藤本かずのりサポーターズ はじめました

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作家・中島京子さんの発言

 17日付毎日新聞に作家・中島京子さんの発言が掲載されました。

 「参議院選の期間中、インターネットのSNSで、たいへなんな勢いで視聴された映像があった。『創生(日本)』という超党派の議員団体が、2014年5月に開催した研修会を録画したものだ。(中略)映像の中では、自民党の閣僚経験者が『国民主権・基本的人権の尊重、平和主義の3原則はなくさないと』と発言していた。別の議員は『尖閣、軍事利用しましょう。』『いよいよ、ほんとに憲法を変えられる時が来た。これ以上延ばすことはできない』と言っていた。いずれの発言にも、会場から大きな拍手が湧いた。安倍晋三現首相の姿もそこにあった。」

 「日本国憲法は(いまのところ)表現の自由を、そして、思想・信条の自由を保障している。だから、誰が何を言ってもかまわない。けれども、発言が誰からどういう文脈で為されたのか、そうした発言をする人たちが進めたい改憲とは何なのか、メディアはきちんと検証し、報道してほしい。それが責務だということを自覚していただきたい。私たちが、知らない、知りたくもない、知らされない、という状況の中で、無風と低投票率のうちに粛々と国民投票が終わり、憲法が変わる、などという未来は、想像したくない。」

 今後とも、このような発言が、メディアから除外されることがないことを望みます。

 中島京子さんの発言に勇気をもらいました。

 みなさんは、中島さんの発言をどうお感じですか。お教え下さい。

 

恒常的な空母艦載機離発着訓練施設

 県のHPの「在日米軍再編の概要」から恒常的な空母艦載機離発着訓練の検討状況を見てみます。

 平成18年5月1日に合意された米軍再編に関する日米合意では、「恒常的な空母艦載機離発着訓練施設について検討を行うための二国間の枠組みが設けられ、恒常的な施設を2009年7月またはその後のできるだけ早い時期に選定することを目標とする」とされていました。

 平成23年6月21日の日米安全保障協議委員会文書では、「日本政府は、新たな自衛隊の施設のため、馬毛島が検討対象になる旨地元に説明することとしている。南西地域における防衛態勢の充実の観点から、同施設は、大規模災害を含む各種事態に対処する際の活動を支援するとともに、通常の訓練等のために使用され、併せて米軍の空母艦載機離発着訓練の恒久的施設として使用されることになる。閣僚は、長年にわたる問題の解決は、同盟への極めて重要な前向きな貢献となると確認した。」とされています。

 しかし、馬毛島のある西之表市では、馬毛島を空母艦載機離発着訓練の恒久的施設として使うことに対して批判が強く、施設利用の同意は形成されていません。

 今朝の毎日新聞には、普天間飛行場の移転先として馬毛島を翁長沖縄県知事が訪問したと報じられていました。

 毎日新聞は「西之表市は、19日、視察の真意について説明を求める文書を翁長知事宛てに郵送した」と報じています。

 馬毛島のある西之表市は、普天間飛行場の移転先としての利用についても批判が強いようです。

 さて、平成25年10月3日の日米安全保障協議委員会共同発表で、「第5空母航空団の岩国飛行場への移転が、2017年頃までに完了することを確認」とされています。

 山口県は、県民の安全で平穏な生活を確保する観点から、「NLP(夜間離着陸訓練)実施は認められない」を基本スタンスの一つとして、今日まで堅持して対処しています。

 岩国市では、来年に空母艦載機部隊が移駐する計画で、着々と各種工事が進められています。

 空母艦載機部隊は、離発着訓練が欠かせません。爆音をまき散らす訓練をどこでやるのか、いまだに明らかにされていません。

 当初「2009年7月又はその後のできるだけ早い時期に選定する」とされていた恒常的な空母艦載機離発着訓練施設は、現在までに設置の見通しが立っていません。

 恒常的な離発着訓練施設の建設の見通しが立たないうちに、空母艦載機部隊を岩国に移駐すれば、「NLP(夜間離着陸訓練)実施は認められない」とする県の基本スタンスは堅持できなくなるのではないでしょうか。

 県は、恒常的な空母艦載機離発着訓練施設の見通しが立つ前に、空母艦載機部隊の岩国移駐を認めるべきではないと思います。

 この問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

私のドリカム

 先日、音楽好きの中3の三男がドリームズ・カム・トゥルー(ドリカム)を聴いていました。

 吉田美和さんの歌声に圧倒されて、ベストアルバム「私のドリカム」を購入し、移動中の車の中で聴いています。

 ドリカムは、19988年に結成された国民的音楽グループ。

 今年、結成28年になります。私の20代後半からドリカムは常に身近にある歌でした。

 しかし、CDを購入するのは今回が初めてです。

 「私のドリカム」はCD3枚組で、全部で50曲入っています。

 初めて聴く曲もありますが、「うれしい!たのしい!大好き!」「決戦は金曜日」「未来予想図」「LOVE LOVE LOVE」などなど、一緒に歌える曲が満載です。

 どの曲も、歌よし、メロディーよしで、ドリカムが流れる車内は、快適です。

 やはり、一番、ノリノリで歌っているのは、「何度でも」です。

 この曲は、昨年の宇部市PTAコーラス交歓会出場のために、西宇部小学校PTAコーラス「グリーン・エコーズ」で歌った3曲の内の1曲。

 コーラスで歌った歌は、何度も何度も練習しますので、歌詞が体の中にしっかり残っています。

 「10000回だめで、へとへとになっても 10001回目は 何か 変わるかもしれない」

 「この先も躓いて傷ついて終わりのないやり場のない怒りさえ もどかしく抱きながら どうしてわからないんだ?伝わらないんだ?喘ぎ嘆きながら 自分と戦ってみるよ」

 「きみを叫ぶ声 力にしていくよ 何度も 明日がその10001回目かもしれない」

 今の私への応援ソングNo1です。

 歌詞は全て吉田美和さんによるものです。

 28年間の音楽活動は順風満帆のように感じられますが、並々ならない挫折の後の成功だったことが「何度でも」の歌詞でよくわかりました。

 50歳を過ぎて初めて買ったドリカム。この夏は、ドリカムの歌とともに快適に過ごしいこうと思います。

 失敗をしても、私には「何度でも」があるのですから安心です。

 ドリカムファンの大先輩の多くの皆さん。どの曲が好きですか。お教え下さい。

 

 

市道松橋線で歩道設置工事スタート

 最近、道路関係で要望をお聞きしたいくつかの問題について経過を報告します。

 第一は、市道松橋線への歩道設置についてです。

 本市道に、7月下旬から歩道と縁石を設置する工事が行われる見通しとなりました。

 本市道は、西宇部小学校の通学路になっており、当該地の前後は歩道と縁石の設置が完了していました。

 この程、歩道と縁石の未整備区間で工事が行われるものです。

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歩道と縁石の未設置区間で歩道が設置されることに

 私は、県議会議員時代に、当該地区への歩道設置を要望していました。

 歩道と縁石の設置を歓迎しています。

 第二は、西宇部県営住宅の南側道路への亀裂修復についてです。

 数年前から、西宇部県営住宅の南側道路に亀裂が生じていました。

 西ケ丘自治会からの要請を受けて、私は県住宅課に改善を求めていました。

 県と市が協議を行い、この程、修復工事が行われました。

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 西宇部県営住宅南側道路の亀裂が修復される

 道路の南側は深い谷になっています。

 引き続き、状況を注視し、新たに亀裂が生じる状況になりましたら、関係機関に改善を求めていきたいと思います。

 第三は、宇部市万倉今富の県道小野田美東線隣接地で崖崩れが発生している問題です。

 この間の大雨によって県道小野田美東線今富地区の県道小野田美東線隣接地で崖崩れが発生しました。

 今朝、私は現地で、近所に住むかたから要望をお聞きしました。

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 県道小野田美東線の隣接地で崖崩れが発生

 連休明けに私は、県土木建築事務所に崖崩れを改善するよう要望したいと思います。

 皆さんの身近な要望を藤本にお届け下さい。

「暮しの手帖」と戦後の原点

 今日付けのしんぶん赤旗「日曜版」に、NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が特集されています。

 「とと姉ちゃん」は、ヒロインが雑誌「あなたの暮し」を創刊する場面に入りました。

 ドラマのモチーフになったのは、「暮しの手帖」。モデルは、名編集といわれた花森安治さんと社主であり編集者でもあった大橋鎭子さんです。

 しんぶん赤旗「日曜版」では、通算42年「暮しの手帖」編集部に在籍した河津一哉さんのインタビューが掲載されています。

 「暮しの手帖」の原点について、河津さんは、「原点とは、終戦の年、花森さんと鎭子さんが交わした約束です。『女の人たちのための出版をしたい』と話す鎭子さんに、花森さんはこう言います。『戦争は恐ろしい。なんでもない人たちを巻き込んで、末は死までに追い込んでしまう。戦争に反対しなくてはいけない。君はそのことがわかるか・・・』『戦争をしない世の中にしていくための雑誌作り』は、こうして始まりました。戦中、大政翼賛会で国策宣伝に従事し、戦争推進に加担した花森さん。罪滅ぼしを仕事でしめした。花森さんは、そんな人でした。」と語ります。

 同じ記事で、大橋鎭子さんと親交のあった脚本家の小山美江子さんがこう語っています。

 「花森さんは、戦前、大政翼賛会の宣伝部にいて『進め一億火の玉だ』などの標語を世に出しました。戦後、『暮しの手帖』の編集にあたったのは、その深い反省でしょうね。いま安倍首相が、またぞろ『一億総活躍』でしょ。戦争の足音が迫っています。この雑誌を生んだみんなの思いを忘れちゃいけません。」

 「暮しの手帖」は、1968年、戦争の記憶の風化を危ぶんだ花森さんが読者に「戦争中の暮らしの記録」を募集し、1736通の体験が寄せられました。

 今こそ「戦争をしない世の中にしていくために」の花森さんや大橋さんの思いを大切にしなければならない時です。

 NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の感想をお聞かせ下さい。

フジコ

 真梨幸子さんの「殺人鬼フジコの衝動」を読み終えました。

 昨日買って今日読み終えましたので、インパクトは強烈です。

 さすがに、50万部を超えるベストセラーです。一気に読み終えました。50代に入って最速で読み終わった本でしょう。

 解説で、書評家の藤田香織さん「正直、『誰にでも』好まれる、愛される物語は少ない(いや、ここはあえて『ない』と断言しましょう)けれど、だからこそ、私は真梨さんの小説を求めずにはいられません。ほっこり感動系の優等生小説とは対極にある、大胆で、灰汁が強くて、口当たりの悪い苦みは、作家・真梨幸子特有の『旨味』。」と本書を評しています。

 真梨さんの苦みが癖になり、続編の「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」を読もうと思っています。

 この小説は、「フジコ」という題名でhuluでドラマ化されました。

 尾野真知子さんがフジコを熱演しています。

 尾野さんは、ドラマのHPで「私なりの解釈でこの破壊的な女性を演じきりましたが、演じていてとても辛かったです。」と率直に語っています。

 今、DVDでドラマを視聴しているところです。

 私は今年、浄土真宗本願寺派の「門信徒手帳」を愛用しています。

 手帳の最初に本願寺派布教使・松本智量さんによる毎月の法話が掲載されています。

 9月の法話では、「反省させると犯罪者になります」(岡本茂樹著・新潮新書)が紹介されています。

 「岡本氏は、刑務所で更生に携わる中で、こう確信するにいたりました。『反省させるだけだと、なぜ自分が問題行動を起こしたのかを考えることにならない』『反省は、自分の内面と向き合う機会(チャンス)を奪っている』(同書より)」

 「岡本氏はまず受刑者たちに自分が抱えている不満・恨み・怒り・哀しみ・嘆きなどの否定的感情を語らせます。『あるべき自分』の陰に押し込まれた『ありのままの自分』を認め、自分の内面と向き合い、自分の心の痛みに気づくことができて初めて、人は他人の痛みに思いを馳せることができるのだと。そして、そのためには、『ありのままの自分』を出せる場が必要といいます。」

 松本布教使は、親鸞聖人の書かれた「唯信鈔文意」にある「自力のこころをすつるというは、やうやうさまざま大小の聖人・善悪の凡夫の、みづからが身をよしとおもふこころをすて、身をたのまず、あしきこころをかえりみず」という一文を引用して次のように語っています。

 「たしかに反省というのは一見すると、我が身の悪や罪を深く悔いている行為のようですが、実際に反省している自分を思い返してみると、それは自分を免罪するための手続きでしかないことが多いように思います。反省しているのだからもういいじゃないかと。そして自分が為したことを忘れ、また同じことを繰り返します。」

 確かに今日、「ありのままの自分」が出せる場が少なくなっているのかも知れません。

 私は、PTAなどで教育に携わっている者の一人ですが、教育の「ありのままの自分」が出せる場が増えることを望みます。

 「フジコ」というフィクションの中で、「フジコ」が抱えた呪縛とは何かを考えたいと思います。

 真梨幸子ファンの皆さん、お勧めの作品をお教え下さい。