生徒の体力維持と教職員の多忙化解消のため、昨年度の県社会保障推進協議会が行った対県交渉の中で、学校での部活動に関し「1週間に1日以上休養日を取る効率的な練習によって練習時間を短縮するなど、生徒の疲労が蓄積しないよう、特に配慮するよう指導すること」との要望が出されていました。
私もこの交渉に参加すると同時に、その後も、県教委学校安全・体育課に改善を求めていました。
先日、県教委学校安全・体育課から、県教育長から各県立学校長あてに通知された新年度版の「望ましい部活動の在り方について」と啓発リーフレットについての説明を受けました。
この中で、「生徒のバランスのとれた生活と成長を確保するよう、計画的な運営に留保すること。」とし、具体的に「通常の活動においては、各部活動の実情に応じて、週1日以上の適切な『休養日』を設ける。」と明記してあります。
また、今年度初めて、「部活動の運営にあたっては、週1日以上の適切な休養日を設定しましょう!」とする啓発リーフレットが作成されました。
協賛団体として、市町教育委員会協議会・中高校長会・中高体育連盟、中高文化連盟・高野連・中高PTA連合会などが賛同し、県立学校だけではなく、県内の中学校にも広く活用されるように作成されました。
子どもたちにとっても、教員にとっても、部活動の週1日以上の休養日の設定は重要なことだと思います。
今回の県教委のリーフレット作成などを評価しつつ、今後とも必要な発言を行っていきたいと思います。
この問題で、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
9日に、五十嵐ひとみ萩市議選予定候補と一緒に、県萩土木建築事務所に伝えた要望について回答を受けました。
まず、萩市後小畑にある県営萩港の砂防・防音対策です。
既存のネットのビニールが剥がれているところは、今年度中に改修を検討したいとのことでした。
ビニールが剥がれている場所は補修されることに
新たに、砂防・防音のためにネットを設置する問題については、今後の検討課題としたいとのことでした。
次に、国道490号についてです。
萩市池ケ峠北側までのバイパスは夏までには供用開始したいとのことでした。
夏ころまでには供用開始される見通しのバイパス
萩市女屋敷周辺で、数十メートル改良工事が進められている箇所については、今年度中には供用開始したいとのことでした。
部分改良された所も年度内には供用開始の見通し
残りの区間においては、測量が行われており、その結果を受けて、順次、拡幅を検討していくたいとのことでした。
引き続き、皆さんの要望をお聞かせ下さい。
今日まで、宇部市吉部の「遊遊工房」で行われていた展覧会に行ってきました。
和風の民家の全体がギャラリーになっています
まずは、工房の持ち主で彫刻家の重枝新治さんの彫刻です。
本ブログでも重枝さんの事は紹介してきましたが、私の小中学校の大先輩です。
重枝さんの彫刻は、ギャラリーのあちこちで見れます
続いて、宇部市在住のきり絵作家・宮内省三さんのきり絵です。
宮内省三さんのきり絵も見事です。
実は、約20年前、私が市議会議員だったころ、少しだけ先生のきり絵教室に通っていたことがあって、懐かしい出会いとなりました。
その他、手作りの手芸品も多数展示してありました。
今日は、素晴らしい天気で、春と芸術を満喫しました。
11日、中国電力が県に5度目の回答行う
村岡知事は、申請を不許可に
実行委員会は継続した運動を確認
中国電力が上関町で計画している上関原発の埋め立て免許の延長申請を巡り、中国電力は、十一日、県が求めていた補足説明の回答を文書で郵送しました。
山本前知事は、昨年二月県議会で、「重要電源開発地点に指定された上関原発の位置づけが実質的に何ら変わらないことについて証明がされれば、それを前提に正当な事由の有無を判断することになる」と答えました。
日本共産党山口県議団がこの問題で国とのヒヤリングを行った時、担当者は、「重要電源開発地点は、発電事業の必須条件ではない。」旨の回答を行いました。
十一年六月県議会で二井知事は「新たな安全基準等を満たす原子炉等施設の位置づけや規模などが決まらなければ、引き続き、土地利用計画は確定しないもの」と答えました。この立場から、村岡知事は、埋立免許延長申請に不許可の判断をすべきです。
十二日、第六回上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会が行われ、「事務局体制を維持し、継続して上関原発を建てさせないよう働きかけを行う」ことなどが確認されました。
上関原発を建てさせない山口県民大集会を振り返る
豪雨災害対策で政府と交渉
外国人学校で神奈川県視察
二日、日本共産党島根・山口県委員会は、昨年夏の豪雨災害の復旧・復興に係る要望書を各所管大臣に提出し、担当者と交渉を行いました。
交渉には、山口県から藤本・木佐木県議らが、島根県から津和野町議らが、仁比参議院議員、石村中国ブロック国民運動委員長が参加しました。
山口県関係で前進した点を報告します。
早急に農地の作付が出来るようにするために、山口県と関係市が(仮称)連絡協議会を設置して取組を強化していることが明らかになりました。
須佐保育園の移転改築に対する国の財政支援については、通常の災害復旧として、国の二分の一補助が実施されることが明らかになりました。
三日は、日本共産党県議団として神奈川県で外国人学校への支援制度などについて行政視察しました。
神奈川県は、朝鮮学校について、昨年度の経常費補助の予算計上を見送りましたが、今年度は、「安定的に教育を受ける機会を確保する必要がある」として外国人学校の生徒等の学費を補助する制度を創設しました。
消費税8%に抗議する集会とデモ
一日、宇部市役所前で、消費税廃止宇部地域連絡会・消費税をなくす宇部の会主催で、消費税八%に抗議する集会とデモが行われました。
消費税8%引き上げに抗議してデモ行進を行う
一気
品川正治さんの「手記 反戦への道」を読みました。品川さんは、中国戦線に従軍し、復員船の中で、公表されたばかりの日本国憲法政府草案全文を読み、仲間の前で朗読します▼「読み進め、九条の部分を読み終わると、全員が泣き出していた。戦争放棄をうたい、陸海空軍は持たない、国の交戦権は認めない。こんなことを憲法に書けるだろうか、よく書いてくれた。これだったら亡くなった戦友も浮かばれる―私は、読みながら突き上げるような感動に震えた。(中略)この九条こそが、私の一生の原点中の原点になったのである。」当時の一人ひとりの国民の命をかけたたたかいが憲法九条となって実を結んだことをこの本を読んで学びました▼憲法九条の深さと重さをしっかり理解した上で、今日、議論されている「集団的自衛権」の問題に立ち向かいたいと思いました。
この春は、ドラマにはまっています。
まずは、NHK連続テレビ小説「花子とアン」です。
「赤毛のアン」を翻訳した村岡花子さんの物語です。
花子さんの孫である村岡恵理さんの原作「アンのゆりかご-村岡花子の生涯」をこれから読もうと思います。
次は、NHK木曜時代劇「銀二貫」です。
原作は、大ファンである高田郁さんの同名作品です。
小説に感動し、映像化を待っていました。
主役を林遣都さんが好演しています。
次は、昨日から始まった日本テレビ系土曜ドラマ「弱くても勝てます」です。
原作は、高橋秀実さんの同名作品です。
原作は、日本で有数の進学校である開成高校野球部を追ったノンフィクションです。
今、原作を読み始めました。高橋さんの作品を読むのは初めてですが、ユーモアのある文体に好感が持てます。
ドラマで主役の野球部監督役は、嵐の二宮さんです。
この原作がどのようなドラマになるのか楽しみです。
日本テレビ系土曜ドラマで以前、「泣くなはらちゃん」というドラマがありました。
主人公の原ちゃんを演じたのはトキオの長瀬さん。はらちゃんが憧れる越前さん役だったのが麻生久美子さん。越前さんが憧れる漫画家役が薬師丸ひろ子さんでした。
今回の「弱くても勝てます」に麻生さん薬師丸さんが出演されているのは奇遇でした。
最後は、今月末から始まるTBS系日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」です。
原作は、大ヒットした「半沢直樹」と同じ池井戸潤さんの同名作品です。
この前の関東への出張の際に原作を全部読みました。
半導体関連を中心に、リストラの嵐が山口県でも全国でも吹き荒れていますが、企業とは何かを問い直す、中身のある作品でした。
この小説がどのようなドラマになるのかとても楽しみです。
主役は、唐沢寿明さんです。青島製作所の社長をどう演じるのか期待したいと思います。
私は、原作のあるドラマや映画が大好きです。
原作を読み、ドラマを観て、二度楽しめます。
この春、「花子とアン」「銀二貫」「弱くても勝てます」「ルーズヴェルト・ゲーム」に大注目です。
皆さんのお勧めのドラマをお教え下さい。
中国電力が上関町で計画している上関原発の埋め立て免許の延長申請を巡り、中国電力は、11日、県が求めていた補足説明の回答を文書で郵送しました。
〇8年10月、県が中国電力に着工から三年以内の完成を条件に埋立免許を許可しました。
12年10月、中国電力は、県に、3年間の免許延長を申請しました。県は、中国電力に、四回の補足説明を求めました。
13年3月、県は、中国電力に、今年4月11日を期限に、5回目の回答を求めており、中国電力は、11日、県に回答書を郵送しました。
山口県は、中国電力から文書が届く週明けから審査を始める見通しです。
村岡知事は、4月4日の記者会見で、「今回の補足説明の内容がどうであるかということを踏まえて、慎重にその判断をしていく」と述べ、県の審査の見通しについて具体的に示しませんでした。
私たちの情報公開に対して、審議の内容は、全て黒塗りで明らかになっていませんが、議会答弁などで、審議のポイントは明らかになっています。
山本前知事が判断を1年延長することを明らかにした昨年2月県議会で、山本前知事は、「重要電源開発地点に指定された上関原発の位置づけが実質的に何ら変わらないことについて証明がされれば、それを前提に正当な事由の有無を判断することになる」と答えました。
私は、正当な事由とは、「天変地異や経済変動等の埋め立て権者の責に帰しえない事由」であり、重要電源開発地点で実質的になるかならないかは、そもそも延長申請を認めるかどうか審議する事由になりえないことを過去の議会で主張してきました。
中国電力がこの1年をかけて、実質的に重要電源開発地点であることを例え証明できたとしても、県が、法律の枠を超えて、正当な事由を審議しようとしている行為に何らの変化はないものと思います。
更に、日本共産党山口県議団がこの問題で国とのヒヤリングを行った時、担当者は、「重要電源開発地点でなくても発電事業は開始できる。重要電源開発地点は、発電事業の必須条件ではない。」趣旨を回答しました。
中国電力の上関原発計画が例え重要電源開発地点に位置づけられていたとしても、中国電力が上関原発をスタートさせるためには、国の新しい規制基準をクリア―できるかどうかが最大の問題なのです。
更に、11日、閣議決定されたエネルギー基本計画に、原発の新増設について言及されませんでした。
県は、11年6月県議会の二井知事答弁に立ち返るしかない状況です。
二井の知事は、「新たな安全基準等を満たす原子炉等施設の位置づけや規模などが決まらなければ、引き続き、土地利用計画は確定しないもの」という内容です。
村岡知事は、4日の記者会見で、「埋め立ての前提となる土地利用計画が不透明であれば、公有水面埋立法上の要件である正当な事由がなく、埋立免許の延長を認めることができない」という二井知事の法的整理は引き継いでいることを改めて表明しました。
重要電源開発地点であるかどうかの審議は不毛な議論です。
新たな安全基準等を満たすものになっていない以上、埋立免許の延長申請に正当な事由はありません。
村岡知事は、来週早々にも中国電力に、埋立免許延長申請に不許可の判断をすべきです。
今日は、午後から第6回上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会が行われます。
その中でも、知事の今後の判断が注目され、実行委員会の対応が議論されるものと思います。
上関原発を建てさせないという県民世論に立脚して、今後とも必要な発言を行っていきたいと思います。
上関原発問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。