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新着情報

岩国基地での空母艦載機着陸訓練期間が変更に

 5月7日、県総務部大谷理事から、「空母艦載機離着陸訓練の訓練期間の変更について」とする報告が届きました。

 中国四国防衛局から硫黄島における着艦訓練が5月8日(木)から19日(月)に変更されたと県に報告がありました。

 それに伴い、硫黄島における天候等の事情で訓練の実施ができない場合の代替施設として、岩国基地が引き続き指定され、訓練期間は、5月16日(金)から19日(月)となりました。

 県や岩国市の担当者が、4月30日、米軍岩国基地を訪れ、司令官宛に要請書を提出した際、ギルバート報道官は、「着艦訓練は運用上、必要なもので、岩国基地で実施されることがあれば、影響を最小限にするよう努める」と答えたとの報道がありました。

 山口県や岩国市は、「着艦訓練が実施されれば、日常的にジェット機騒音に悩まされている基地周辺住民に一層の負担を強いるもので、地元自治体として容認できない」と関係機関に要請しましたが、このことが、米軍には十分伝わっていないとも受け取れる米軍岩国基地報道官のコメントです。

 岩国基地が空母艦載機着陸訓練の代替施設に指定されたことに対し、広島県の方から「岩国基地で陸上空母離着陸訓練が実施されることになったら、至近距離に漁業を営む阿多田島や世界文化遺産・宮島があり人びとの暮らしや観光に大きな影響が出ます。」とのメールをいただきました。

 岩国基地での空母離着陸訓練は、山口県内に留まらず、中国四国地方に甚大な影響を与えます。

 米軍は、国内での空母の母港化と艦載機部隊の離着陸訓練を止めるべきです。

 少なくとも、岩国基地で再び空母艦載機部隊の離着陸訓練が実施されないことを強く望みます。

 空母艦載機部隊離着陸訓練の代替施設として岩国基地が指定されたことに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

「若年女性、30年で半減」の衝撃

 民間有識者でつくる「日本創生会議・人口減少問題検討分科会」が、8日に2040年時点の市町村別人口を発表しました。

 その中で、全体の約5割を占める896自治体で、2010年から2040年までの30年間で、20~39歳の女性が半分以下になると試算しました。

 この、836自治体を「消滅可能性都市」と位置づけました。

 886自治体の内、40年の人口が1万人を割る523自治体(全体の29.1%)についてを、「消滅の可能性が高い」としました。

 山口県内では、長門市、萩市、周南市、周防大島町、上関町、平生町、阿武町の7市町が若年女性が半分以下になると試算されました。

 「日本再生会議・人口減少問題検討分科会」では、「ストップ少子化・地方元気戦略」を発表し、「ストップ少子化戦略」「地方元気戦略」「女性・人材活躍戦略」を明らかにしています。

 山口県議会では、現在、「人口減少・地域活力維持対策特別委員会」を設置し、山口県の人口減少問題を議論し、提言を行うことにしています。

 私は、特別委員会の委員として議論に参加していますが、今回出された日本創生会議による将来人口の試算と提言を参考にしていきたいと思います。

 創生会議の将来人口の試算について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

動物農場

 連休に食事で訪れた萩市のオーガニックレストラン「La Ceiba」にジョージ・オーウェルの「動物農場」が置いてありました。

 食事の前後に、パラパラめくり面白そうなので、先日、角川文庫版を購入し、読んでいます。

 ウィキペディアよりあらすじを引用します。

 「人間の農場主が動物たちの利益を搾取していることに気づいた『荘園牧場』の動物たちが、偶発的に起こった革命で人間を追い出し、『豚』の指導の下で『動物主義』に基づく、『動物農場』をつくりあげる。動物たちの仲間社会で安定を得た彼らであったが、不和や争いが絶えず、最後は理解できない混乱と恐怖に陥っていく。」

 雄豚・ナポレオンのモデルは、スターリン。雄豚・スノーボールのモデルはトロツキー。雄豚・メージャー爺さんのモデルはレーニン。だと言われ、この小説は、スターリンへの痛烈な批判を寓話的に描いた物語と言われています。

 日本共産党の社会科学研究所所長の不破哲三さんは自著「マルクスは生きている」で「ソ連の歴史を見るとき、私たちは、1917年の革命後、レーニンが指導した時代と、スターリンの指導に移って以後の時代とを、はっきり区別しています。」「1930年代を、ソ連社会が、社会主義をめざす起動から決定的に離れ去った転換の時期だったと考えています。」と語っています。

 ジョージ・オーウェルがこの小説を書き上げたのは1944年と、角川文庫版の年譜にあります。

 あの当時、寓話とは言え、ジョージ・オーウェルがスターリンの批判を行ったことは先駆的なことだったと思います。

 本書に開高健の文章が掲載されています。

 この中で、開高氏は「反対物を排除した瞬間から、着実に、確実に、潮のように避けようなく変質がはじまる。」と書いています。

 「動物農場」は、自由とは何か、国家とは何かを私たちに語りかけてくれます。

 現在の日本の政治を考えていく上でも大きな示唆を与えてくれます。

 ジョージ・オーウェルのもう一つの代表作「1984年」も読み進めたいと思います。

 ジョージ・オーウェルについて、皆さんの感想をお聞かせ下さい。

 

 

「米軍のための愛宕山造成工事に環境影響評価は必要ない」は納得できません。

 米軍住宅や運動施設を岩国市の愛宕山開発跡地につくる敷地造成工事の説明会が、中国四国防衛局により4月23日から3日間、関係地区で開かれました。
 その中で、中国四国防衛局は、一連の施設建設にともなう新たな環境アセスメントは必要ないと説明し、住民から、納得いかないという声が出されました。
 この問題について、今日、日本共産党県議団として、県環境生活部の担当者から説明を受けました。
 中国四国防衛局は、愛宕山開発跡地の内、「形質変更を伴う用地」を運動施設エリアが約16ha、家族住宅エリアが約28ha、合計約45haだと主張しています。
 県環境影響評価条例では、スポーツ施設と住宅用地を併設した事業で50ha以上の面積がある場合は、環境影響評価の対象となります。
 県環境生活部の担当者は、「今年2月に中国四国防衛局から環境アセスに関する問い合わせがあった」「中国四国防衛局の申告(形質変更を伴う用地は45ha)に基づき、当該事業は、環境影響評価を行う必要がないと判断した」と説明しました。
 当初の愛宕山新住宅市街地開発事業に係る環境影響評価は、1997年に行われました。このときの資料によると開発面積は、約102haで、住宅用地は28haです。
 その後、4分の3(約75ha)が国に売却されました。
 中国四国防衛局が、今回、形質変更を伴う用地とした家族住宅エリアは、当初計画と符合(28ha)します。
 しかし、運動施設エリア(75-28=47ha)の内、16haしか、形質変更を伴う用地としていない点は納得できません。
 総じて、中国四国防衛局が形質変更を伴う用地を45haとする根拠が分かりません。
 この用地は、「宅地造成等規制法」に基づき許可を得ています。
 本日、県土木建築部の担当者に、宅地造成等規制法に係る用地面積を資料請求しました。
 宅地造成等規制法による用地面積と、環境アセス条例による形質変更を伴った用地面積にかい離はないのか検証する必要があると思います。

 仮にかい離があるのなら、理由を明らかにしなければなりません。

 そして、必要な対応を行わなければならないと思います。

 日本共産党山口県委員会として、県に対し、来週にも必要な申し入れを行う予定です。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
 

ミラノ博覧会への山口県の参加について

 先日、県の担当課から、2015年ミラノ国際博覧会への山口県の参加について説明を受けました。

 その内容をお知らせします。

 2015年ミラノ国際博覧会は、「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマに来年5月1日から10月31日の184日間行われます。

 日本館が出展され、原則4日以内で、自治体等参加型イベントが取り組まれる予定です。

 山口県は、2月末の2次募集に応募し、早ければ今月中にも結果が通知される見通しです。

 村岡知事就任直後に、2次募集に応募したことがうかがえます。

 山口県が海外の博覧会に出展するのは初めてだということでした。

 2010年上海国際博覧会に対して、他県の状況はどうだったのかの説明もありました。

 富山県は、二日間出展し、準備で、280万円、出展で、3600万円、合計3880万円の県費が支出されています。

 奈良県は、7日間出展し、準備で、500万円、出展で、4820万円、合計5320万円の県費が支出されています。

 鳥取県は、4日間出展し、準備で84万円、出展で1782万円、合計1866万円の県費が支出されています。

 担当者は、現時点で、山口県がミラノ博でどの程度の県費を支出するか分からないとの説明でした。

 全ては、出展の見通しが立ってからのことのようです。

 説明を聞いた上においても、県としての目的や財政規模を明らかにした上で、出展の是非を議論すべきだと感じます。

 近々、山口県が出展出来るかどうかの見通しが明らかになります。

 引き続き、動向を注視し必要な発言を行っていきたいと思います。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

連休最終日は、萩市を散策

 今朝、実家の畦の草刈を済ませ、妻と小4の娘と萩市を散策しました。

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  朝一番、実家の田の畦の草刈りをしました。

 萩市に昼前に着いたので、まずは、田町商店街の中にある「自然派カフェ La Ceiba」で昼食。

 自然に優しいオーガニックな食材を使ったレストランで、お腹を満足させました。

 娘が注文したスパゲティーが最高の味でした。

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 オーガニック素材で出来たスパゲティーは最高

 食後は、山口県立萩美術館・浦上記念館で行われている「川瀬巴水」展を見学しました。

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 心がほっこり、長閑になる「川瀬巴水展」でした

 川瀬巴水は、大正から昭和にかけて活躍した風景版画家です。

 その当時の全国各地の風景が活き活きと描かれています。

 私が一番気に入った作品は、「上州法師温泉」。

 お風呂場に足を伸ばして入浴している人物が描かれた作品です。

 巴水の作品は、私の心を長閑な気持ちにさせてくれるようです。

 「抒情詩人」「昭和の広重」と称された巴水の作品を是非、皆さんも直接堪能してみて下さい。

 瀬川巴水展は、6月8日まで開催されています。

 私が、県議会総務企画委員会で取り上げ、この程、設立した、「県立美術館メンバーズクラブ」に、本日、入会しました。

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 県立美術館メンバーズクラブの会員になりました

 入会すれば、山口県内二つの美術館の企画展の観覧料が3回目まで無料になるなど様々な特典を得ることができます。

 入会金は、一般が2000円、19歳以上の学生が1700円、70歳以上の方が1400円です。

 県立美術館メンバーズへの加入もよろしくお願いいたします。

 連休最終日、萩市散策で心も体もリフレッシュしました。