藤本かずのりサポーターズ はじめました

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宇部市の公立保育園の存続を!

 宇部市の5つの公立保育園が民営化されようとしています。

 「宇部市立保育園の今後のあり方について様々な意見を求めるため」との目的で設置された「宇部市立保育園のあり方検討委員会」。

 第二回目の会議で突然、宇部市から「民営化について議論してほしい」との提案が行われました。

 5つの公立保育園の利用者に対して行ったアンケートでは、「公立存続」が約75%でした。「民営化」は約3%。「どちらでも良い」が約22%でした。

 宇部市の一方的な民意化押し付けは、民主主義に反しています。

 市立保育園では、障がい児の受け入れや休日保育に力を入れています。私立、公立それぞれの良さを生かした保育がこれからも宇部市の子どもたちに必要です。

 「5つの公立保育園保護者の会」では、宇部市の公立保育園の存続を求める署名活動に取り組んでいます。

 私も署名を預かっています。必要な方は、私のブログのトップページから問い合わせをお願いいたします。

 詳しくは、下記までご連絡下さい。

 「5つの公立保育園保護者の会」〒755-0153 宇部市床波4丁目11番40号 (西岐波保育園)または、原保育園、第二乳児保育園、新川保育園、神原保育園までご連絡下さい。

 久保田市政の元で、学校給食の民営化などがに続き公立保育園まで民営化されようとしています。

 市民が主人公の立場から一路民営化には様々な問題があります。

 公立保育園の民営化に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

ステルス戦闘機F35岩国配備へ

 昨日の赤旗日刊紙は「米軍は7月31日、開発中の最新鋭ステルス戦闘機F35のうち、海兵隊仕様のB型が初期運用能力を獲得し、実戦配備が可能な状態に達したと認定しました。海兵隊は2017年から海外初の配備先として岩国基地へ16機F35Bを常駐させる方針で、ロイター通信によると、同基地への配備開始は同年1月の見通しです。」と報じました。

 この問題は、日本共産党など各派が県議会で繰り返し指摘がさてきました。

 「2015アメリカ海兵隊航空計画」の中に、2017年、新型ステルス戦闘機F-35B、16機が岩国に常駐と明記されていました。

 このことが明らかになった昨年の11月県議会で県は「F35Bについきましては、昨年(平成25年)10月、2017年に日本国内への配備が開始される旨、日米間で確認されていますが、海兵隊がこのたび2015年度海兵隊航空計画を公表したことを受け、配備先が岩国基地に決定されたのかどうか改めて国に照会したところ、国からは『F35Bの配備先やその詳細については、日米間で引き続き協議していくととなっている』との回答がありました。」「県では、航空機及び部隊の移駐が行われる場合において、それが基地機能強化に当たるかどうかは、騒音、安全性等基地周辺住民の生活環境が現状より悪化するかどうかにより判断してきたところです。」などと答えました。

 7月31日のF35Bの米軍の実戦配備可能の認定の判断を受けて、県は、国に、岩国基地への配備が決定されたのかどうか照会すべきです。

 国は、アメリカに対し、F35Bの配備先を質すべきです。

 そして、事実を確認した上で、県は、F35B配備が基地機能強化に当たるかどうか早急に調査すべきです。

 ロイター通信の報道にはF35Bの岩国配備は、17年1月とあります。後1年半後に岩国配備となります。

 ならば、早急に、日米は事実関係を精査し、山口県や岩国市に状況を報告すべきです。

 ギリギリになって、配備を強行するようなことは行うべきではありません。

 2017年は、空母艦載機部隊の岩国基地移駐が計画されている年でもあります。

 KC130の移駐も含めて、岩国基地の沖縄化を一気にこのまま進めていいのでしょうか。

 単純に配備機数が大幅に増えるのに、防衛省の説明等から騒音が増大しないので基地機能強化ではないと移駐を容認してきた過去の歴史があります。

 「基地機能強化」の基準も県民が理解できるものであるべきだと思います。

 とにもかくにも、日米政府は、F35Bの配備先を早急に明らかにすべきです。

 皆さんはこの問題をどのように受け止めますか。

戦後70年あの夏「五木寛之」

 読売新聞の「戦後70年あの夏」という特集記事に私の敬愛する作家の一人である五木寛之さんが登場しました。

 五木さんは、朝鮮半島の平壌で終戦を迎えます。

 母が終戦の年の9月に亡くなり、父も茫然自失状態。長男だった五木さんが大黒柱として家族を支えます。

 五木さんは、引き揚げまでの詳細を「エッセーでちょっとふれたぐらい」と述べます。

 「『善き者は逝く』。だから、僕は、帰って来た自分を『悪人』だと思っている。」と語ります。

 五木さんは、最後に語ります。

 「子どもの頃から戦意高揚の歌に熱狂し、『神州不滅』を信じていたように、戦前・戦中の教育などで、お上の言い分に盲従する習慣にどっぷりつかっていた。それが『情報難民』を生みました。戦前も戦争も一日にして成らず、それが昭和ヒトケタ派の実感です。」

 「いつの時代も情報は隠されるものです。だからこそ自分たちが隠されたものを探り当てる熱気がないと、生きていけない。戦争の教訓はそれにつきます。」

 今、戦争法案をめぐって、「平和と安全を守る法律だ」「憲法に合致している」「後方支援だから安全だ」などの情報が政府から流されています。その中で、とりわけ若者が「お上の言い分に盲従しない」と自分たちの頭で事実を確かめ、「戦争法案反対」に立ち上がっています。

 今を戦前にしないために、戦後70年の今年、五木さんの言葉を国民みんなで噛みしめようではありませんか。

 最近、五木さんの本を読み直しています。今は、「蓮如」を再読しています。

 五木さんの言葉が、心に沁みる夏です。

 みなさんはいかがお考えでしょうか。

厚木爆音訴訟の判決と岩国基地問題

 厚木基地の周辺住民6900人余りが国に対し、米軍機・自衛隊機の夜間早朝の飛行差し止めと爆音被害の損害を求めた第四次厚木基地爆音訴訟の控訴審は7月30日、一審の横浜地裁に続き、自衛隊機の夜間・早朝の飛行を差し止める判決を出しました。

 斎藤裁判長は、爆音による睡眠妨害が健康被害に直接結びつき得ると指摘。米海兵隊第五空母航空団が岩国基地に移駐(2017年ごろ)するまでは、高度の蓋然性をもってこれまでと同様の騒音被害が継続すると認定し、16年末までの期間、自衛隊機の午後10時~午前6時の飛行差し止めを認めました。損害賠償についても、過去の被害だけでなく、16年末までの将来の被害分12億円を含む94億円の支払いを命じました。

 一方、毎日新聞のインタビューに対して岩国爆音訴訟原告団の津田団長は「判決は岩国基地への米空母艦載機移転を念頭にしている。ショックだ」「米軍機こそ騒音の発生源。厚木の分が来ることで岩国の騒音被害は更にひどくなる」と述べました。

 山口県は、「普天間基地移設の見通しが立たないうちに、空母艦載機の移駐のみを切り離して進めることは認められない」とのスタンツを堅持しています。また、山口県は、夜間離着陸訓練の岩国基地での実施を認めていません。

 今度の判決を政府は、空母艦載機部隊の岩国移駐を促進する理由にしないよう強く求めるものです。

 厚木の住民の苦しみを岩国に押し付けることは認められません。

 政府は、山口県や岩国市、とりわけ周辺住民の声に耳を傾け、空母艦載機部隊の岩国移駐の再検討を米政府と協議すべきです。

 今度の判決は、自衛隊機の夜間飛行禁止を判断したことは前進面です。

 米軍機について被害が大きいことを認めながら飛行差し止めを却下したことは、この判決の不十分な点だと指摘しなければなりません。

 厚木でも岩国でも米軍基地周辺住民が争っている爆音訴訟裁判で、自衛隊機とともに米軍機の非行さhしとめに言及する判決を強く望みます。

 厚木基地での自衛隊機の夜間飛行を禁止とする判決を東京高裁が下しました。

 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。

わたしの『やめて』

 一昨日に照会した京都大学の教員でつくる「自由と平和のための京大有志の会」が発表した安全保障関連法案(戦争法案)に反対する声明を埼玉県在住の山岡信幸さんが子供向けに訳されたものが、話題になっています。

 以下、子ども向けの訳「わたしの『やめて』」を紹介します。

・・・

 わたしの『やめて』

 くにと くにの けんかを せんそうと いいます

 

 せんそうは 「ぼくが ころされないように さきに ころすんだ」

 という だれかの いいわけで はじまります

 せんそうは ひとごろしの どうぐを うる おみせを もうけさせます

 せんそうは はじまると だれにも とめられません

 

 せんどうは はじめるのは かんたんだけど おわるのは むずかしい

 せんそうは へいたいさんも おとしよりも こどもも くるしめます

 せんそうは てや あしを ちぎろ こころも ひきさきます

 

 わたしの こころは わたしのもの

 だれかに あやつられたくない

 わたしの いのちは わたしのもの

 だれかの どうぐに なりたくない

 

 うみが ひろいのは いとをころす きちを つくるためじゃない

 そらが たかいのは ひとをころす ひこうきが とぶためじゃない

 

 げんこつで ひとを きずつけて えらそうに いばっているよりも

 こころを はたらかせて きずつけられた ひとを はげましたい

 

 がっこうで まなぶのは ひとごろしの どうぐを つくるためじゃない

 がっこうで まなぶのは おかねもうけの ためじゃない

 がっこうで まなぶのは だれかの いいなりに なるためじゃない

 

 じぶんや みんなの いのちを だいじにして

 いつも すきなことを かんがえたり おはなししたり したい

 でも せんそうは それを じゃまするんだ

 

 だから

 せんそうをはじめようとする ひとたちに

 わたしは おおきなこえで 「やめて」 というんだ

 

 じゆうと へいわの ための きょうだい ゆうしの かい

 

・・・

 子ども向け訳は、一層、私の胸に戦争法の廃案を誓わせます。

 私の10代の4人の子どもを戦場に送らないために

 私の子どもに通じる子ども達を戦場に送らないために

 この夏、戦争法案を国会で成立させていいのかみんなで考えましょう。

 

今年度、真締川の浚渫は土田橋上流です。

 昨日、時田宇部市議と一緒に宇部県土木建築事務所を訪ね、担当者から今年度の真締川の浚渫箇所をお聞きしました。

 今年度は、土田橋から真締川上流の固定堰までの間を約450万円の予算で行うということです。

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 今年度、浚渫工事が行われる土田橋上流地点

 真締川は、河床が堆積土でかなり高くなっており、近隣の住民から浚渫をしてほしいという要望が出されています。

 私も再三、宇部土木建築事務所に要望を伝え、ここ数年は、毎年のように浚渫工事が行われています。

 今後とも皆さんの身近な要望を関係機関に届けていきたいと思いますので、皆さんの要望を藤本にお寄せ下さい。

 なお、京都大学有志の声明文の子ども向け訳は明日掲載したいと思います。