藤本かずのりサポーターズ はじめました

新着情報

かえる通信No11(2016年3月1日)

井上圭一日本共産党茨城県土浦市議が訴える

 

自衛隊員の命奪う戦争法は廃止を

 

集団的事件行使前提の自衛隊法「改正」

 

 二月七日、うべ憲法共同センター主催の市民学習会が行われ約八〇名の市民が集いました。「元自衛官の共産党市議が語る戦争法」と題して井上圭一日本共産党土浦市議が講演しました。
 井上さんは、第一次安倍内閣が発足した二〇〇六年の自衛隊法「改正」は、集団的自衛権行使を前提にしたものだったと指摘。自衛隊法三条は、「自衛隊は、我が国の平和と独立を守り」と専守防衛が貫かれた内容でした。
 しかし、二〇〇六年の法「改正」で、二項に二つの事項が加わりました。
 一つは、「我が国周辺地域における我が国の平和及び安全に重大な影響を与える事態」への対応。二つは、「国際連合を中心とした国際平和及び安全の維持」への対応。
 井上さんは、「二〇〇六年の自衛隊法『改正』は、集団的自衛権行使を可能にする変更だった」と振り返ります。 
 その上で、井上さんは、「後輩の自衛隊員の命を守るために、集団的自衛権行使容認の戦争法を廃止する必要がある」と強調しました。

KIMG2265

うべ憲法共同センター学習会で講演する井上市議

 

宇部市新春のつどいに200人 

 

 二月十四日二〇一六宇部部市新春のつどいが宇部市総合福祉会館で行われ、約二〇〇名の市民が集いました。
 松田一志参議院山口選挙区予定候補の挨拶や長州南蛮連がよさこい踊りを披露するなど大いに盛り上がりました。

KIMG2324

新春のつどいでよさこい踊りを披露する長州南蛮連

 

ドキュメンタリー映画「ザ・思いやり」上映会

 

一人のアメリカ人が米軍への思いやり予算の矛盾を問う
日時 5月7日(土)午後2時~4時
場所 宇部市シルバーふれあいセンター第3講座室
入場 無料(カンパ歓迎します。)
映画監督 リラン・バクレーさんプロフィール
1964年アメリカ・テキサス州生まれ/アメリカで大学院修了後、日本の大学院で日本文学を専攻/青山学院大学で英語講師、英会話スクール経営/現在神奈川県在住、家族は妻、長男、次男の4人
主催 うべ憲法共同センター
   山口民医連内 ℡ 0836-35-9355
   事務局 藤本携帯090-3747-2855

 

一気

政治学者・中島岳志さんと宗教学者・島薗進さんの「愛国と信仰の構造」を読んでいます▼一八七〇年に下された「大教宣布の詔」によって、伝統的宗教が国家神道に呑み込まれていったと島薗さんは述べています。「『大教宣布の詔』の『大教』とは、私たちが現在、国家神道と呼ぶものに対応する言葉です。この文章の中に『治教』という言葉が出てきます。」「注意しなければならないのは、『大教』や『治教』、あるいは『教』は、『宗教』を意味していないということです。『教』は、天皇を中心とした政治的精神秩序の軸として公的な次元で機能するものであって、下々の『宗教』とは別のものなのです。つまり、他の宗教とは異なる『治める教え』ということです。」▼国家神道が、他の宗教を呑み込んで戦争に突入していった歴史を忘れてはならないと、この本を読んで思いました。

部活動の運営の見直しについて

 25日(月)の毎日新聞の「部活顧問『教員に選択権を』」の記事は衝撃でした。

 「部活がブラック過ぎて倒れそう—。学校の部活動で顧問を務める教員の一部から悲鳴が上がっている。若手教員らが昨年12月、部活の顧問を引き受けるかどうかの『選択権』を求めてインターネット上のウェブサイトで署名を集める運動を始めたところ、3カ月間で約2万3500人分が集まり、3月初めに文部科学省に届けられた。」

 

 記事の中盤に30代男性の先生の声があります。

 「かつては土日返上で指導に打ち込んでいたが、結婚し、子どもが生まれた数年前からは『部活と子育ての板挟みになった』という。午前5時半過ぎに起床、6時半に出勤。日中の授業や放課後の部活指導をこなした後の午後6時半ごろ教材研究などの授業の準備に取りかかるという。」

 記事の後半にこうあります。

 「日本の教員の勤務時間は世界で突出して長い。文科省の調査では一日の平均勤務時間は10時間36分、このうち休憩は14分だけだ。」

 私は、県議会で、教員の多忙化の解消の観点から部活動の運営の見直しを度々指摘してきました。

 平成26年11月県議会では、県立学校での時間外の勤務時間が百時間を超えている教員は、平成24年度が月平均278人だったものが、平成25年度は285人に増えていることを指摘し、週一日以上の休養日の徹底を含む部活動の運営の見直しの状況を質しました。

 浅原教育長は、「週一回以上の休養日の設定等、望ましい部活動のあり方を示した通知文を毎年、年度当初に配布し、改善に向けて取り組んでおり、本年度は新たに、休養日の設定に係る啓発リーフレットを作成・配布し、その積極的な活用について、校長会等さまざまな機会を通して、周知徹底に務めているところであります。」と答えました。

 早朝練習を中止した長野県の例もあります。

 山口県でも更に、週一回以上の部活動の休養日の設定を徹底するなど更なる部活動の運営の見直しが求められていると思います。

 教員の健康の維持は、子どもたちの発達を保障する大前提だと思います。

 中学校や高校の部活動について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

おてらくご

 お寺との縁が深まりました。

 昨年初めより浄土真宗本願寺派山口教区宇部北祖常光寺の総代長に選ばれました。

 今年になり、宇部北祖門徒総代会長に選ばれました。

 4月19日に行われた山口教区臨時教区会に山口教区会議員として参加し、常備会員補充員に選ばれました。

 昨日、行われた山口教区門徒総代会理事会で常任理事に選ばれました。

 5月24日に行われる山口校区門徒総代会全体会では、開会式で讃仏偈の勤行の際、調声を務めることになりました。

 初めての体験であり、この連休中に少し練習しようと思っています。

 浄土真宗本願寺に関わることがございましたら私に一声かけていただきますようお願いいたします。

 山口教務所に出向くと仏教関係の書籍が数多く置かれています。

 昨日は、相愛大学教授の釈徹宗さんの「おてらくご 落語の中の浄土真宗」という本を購入しました。

 本にはCDが付いています。

 最初が、真宗大谷派浄念寺住職・藤野宗城さんによる「節談説教『円融至徳の嘉号』」。

 次に、落語家・柳家さん喬さんの「落語『寿限無』」。

 最後は、落語家・笑福亭松喬さんの「落語『お文さん』」

 最初の藤野住職による節談の中にこのような下りがあります。

 「一で嫌がる寺参り 二で二の足踏み下がる 三で誘われ義理参り 四つ喜ぶ心なく 五ついつもの癖が出て 六つ無性に眠たがる 七つ何にもよう聞かず 八つやかまし起こされて 九つこれはと驚いて 十でとぼけた顔をする」

 CDを聞いていて思わずふきだした私でした。

 実際にこのような節談を聞くと、唱導(説法、説教、法説、談義)が落語になったことがよく分かります。

 釈さんは「なんといっても唱導が発達するのは、浄土仏教です。宗教体験を重視する密教や禅仏教に比べると、浄土仏教は、『語る』『聞く』『共振する』『場を感じる』といった宗教性を大切にするからかもしれません。」

 私もこの間、説法を聞く機会が多くなりましたが、私もしゃべる仕事に入るのかも知れませんが、この御講師の話術はすごいと思わされる方に度々お会いします。

 特に、難しい仏教の話しを笑いを含めて伝えると結論が印象に残るといった体験を度々します。

 このような私の体験も、浄土仏教が落語になったとのだという証左だと感じますし、今を生きる説法と落語の通じるところだと感じます。

 そして、「寿限無」「お文さん」などは、「落語の中の浄土真宗」を示す演目だということです。

 この辺りは、じっくり、釈先生の本とCDで学んで行きたいと思います。

 この本を通じて、私の話術も鍛えていきたいと思っています。

 前から落語が好きではありましたが、この本を読んでいると落語をもっと聞きたくなりました。

 

「戦後初の戦死者」

 24日、宇部市総合福祉会館で行われた「こうけつ厚さんを囲む会」で、こうけつ厚さんが、「戦後初の戦死者」の話しをされました。

 この事は、こうけつ厚さんの著書「暴走する自衛隊」のあとがきに書かれています。

 昨年末に、山口朝日放送が「戦後70年特別版~終わらざる終戦~」と題する番組を放映しました。こうけつ厚さんはコメンテーターとして出演されました。

 朝鮮戦争時、現在の北朝鮮、元山沖で掃海作業中に中谷坂太郎さんが『戦死』されました。

 坂太郎さんは、「戦後初の戦死者」とも「日本最後の戦死者」とも呼ばれ、死後30年ほど、その事実が封印されてきました。

 番組では、中谷坂太郎さんの兄中谷藤一さんのインタビューが放映されました。

 藤一さんは、弟の死を振り返り「国の体制のため、米軍の要請で出て行って、日本としてはかたや戦勝国、こちらは敗戦国、だからあの時は総理の吉田茂は断れなかっただろうけれど、その矛盾、ギャップは、それは掲揚しがたい、やるせない気持ちでした。」と語ります。

 更に、藤一さんは、「今度の安保関連法、集団的自衛権と全く同じ構図で、朝鮮戦争で殉職した。これは明らかに憲法違反。もし、集団的自衛権で出動するならば自衛隊の人たちに戦死者が出て、私のような遺族がどんどん増える可能性があると思う。」と語ります。

 また、番組では、元海上自衛隊患部だったTさんのインタビューも放映されました。

 「アメリカが朝鮮戦争と同じように、今後日本に掃海を協力してくる可能性はありますかね」との問いに、Tさんは、「あるでしょうね」と答え、「そうすると中谷さんのような、ですね」との問いに「犠牲が出るかも分かりませんね」と答えます。

 Tさんは、「仮に有事になったら、憲法もくそもない。任務の方が優先する。憲法が何であろうと、国家が国の安全維持のために、部隊を使わないといけないということになれば、いくら安倍さんでも使うでしょうね。そんな末端のことは気にしませんよ。総理大臣なんていうのは」と発言しています。

 こうけつさんは、「この二人の見解の違いは、国家の防衛と個人の生命のどちらを優先sるのか、という問題に留まらず、国家であれ個人であれ、その安全をどのような方法と智恵で確保するのか、という選択の問題でもあろう。私は当然個人の安全を優先し、戦争に訴えない方法と智恵絞り出すべきだと思う。その課題に正面から向き合うことなしに、戦争や暴力の連鎖を断ち切ることはできない。それは理想論ではなく、むしろ現実論であることを私は一介の歴史研究者としての立場から、今後も主張していきたいと思っている。昨今の日中間や日韓間の軋轢や相次ぐテロ事件の発生などを見るにつけ、その思いは募るばかりである。」と述べています。

 私は、戦後初の戦死者といわれる中谷坂太郎さんのことを初めて知りました。

 また、こうけつさんの国家間の争いが発生した場合に「個人の安全を優先し、戦争に訴えない方法と智恵を絞り出す」との言葉に深く共感しました。

 歴史研究者であるこうけつさんを必ず国会に送りたいと決意を新たにしました。

 皆さんは、戦後初の戦死者中谷坂太郎さんの事実をどう受け止めますか、ご意見をお聞かせ下さい。

こうけつ厚さんを囲む会

 昨日、宇部市総合福祉会館で、参議院山口選挙区野党統一予定候補のこうけつ厚さんを囲む会が行われ、約200人の市民が会場を埋めました。

KIMG2898

 こうけつ厚さんを囲む会には約200名が参加

 最初に主催者を代表して、総がかり行動うべ実行委員会の共同代表であり、宇部協立病院医師の坂田勇司さんが挨拶を行いました。

 次に、こうけつ厚さんと政策協定を結んでいる民進党県連代表の西嶋裕作さんは県連大会出席のためメッセージ紹介され、日本共産党からは、野村英昭県副委員長が挨拶、社民党は佐々木あけみ代表が挨拶を行いました。

 次に、総がかり行動やまぐち実行委員会の岡本博之事務局長が情勢報告を行いました。

 こうけつ予定候補は、「25年前から山口県で大学人として生活してきた。妻に立候補について相談したところ、妻は、『25年前から今日の事が始まっていたのではないか』と言われた」と立候補を決意するエピソードを語りました。

KIMG2889

 海外で戦死者を出す安保法制は廃止と訴える

 こけつさんは、朝鮮戦争の時に、現在の北朝鮮、元山沖で掃海作業中に『戦死』した中谷坂太郎さんについて語りました。

 中谷さんが亡くなったことに対し、政府は450万円の大金を渡します。

 中谷さんの死は戦前最後の戦死者とも戦後最初の戦死者とも言われています。

 こうけつさんは、中谷さんの兄の中谷藤市さんの言葉を紹介しました。

 「今度の安保関連法案、集団的自衛権と全く同じ構図で、朝鮮戦争で殉職した。これは明らかに憲法違反。もし、集団的自衛権で出動するならば自衛隊の人たちに戦死者が出て、私のような遺族がどんどん増える可能性があると思う」

 こうけつさんは、「新年度軍事費が前年度に比べ1300億円増えた。これは、山大への国からの補助金の約10年分にあたる。先進国の中で、軍事拡大をすすめているのは日本だけ。軍事費を抑制し、民生に予算を回すべきだ。」と語りました。

 最後にこうけつさんは「政治とは人々をガードするものだが、今は、政治が人々を戦争にかりたてようとしている。このような政治を変えていきたい。山口から日本を変えようと本気で思っている。一人でみる夢は夢でしかないが、みんなが同じ夢を見れば実現する。」と訴えました。

 総がかり行動うべ実行委員会事務局長の私が行動提起を行い、たきぎの会の方々が作成された「ええちゃないか」を皆で歌いました。

 最後にこうけつ予定候補へ各団体から花束やタペストリーが贈られました。

KIMG2909

 こうけつ厚さんにタペストリーや花束が贈られる

 こうけつ予定候補勝利のために宇部市で最初に行われた集会が多くの参加者で成功しました。

 宇部市の奮闘で、山口からこうけつさんを国会に送り日本を変えていきたいと思います。

 参加していただいた皆さんありがとございました。

 

島田ゆか絵本原画展

 昨日、山口県PTA連合会の理事会が行われ参加しました。

 その際に、5月20日から周南市美術博物館で行われるデビュー20周年記念・島田ゆか絵本原画展のチラシを頂きました。

 島田ゆかさんは、「バムとケロ」シリーズで有名な絵本作家です。

 我が家にも「バムとケロ」のシリーズがあり、子どもたちが夢中で読んだ一冊です。

 久々に、「バムとケロ」を読むと、大人も楽しめる内容です。

 自由奔放なケロ。そのケロを忍耐強く見守るバム。

 おさるのジョージに例えるならば、おさるのジョージがケロで、バムがおじさんでしょうか。

 久しぶりに絵本を読んで、心が癒される自分に気づきました。

 絵本は心のオアシスですね。

 絵本は、絵の隅々に描かれた小物たちを見るのも楽しいですね。

 「バムとケロのおかいもの」の中で、バムとケロがテーブルについて食事をとるシーンが何回か出てきますが、大きなテーブルの下には、決まってサングラスをしたモグラが小さなテーブルの前で食事をしています。

 来月から行われる「島田ゆか絵本原画展」を楽しみに、今一度、「バムとケロ」シリーズを読み返したいと思います。

 「バムとケロ」シリーズのファンの皆さん。島田ゆかファンの皆さん。あなたの好きな絵本をお教え下さい。