇部市シルバーふれあいセンターで歯の優良生徒審査会が行われ、中三の長男が参加しました。

 私たち両親は、「山口昔話大学」受講中だったので、私の母に同伴を頼みました。

 県大会への出場は逃したようですが、長男は、小学6年生につづいて「歯の健康優良児」に選ばれたことになります。

  長男は、2度目の口腔優良児に選ばれました

 長男は、今日、藤井先生が話されたことを毎日実践しています。

 息子に学び、寝る前の丁寧な歯磨きを今日から実践したいと思います。

 議員提出議案として「山口県民の歯・口腔の健康づくり推進条例」が2月県議会で可決成立しました。

 この条例の13条には、毎年11月8日から14日までを「歯・口腔の健康づくり推進週間」にすると定めています。

 6月に加え、山口県では11月にも歯の衛生週間を設定しました。この条例に基づいて、県民の歯・口腔の健康が増進されることを条例作成のための審議に参加した議員の一人として望みます。

 歯の衛生週間にあたってみなさんの願いをお聞かせ下さい。

 

高田郁さんの著作読破まであと少し

 本ブログで、紹介してきたように、高田郁さんの本を今、読み続けています。

 まず、「みおつくし料理帖シリーズ」今、6巻に突入しました。

 本シリーズ関連本として、「みをつくし献立帖」。これは、みおつくし料理帖で紹介された料理の作り方が紹介されたものです。

 この料理帖で料理をつくる日はいつになるのでしょうか。

 また、野江と澪の子ども時代のエピソード「貝寄風」も掲載されています。

 そして、「出世花」。「三昧聖(死者を弔い湯灌などを行う人」として成長する「縁」の姿を描いた物語です。

 江戸時代に湯灌や火葬がどのようになされていたのかが分かります。

 「銀二貫」は、寒天づくりに邁進する「松吉」の人生を描いた大作です。

 江戸時代に寒天がどのような苦労を経て製作されていたのかが良く分かります。

 そして、時代小説親子情話「きずな」に掲載された「漆喰くい」です。

 病弱な母に「豆腐」を食べさせたい娘の心情を描いた短編です。

 以上、この間、読んできた高田郁さんの作品を紹介してきましたが、つまり彼女の既刊本で、読んでいないのは、「みをつくし料理帖」六巻の残りと七巻を残すのみとなりました。

 第7巻の特別付録「みをつくし瓦版」の作者からのひと言にこうあります。

 みをつくし料理帖について「これまで年に二冊のペースで刊行して参りましたが、次巻まで一回分、お休み頂きたく存じます。」

 みをつくし料理帖の第八巻は、今年の年末か来年初頭の刊行になりそうです。

 「銀二貫」の解説で、毎日放送アナウンサーの水野晶子さんが「彼女の日頃の取材活動や情報収集にあてる時間の長さに対して、私の読書時間はあっという間でしかない。」と書いています。

 高田さんの作品は、水野さんが言うように「一気に読んでしまう」のです。そして、あっという間に彼女が書いた作品をほぼ読みつくしてしまいそうです。

 残りの作品を読んで、高田さんの次回作を首を長く待つことにします。

 きっと高田さんは、この間、図書館に通い、資料を調べ、料理を試作し、読者に対してとびっきりの作品を準備しておられることでしょう。

 そうでした、7月には、高田さんの初エッセーが刊行されることを今思い出しました。

 これを想うだけで心がわくわくするのは私だけでしょうか。

 全国の高田郁ファンの皆さん。新参者ですが、私を仲間に加えていただけるでしょうか。

 高田作品の感想をお聞かせ下さい。

 

 

 この作品もシリーズ化の構想があるということなので、今から楽しみです。

 

 

第三回山口昔話大学に参加

 今日・明日は、第三回山口昔話大学に妻と一緒に出席します。

 今日も、昔話研究の第一人者である小澤俊夫さんから、直接、講義を受けました。

 特に、小澤さんの自著「昔話の語法」についてご本人から直接、講義を受けることができることは格別です。

 今日は、「マックス・リュティの様式理論」に関し、「抽象的様式」について学びました。

 昔話研究の世界的権威であるスイスのルティは、昔話には抽象的様式構成があるとして、「この抽象的様式構成は貧困でも無能力でもなくて、高い計精力なのである。」と述べています。

 小澤さんは自著の中で、「文学においても感情移入原理に立つ文学が圧倒的に多いなかで、口伝えの昔話は正反対に抽象的原理によって成り立っていることをつきとめたのは、マックス・リュティの偉大な功績」と述べ、「抽象的な様式をもって語られる昔話こそが、耳にここちよく、子どもの心のなかに深くはいっていくもの」とも述べています。

 小澤さんは、昔話と児童文学の違いを言及しました。

 昔話は数百年の歴史を抱える一方、児童文学は、近代文学の一分野であるのが特徴であると述べました。

 また、昔話は、抽象的な文芸である一方、児童文学は、写実的な文芸であり、文学としての性質が違うと述べました。

 その上で、昔話のモチーフを使った作品は、あくまでも児童文学であり、昔話ではないことを強調しました。

 更に、小澤さんは、ラムサール条約で守られる湿地と昔話の共通点は、①昔から存在する②個人が作ったものでないものが多い③一定の条件があったから生き延びた④それなりの美しさがある⑤心の安らぎを得ることができるもの、だと語りました。

 その上で、違いについて「昔話は見えないものであることが最大の違いである。見えないから昔話の特徴を壊し、児童文学にしてしまう傾向がある」と語りました。

 昔話は、庶民の貧困などによる未熟な文学ではなく、抽象的様式を持った文学であるという理論に私も大いに納得しました。

 明日の講義も楽しみです。妻と二人、一つの事を学ぶことも大切なことだと思います。

 全国の昔話研究の諸先輩方、様々なご示唆をお願いいたします。

磁気ループ搭載バスに試乗しました

 本日、磁気ループが搭載されたバスが導入されている宇部市交通局で、導入バスに乗車し、関係者から様々なご意見をお聞きしました。

 磁気ループとは、音声信号を電気信号としてループに送ることで磁気を発生させ、それを磁気誘導コイルつき補聴器あるいは受信機で受信するシステムです。雑音の少ないきれいな音を聴くことが出来ます。この磁気ループは、ホールなどで導入が進められ、最近、車搭載補聴器誘導システムが開発され、山口県では全国に先駆けて3台導入されています。その内2台は萩市。1台は宇部市交通局で導入されました。

 今日は、宇部市交通局で、関係者から説明を受けました。

 宇部市交通局で磁気ループについて説明を受ける

 説明は、宇部市交通局と磁気ループを開発したソナールという会社と小型低床バスを提供している日野自動車の関係社から受けました。

 宇部市交通局では、西ヶ丘・日赤線に磁気ループが導入された車両を運行させています。磁気ループシステムは、開発中ということもあり、無償で提供されましたが、30万円程度の取付費がかかったとのことです。

 バス購入は、国と県から1500万円の補助を受けたそうです。

 私が住んでいる地域の路線を走っていたのですが、私も、磁気ループ搭載車だと知りませんでした。

 地域住民の方も知らないと思います。

 宇部市交通局の担当者は、「難聴者や高齢者などに試乗してもらう場を設けるなど周知を図りたい」「新規車両購入時には、磁気ループ搭載車にするかどうか検討したい」と答えました。

 日野自動車の関係者は、「料金箱などは、自動車取得税の非課税措置がある。この磁気ループシステムも、非課税となるような対応が必要ではないか」と話しました。

 ソナールの関係者は、「車両購入時に国からの補助がでるようなシステムになるよう、国に働きかけを行っている」と話しました。

 国や県の財政支援によって、磁気ループ搭載のバスが山口県で増えるよう、私も必要な働きかけを強めていこうと思いました。

 実際に、乗車し、受信機で試してみました。

 バスの中でも様々な説明を受けました。

 運転席横のアンプの設定が不十分で、最初は上手く聞こえませんでしたが、開発会社の方の再調整で、社内アナウンスや運転手さんの声がクリアーに聴こえてきました。

 また、このバスに、磁気ループが搭載されていることが、車内に表示されていましたが、あまり目立たないようでした。

 磁気ループシステムの機能が発揮され、難聴者などの生活環境を向上させるよう、運転手さんへの指導と広報活動が重要だと感じました。

 ソナールの関係者は、「維新陸上競技場のスタジアムなどにも磁気ループが導入されている」と話しました。

 新しくできる施設や、難聴者や高齢者の方が利用する施設に磁気ループシステムが数多く導入されるよう、関係機関に必要な働きかけを行っていこうと思いました。

 百聞は一見にしかず。今日は、磁気ループを自分の耳で試すことが出来て、システムの有用性を実感しました。

 県内で磁気ループ搭載車が広がる必要性を実感しました。 

 難聴者のバリアが解消されるよう引き続き、調査・発言を続けていこうと思います。

 磁気ループシステムをはじめ難聴福祉に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

県議会地域商工委員会の視察から帰ってきました。

 県議会地域商工委員会の県内視察から帰ってきました。

 昨日(30日)の午前中は、県産業技術センターを視察しました。

 独法後の産業技術センターの取り組みを視察しました

 独立行政法人化して4年目に入りますが、私は、「運営費交付金以外の収入確保という点から、各種機器の利用料値上げが、外部資金確保に追われるような状況はないのか」と質問しました。

 山田理事長は、「独立行政法人になって、機器の利用件数が大幅に増えている。利用料を増やした機器もあるが、利用者利便向上に努めたい。外部資金の確保に関しても県外大企業のための外部資金ではなく、県内企業の振興に寄与するものが中心である。」と答えました。

 昨日の午後は、美祢市役所で、美祢線利用促進協議会から説明を受けました。

 美祢線利用促進協議会の取り組みを視察しました。

 平成22年7月の豪雨の影響で、美祢線が全線運休となりました。その後、復旧されて昨年9月に全線運転再開されました。

 新たな利用者が、平成23年度、244人/日となったことが報告されました。

 今年度は、列車へのラッピングなどにより利用促進を図る方針が報告されました。

 その後、JR美祢線に実際に乗車しました。

 美祢線に乗車しました。長門市駅に到着しました。

 美祢駅から長門市駅まで乗車しましたが、高校生以来久しぶりの乗車でした。

 本日(31日)は、午前中、松陰神社で、宮司の方から、様々な説明を受けました。

 松下村塾で、神社の歴史を学びました。

 その後、㈲森板金製作所で、事業概要をお聞きしました。

 森板金製作所で半導体精密板金を視察しました。

 半導体関係の精密板金を製造している工場を実際に見学しました。

 午後は、若者就職支援センターを視察しました。

 若者就職支援センターで、就職支援を学びました。

 今年度、雇用のセーフティネット対策として、半導体関連工場の撤退が決まった光市と下松市の相談窓口にカウンセラーを派遣するなどの事業が行われていることが報告されました。

 視察で学んだことを今後の議会活動に生かしていきたいと思います。

 引き続き、県政に関する皆さんのご要望をお聞かせ下さい。

地域商工委員会の県内視察に参加します。

 今日と明日、県議会地域商工委員会の県内視察に参加します。

 今日は、山口県産業技術センターと、JR美祢線利用促進協議会を視察します。また、JR美祢線に乗車もします。

 明日は、松下村塾、有限会社森板金製作所、山口県若者就職支援センターを視察します。

 景気・雇用状況が不透明な中で、益々、各機関の役割が重要になってきています。

 二日間しっかり視察してこようと思います。内容は、明日以降の本ブログで報告していきたいと思います。

 引き続き、県行政に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。